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映画『暗殺教室』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『暗殺教室』の概要:「魔人探偵脳噛ネウロ」を世に送り出した松井優征が新たに放つ期待の新作。今回のテーマはなんと「暗殺」!?暗殺という殺伐としたテーマの裏に隠された感動のメッセージから目が離せない。

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映画『暗殺教室』の作品情報

暗殺教室

製作年:2015年
上映時間:109分
ジャンル:コメディ、アクション、ヒューマンドラマ
監督:羽住英一郎
キャスト:山田涼介、椎名桔平、菅田将暉、山本舞香 etc

映画『暗殺教室』の登場人物(キャスト)

潮田渚(山田涼介)
E組の生徒。普段は女子と見間違うような大人しい性格だが、実は誰よりも暗殺の素質に恵まれた少年。
烏間惟臣(椎名桔平)
殺せんせー暗殺のサポートの為政府から送られてきた役人。何でも卒なくこなす完璧人間。
赤羽業(菅田将暉)
E組の生徒。本来であれば学年トップレベルの頭脳を持つが、かつての教師に陥れられE組へと転落した。
自律思考固定砲台(橋本環奈)
殺せんせーを殺害するために送られてきた。固定砲台でありながら思考回路を持つ。
イトナ(加藤清史郎)
殺せんせーと同じ触手を持つ謎の人物。自らを殺せんせーの兄弟と名乗る。
殺せんせー(二宮和也)
ある日突然月を破壊した化け物。なぜかE組の教師を務める事を希望する。
イリーナ・イェラビッチ(知英)
プロの暗殺者。殺せんせーを殺す為にやってきたが、E組の英語教師を務めることとなる。

映画『暗殺教室』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『暗殺教室』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『暗殺教室』のあらすじ【起】

ある日、この世界から月が消滅した。月を壊した犯人はまるでタコのような姿をした化け物で、人間とはまるで違う、まさしく怪物といった能力を備えていた。そしてその化け物は、何と月の次は地球を破壊するという。彼が今すぐに地球を破壊しない条件として提示したのは、椚ヶ丘中学校E組の教師を自分が勤める事だった。彼は1年間E組の教師を務め、その1年後に地球を破壊するというのだった。

最もその化け物の近くにいることになるE組の生徒達に、政府は化け物暗殺の極秘任務を言い渡す。その化け物を殺せば、彼らに100億円の報酬を支払うというのだ。生徒達は突如言い渡された任務に戸惑いを隠せずにいた。しかし生徒達に拒否権はないまま、教師を暗殺するための「暗殺教室」が幕を開いたのだった。

しかし、E組の面々は自分に自信のない生徒ばかり。彼らは通称エンドのE組と言われ、進学校である椚ヶ丘中学校で授業についていけなくなった、または何らかの問題を起こした生徒ばかりが集まっていたのだ。

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映画『暗殺教室』のあらすじ【承】

しかし、そんな生徒達に対してその化け物は1人の先生として真摯に向き合っていく。一人一人の生徒の悩みを把握し、そしてさり気なく彼らが自信を持てるようにサポートしていくのだ。生徒達は次第にそんな化け物に心を開くようになり、いつしかその化け物は親しみを込め、「殺せんせー」と呼ばれるようになったのだ。

しかし、暗殺業務の方も忘れてはいけない。彼らが殺せんせーを殺さなければ、1年後に地球は破壊されるのである。生徒達は隙あるごとに殺せんせーの命を狙うが、正真正銘化け物級の力を持つ殺せんせーには当然だが全く歯が立たない。

元々戦闘能力も高い烏間惟臣というエリートが政府から送られてきていたが、その他にも次々と殺し屋がE組へと送られてくる。色仕掛けでターゲットを翻弄する殺し屋、イリーナ・イェラビッチや固定砲台でありながら自信で思考するプログラムを与えられたリツちゃんなど。プロの戦闘家、殺し屋のサポートを受けながら生徒達は自らの暗殺技術に磨きをかけていく。

映画『暗殺教室』のあらすじ【転】

そして、当初はバラバラであったE組は、この暗殺の日々の中で仲間と協力する事の大切さを学ぶ。生徒のそれぞれが特技を持っており、その特技を各自が活かせば殺せんせーを追い詰めることができるのではないかと考えたのだ。

そしてE組が一丸となり、練りこまれた作戦のもと殺せんせーに暗殺を仕掛ける。いつもは冷や汗一つかかずに攻撃を避ける殺せんせーであるが、今回の彼らの攻撃には流石に押されることとなった。殺せんせーは、完全防御形態という奥の手を使い何とか生徒達の攻撃を防ぎきったのだ。

