映画『アローン・イン・ザ・ダーク』の概要:2005年のアメリカの映画で、原作はフランスのゲームである「アローン・イン・ザ・ダーク」によるもの。超常現象を調べるエドワード・カンビー(クリスチャン・スレイター)は自分と同じ孤児院での行方不明者が気になり事件を追って行く。
映画『アローン・イン・ザ・ダーク』 作品情報
- 製作年:2005年
- 上映時間:98分
- ジャンル:サスペンス、ホラー
- 監督:ウーヴェ・ボル
- キャスト:クリスチャン・スレイター、タラ・リード、スティーヴン・ドーフ、フランク・C・ターナー etc
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映画『アローン・イン・ザ・ダーク』 評価
- 点数:70点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『アローン・イン・ザ・ダーク』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)
映画『アローン・イン・ザ・ダーク』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『アローン・イン・ザ・ダーク』 あらすじ【起・承】
太古に巨大文明を築いたとされる「アビカニ族」。
しかし彼らは「闇の力」に触れたとして姿を消したと言われていた。
超常現象を調べるエドワードはある日とある装飾品らしき物を手に入れる。タクシーに乗り、移動していたエドワードはいきなり襲われる。街中で戦いになるが、
襲ってきたのは何といくら銃で撃っても倒れない人間だった。
自分が手にした品に何か関係があるのではと考えたエドワードは静かに調査を進めて行く。
自分の居た孤児院に寄ったエドワードは、ジョンが昨日消えて自分にも何か起こりそうと不安で協力を施設長に求めた。孤児達の記録があると教えてくれた施設長。
局にいた時に超常現象の全てを学んだが、真相は局では掴めないと感じたエドワードはフリーに転向。
アリーンと再開したエドワードは、アマゾンで密猟者を尾行した際に、元軍人で遺物を扱う人物と知り合いそこで手にしたと言う品を見せた。
アビカニの物だと判明するが、何故か装飾品の数々は世界の各地に散布されて発見されている。
突然停電に見舞われ、館内では警備員のロブがモンスターに襲われてしまう。
映画『アローン・イン・ザ・ダーク』 結末・ラスト(ネタバレ)
怪しい声を聞き、逃げる2人。エドワードの元いた部隊「713部隊」が館内に現れモンスターを討伐し始める。
自分を襲って来た人物の解剖に立ち会ったエドワードは、背骨に移植された謎の寄生生物を見て、ジョンの失踪はこれに関係していて偶然ではないと悟るのだった。
アリーンと過ごしていたエドワードだが、突如人々やモンスターが現れ襲ってくる。
一方713部隊は街での暴徒への対応に追われていた。隊員は廃坑になった炭坑へと向かう。
博士とフィッシャーが消えたから怪しいと告げる今の部隊隊長に促され、エドワードも向かう。
炭坑を進むと作られた壁が現れ、爆破して入ってみる。
そこは人体実験を行っていたであろう施設だった。別の扉を見つけそこの鍵穴を見るとエドワードの見つけた遺物が鍵となっていた。開けようとしたがいきなり現われた博士が銃を乱射し始め、鍵を強奪。
アビカニの消滅の事実がわかる事もあり、危ないので開けるなと忠告したエドワードに背き、博士は扉を開けてしまう。出口となる梯を見つけたが隊長は爆破をしかけ、エドワード達は先に脱出。孤児院では施設長のシスター・クララが死んでいた。
街からも人の姿が消えていた、闇を解き放った代償は大きいのであった。
映画『アローン・イン・ザ・ダーク』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『アローン・イン・ザ・ダーク』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
BGMやEDが良い
EDに続編を予感させるノリの良いナイトウィッシュのEDが流れるのがすごく良い曲になっている。実際に2008年に「アローン・イン・ザ・ダークⅡ」が続きであるので、「予感」として心地良い音楽になっている。
他にもモンスター達の動きが目立つので、人の声や音は気にならない人も多いかもしれないが、モンスター達のうめき声など耳をすませながら緊張して観るとより一層世界観を楽しむ事が出来る。
ゲームの原作ファンにとっては少し物足りない終わり方なのではと言う懸念もあるが、逆にゲームを知らない人には入りやすいお話であると思う。
モンスター自体も動きがCGで巧みな動きをし過ぎではと感じる部分もあるが、作り自体はゲームの世界観が出ているので楽しめる。
ストーリーは王道
少し映画の「ハムナプトラ」と似ている、と感じる部分もあるストーリー構成だが、遺跡好きやファンタジーの世界観が好きな人は1度観ても良い映画である。
アクションゲーム要素が強いので飽きは来ない。
登場人物が731部隊といい乱立している様に感じる部分もあり、主人公が途中から少し影が薄い気も否めない。
街を鎮圧する為に尽力する部隊の活躍を見守ると、主人公の良さが目立たなくなってしまっていると感じてしまうので、公平に見守るのをお勧めする。
また、扉を開いた後も少し盛り上がりにかける部分があるので、この映画の見所としては扉を開けるまでと、モンスターとの各所での戦いがポイントとなる。
襲いかかってくる寄生された人々や、モンスターに注目しながら観ると良い。
ゲーム原作ということを知らずに鑑賞しましたが、思っていたよりも入り込みやすい世界観でファンタジー、ホラー、サスペンス、アドベンチャーなど様々な要素が盛り沢山な今作は大人も子供も楽しめるのではないでしょうか。
突如現れるモンスターや古代の民族、遺跡などゲームの雰囲気を上手く感じさせていてこの作品を見てからゲームの方にも興味を持ちました。続編も登場していますが、今作をしっかり見ておけばより楽しめると思います。
有名な俳優は出ていませんが、それが逆に「別世界」の雰囲気を醸し出していてとても見やすかったです。(女性 30代)
本作は、超常現象調査員カーンビーが、ある日孤児院から19人全員が失踪したことをきっかけに、恋人で人類学者のアリーンに遺物解析を依頼し、事件の解決に挑む姿を描いたフランスの同名ゲームを原作としたサスペンスホラー作品。
古代遺跡や部族、歴史、文明の世界観に溢れており、モンスターパニックやアクション、アドベンチャーなどの様々な要素が混合している。
元ネタを知らずに観たが、既視感のあるストーリーで、B級感が否めなかった。(女性 20代)
映画『アローン・イン・ザ・ダーク』 まとめ
2008年に続編が出ているが、その前にちゃんと観ておくとなかなか楽しい作品である。
特に世界観がゲーム原作故のファンタジーの雰囲気が出ている部分もあり、サスペンスではあるがゴシックホラーの様な味が出ている。
設定自体が少しファンタジーだが、話の展開自体もテンポが良いので、ダークファンタジー好きの人や、ゲームファンには観ていて損はないはずである。
ホラーではあるが、あまりそこまでグロテスクな表現が無いのでホラー初心者にも観やすいと思う。
モンスターの作りもなかなか良い。
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