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映画『アベンジャーズ エンドゲーム』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『アベンジャーズ エンドゲーム』の概要:アメリカのコミックのヒーロー達が、同一の世界観で登場するシリーズであるマーベル・シネマティック・ユニバースの22作品目であり、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編である。

映画『アベンジャーズ エンドゲーム』の作品情報

アベンジャーズ エンドゲーム

製作年:2019年
上映時間:181分
ジャンル:SF、アクション
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
キャスト:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース etc

映画『アベンジャーズ エンドゲーム』の登場人物(キャスト)

トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
パワードスーツで戦うアイアンマン。スタークインダストリーズのCEOであり、莫大な富を保有している。前作の戦いで宇宙空間に取り残されてしまっていた。
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)
70年間氷漬けになっていたが、そこから蘇ったスーパーヒーロー。正義感が強くアベンジャーズのリーダーである。
ブルース・バナー / ハルク(マーク・ラファロ)
ガンマ線により、興奮すると緑色の怪物に変身してしまう体になっている。前作までは変身すると自我を保てなかったが、今作では変身後も自我を保つことができるようになっている。
ソー(クリス・ヘムズワース)
神々が住む国アスガルドの王。アベンジャーズの仲間達を失ったショックにより、太っただらしがない姿になってしまった。
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)
戦闘能力が高い女スパイ。アベンジャーズに対して思い入れが強く、今作でも仲間達を取り戻そうと奮闘する。
クリント・バートン / ホークアイ(ジェレミー・レナー)
元アベンジャーズであり弓の名手。アベンジャーズを引退し、家族と幸せに暮らしていたが、前作でサノスに家族を消されたことで、再び戦うことを決意する。
ジェームズ・ローディ・ローズ / ウォーマシン(ドン・チードル)
ウォーマシンスーツを纏い戦う。アベンジャーズの一員であり、トニーの親友でもある。
スコット・ラング / アントマン(ポール・ラッド)
体の大きさを変化させることができるスーツを着て戦う。前作で量子世界に飛ばされてしまい、出てくることができなくなっていたが、今作でタイムトラベルのきっかけをアベンジャーズに与えることになる。
キャロル・ダンヴァース / キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)
拳から発するフォトンブラストを使い戦う。宇宙空間を漂っていたトニーを救い出すことになる。
ネビュラ(カレン・ギラン)
サノスに殺人兵器として育てられた。前作までは父であるサノスを慕っていたが、今作ではアベンジャーズに協力する。
サノス(ジョシュ・ブローリン)
前作で宇宙のバランスを取り戻すために、全宇宙の生命を半分に減らしてしまう。目的を達成した後は田舎の星で隠居生活を送っていたが、ソーに殺されてしまう。

映画『アベンジャーズ エンドゲーム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アベンジャーズ エンドゲーム』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アベンジャーズ エンドゲーム』のあらすじ【起】

クリント・バートンは、アベンジャーズから離れた後、家族と幸せに暮らしていた。しかしその時、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスが全宇宙の生命の半分を消したことで、クリントの家族も消えてしまうのであった。

一方その頃、トニー・スタークは宇宙船で宇宙を22日も彷徨っていた。朝には酸素も切れるため死を覚悟し、最後のメッセージを録画していた。そこに眩い光を放つ物体がやってくる。それは、キャプテン・マーベルであった。

キャプテン・マーベルがトニーをアベンジャーズの基地へ連れて行くと、生き残ったアベンジャーズのメンバーと再開を果たす。そこには戦いに敗れ、仲間が消えてしまったことを悔やむスティーブ・ロジャース達生き残りがおり、意気消沈していた。

サノスもどこかに姿をくらましてしまったため、なす術がなかったヒーロー達だったが、サノスの娘であるネビュラがサノスの居場所を知っていた。アベンジャーズは、急ぎサノスの元へ行ったが、サノスはすでにインフィニティストーンを破壊してしまっていたため、消えていった人々を戻す術は無くなってしまった。それに怒ったソーはサノスの首を切り落としてしまう。

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映画『アベンジャーズ エンドゲーム』のあらすじ【承】

5年後、生き残ったヒーロー達は、消えた人々を生き返らせることを諦めていた。

そんな中、量子世界を彷徨っていたアントマンことスコット・ラングが戻ってきた。スコットは量子世界で5時間程しか彷徨っていないにもかかわらず、現実では5年も経っていたのだった。スコットはそのことをアベンジャーズに話した。それは量子世界を使えば、サノスの指パッチンの前に戻れる可能性を示唆した。

今でも活動を続けていたアベンジャーズの生き残り達はトニーのところを訪れ、一緒に過去に戻って世界を救おうと誘った。しかし、トニーはうまくいかないと言い乗り気ではなく、断られてしまう。

トニー不在の中、アベンジャーズはタイムトラベルのテストを始めたが、苦戦していた。そこにトニーが時空を越えるGPSを持ってくる。トニーは協力することを決めたのだ。

そして、仲間を招集したアベンジャーズはタイムマシンを作り上げる。アベンジャーズは、インフィニティストーンを取ってくるのに最適な時代を調べ、それぞれ旅立って行くのであった。

