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映画『ABC・オブ・デス』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ABC・オブ・デス』の概要:26人の監督がそれぞれアルファベット1文字を担当し、『死』をテーマに撮影した26個の短編集。一話5分という短さでありながら、各監督の個性が全面に出た画期的な構成となっている。

映画『ABC・オブ・デス』の作品情報

ABC・オブ・デス

製作年:2012年
上映時間:129分
ジャンル:ホラー、コメディ
監督:ナチョ・ビガロンド、アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ、エルネスト・ディアス=エスピノーサ
キャスト:中村有沙、村田唯、仁科貴、佐々木大介 etc

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映画『ABC・オブ・デス』の登場人物(キャスト)

ヨシエ(中村有沙)
『F:ファート』の登場人物。ユミ先生に憧れを持つ女子高校生。オナラをユミ先生に聞かれてしまい、パニックに陥る。
ユミ先生(村田唯)
『F:ファート』の登場人物。ヨシエの憧れの人。オナラを恥じらうヨシエに優しい態度を見せる。
介錯人(仁科貴)
『J:時代劇』の登場人物。切腹を命じられた侍の介錯を任せられた人物。
侍(佐々木大介)
『J:時代劇』の登場人物。切腹を命じられた侍。無意識に変顔をしてしまい、介錯人を笑わせる。

映画『ABC・オブ・デス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ABC・オブ・デス』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ABC・オブ・デス』のあらすじ【起】

『A:アポカリプス(啓示)』

老女が夫の首に刃物を突き立てた。しかし、それは夫が憎かったからではない。実は、現在世界の終焉が近づいており、妻は夫を楽に死なせてやろうと思ったのだった。

『B:ビッグフット(雪男)』

とある男が、恋人と遊びたいがために、預かっている従兄弟に「遅くまで起きていると雪男が出る」と嘯いて脅す。しかし、彼は恋人と性的関係を持っているところを通りすがりの清掃員に見られ、そのまま殺されてしまう。

『C:サイクル』

男は、自分の家の庭に穴が空いているのを見つける。不思議に思いながら男が部屋に戻ると、なんとそこには自分がもう一人いたのである。混乱した男は、もう一人の自分を殺すと例の穴へと投げ込んだ。しかし、次の日、彼は再び例の穴を見つけるのだった。

『D:ドッグファイト』

愛犬を探すため、成り行きでドッグファイトに参加することになった男。しかし、その対戦相手こそが自らの愛犬だったのだ。男が愛犬の名前を呼ぶと、愛犬は自分を拉致しドッグファイトに参加させた犯人の喉笛にかみついた。

『E:エクスターミメイト(駆除)』

とある男の部屋に、1匹の蜘蛛が出現した。男は格闘の末蜘蛛を駆除することに成功するが、蜘蛛もまた、男に対して仕返しをしていた。なんと、男の耳から大量の蜘蛛の子供が誕生したのである。

『F:ファート』

ヨシエは、憧れのユミ先生にオナラを聞かれてしまい酷く落ち込む。しかし、代わりにユミ先生のオナラを聞かせてもらったヨシエは、喜びのあまりそのままユミ先生の尻に吸い込まれていくのだった。

『G:重力』

自殺を決意したサーファーが、レンガを背負ったまま波に臨んだ。そして、男は重力に負けて海底へと沈んでいくのだった。

映画『ABC・オブ・デス』のあらすじ【承】

『H:ハイドロエレクトリックディフュージョン』

イギリス軍の兵士は、とあるダンサーに恋をする。しかし、そのダンサーは兵士を殺そうとしてきた。兵士は、ダンサーを水に落とし感電死させるのだった。

『I:イングロタウン(内向)』

バスタブの中で、とある女性が毒を注射され命を落とした。殺したのは女性の身内である夫だった。

『J:時代劇』

とある侍が切腹を命じられる。しかし、その侍があまりに変な顔をするため介錯人は笑いを堪えられない。そして、侍に刀を振り下ろすと、返り血によって介錯人の目が歌舞伎の隈取りのようになるのだった。

『K:クラッツ(不器用)』

トイレが流れなくなってしまった女性はパニックに陥る。そして、最終的に排泄物がなぜか女性の体内へ戻り、彼女を殺してしまうのだった。

『L:リビドー(性欲)』

自分が生き残るためには、自慰をするしかない。しかし、ステージ13まではなんとかクリアした男だったが、とうとう達成できず、チェーンソーによって刻まれてしまう。

『M:ミスキャリッジ(流産)』

流産した女性が、密かにその子供をトイレに流す。しかし、なんとその子供が詰まってしまい、女性はパニックに陥る。

『N:ナプシャルズ(結婚)』

男は、オウムを使った一風変わったプロポーズを思いつく。しかし、オウムが男と愛人の浮気の現場まで暗記しており、女性にバラしてしまうのだった。怒った女性によって、男は殺されてしまう。