しかし、100億もの懸賞金を賭けられた殺せんせーを狙う人物は生徒達だけではなかった。突如E組に、イトナという人物が現れたのだ。彼は殺せんせーと同じ触手を持っており、何と自分は殺せんせーの兄弟であると名乗ったのだ。完全防御形態に入っている殺せんせーは、全く身動きが取れない状態。そんな殺せんせーを狙い、イトナが攻撃を仕掛けてくる。そんなイトナと殺せんせーの間に立ちはだかったのは、潮田渚と赤羽業だった。

映画『暗殺教室』の結末・ラスト(ネタバレ)

殺せんせーと同様の力を持つイトナに苦戦を強いられる2人だったが、クラスの中でもずば抜けて暗殺の素質に恵まれている2人は何とかイトナと渡り合う。そして、これまでの暗殺の日々を活かし、見事イトナを下すのだった。

しかし、弱っている殺せんせーはそのまま政府へと連行されてしまう。この隙に、殺せんせーを殺してしまおうと考えたのだ。無敵と思われる殺せんせーにも唯一とも言える弱点があった。それはBB弾。BB弾を食らうと殺せんせーの身体は溶けてしまうのである。そして、BB弾が入った銃口を向けられ、殺せんせーはE組の事を想う。一方の生徒達も、殺せんせーの事を思いながら涙を流していた。今迄自分達にこれ程までに向き合ってくれた教師は、殺せんせー以外にいなかったのだ。

そしてBB弾の銃撃を受け、殺せんせーは消滅した、かのように見えた。しかし何と、殺せんせーが悲しむE組の後ろに立っていたのだ。そして暗殺教室の2学期が幕を開く。クラスメートに新たにイトナを加え、そして教壇にはもちろん殺せんせーが立っていたのだった。

映画『暗殺教室』の感想・評価・レビュー

殺せんせーと生徒たち一人一人との距離が縮まったり、徐々に自然と心を開いていく場面は心にぐっとくる。突然目の前のタコのような化け物を殺さなければならない状況になるが、その化け物を殺せんせーと親しみを込めて呼んでみたり、何かしらの心の問題を解いてくれる存在になったりと、生徒の中で変わり始める。また、山田涼介と菅田将暉の演技力も魅力的である。殺せんせーの口調やキャラクターの強さでコメディ感満載だが、それだけでなく、生徒の想いが伝わったり、様々なアクションシーンも見所である。(女性 20代)


少年ジャンプで連載されていた作品がまさかの実写化である。タコのような容姿で、月を軽々破壊し、恐ろしい速さで動き、かつ優しい究極生物が学校の教師となる。正直この映画の中だけでは、まだまだ殺せんせーの魅力は描ききれていないとは感じてしまう。殺せんせーが何故、教師という立場を選んだか、そもそも出生の秘密は、など、漫画を全て読み込むと線のように繋がるのだが、その辺りの描写が無い為、映画先行の人にはなかなか受け入れるのが難しいのかもしれない。是非、映画を見た後に、原作を読み込む事をオススメする。(男性 30代)


「何じゃこりゃ!」のタイトルから始まり、訳のわからないタコのような生物が月を壊して学校の先生になり、生徒たちがこの先生を暗殺しようとする、というとんでもない設定が面白い。
一見、教師と生徒のサバイバルゲームのような感じになるも、落ちこぼれ生徒たちが大切なことを学び、だんだんと成長していく物語にちゃんと成立させている。
角度を変えた学園ドラマ。どこか憎めない「殺せんせー」。この世界観にハマッたら逃げられない、インパクト絶大の映画である。(男性 40代)


不可能と思われていた少年漫画の実写化であり、正直あまり期待はせずに観たが、良い意味で裏切られた。奇妙な見た目をした殺せんせーに次第に愛着が湧いていき、最高の担任教師に見えてくる。メッセージ性が強く、胸を打たれるシーンも多々あった。
殺せんせーに対して愛着が湧くのは、二宮和也の演技が素晴らしかったことも影響している。まるで違和感なく、殺せんせーとして成り立っていた。国民的アイドルとは思えない演技力を持つ二宮には脱帽である。(男性 20代)


ある日突然やって来た殺せんせー。落ちこぼれと言われた、E組のクラスの生徒たちは、この月を破壊した化け物の暗殺を命じられます。

最初は殺すことをゲームのように楽しんでいた生徒たちが、殺せんせーと過ごすうち、真剣に自分たちと向き合ってくれていることに気づき徐々に心を許し、信じ合うようになっていきます。

