この記事では、映画『ボーン・アイデンティティー』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ボーン・アイデンティティー』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『ボーン・アイデンティティー』の作品情報

上映時間:119分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ダグ・リーマン
キャスト:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、クリス・クーパー、クライヴ・オーウェン etc
映画『ボーン・アイデンティティー』の登場人物(キャスト)
- ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)
- 海を漂流していたところを、漁船に拾われた。全ての記憶を失っているが、高い知能と戦闘能力を持つ。自分の正体を追い求める。
- マリー・クルーツ(フランカ・ボテンテ)
- たまたまジェイソンと顔を合わせてしまい、大金の代わりに彼をパリへと送り届けることになる。徐々に彼に惹かれていく。
- テッド・コンクリン(クリス・クーパー)
- CIAのエージェント。なぜかボーンの行方を追っている。
- ニクワナ・ウォンボージィ(アドウェール・アキノエ=アグバエ)
- 独裁者。何者かに暗殺されてしまう。コンクリンは、ウォンボージィ殺害の罪をなぜかボーンに被せる。
映画『ボーン・アイデンティティー』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『ボーン・アイデンティティー』のあらすじ【起】
地中海を進んでいた漁船が、偶然漂流していた男を助け出した。その男には銃槍があり、男の身体の中にはスイス銀行の口座を刻んだカプセルが埋め込まれていたのだった。目覚めた男は記憶を全て失っており、自分が誰かも分からない。しかし、彼は何ヶ国語も自由自在に操り、高い戦闘能力を誇っていたのだった。
彼は、カプセルを頼りにスイスへと向かう。そして、その口座の中には、ジェイソン・ボーンという名前のパスポートと、紙幣、時計、銃、偽造パスポートなどが預けられていたのだった。ボーンはそれを手に銀行を去るが、銀行員がこっそりと、そのことをどこかへと連絡するのだった。
大使館へと入ったボーンだったが、警備員と揉めてしまい追われる身となってしまう。彼はなんとか大使館から逃げ出すと、たまたま近くに車を止めていたマリーという女性に、大金と引き換えにパリまで運んでもらうように頼み込むのだった。そして、マリーはその大金に目が眩み、見ず知らずのボーンを車に乗せてしまう。

映画『ボーン・アイデンティティー』のあらすじ【承】
そして、自分の正体を明らかにするため、パスポートに記載されていたパリの住所へと向かうボーンとマリー。そのアパートでは、管理人はボーンのことを認識していたものの、やはりボーンの記憶は戻らない。
次に、ボーンは携帯のリダイヤル機能を使い、自分が連絡を取っていた相手から自分の正体を探ろうと考える。しかし、そんな時、アパートに謎の強襲者が現れた。ボーンはなぜか身につけていた圧倒的な体術でその強襲者を倒すものの、自分とマリーが指名手配を受けていることを突き止める。
ボーンはマリーに逃げるように伝えるが、しかし、指名手配されている今、安全な場所はどこにもない、とマリーはボーンと行動を共にすることを選ぶ。そして、ボーンはマリーを連れ、盛大なカーチェイスの末警察から逃げ延びるのだった。ボーンの携帯に最後に残っていたのは、銀行に保管されていたパスポートの一つであるケインが宿泊するホテルだった。しかし、ケインは既に死亡しており、その荷物はケインの弟が保管しているという。
映画『ボーン・アイデンティティー』のあらすじ【転】
そこで、ボーンはマリーと共にそのホテルへ向かい、ケインに関する情報を手に入れようとするのだった。ボーンの想像以上に活躍をしたマリーが見事情報を手に入れてみせ、二人はケインが関わっていたという会社の警備船舶部門へと向かう。
すると、そこでは担当者が、ボーンをケインと呼ぶのだった。ジェイソン・ボーンは、ケインでもあったのである。しかし、そうなると一つの謎が生まれてくる。ケインが自分で、自分が生きているとするならば死んだとされるケインは一体何者なのか。二人はその遺体を確認するために、死体安置所へと向かう。
