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映画『ブギーマン(2005)』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ブギーマン(2005)』の概要:幼少時にブギーマンという怪物の話を聞かされ、ブギーマンによって父親を殺害されたティムは、大人になってからもそのトラウマを拭えずにいた。クローゼットから現れる凶暴な怪物・ブギーマンと主人公・ティムの生死を賭けた戦いが繰り広げられる。制作は『死霊のはらわた』で知られるサム・ライミが手掛けた。

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映画『ブギーマン』の作品情報

ブギーマン

製作年:2005年
上映時間:90分
ジャンル:ホラー
監督:スティーヴン・ケイ
キャスト:バリー・ワトソン、エミリー・デシャネル、スカイ・マッコール・バートシアク、ルーシー・ローレス etc

映画『ブギーマン』の登場人物(キャスト)

ティム(バリー・ワトソン)
都会にある雑誌社の副編集課に勤める青年。幼い頃、父親をブギーマンに殺されている。大人になった今でもトラウマを抱え、ブギーマンに恐怖を感じている。ブギーマンが現れるクローゼットが大の苦手。
ケイト(エミリー・デシャネル)
田舎に住むティムの幼馴染の女性。トラウマを抱えるティムを心配しているが、ブギーマンは架空の存在だと思っている。
ジェシカ(トーリー・マセット)
ティムの恋人。彼と同じ雑誌社の美術部門に勤めている。クローゼットを恐れるティムの心理をあまり理解していない。
フラニー(スカイ・マッコール・バートシアク)
不思議な雰囲気を纏う少女。ブギーマンの存在を唯一認めてくれる存在。

映画『ブギーマン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ブギーマン(2005)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ブギーマン』のあらすじ【起】

白壁と黒い屋根が特徴的な広い家にティムという少年が住んでいた。ティムは父親から聞かされた「ブギーマン」という殺人鬼の存在を恐れ、夜も怯えながら過ごしていた。

元凶である父親本人からは“ブギーマンはいない”と諭されるティムだったが、クローゼットで父親が何者かに襲われ、殺害された場面を目にし、以後トラウマとなる。

15年後、ティムは雑誌社の副編集課に勤め、パーティーを仕切るような人望の厚い男性に成長していた。しかし、長い年月が経っても尚ティムの心にはブギーマンへの恐怖が植え付けられ、クローゼットを見るだけでも、彼の心は恐怖に支配された。

感謝祭の祝日を恋人・ジェシカと過ごすため、彼女の実家に泊まりにきたティムだったが、食卓で失踪扱いの父親の話題が上がり、気まずい雰囲気となってしまう。

その晩、割り当てられた個室でティムは恐ろしい悪夢を見る。隣で寝ているはずのジェシカが、突然母親の姿に変わり、彼を襲ったのだ。悪夢から目覚めたティムは、叔父からの電話で母親が亡くなったことを知る。

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映画『ブギーマン』のあらすじ【承】

かつて自身が通っていた小児精神病院に足を運ぶティム。セラピストの女性からは、実家で一晩過ごせばトラウマを乗り越えることができると告げられる。

病院を離れたティムは、母親の遺体が安置されている教会へ向かった。安らかに眠る様子を見せる母親だったが、一瞬悪魔のような形相に変わり、ティムは戦慄する。

母親の葬儀は無事に終わり、叔父と再会したティムは、彼から実家の鍵を渡される。車で実家に向かう途中、フロントガラスにカラスがぶつかり、ティムは事故一歩手前で危機を回避する。ぶつかってきたカラスは死亡し、不吉な兆しを見せていた。

久しぶりに訪れた実家は、埃にまみれ、長い年月の流れを体現していた。実家に戻ってきたティムは、昔の記憶が蘇り、喧嘩する両親の姿を鮮明に思い出す。母親は声を荒げ、ティムが病院へ通うようになったのは、父親がブギーマンの話をしたせいだと言う。幼い頃のティムは、両親が争う姿を悲しい表情で見つめていた。

嫌な思い出に浸かるティムだったが、家の外から馬の激しい鳴き声が聞こえ、慌ててベランダに飛び出すと、落馬した女性を見つける。その女性は、ティムの幼なじみのケイトで、都会に出たティムとは反対に、彼女は田舎で父親と2人でひっそりと暮らしていた。

ケイトは落馬で頭を負傷し、ティムの実家で手当てを受けることに。2人は久しく会っていなかったため、昔の写真を眺めたり、冗談を言い合ったりと、楽しい時間を過ごした。

その後、ケイトと別れ、家に1人残されたティムは、クローゼットに怪しい人影を見かける。ティムはクローゼットに恐怖を感じるが、勇気を出して中に入り、内部を調べ始めた。すると、突然何者かがティムを襲う。彼は頬に傷を負ったものの、これはきっと思い込みだと考え、馬鹿馬鹿しさに笑いが止まらなかった。

