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映画『アマルフィ 女神の報酬』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『アマルフィ 女神の報酬』の概要:フジテレビ開局50周年を記念して撮影された作品。原作はミステリー界の売れっ子作家、真保裕一が担当した。後に、続編となるテレビドラマ、映画第二弾も作成されるなど人気を博した。

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映画『アマルフィ 女神の報酬』の作品情報

アマルフィ 女神の報酬

製作年:2009年
上映時間:125分
ジャンル:サスペンス
監督:西谷弘
キャスト:織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市 etc

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映画『アマルフィ 女神の報酬』の登場人物(キャスト)

黒田康作(織田裕二)
駐イタリア日本大使館一等書記官。G8外相会談のためにイタリアを訪れていたが、日本人誘拐事件の調査に駆り出されることになる。
矢上紗江子(天海祐希)
娘との旅行中、娘を誘拐された母親。元看護師で気は強いが、娘を常に心配している。
藤井昌樹(佐藤浩市)
紗江子とは古くからの知り合いである商社マン。妻を7年前に亡くしており、その事件を機にとある人物を恨んでいる。

映画『アマルフィ 女神の報酬』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アマルフィ 女神の報酬』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アマルフィ 女神の報酬』のあらすじ【起】

外交官である黒田は、今まで何度も日本の危機を救ってきた超凄腕のエージェントである。そんな黒田は、G8外相会談がローマで開催されることになったため、現在イタリアを訪れていた。G8の準備で慌ただしい日本大使館。しかし、そんな大使館に一本の連絡が入ってくる。なんと、日本人の娘が、突如として行方不明になったのだ。

その事件を担当することとなった外交官補の安達に依頼され、黒田もまた、この事件の調査に乗り出すことになる。誘拐された少女と、彼女の母親である紗江子は、カピトリーノ美術館を訪れていた。そこで、トイレに入った娘が戻らなかったのだというのだ。

そして、紗江子の携帯に、犯人と思しき人物から連絡が入る。犯人は、娘を返して欲しければ10万ユーロ(日本円にしておよそ1300万)を支払えと命じてくる。これで、娘の失踪は身代金目当ての誘拐によるものであると断定された。そして、事の成り行きから、黒田は紗江子の夫役を演じることとなってしまう。

映画『アマルフィ 女神の報酬』のあらすじ【承】

犯人は、身代金の取引の場所としてテルマエ駅を指定してくる。しかし、その後も犯人は、人混みに紛れるためか観光地ばかりを指定して、紗江子を呼びつけるのだった。そして、有名なスペイン広場へと辿り着いた時、何者かが紗江子の持つ鞄を奪ったのだ。その衝動で鞄の中に入っていた荷物がばら撒かれてしまう。

しかし、イタリアでは身代金を支払うことは罪に当たってしまい、その鞄の中には現金は入っていなかった。黒田達に身代金を支払うつもりはないと判断した犯人は、交渉打ち切りを言い渡すのだった。

このままでは娘の命が危ない、と焦る紗江子。しかし、暫くして再び犯人グループからの連絡が入る。黒田達はこのチャンスを逃さなかった。彼らは犯人からの電話を逆探知すると、それがアマルフィという場所を指していることを突き止めた。彼らは車に乗り込み、急いでアマルフィへと向かう。しかし、アマルフィでの身代金受け渡しもまた、不幸な偶然が重なり失敗に終わってしまう。

映画『アマルフィ 女神の報酬』のあらすじ【転】

一度ホテルへと戻った紗江子と黒田だったが、そんな二人の元に藤井という男がやってくる。彼は紗江子とは旧知の仲である商社マンで、密かに紗江子に想いを寄せていたのである。そんな藤井は、紗江子と二人きりで話したい、と黒田に席を外すよう頼んでくる。そして、黒田はそれに従うのだった。

そして、日は変わり、彼らはローマへと戻った。彼らの次の手は、イタリアの大手警備会社であるミネルバに記録されている監視画像から、娘の行方を探し出すことだった。しかし、そんな時だった。信じ難いハプニングが起こる。なんと、紗江子が銃を取り出し、システムを停止するように命じたのだった。

勿論、それは紗江子の意思によるものではない。実は、一連の誘拐事件の犯人はあの藤井で、藤井が娘を返して欲しければシステムを停止するように、と紗江子に指令を出してきたのだ。そして、その夜はちょうどイタリア大統領がとあるコンサートに出席している日でもあった。

映画『アマルフィ 女神の報酬』の結末・ラスト(ネタバレ)

藤井が一連の事件を起こした真の目的は、身代金などではなく、警備システムがシャットダウンしている内にとある人物を殺すことだったのだ。黒田達は、彼の狙いはイタリア大統領に違いないと踏んで、慌ててコンサート会場へと向かった。しかし、そこに藤井の姿はなかった。

実は、藤井の狙いはイタリア大統領ではなく、日本の川越外務大臣だったのだ。その理由は7年前に遡る。バルカニア共和国で、NGOボランティアグループが現地人と共に虐殺された事件があった。その中に、藤井の妻もいたのだ。川越は、その事件を引き起こした軍事政権に資金援助をしていたのだ。