しかし、ケインの遺体はケインの弟を名乗る人物によって引き取られた後で、もぬけの殻だった。その頃、ウォンボージィという独裁者が何者かによって暗殺されていた。そして、なんとCIAに所属するコンクリンという男が、その犯行をボーンによるものだと嘘をつき上司に報告していたのだ。そのこともあり、ボーンとマリーは警察からも指名手配を受けてしまうのだった。
映画『ボーン・アイデンティティー』の結末・ラスト(ネタバレ)
ボーンとマリーは、マリーの知り合いの男性の別荘に匿ってもらうことになる。CIAはその別荘を突き止めると、刺客をその場に向かわせていた。しかし、ボーンは優秀で、彼らの襲撃に勘付くと、見事その刺客を撃退してしまうのだった。
刺客が持っていた携帯から着信記録に残された番号に連絡を入れたボーン。それは、なんとCIA本部へと繋がり、ボーンはコンクリンを呼び出すのだった。そして、ボーンは見事コンクリンの位置を突き止めると、彼に銃を突きつけ自分が誰か、自分に何が起きているのかを問いただした。すると、なんとボーンは元々CIAのエージェントで、ウォンボージィを暗殺する任務を負っていたという。
そして、ボーンは記憶を取り戻す。任務の際、子供が近くにいたために、ボーンは躊躇い任務を失敗したのである。そして、傷を負い記憶障害となったのだ。全ての記憶を取り戻したボーンは、自分は死んだことにしろ、とコンクリンに伝える。そして、ボーンはその場から立ち去った。ボーンが次に向かったのは、とある沿岸で開かれているスクーター屋だった。そこでボーンはマリーと再会し、二人は晴れて結ばれるのだった。
映画『ボーン・アイデンティティー』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
2002年に初公開されたマットデイモン主演のボーンシリーズ第1作目である。本作品でマットデイモンが一躍有名になったといっても過言ではない程、主人公ジェイソン・ボーンのキャラクターが色濃く出ている。本作品は、ボーンが自身は何者かを手探りで解き明かしていく、いわばボーンという人物の自己紹介的な位置に当たる。従来のスパイ映画とはまったく違う発想で進んでいく物語は、見れば見るほどはまっていく事だろう。続編では衝撃的な展開も待っているので、熱の冷めないうちに見進める事をおすすめする。(男性 30代)
記憶喪失になってしまったCIAエージェントのジェイソンボーン。物語は記憶喪失からのいきなり逃げるところから始まる。記憶喪失でも体に刻み込まれた身体能力と知能の高さ。なぜ追われているのか、自分は誰なのかを探りながら逃げ続ける超人的な主人公に感情移入してしまったのは言うまでもない。
ただかっこいいだけじゃない工作員の心情的な部分に入っていけたのはなかなか良かった。
彼は上手く逃げきり、マリーと再会を果たすのも素敵だった。(女性 20代)
21世紀型のアクションシリーズ第一弾。
主人公が孤軍奮闘して逃亡を続けながら敵陣に迫るという構造自体はもしかしたら既出のものかもしれない。しかしマット・デイモンの溢れる知性とタイトルが示す通り「自分は何者であるか」というある種普遍的なテーマにより、「よくある話」を一歩超えた魅力的なキャラクター物に仕上がっている。
アクションやカーチェイスを楽しめるだけでなくロケ地の風景も美しく、謎を追いながらの旅はちょっとしたロードムービー好きの欲求も満たす。何かとソツがない良作。(男性 40代)
シリアスなスパイアクション作品です。謎だらけでスタートし、謎を残したまま終わるので「早く次も観ないと!」となります。
マット・デイモンが若いので古い作品だと分かりますが、ストーリー自体は古さを感じさせません。記憶喪失でストーリーが進むので謎解きをしている感覚で入り込みやすいです。
アクションはテンポよく進み、特にカーチェイスシーンは圧巻です。ただ、ヒロインのマリーの好みは分かれそうですね。(女性 30代)
マッド・デイモンのアクションがキレキレで痺れます。前半の銀行での逃走劇が特に見応えがありました。物語自体はとにかく謎が多く、伏線らしき行動や発言が散りばめられています。それらのほとんどが未回収のまま終わってしまったのは驚きましたが、シリーズものと知らずに観た自分が悪いですね(笑)これは続編が気になります!
