映画『バスケット・ケース』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「バスケット・ケース」のネタバレあらすじ結末と感想

バスケット・ケースの概要:シャム双生児として誕生した双子は、幼少期から閉じ込められて育ち、挙句の果てに父親の命により無理矢理に切り離されてしまう。兄は肉塊の化け物と果て、弟は兄の要望に従って切り離した医者への復讐を始めるのだった。

バスケット・ケースの作品情報

バスケット・ケース

製作年:1982年
上映時間:93分
ジャンル:ホラー
監督:フランク・ヘネンロッター
キャスト:ケヴィン・ヴァン・ヘンテンリック、テリー・スーザン・スミス、ビヴァリー・ボナー etc

バスケット・ケースの登場人物(キャスト)

ドゥエイン(ケヴィン・ヴァン・ヘンテンリック)
シャム双生児で切り離された兄、ベリアルを籐のバスケットに入れて常に持ち歩いている。右の脇腹にはベリアルを切り離された大きな傷痕がある。育ちの良さそうな好青年。ベリアルの復讐に手を貸している。
シャロン(テリー・スーザン・スミス)
過去、双子の切り離しに参加した医師が開いている診療所で、受付をしている女性。金髪で美しく性格も良い。ドゥエインに一目惚れするが、弟に感化されたベリアルの手により死亡。

バスケット・ケースのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『バスケット・ケース』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

バスケット・ケースのあらすじ【起】

ある目的のため、旅を続けているドゥエイン。彼は人当たりの好い青年だが、大金を持っていたり大きな籐のバスケットを持っていたりと多くの謎を持っていた。
ニューヨークへやって来たドゥエインは、荷物から血痕が付いた分厚いカルテを取り出し、記載されている医師の名前を確認。

翌日にはバスケットを抱えて医師の元へ向かった。偽名を使って面会したドゥエインは衣服を脱いで、右脇腹にある大きな傷跡を見せるのだった。

その夜、ドゥエインは医師が1人になる頃を見計らって、バスケットの中から何かを解放させる。その何かは医師を襲って殺害。頭部と辛うじて両手を持った化け物は、見た目に反してかなり強い力を持っているらしく、牙のように尖った歯で相手を八つ裂きにするのだった。
診療所から脱出して来た化け物は、ビルの裏で待っていたドゥエインに住所録を渡し、バスケットへと戻る。住所録には次なる目的である医師のアドレスがあった。

バスケット・ケースのあらすじ【承】

化け物は常に大量の食糧を必要とする。それはドゥエインが摂取する食料の3倍はある。更に狂暴な性質を持ち、危害を加えようとする相手を殺す危険性があった。ドゥエインと会話をしていることから、高い知能もあるようだ。

夜が明け、朝食を買いに行ったドゥエインが化け物のためにテレビを購入して来る。次なる目的の下調べに行っている間、退屈しのぎにと用意したものだが、化け物はドゥエインが出かけてすぐにテレビを壊してしまう。

昨夜の診療所にて受付をしていた女性、シャロンと初めて会った時から惹かれ合っていたドゥエイン。下調べに行って来ると偽り、彼女とデートへ。
その間、ホテルの部屋に残された化け物がテレビ破壊後に一暴れして、部屋を滅茶苦茶にしてしまう。

そのせいで他の宿泊客が大騒ぎし、ドゥエインの部屋へ集まって来る。化け物はすぐさまバスケットへ避難し事なきを得たが、滅茶苦茶になった部屋にはドゥエインが所持する大金も転がっていた。

騒ぎが落ち着いた後、大金を狙っていた客が部屋へ侵入。化け物に襲われてしまう。
その頃、シャロンと口付けを交わしていたドゥエイン。化け物から何らかのシグナルを受け取り、異変を察知。彼はすぐさまホテルへと引き返した。

バスケット・ケースのあらすじ【転】

急いでホテルへ戻ったドゥエインだったが、ホテルにはすでに黒山の人だかりができている。奴がやったに違いないと確信したドゥエインは急いで部屋へ戻るも、警官に呼び止められ簡単な聴取を受ける。その際、バスケットの中を見るも化け物の姿はどこにもなかった。

警官が去った後、化け物の行方を探したドゥエイン。奴は咄嗟にトイレへと身を隠していたらしく、姿を現す。化け物はどうやらドゥエインに見捨てられたと思い、騒ぎを起こしたようだ。医師の殺害は奴の要望で始めたことらしく、ドゥエインは奴に協力しているのだった。

その夜、化け物を連れて近くのバーへ来たドゥエイン。会ったことのある娼婦と遭遇し、意気投合する。彼はそこで自分が結合双生児であったことを酔った勢いで吐露。
ドゥエインの兄ベリアルは、弟の右脇腹に肉塊として繋がったまま誕生した。彼らにはテレパシーのようなもので会話する能力があった。しかし、ベリアルと切り離されてからテレパシーで会話できるのは兄のみとなり、しかもドゥエインが考えていることまで理解してしまうらしい。

奇形児として産まれた双子は両親に長い間、閉じ込められて育てられたが、ベリアルの存在を否定した父親により、12歳の時に無理矢理切り離されてしまう。その後、ベリアルはゴミ袋に入れられ、ゴミ捨て場に捨てられていた。ドゥエインは手術後に覚醒してすぐ、兄を救出し父親を殺害。事件は犯人不明のまま終息した。

父親の死後、愛情深い伯母のお陰で双子は順調に成長。伯母が亡くなった後は、ベリアルの要望にて復讐を決意したのであった。

バスケット・ケースの結末・ラスト(ネタバレ)

強かに酔ったドゥエインは娼婦の介添えでホテルの部屋へ戻る。彼が眠りについた後、娼婦は気になっていたバスケットの中身を見るも、そこには何も入っていなかった。娼婦は自室へ戻り休もうとするが、そこへベリアルが現れ大騒ぎとなる。
だが、ドゥエインは酔っぱらって寝入っていたため、騒ぎにも目を覚ますことはなかった。

翌日、双子は目的の医師の元へ。最初に始末した医師も獣医だったが、最後の医師も獣医だった。女医はふてぶてしくも双子を追い返そうとするが、バスケットの中身を目にして悲鳴を上げる。ベリアルは彼女へと襲い掛かり復讐を遂げた。

その帰り、シャロンに呼び止められたドゥエイン。彼女が勤める診療所の医師が殺害されたことで怯えており、一緒にいて欲しいと言う。その犯人は自分達だが、彼は彼女を連れてホテルの部屋へ。シャロンと良い雰囲気になるも、いざ身体を重ねようとした次の瞬間、ベリアルが叫び声を上げる。

ベリアルの姿に恐怖したシャロンを追い出したドゥエインは、兄を責めて涙に暮れた。
その夜、弟に感化されシャロンに情欲を覚えたベリアルは、寝ている彼女を襲い殺してしまう。その様を夢に見たドゥエインは急いでシャロンの元へ向かうも、時すでに遅く。激情に駆られた弟は兄を回収し叱りつけながらホテルへ戻った。だが、自室へ戻っても激しい口論は続く。

騒動を耳にし、青年の部屋へ駆け付けた宿泊客。そこで、目にした光景は驚くべきものだった。
見たこともない化け物がドゥエインへと襲い掛かっているのである。もがいたドゥエインは兄と共に窓の外へ落下。ベリアルが看板に掴まり弟を助けようとするが、満足な体を持たない兄は弟の首を絞める形となり、力尽きてしまう。そうして、不遇な双子は命を落とすのだった。

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