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映画『ブラッドショット ヴァンパイア・エージェント』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ブラッドショット ヴァンパイア・エージェント』の概要:CIAのヴァンパイア局局員であるヴァンパイアは、政府の命令で悪党を始末する仕事を行っていた。そのことは誰にも知られることなく、秘密裏に行わなければならなかった。そんなヴァンパイアを執拗に追いかける、1人の刑事がいた。

映画『ブラッドショット ヴァンパイア・エージェント』の作品情報

ブラッドショット ヴァンパイア・エージェント

製作年:2013年
上映時間:96分
ジャンル:アクション、ホラー
監督:ディートリッヒ・ジョンストン
キャスト:ブレナン・エリオット、マイケル・ベイリー・スミス、ブラッド・ドゥーリフ、ランス・ヘンリクセン etc

映画『ブラッドショット ヴァンパイア・エージェント』の登場人物(キャスト)

リップ(ブレナン・エリオット)
刑事。民間人の中でヴァンパイアの存在を唯一知る人物。悪人だろうが法を通さずに始末するヴァンパイアのことが許せず、執拗に追いかける。そのせいで、職場に居場所がなくなり、妻のキャリーとの関係も悪化する。
ヴァンパイア(マイケル・ベイリー・スミス)
CIAのヴァンパイア局局員。本名は不明。木の杭と十字架が弱点。銀の弾やニンニクは効かない。銃弾を浴びても傷一つつかない。アメリカを攻撃する悪党を、人知れず始末するのが仕事。
ムハマド・アキーム・ビン・ファター・カラーミ・アカバー・サリム・ファタン・ファヒド・アブドゥラ・ハサン・ヤシン・クワニ(ブラッド・ドゥーリフ)
あまりにも名前が長いため、ヴァンパイアの上司がボブと名付けた。テロリスト達のリーダー。核物質をセットした爆弾で、アメリカを攻撃しようと画策する。テロ行為に子供も平気で使う、残忍で卑劣な性格。

映画『ブラッドショット ヴァンパイア・エージェント』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ブラッドショット ヴァンパイア・エージェント』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ブラッドショット ヴァンパイア・エージェント』のあらすじ【起】

ヴァンパイアはアメリカをテロリストの脅威から守るため、日夜戦っていた。目をつけていた男が新たな組織と手を組んだとの情報を得たため、政府は組織諸共男を始末するよう指示を出した。ただし、今回のことがもし表に出たとしても、政府は一切の関与を否定することになっていた。

ヴァンパイアはテロリストのアジトを襲撃した。銃で撃たれても、ヴァンパイアの体には傷一つつかなかった。ヴァンパイアは圧倒的な力でテロリスト達を始末した。すると、そこにリップ刑事が現れる。リップ刑事はヴァンパイアが政府の依頼で仕事を行っていることなど知らないため、殺人を犯した犯罪者として逮捕しようとしていた。リップ刑事は用意していた銀の銃弾を浴びせるが、ヴァンパイアにはあまり効果がなかった。用意していた聖水も効かず、リップ刑事はボコボコに殴られてしまう。だが、リップ刑事の首に掛かっていた十字架を見たヴァンパイアは、苦しみだした。

リップとヴァンパイアは殴り合い、お互いに力尽きて座り込んだ。リップは殺人を犯すヴァンパイアを非難するが、ヴァンパイアは殺し屋として仕事をしているだけだと反論した。しかも、ヴァンパイアが狙うのは悪党ばかりだった。だが、リップは悪党であろうとも、法を通さずに始末することが許せなかった。ヴァンパイアは10秒後にビルが爆破することを伝え、姿を消した。リップは爆風に巻き込まれながら、外に飛び出した。

ヴァンパイアは犯行現場に痕跡を残さないため、リップがいくら存在すると訴えても上司に信じてもらうことすらできずにいた。一方、大統領はテロ組織が中東の村に集結しているとの情報を得ていた。そこには、旧ソ連の爆弾専門家もいた。しかし、捕えた男は司法取引に持ち込む気で、少しずつしか情報を明かさなかった。大統領は強化尋問を続けるよう指示を出した。

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映画『ブラッドショット ヴァンパイア・エージェント』のあらすじ【承】

マニャク・アカバー村。テロ組織はアメリカの街を丸ごと吹き飛ばせる爆弾を用意していた。後は核物質をセットし、起爆装置をつけるだけだった。テロリスト達は安全にアメリカ国内に侵入するため、学生ビザを取り寄せた。さらに、テロリストの風貌でも入国審査で疑われないようにするため、「人種差別と政治的公正」の研究をしに来たことにするつもりだった。

テロリストがアメリカ国内に侵入したとの情報を受け、ヴァンパイアは出動することになった。テロリストのリーダーの名前があまりにも長かったため、上司はボブと呼ぶようヴァンパイアに指示した。ボブは頭のキレる男で、常に先を読んで行動していた。まだ、目的は分かっていなかったが、大事件に発展するのは明らかだった。ボブは自爆テロに子供を利用するような残忍な人物だった。麻薬捜査の最中、偶然テロ組織に潜った麻薬捜査官がいるのだが、どうすることもできない状態だった。上司は主要テロリストの情報をヴァンパイアに与えた。斬首が趣味の、通称「死刑執行人」。世界一凶悪な爆弾職人のマルード。化学兵器マニアのアリがいた。