夜になると、ティムは外のガレージへ向かい、1人の少女と出会う。ガレージの中にひっそりと座る少女はフラニーと名乗り、昼間の葬儀にも顔を見せていた。

不思議な少女・フラニーは、突然ティムに“あなたの父親はブギーマンに殺されたの?”と尋ね、彼を驚かせるものの、ティムは違うと嘘を吐いた。

ティムはフラニーと話す内に、ある経験を思い出す。彼は小さい頃クローゼットに閉じ込められた経験があったのだ。ティムの父親は“怖い時は5つ数えろ”と彼に教え、その後もティムは恐怖を感じる度にそれを実践していた。

ティムは恐怖の乗り越え方をフラニーに教えると、彼女に帰宅を促し、家まで送ろうか?と提案する。フラニーは自分で帰れるから大丈夫と言い、彼の元から去っていった。

映画『ブギーマン』のあらすじ【転】

ティムは、再度ガレージ内を確認すると、古びたバッグを発見する。その中には、行方不明となった子供達の写真が大量に入っていた。

家に戻ると、ティムの前に亡霊の子供達が現れ、ブギーマンは本当に存在していることを彼に告げる。亡霊の子供達は先程の写真に写っていた子供達とそっくりだった。

ティムは恐怖から家を飛び出すが、そこにちょうど彼を心配したジェシカが現れ、2人はモーテルへ向かう。2人が去った後、料理を持ったケイトが、入れ違いでティムの実家に足を運んでいた。

無事モーテルの部屋に辿りつき、安堵したティムだったが、突然ジェシカが姿を消し、異変に気が付く。モーテルの部屋にはクローゼットがあり、ブギーマンの存在を疑った彼は、クローゼットの中を確認する。

しかし、そこにジェシカの姿はなく、さらに奥へ進んでいくと、馴染みの風景が視界に広がった。そこは、ティムの実家だった。モーテルのクローゼットと実家のクローゼットが繋がっているというありえない現象に襲われ、戸惑いを隠せないティムだったが、そこにケイトが現れる。

ジェシカを探すために、ティムはケイトを連れて実家を飛び出し、車を走らせ再びモーテルの部屋へ向かった。ジェシカの姿はやはり見つからず、バスタブには血が付着していた。ティムはジェシカがブギーマンに殺されたと考え、戦慄する。

ケイトは、ティムにそれは妄想だと告げ、一方的に彼を突き放してしまう。ケイトに見捨てられたティムは、夜の公園でフラニーと再会。フラニー以外に頼る相手がいなかったティムは、彼女にブギーマン退治の協力を求める。

公園付近の廃墟にブギーマン退治のヒントが隠されていることを知ったティムは、フラニーと共にその廃墟に侵入する。屋内のドアやクローゼットには釘が打たれており、家主がブギーマン退治に命をかけていたことを物語っていた。

壁には行方不明の少女の写真が無数に貼られており、その少女はフラニーと同じ顔をしていた。この廃墟はフラニーの父親の住居で、フラニーはブギーマンに殺害された子供の1人だったことが明かされる。

映画『ブギーマン』の結末・ラスト(ネタバレ)

ティムは実家に戻り、家中のドアとクローゼットに釘を打ち、ブギーマンを呼び込もうとする。ドアの固定が次々と破壊されると、ティムはクローゼットに入り、ブギーマンと戦おうとするが、クローゼットの奥はモーテルのベッド下へ繋がっていた。

モーテルのバスタブには黒い液体が張られており、その中にはジェシカの姿があった。ジェシカがブギーマンにさらわれ、その後を追ってモーテルのクローゼットに入ると、実家のクローゼットと繋がっていた。

そこで対面した叔父がブギーマンにさらわれ、再び実家のクローゼットに入ると、今度はケイトの家に辿り着く。ティムはケイトと再会を果たすが、ケイトはブギーマンに脚を掴まれ、彼女を助けようとしたティムも一緒にベッド下に連れ込まれてしまう。ワープ先は見慣れた部屋で、ティムは実家の自室だと気がつく。

ティムは父親から教わった数字を数えて恐怖を消す術を使い、自室でトラウマそのものであるブギーマンと真正面から対峙する。

ティムはブギーマンと対決する中で、ある人形を手に取る。それはブギーマンの姿そっくりの不気味な人形だった。ティムはその人形を壁にぶつけて破壊。ブギーマンは人形と同様粉々になり、最後はティムに頭を蹴られ、クローゼットの奥で消滅する。

ティムとケイトは、なんとかブギーマンの魔の手から逃れ、安心した表情を見せていた。しかし、実はブギーマンは死んではおらず、新たな標的を探し、クローゼットの隙間から次のターゲットである少女を覗くのであった。

映画『ブギーマン』の感想・評価・レビュー

映画のラストで倒されていたブギーマンだが、エンドロール後に生存を仄めかすシーンがあるため、彼が本当に消滅したのかは誰にも分からないだろう。
ブギーマンは、死神のようなフード付きマントを羽織り、ガイコツに眼球があるような不気味な見た目をしているが、彼の正体が何だったのかは映画内では明かされていない。
フラニ―以外誰にもブギーマンの存在を信じてもらえない中、主人公・ティムがトラウマを乗り越えていく姿には素直に感動を覚えた。(MIHOシネマ編集部)

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