今回の事件は、仲間を殺された当時のボランティアグループが復讐のためにしかけたものだったのである。彼らの目的は、川越にその事実を認めさせることだった。そして、見事藤井は川越にその罪を認めさせることに成功する。そのまま川越を射殺しようとする藤井だったが、黒田らの説得の末なんとか思い留まるのだった。そして、誘拐された紗江子の娘も無事救出され、事件は解決となるのだった。

映画『アマルフィ 女神の報酬』の感想・評価・レビュー

舞台となるイタリアの美しさと、事件の内容が復讐という、少し残酷なバランスが良かった。娘を誘拐された紗江子へ想いを寄せる藤井がとった行動や、娘のためにとった行動など、見所がたくさんあった。復讐のために事件を起こし、手段を選ばないパターンはたくさんあるが、それぞれ個人の想いが強く出ており、犯人である藤井の気持ちが理解でき、また共感を得た。映画ではあるが、とても見やすく分かりやすい内容であった。(女性 20代)


全編イタリアで撮影されたフジテレビ50周年記念作品です。誘拐事件が発展してテロ事件に進んでいき、イタリア全土を巻き込み撮影されているのでスケールの大きさと記念作品への意気込みを感じられました。

小説の映画化です。織田裕二ファンと海外好き尚且つ、ミステリーという事もあり見逃せない映画の一つでした。(女性 30代)


今作は壮大かつ丁寧な作りで、まさに小説の世界をそのまま映像化した作品だった。イタリアでの撮影は、今作最大の魅力でもある美しい映像を作り出し、演者もストーリーのテーマにあった演技をしていた。
確かに多くの伏線や、ストーリーの丁寧さは満足いくものだったが、何か物足りないという印象を受けてしまった。恐らくそれはローマやアマルフィという日本人にとってまるで異世界な街を舞台に、あまり新鮮味の無い日本人同士の復讐劇というアンバランスさだろう。映画のスクリーンで、イタリアを舞台に、という高いハードルを、ストーリーが超えられなかったという印象を受けてしまった。(男性 20代)


サラ・ブライトマンの「Time to say goodbye」が流れていたこの作品のCM。子供の頃に何度か見ただけなのに今でも鮮明に映像が思い浮かびます。織田裕二と天海祐希が綺麗な場所にいる。映画のタイトルから、この綺麗な場所が「アマルフィ」なのかなと考えていました。
オールイタリアロケということもあり、かなり壮大でスケールの大きいストーリーではありましたが、外国人俳優の演技があまりにもお粗末で、そこだけが残念でした。(女性 30代)


景色はとてもキレイでキャストも豪華なのですが、事件がなぜ起こったかがよく分からないしミステリー要素が足りない印象です。脚本の薄さから映画ではなく、2時間ドラマで良かったのでは?と感じてしまいます。
サラ・ブライトマンがコンサートシーンで出ているところと、天海祐希が強さを前面に押し出した役ではないところが新鮮です。ただ、黒田康作シリーズはシリアスで重厚感を出すために映画よりもドラマの方が良いです。(女性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    イタリアの絶景をサラ・ブライトマンの歌声で楽しむことができる贅沢な映画である。(ストーリー上イタリアで撮影する必要があったかは疑問)
    開局記念作品なだけあってかなり力を入れていて、主演の織田裕二もはまり役だと思う。ドラマシリーズに映画続編まで作られたのはわかる。多数の伏線もあってストーリーはよくできていて、サスペンスとして面白い。
    はまり役ではあっても、やっぱり「踊る大捜査線」シリーズには及ばないなあと思うのが本音。

  2. 匿名 より:

    ①イタリアの観光地を楽しめる

    映画のタイトルには「アマルフィ」とあるが、本編の大半がローマで撮影されている。犯人の指示も観光名所ばかりなので、美しいイタリアの街を見るだけでも楽しい。
    が、肝心のアマルフィである。アマルフィが登場するのはほんの数十分なのだが、アマルフィで撮影しなければならない理由も特にないように思った。なんでアマルフィが舞台なのか?
    アマルフィ海岸は、世界一美しい絶景とも言われるくらいなので、それ目当ての観客を集めるためか?それにしても説得力に欠ける。
    まあイタリアの絶景を堪能できるのはいいし、サラ・ブライトマンが本人役で出演し、テーマソングとなっている「Time To Say Goodbye」も素晴らしい。

    ②映画としては微妙

    この映画は、フジテレビ開局50周年記念作品なので、フジテレビが制作しているわけだが、映画というよりもちょっと時間とお金をかけたスペシャルドラマという感じ。サスペンスとしてストーリーもよくできているけれど、事前に大げさに宣伝されていた割には満足感はない。なんでもったいぶって映画にしてしまったんだろうかと首をひねってしまう。
    この映画は続編の『アンダルシア 女神の報復』もあるが、さらに「黒田康作」シリーズとしてドラマシリーズに続いている。ドラマシリーズを作るなら最初からドラマにした方がよっぽどいいと思う。
    ロケ地や出演者が豪華なので、お金をかけていることだけはよくわかるのだが、良くも悪くもフジテレビだなあ……と感じた。