そんな先生を殺したくない、でも殺さなければ地球が滅びてしまう、そんな迷いが子供たちの中に芽生え、最後には見始めた時には想像できなかった、感動の展開が待っています。(女性 20代)


この作品には続編として『暗殺教室 卒業編』がある。本作だけを観て、なんだか伏線回収ができてないな…とモヤモヤする人は、そちらも併せて観ることをおすすめする。

基本的に出てくる主な登場人物、山田涼介・菅田将暉を筆頭として顔面偏差値が高く、そういった意味においてリアルとはかけ離れた世界観により思える気がする。キャストはおおよそ正解ではなかろうか。原作は漫画なので別物として観なければいけない。

二宮和也はこんな声を出せるんだ…とも思わされる。振り幅がすごい。(女性 20代)


人気マンガの実写化と言うと、原作ファンから賛否両論あるのは当然だと思いますが、この作品はなぜ実写化してしまったんだろうと言うレベルでした。全体的に原作を詰め込みすぎたストーリー展開。山田涼介に菅田将暉など出演者はとても豪華なのに、クサい演技に微妙なアクションシーンは正直萎えます。
殺せんせーのキャラクターは原作から一貫していて良かったと思いますが、それをそのまま実写化しても無理があるんだなと感じました。
原作を知らずに、こういう映画作品だと思って見れば楽しめるかもしれません。(女性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. ぽすぽす より:

    タイトルやあらすじから、おっかないヒリヒリするような作品をイメージしていましたが、全然違っていました。暗殺という言葉には似合わない、高校生が一致団結し協力して対象の殺害を目指すという設定と、殺せんせーがきちんと先生として生徒と向き合う姿のおかげで、観終えた後はあたたかい気持ちになります。
    原作未読なので、殺せんせーの真の目的などは分からずに終わりましたが、続編を見るとより楽しめそうです。殺せんせーの何を考えているか読めない、気持ち悪いようで悪い人ではなさそうな独特の雰囲気を、声だけで表現する二宮さんの演技力が流石でした。

  2. googly より:

    化け物が突然、クラスの担任の先生になり、しかも自分を殺してほしいというシーンから始まる、すごい突拍子もない展開です。ですがその先生は、問題を抱えた生徒それぞれに寄り添い、親身になってくれる「理想の先生」なんです。胸に刺さるセリフや、コメディ要素で笑えたりと、原作から殺せんせーが好きなのですが、この映画だけでは細かい設定などが伝わりきらないところもあり、すこし残念でした。ぜひ原作を読んでから、この映画は見てほしいです。殺せんせーと生徒たちの心境の変化が分かり、もっと内容を楽しめると思います。

  3. 匿名 より:

    少年漫画が原作なので、非常に作りが荒い部分や、荒唐無稽というには雑な箇所がある。設定はとにかくむちゃくちゃだしキャラクターも実写化するには無理があったのではと思ってしまう時も。ただ、それらを理解したうえで許容できるなら、意外とメッセージ性の強い作品になっている。殺せんせーがキャラクターとして子供や若者に人気なのは、その見た目のユニークさだけでなくある種「先生がこうあってくれたらいいのに」という子供の願望を写す存在だからかもしれない。

  4. 匿名 より:

    こういった映画では当たり前かもしれないが「設定がめちゃくちゃ」「荒唐無稽な少年漫画」「細部が杜撰」といったある種トンデモ映画の常識はわかったうえで観ることをおすすめする。というか、この映画を楽しむにはそれが不可欠だ。科学的論拠なんてもちろんなく、キャラクター設定もひどくざっくりしている。セリフもクサイし、とにかく完全なるファンタジーの世界が描かれている前提で見るべき作品である。

  5. 匿名 より:

    ぜひ注目してほしいのがやはり殺せんせーの言動である。確かに「自分を殺しなさい」という意味の分からない要求をずっとしているが、生徒に向き合う姿はある種「理想の教師」である。無意味に怒ることは絶対にしない。きちんと向き合い、ダメなところは言葉で伝え、同時に必ず褒める。特に菅田将暉演じる生徒がナイフを持って「俺を助けるか自分が死ぬか」と迫るシーン。そんな彼に殺せんせーは、「見捨てることは絶対にしないから、殺しにきなさい」と声をかける。理屈抜きで「担任だから絶対に見捨てない」という半ば親に似た価値観で、殺せんせーは生徒たちに触れ合う。だからこそ「殺す」だとか「暗殺」だとか不穏な言葉が飛び交うなかで、何故か温かいムードがずっとなくならない。生徒たちがどんどん殺せんせーを好きにならざるを得ない理由である。そこを注目するだけでも、十分に観る価値のある作品だと感じた。