映画『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は？

映画『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』の概要：MCUのルッソ兄弟が監督を務めた2006年のコメディ映画。根っからの自由人デュプリーが、幼馴染みの新婚夫婦の新居に居候することになり、あらゆるトラブルを巻き起こしていく。

映画『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』の作品情報

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映画『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』の登場人物（キャスト）

ランディ・デュプリー（オーウェン・ウィルソン）

根っからの自由人。幼馴染みのカールの結婚式で付添人（ベストマン）を務める。無職になって住むところが無くなり、カールの新居に居候する。オードリー・ヘップバーンが理想の相手。

モリー・ピーターソン（ケイト・ハドソン）

カールの妻。父親は大企業の社長だが、本人は小学校の教師。突然新居に転がり込んできたデュプリーを迷惑に感じながらも親しくなる。夫が心を開いていないことに気を揉んでいる。

カール・ピーターソン（マット・ディロン）

モリーの夫。義父が経営する会社の平社員。土地開発のリーダーに抜擢されるが、実際には自分の企画をボツにされるなど、義父に振り回されてばかり。新婚生活もギクシャクし始める。

ボブ・トンプソン社長（マイケル・ダグラス）

モリーの父。トンプソン・リゾート開発社の社長。娘の結婚を祝福するものの、カールには何かと意地悪な態度を取り、子供を作らせまいとパイプカットを勧める。

ニール（セス・ローゲン）

カールとデュプリーの幼馴染みで、何かとつるんで行動するご近所さん。妻には頭が上がらない。

映画『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』のあらすじ【起】

会社員のカールは社長の娘モリーとハワイで結婚式を挙げた。幼馴染みの自由人デュプリーは島を間違えて遅刻しながらも、カールの付添人を務める。妻の父親トンプソンは披露宴のスピーチで、わざわざカールの嫌味を言う曲者だった。デュプリーはカールに自分らしさを忘れるなと勇気付ける。

カールとモリーの新居には、111個もの結婚祝いが届いていた。2人は手分けして礼状を書くことにする。カールは会社でトンプソン社長に呼び出され、大規模な都市開発のプロジェクトリーダーに指名された。

カールはデュプリーが仕事をクビになって住む場所を無くしたことを知り、仕事が決まるまで居候させることにした。しかし、デュプリーは想像以上に自由奔放。リビングのソファーで全裸で寝る、トイレを壊して水浸しにする、勝手にケーブルテレビに加入するなど迷惑をかけまくった。

翌朝、デュプリーはお詫びに夫婦の朝食を用意した。就職の面接に行くが、祝日も出勤だと知って退散する。デュプリーはスケートボードの技を決めようとカールを誘った。しかし予想通り失敗し、2人とも傷だらけになる。

映画『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』のあらすじ【承】

カールはプロジェクトリーダーというのは名ばかりで、本人の案はボツにされ別のデザインに変更された。それでもカールはトンプソンに頭が上がらず、渋々承諾する。家に帰るとデュプリーがニールなど仲間を集めてアメフト観戦で盛り上がっていた。カールも一緒に騒いでいると、モリーが予定より早く帰宅する。部屋中に飲み物や食べ物が散乱し、モリーは呆れ返るのだった。

モリーはデュプリーに恋人が出来れば変わると思い、同僚のマンディを紹介する。すると2人は意気投合し、その日のうちにモリーとカールの家でベッドインした。しかし、キャンドルを使用したせいで小火となり、カールのお気に入りのソファーを丸焦げにしてしまう。

家を追い出されたデュプリーはマンディを頼るが、同棲は叶わなかった。再び夫婦の家で暮らすことになったデュプリーは心を入れ替え、家事を手伝うことを約束する。カールは結婚祝いの礼状の代筆を彼に頼んだ。デュプリーは焼け焦げたリビングを綺麗に修復し、モリーを喜ばせる。

映画『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』のあらすじ【転】

カールはモリーが担任をする小学校の教室でスピーチをするはずだったが行けなくなり、デュプリーが代理でやって来る。デュプリーは頑張ればいつかチャンスが来ると子供たちにスピーチをした。その後モリーから、マンディは男性職員の半数と寝ていたと知りショックを受ける。

トンプソンは娘がカールの子供を持つことに反対で、カールにパイプカットを勧めた。カールはショックでモリーに相談するが、彼女は深刻に考えなかった。

翌日、モリーとデュプリーはカールのために好物料理を作った。モリーは結婚祝いの礼状をデュプリーが代筆していると知り、自分に言ってくれなかったことにがっかりする。カールは連絡もなく帰りが遅くなり、モリーとデュプリーは先に飲み始めた。遅い時間に帰ったカールは2人が盛り上がっているのを見て不機嫌になる。

モリーとデュプリーは夫婦のように仲良く振る舞い、カールはイライラを募らせる。しかし、デュプリーはマンディのことが忘れられなかった。カールはデュプリーのせいで、隠し持っていたポルノビデオをモリーに見つけられてしまう。カールはとうとうデュプリーを追い出すことにした。

映画『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』の結末・ラスト（ネタバレ）

家にトンプソンが訪問し、カールにプロジェクトリーダーを解任したことを告げる。カールのイライラが爆発しそうになった時、デュプリーが荷物を取りに訪れ、4人で夕飯を食べることになった。

デュプリーとトンプソンは自転車選手のランス・アームストロングや魚釣りの話で意気投合する。カールは自分だけ除け者にされている気がして不機嫌になった。不満が頂点に達し、カールはテーブルを乗り越えてデュプリーの首に掴みかかる。トンプソンはロウソク立てで攻撃し、カールは出て行ってしまった。

その夜、カールは帰らなかった。デュプリーは2人の関係を修復させることを決意。近所の子供たちに呼びかけてカールの捜索を始める。カールはいつものバーで飲んでおり、デュプリーは彼に自分らしさを取り戻すよう励ました。

翌日2人は会社へ。デュプリーが警備員を引き付けている間に、カールは社長室に乗り込んだ。カールはモリーが自分にとって全てであり、愛していると宣言する。トンプソンはやり過ぎたことを反省し、2人は和解した。カールとモリーと仲直りのキスをする。デュプリーはその後、自分らしさを追及する自己啓発本を出版し、講演会は大盛況となるのだった。

映画『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』の感想・評価・レビュー

MCUシリーズの立役者であるルッソ兄弟が監督を務めたコメディ映画だが、後の活躍を感じさせる要素は感じられなかった。オーウェン・ウィルソンとケイト・ハドソンはこの共演をきっかけに色々あったらしく（劇中の話題に出てきたランス・アームストロング選手も含めて）、ついつい、斜めで見てしまった。ルッソ兄弟監督、豪華キャストの共演でついつい期待してしまうが、期待せずに見るのがおすすめ。もう1本借りようかどうしようかなって時に選ぶくらいがちょうどいいだろう。（MIHOシネマ編集部）