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映画『悪夢ちゃん The夢ovie』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『悪夢ちゃん The夢ovie』の概要:予知夢を見ることができる古藤結衣子は、夢で出会った少年夢王子に恋をする。そんなある日、少年夢王子とよく似た少年が、結衣子のクラスに転校してくる。その少年・浅井完司は、何か問題を抱えている様子だった。

映画『悪夢ちゃん The夢ovie』の作品情報

悪夢ちゃん The夢ovie

製作年:2014年
上映時間:119分
ジャンル:ファンタジー、コメディ、ヒューマンドラマ
監督:佐久間紀佳
キャスト:北川景子、GACKT、優香、木村真那月 etc

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映画『悪夢ちゃん The夢ovie』の登場人物(キャスト)

武戸井彩未(北川景子)
明恵小学校6年2組の担任。幼い頃は養護施設で育つ。神話などに詳しく、結衣子が見た悪夢を見て「夢判断」を行う。幼い頃、予知夢を見ていた。
志岐貴 / 夢王子(GACKT)
結衣子が父と慕う人物。本当に父であるかは不明。夢では夢王子と呼ばれる白馬に乗った姿で現れる。
古藤結衣子(木村真那月)
明恵小学校6年2組に通う生徒。他人の無意識と繋がることでき、他人の不吉な未来が悪夢となって見えてしまう力を持つ。悪い夢は全て現実に起こってしまうため外に出ることを恐れていたが、彩未に出会い克服する。
渋井完司 / 少年夢王子(マリウス葉)
明恵小学校6年2組に転校してきた生徒。幼い頃の記憶がなく、母親に捨てられたと思っている。
古藤万之介(小日向文世)
結衣子の祖父。志岐貴のことを毛嫌いしている。世界で初めて夢を映像として見られる機械「獏」を開発する。
渋井幸介(佐藤隆太)
完司の養父。幼い頃、彩未と同じ養護施設にいた。現在はトラック運転手として働いている。

映画『悪夢ちゃん The夢ovie』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『悪夢ちゃん The夢ovie』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『悪夢ちゃん The夢ovie』のあらすじ【起】

これまでのあらすじ。明恵小学校に通う古藤結衣子の祖父は、世界で初めて夢を映像として見られる機械「獏」を開発した。データ化された夢は「夢札」と呼ばれるディスクに入れられた。悪夢は全て現実に起こってしまうため、結衣子は外に出ることを恐れるようになっていった。しかし、担任の武戸井彩未先生の助けを借り、小学校に通うことができるようになった。

結衣子は彩未やクラスメイト達から非難される悪夢を見るが、少年夢王子という名前の少年に助けられる。彼女は少年夢王子に思いを寄せていた。結衣子は眠っている間に他人の無意識と繋がることでき、他人の不吉な未来が悪夢となって見えてしまう力を持っていた。

クラスメイト達は結衣子が予知夢を見ることを知っていたが、公言したりはしなかった。皆、結衣子の友達で、彼女のことを守ろうとしていた。そんなクラスに少年夢王子によく似た少年、渋井完司が転校してきた。完司は結衣子が予知夢を見ることを知り、カッターナイフを取り出して傷つけようとした。だが、先生が咎めると、冗談だと言って笑いカッターナイフを収めた。

結衣子は少年夢王子が力を使い、クラスメイトを操って井上葵(クラスメイトの1人)の父が経営する屋台を襲っている悪夢を見る。結衣子は少年夢王子が井上に思いを寄せているのだと思い、ショックを受ける。現実世界では、クラスメイト達は完司に屋台の存在を教えられ、皆でチラシを作ったりして経営の手伝いをしていた。

映画『悪夢ちゃん The夢ovie』のあらすじ【承】

結衣子は完司について見た夢を、「獏」を使って彩未や祖父達に見せることにした。だが、少年夢王子にキスをせがんでいる場面は恥ずかしかったため、「夢札」を外して見せなかった。結衣子が見た夢は、井上と無意識に繋がって見た予知夢だった。彩未は夢の中にシスター・マリカが出てきたことに疑問を抱く。シスター・マリカは彩未が養護施設にいたときにシスターをしていた人物だった。シスター・マリカは夢の中で、「パルピュイア」の姿で登場していた。「パルピュイア」は限りない貪欲の化身だと言われており、人から食べ物をひったくるギリシア神話に登場する生き物だった。

6年2組のクラスメイト達は繁盛している屋台を後押しするため、店を借りてカフェを経営することを勧めた。葵は不安を抱くが、クラスメイト達を止めることはできなかった。葵の父も乗り気になり、カフェを開くことが決まる。結衣子は完司に良いところを見せるため、悪夢のことは言わずに商品がヒットするアドバイスをしてしまう。現実世界でカフェは繁盛するが、その先の悪夢もきっと起こってしまうはずだった。結衣子は彩未に助けを求めた。

結衣子が見た悪夢は、葵の父が鼠男に変身し川で死んでしまう姿だった。彩未は夢を見て、完司が笛を吹いていたことに気づく。夢は「ハーメルンの笛吹き」を象徴していた。「ハーメルンの笛吹き」とは、男がハーメルンという町に現れ、笛を使って鼠を川に誘き寄せ、溺死させて退治をする物語だった。町の人達が報酬を払わなかったため、男は笛を使って子供達を攫っていった。

葵の父が経営するカフェで食中毒事件が起きた。実は、密かに完司が腐った牛乳を食品の中に混ぜていた。彩未は葵の家を訪ね、結衣子が見た夢に登場する橋が写っている写真を見つける。そこは、葵の父のお気に入りの場所だった。結衣子は養護教諭の平島琴葉と葵を連れ、急いでその場所に向かった。そして、川で倒れている葵の父を見つける。