リップの妻のキャリーは、ヴァンパイアを追い家庭を返り見なくなった夫に愛想を尽かし別れを考えていた。リップが考え直してくれと頼むと、警官を辞めることを求められる。だが、リップは刑事を辞めることなどできなかった。その時、携帯に連絡が入ったため、リップは妻に謝罪して現場に向かった。

ヴァンパイアはテロリストの仲間(小間使いの男)を襲い、ボスの居場所を聞き出そうとするが、リップに邪魔をされてしまう。小間使いの男は仲間の元に戻り、襲われたことを報告した。その後、上司は仕事の邪魔をしてくるリックに苛立ち、始末するようヴァンパイアに指示を出した。

映画『ブラッドショット ヴァンパイア・エージェント』のあらすじ【転】

リップは同僚にヴァンパイアについて質問されたため、分かっている情報を教えた。ヴァンパイアは単独で行動しており、銃弾が効かなかった。傷は自然に治り、巨漢で怪力だった。さらに、電波に干渉することができた。大量のエネルギーを使うが、空を飛ぶことも可能だった。同族を作る気はないため、ヴァンパイアは人を噛まなかった。だが、話を聞いた同僚は突然笑い出した。ヴァンパイアの存在を信じておらず、リップをからかっただけだった。リップは職場で完全に孤立していた。

上司はテロリスト達が魔人を操ることができることを知り、ヴァンパイアに注意を促した。だが、ヴァンパイアは魔人の存在を信じておらず、上司の忠告に耳を傾けなかった。その後、潜入捜査官から「計画実行間近 阻止せよ」という連絡が入る。テロ組織は地下を掘り、何かをしようとしていた。その後、潜入捜査官は警官(リップ)と話している姿がニュースで報道されてしまい、テロリスト達に自分の身分がバレてしまう。テロリスト達は潜入捜査官を殺害し、その様子をビデオに収めた。一方、リップはヴァンパイアを追っていたことで、刑事をクビになってしまう。キャリーの元に行くと、部屋が荒らされ何者かに誘拐されていた。テロリスト達が潜入捜査官と関わりがあったリップを探し、その妻を誘拐したのだ。

リップがテロリストのアジトに向かうと、ヴァンパイアの姿があった。ヴァンパイアはリップに協力を求めた。リップは拒むがヴァンパイアに命を助けられる。リップは予期せぬ内に、ヴァンパイと協力してテロリスト達と戦うことになった。

テロリストは処女の血を使い儀式を行った。ヴァンパイアがその儀式で生まれた煙を吸い込むと、部屋中暴れ回って苦しんだ。ヴァンパイアの顔は醜く変形し、下の歯茎から牙が生えた。そして、皮膚は青く光っていた。ボブは魔人の力を取り込んだヴァンパイアに、協力するよう命令した。

映画『ブラッドショット ヴァンパイア・エージェント』の結末・ラスト(ネタバレ)

リップは女性達にボブを誘惑してもらっている間に、儀式に使われたヤギの骨を盗んだ。魔人を再び封印するためには、処女の血と呪文が必要だった。処女の女性は自らの血をヤギの骨の中に入れ、リップは女性から教えてもらった呪文を唱えた。魔人は無事に封印され、ヴァンパイアは自我を取り戻した。しかし、血を提供した女性が倒れてしまう。儀式を行えば、血を捧げた女性は命を奪われてしまうのだ。リップが見守る中、女性は息を引き取った。ヴァンパイアは助けてくれたリップに感謝を伝えた。

リップは妻を助けに行きたかったが、テロリスト達は核物質をセットした爆弾を手に入れていた。リップ達はテロリスト達を止めるために動き出した。ヴァンパイアの体を盾にして銃弾を防ぎ、リップは援護射撃をしてテロリスト達を倒していった。

リップ達はボブ達と相対する。ボブの傍にはキャリーの姿もあった。するとそこに、自分の体に爆弾を巻きつけたアリが現れ、リップ達を巻き込んで自爆した。リップは瀕死の重傷を負い、ヴァンパイアも木の杭が刺さったため身動きが取れなくなる。キャリーはテロリストに襲われ悲鳴を上げていた。リップは体が動かなかったため、その声を聞いていることしかできなかった。

ヴァンパイアはリップの首を噛んだ。精神世界で対話し、二度とキャリーと一緒に暮らせないことを教えた。ヴァンパイアは何百年も世を渡り、疲れたら代わりを見つけていた。初めからリップを自分の代わりにしようとしており、ヴァンパイアの存在を明かして鍛えていたのだ。リップは誰よりも強い正義感と根性と決断力を兼ね備えており、後継者として適任だった。ヴァンパイアは殺す前に血を飲むと同族を作り出してしまう注意点を話し、光の中へと消えていった。

目を覚ましたリップは、ヴァンパイアとして生まれ変わった。元のヴァンパイアは干からび、息絶えていた。リップはヴァンパイアの力を使ってキャリーを救い出した。キャリーは信じなかったことを謝罪した。リップのことを引き止めるが、リップはボブを倒しに行ってしまう。

リップは圧倒的な力でテロリストを倒していった。ボブの仲間のズブリはリップの力に恐れをなし、ボブを見捨てて逃げて行った。リップはボブに火を点け、ビルから突き落として始末した。その後、リップはヴァンパイアの後継者として、悪党と戦うことになった。

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