『O:オーガズム』

女性は、ありとあらゆる方法で快楽を感じていた。しかし、そのプレイの途中、女性は誤って命を落としてしまう。しかし、自分の死にでさえ、女性は絶頂を感じるのだった。

映画『ABC・オブ・デス』のあらすじ【転】

『P:プレッシャー』

とあるシングルマザーは、子供にクリスマスプレゼントを買ってやりたかった。しかし、お金がない彼女は、子猫を踏みつける撮影という禁断の仕事に手を出してしまう。金のため、彼女の大切な何かが死んだのだった。

『Q:クワック(アヒル)』

Qで始まる死を考えつかない監督は、こじつけでアヒルを殺す様子を撮影しようとする。しかし、誤ってアヒルではなく、監督自身が死んでしまうのだった。

『R:リムーブド(切除)』

とある患者の体内から、なぜかフィルムが見つかった。興味を示した医師が患者を取り囲むが、もうフィルムは出てこなかった。怒って自分を殺そうとする医者から必死で逃げる患者だったが、逃げきれず、命を落としてしまうのだった。

『S:スピード』

その女性は、一人の男から逃げていた。しかし、とうとう彼女はその男に捕まってしまう。しかし、それ自体が彼女の見た幻覚だった。彼女はスピードという麻薬に手を出し、幻覚を見て今この瞬間、命を落とそうとしていたのである。

『T:トイレ』

夜のトイレが怖い少年が、意を決して一人でトイレに向かう。しかし、少年はパニックを起こしてしまい、便器に頭を挟まれてしまう。様子を見にきた父親はその姿に笑っていたが、なんとトイレのタンクが落下し、少年の頭を直撃したのだった。

映画『ABC・オブ・デス』の結末・ラスト(ネタバレ)

『U:アナースド(発掘)』

とある吸血鬼の正体がバレ、人間に追われる身となってしまう。そして、吸血鬼は杭で胸を打たれ、命を落とす。

『V:ヴァジャイタス(産声)』

未来の世界では、許可がないと妊娠が許されない。とある女性は10年間もの間仕事に打ち込んだのち、ようやくその許可が降りた。しかし、彼女は不妊症であることが判明したのだった。

『W:ワットザファック』

監督は、必死にWで始まる死を考えていた。ありとあらゆる方法を考える監督。しかし、なんと監督が考えていた死が現実世界で起こり、世界は滅亡してしまうのだった。

『X:ダブルエックスエル』

その女性は肥満症だった。スリムな体型に憧れる彼女は、自らの肉をナイフでそぎ落とす。そして、彼女は念願の体型を手にするものの、そのまま命を落とすのだった。

『Y:ヤングバック(ティーンエイジャー)』

とある学校に勤める用務員は、少年愛という性癖を持っていた。彼は校内の男子生徒を性的な目で見ていたが、ある日、そのうちの一人に殺されてしまう。

『Z:絶滅』

ある日、日本で未曾有の放射線事故が起こる。しかし、それによって日本人のDNAは突然進化を見せる。日本人は優秀になったものの、次第に世界は混沌としていくのだった。

映画『ABC・オブ・デス』の感想・評価・レビュー

AからZまでのアルファベットを頭文字に、26個のオムニバスストーリーを26人の監督が作ったこの作品。タイトルからして「26通りの死」なのかなと思っていましたが、怖さやホラーの要素というよりも「エログロ系」の下ネタ多めで過激な展開なので、好き嫌いが別れるかなと思います。
ちなみに私は大好きでした。1つのストーリーが5分程度なのでとても見やすいのですが、それぞれのストーリーがものすごく濃厚なので全て見るとめちゃくちゃ疲れます。しかし、それも面白かったなと感じられる作品でした。(女性 30代)


AからZまで様々な死に方を観れる怒涛の短編集です。ホラー調なパッケージですが、中身はどちらかと言えばグロテスクとエロが多いです。そして意外にも笑わせられるお話もあったりと、死に様の幅が広いです。とにかく”死”のエッセンスが入っていれば何でも良いといったスタンスの作品だと気づきました。ただ、当たりハズレの差がひどい気がします。一番槍のAがかなり良い話だったので…日本の作品はかなり残念な方の部類でした。(男性 20代)

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