映画『悪夢ちゃん The夢ovie』のあらすじ【転】

葵の父は一命を取り留めるが、葵の心の傷は癒えず学校を休むことになった。彩未達は無責任に葵の家の事情に首を突っ込んだクラスメイト達を叱る。その中で、完司が関わっていたことを知る。葵は完司に話を聞いた。その時、完司は実の両親に捨てられ、育ての親の幸介にも捨てられることを恐れていることを話す。

彩未は東京拘置所にいるシスター・マリカに会いに行った。シスター・マリカは完司のことは知らなかったが、幸介のことは知っていた。幼い頃、幸介は彩未と同じ児童養護施設にいた人物だった。幸介は彩未が予知夢を見ていたことを覚えており、シスター・マリカを頼って彩未のいる学校に完司を転校させていた。

彩未は夢の中に生息する生き物・夢獣の力を借り、完司と幸介の無意識の世界を訪れた。夢獣は「もうすぐここが彩未の明晰夢から予知夢に変わる」という言葉を残して姿を消した。夢の中で、完司が葉笛を吹くと6年2組の生徒達が崖から、結衣子が灯台から飛び降りた。彩未自身も崖から飛び降りることになるが、完司は彩未のことをお母さんと呼んだ。その頃、結衣子も悪夢を見ていた。

結衣子は完司に会いに行き、一緒に完司の母に会いに行くことになる。完司は母のことを殺したいと願っていた。彩未は学校に来ていない完司達のことを心配し、幸介に連絡を取った。彩未が完司達を探している間に、他の生徒達も姿を消してしまう。生徒達は家に一度帰り、お金を持って姿を消していた。彩未は保護者達から話を聞き、夢で見た灯台の場所に生徒達が向かったことを知る。彩未は完司達を助けるために、生徒達が灯台に行ったことに気づく。生徒達は結衣子の無意識と繋がり、同じ夢を見て灯台の場所を知ったのだった。彩未が見た予知夢は間違いであった。

映画『悪夢ちゃん The夢ovie』の結末・ラスト(ネタバレ)

彩未は「獏」を使い、結衣子が見た夢を見た。その夢では、完司が男性の背中のネジを回し、崖から突き落としていた。そして、完司は母親を抱き締め、同じように背中にネジを付けて崖から突き落としていた。その後、完司は灯台に駆け上がった。灯台はロケットのように飛んでいくが、爆発して炎上した。結衣子が父と慕う志岐貴はその夢を見て、完司が罪の意識を無意識の内に封印していること、完司には幼い頃の記憶がないことに気づく。

彩未は幸介に会い、完司のことを聞いた。完司には6歳までの記憶がなかった。昔、幸介は完司の近所に暮らしており、完司の家で起こったことを知っていた。完司は母と共に暮らしていたが、母の恋人が住みつき暴力を振るうようになった。幸介も同じような経験をしていたため、完司の辛い気持ちが理解できた。幸介は幼い頃に彩未が描いた絵を持っていた。その絵に描かれていたのは、完司が男の背中をはさみで刺した姿だった。

完司が母の家に入ると、自分の写真が壁一面に貼られていた。完司はそれを見て、母を殺そうとした男をはさみで刺したことを思い出す。幸介は完司を守るために、男の遺体を始末していた。そして、幸介が完司を育てることになったのだった。

完司が母の家を知ったのは、ゴミ袋に捨てられていた宅配の伝票を見たからだった。母は完司のために畑で育てた野菜を送り続けていた。完司は母に抱き締められるが、殺すことはできなかった。彩未と幸介は、完司を探す生徒達を見つける。その頃、完司は自分の罪を知って絶望し、灯台から身を投げようとしていた。結衣子は灯台に駆けつけ、完司を救おうと言葉を掛けた。彩未もそこに駆けつける。クラスメイト達は完司を助けるため、灯台の下で見守っていた。完司は死ぬことを諦め、泣き崩れた。

幸介と完司と母は警察で取り調べを受けることになった。完司は幸介のことを父と呼び、母の手を握り締めた。彩未はその姿を見守った。その後、彩未は夢獣の力を借り、結衣子を完司に会わせた。結衣子が目を閉じて完司にキスをしてもらおうとしていると、他のクラスメイト達が現れた。彩未は楽しそうにはしゃぐクラスメイト達を見守った後、夢王子(志岐貴)と共にペガサスに乗って駆けていった。

映画『悪夢ちゃん The夢ovie』の感想・評価・レビュー

夢で見たことが現実に起きてしまう不思議な力を持った少女、悪夢ちゃんとその夢を読み取り事件を解決していく担任の女性教師のお話しなんですが、アニメが実写映画化されていてストーリー的には少し無理があるんじゃないかと感じました。

キャストが有名な俳優人ばかりなので期待して観に行きました。ギャグとかもあり、大人よりかは小中学生向きじゃないかと思いました。(女性 30代)


この作品の原案は恩田陸の小説「夢違」。夢で未来が見えてしまう少女と、彼女の見た悪夢を読み解くことが出来る女教師が事件を解決していく姿を描いた人気ドラマ『悪夢ちゃん』の劇場版です。
まず、この作品はTVドラマシリーズを見ていないと内容がわかりません。予備知識が必要です。作中でもある程度の説明はされますが、よく理解するにはドラマを見ておいた方が良さそうです。
なかなかダークな内容なので、子供は怖いと感じるかもしれません。(女性 30代)

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