映画『アベンジャーズ エンドゲーム』のあらすじ【転】

ハルク、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、アントマンは2012年のニューヨークへ行き、ソーは2013年のアスガルドへ訪れ、ウォーマシンとネビュラは2014年モラグに、ブラック・ウィドウとホークアイは2014年のヴォーミアへと旅立った。

それぞれの時代に旅立ったアベンジャーズは、なんとか4つのインフィニティストーンを回収するも、残りのスペースストーンとソウルストーンは苦戦を強いられる。

スペースストーンは2012年のニューヨークで奪取に失敗したため、アイアンマンとキャプテン・アメリカはさらに過去の1970年のニュージャージーでなんとか獲得する。ソウルストーンを回収に行ったホークアイとブラック・ウィドウであったが、ソウルストーンを得るためには、愛するものを生贄に捧げるしかなく、ブラック・ウィドウは生贄となり死んでしまう。

また、パワーストーンを回収に行ったネビュラは、過去のサノスに捕まってしまい、現代には、まだサノスの手下だった過去のネビュラが戻ってきてしまう。

映画『アベンジャーズ エンドゲーム』の結末・ラスト(ネタバレ)

インフィニティストーンを回収したアベンジャーズはインフィニティストーンを装着して人々を蘇らせるグローブを作り出し、消え去った人々を復活させることに成功する。

その直後、過去のネビュラが2014年から連れてきたサノスの軍団に突如攻撃される。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーが外に出ると、そこにはサノスがいた。3人の力を合わせてもサノスを倒すことができず、さらにサノスの軍勢が現れる。

絶望的に思われたその瞬間、復活したアベンジャーズの仲間達が次々と現れ、サノス軍との最終決戦が始まる。

しかし、アベンジャーズの全勢力をもってしてもサノス軍にあと一歩及ばず、インフィニティストーンも奪われそうになるが、アイアンマンが自身のスーツにインフィニティストーンを装着し、指パッチンするとサノス軍は瞬く間に灰になって消えてしまう。

勝利を収めたアベンジャーズであったが、インフィニティストーンの絶大な力によりトニーは命を落としてしまう。消えていた人々が戻ったことで、世界には日常が戻り、ヒーロー達もアイアンマンの死を悲しみつつも、それぞれの道へと進んでいくのであった。

映画『アベンジャーズ エンドゲーム』の感想・評価・レビュー

前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、サノスに負け、絶望的な状況になってしまったが、今作でタイムトラベルという方法により、うまくハッピーエンドにまとめられている。また、最終決戦のシーンで復活した仲間達が登場するシーンは迫力があり圧巻であった。ここまでの主人公的な立ち位置であったトニー・スタークは死んでしまうが、今後の展開に期待させられる内容になっていると感じた。(MIHOシネマ編集部)


「マーベル・シネマティック・ユニバース」、通称「MCU」は第1作目からこの最終章、22作目まで11年もの歳月を要しているそう。アメコミ作品が苦手な私は、『アイアンマン』や『マイティ・ソー』など全てのキャラクターが集結するこの作品には、さほど興味がありません。
しかし、この作品の世間からの評価は高く、大ヒットしたのも事実です。好きな人がいれば、嫌いな人がいるのは当然。ですが、今までの作品を見ていなくても、キャラクター設定などは理解できるので迫力がある作品を見たい方にはオススメです。(女性 30代)


すべてのMCUシリーズファンのための集大成ともいえる作品。バトルシーンが多くアクション映画の一面が強かった前作に比べ、各キャラクター(特にBIG3とも呼ばれるアイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー)の人生や思いにフォーカスをあてたストーリーで、胸が熱くなるシーンの連続だった。

あの感動と興奮を味わえるなんて、まだ見ていない人が本当に羨ましい。エンドゲームを見る前にはもう戻れないので、まだ見ていない人は可能な限りMCUシリーズすべてを把握してから見てほしい。(女性 20代)


『アベンジャーズ』シリーズのひとまずのクライマックス。前作に比べアクション少なめだが、これまでの伏線を回収しつつ、丁寧に登場人物のドラマを描いてくれているのを見て「製作者はファンが求めているものを本当に分かっている」と感じた。

アメコミファンなら誰もが待ち望んでいた、キャプテンアメリカの「アッセンブル」のセリフ。溜めに溜めてここぞというときに使われるので、鳥肌が出るほど気持ちが高まった。

でも、やっぱりアイアインマンのラストのセリフ。一作目からずっと追いかけてきたファンとしては感無量。人生最後の映画は、これでいいとさえ思えた。(男性 30代)


アベンジャーズから始まって、今回アベンジャーズアセンブルになった時は鳥肌が止まらなかった。このスケールはマーベルしかありえない。最後のキャプテン・アメリカのシーン、全シリーズ観ているファンからしたらどんなに最高な瞬間で最高なキャップの人生なんだろうと思うだろう。

やっぱりサノスは他のヴィランと違うというか人間味がある。半分人類を消し終えて一人で静かに過ごしていたシーンは何故か寂しく感じた。数年マーベルを追いかけてきて本当に満足な集大成だった。(女性 20代)

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