言動がコロコロ変わるヒロインは好きになれませんでした。あまりにも怪しいので裏切り者と睨んでいましたが特に何もなく…この辺りも続編に絡んでくるのでしょうか。とにかく続編を見ます!(男性 20代)
このシリーズの主人公ボーンは、主体的で次の行動を自分で切り開いていく姿が非常に好感度が高い。記憶は失われたとはいえ、身体が戦い方を覚えているというのも男心をくすぐる設定だ。若いマッド・デイモンがかっこよくアクションもスタイリッシュでほれぼれする。
自分の正体を探るという引きのお陰で続きがとても気になるし、気を緩めるスキがないくらい緊迫感が続く演出もグッド。
三作続く物語の一作目なので、伏線を探しながら見るのも楽しい。スパイ映画が好きなら間違いなくお勧めの一本。(男性 30代)
記憶を失った男ジェイソン・ボーンが、自分が暗殺者として育てられた過去を徐々に思い出していく展開が非常にスリリングでした。特にスイス銀行の貸金庫での冷静すぎる立ち回りや、逃走中に自然と戦闘スキルが発揮される描写は、「本人すら知らない才能が表に出る恐怖」が強く印象に残りました。追われる側でありながら圧倒的に強いというギャップが魅力で、マリーとの逃避行は物語に人間味を与えています。終盤、自分が暗殺対象の家族を殺そうとした過去に苦悩する姿には胸が痛みました。アクションだけでなく心理描写も深い名作です。(20代 男性)
ジェイソン・ボーンが自分自身の正体と向き合うストーリーは、単なるスパイアクションではなく「自分とは何者か」というアイデンティティのテーマが感じられ、とても惹きこまれました。特に、彼が暗殺任務に失敗し、海に落とされた経緯が明かされるシーンは衝撃的で、彼が抱える罪の意識の重さが一気にのしかかってきます。マリーとの関係が少しずつ信頼に変わっていく過程も自然で、逃走劇の緊張感の中で温かさを感じられました。ラスト、ボーンが任務から完全に離れようとする決意が見える終わり方も好印象です。(30代 女性)
主人公が記憶喪失の状態で、場所や戦い方だけは身体が覚えているという設定が抜群に面白い。ボーンが自分の正体に迫るたび、過去の罪が露わになる展開は胸が痛み、単なるアクション映画以上の深いドラマ性を感じました。特に暗殺対象の家族を殺せず、任務に失敗した葛藤の描写は印象的で、ボーンの中に残された良心が物語の軸になっているとわかる瞬間でした。アクションはリアル志向で派手すぎず、むしろその現実味が緊張感を生み出しています。シリーズの導入としても非常に完成度が高い作品でした。(40代 男性)
アクションシーンのテンポと編集が秀逸で、特に階段を利用した近接戦闘は思わず息を飲むほどの迫力でした。ストーリーはシンプルながら、ボーンが断片的な記憶と向き合う中で、自分が政府に使い捨てにされた暗殺者だったと気づいていく流れは胸が痛いものがあります。マリーと共に逃げ続けるロードムービー的な側面もあり、緊張と癒しのバランスが絶妙。ラストの“すべてを捨てる”選択は、過去を受け入れながらも前に進もうとする意志が感じられ、静かに心に残る終わり方でした。(20代 女性)
映画『ボーン・アイデンティティー』を見た人におすすめの映画5選
ミッション:インポッシブル(Mission: Impossible)
この映画を一言で表すと?
“裏切りと陰謀が渦巻く中、孤独なスパイが真相を暴く極上のスパイスリラー。”
どんな話?
IMFのエージェントであるイーサン・ハントが、任務中の仲間の死によって一転して裏切り者の濡れ衣を着せられ、国家レベルの陰謀に巻き込まれていく物語。自らの潔白を証明するため、敵味方が入り乱れる中で真相へ迫っていくスリリングな展開と、息をのむ潜入ミッションが魅力。緊張感が途切れない、王道スパイアクションの原点。
ここがおすすめ!
“ひとりで巨大な組織と戦うスパイ”という構図はボーンシリーズと相性抜群。伏線の張り方や二転三転する裏切りの応酬、情報戦の駆け引きは非常に高度で、観るほどに細部の巧妙さが味わえる。派手なアクションと知的なスリルが両立しており、シリーズの導入としても最高の一本。
96時間(Taken)
この映画を一言で表すと?
“家族を救うため、元CIA工作員が無双する“実践型アクション”の極致。”
どんな話?
元CIAのブライアンは、娘が誘拐されたことを知り、たった一人で犯罪組織の巣に飛び込んでいく。彼のプロフェッショナルな戦闘技術や情報収集能力が次々と発揮される中、家族への強い愛情が物語を強烈に動かしていく。タイムリミット型の緊張感が全編を走り続けるスピーディーなアクション作品。
ここがおすすめ!
ボーンのような“圧倒的に強い一人の男”を見たいならこれ。近接戦闘の速さと重さは見応え抜群で、無駄のない展開がストレスなく楽しめる。シンプルでありながら胸に刺さる父娘のドラマがあり、感情的な没入度が高い。アクション映画の爽快感を求める人に特におすすめ。
トレーニング デイ(Training Day)
この映画を一言で表すと?
“善悪の境界線が崩れゆく中、人間の本性がむき出しになるハードなクライムドラマ。”
どんな話?
新人刑事ホイトが、一日限定の研修として伝説的刑事アロンゾと行動を共にするが、彼の捜査手法は次第に“正義”とはかけ離れた危険な領域へと踏み込んでいく。1日の中で善悪が逆転するような心理的スリルが展開し、主人公の信念が激しく揺さぶられていく。スピード感のある会話と緊張感が持続する傑作。
ここがおすすめ!
“正義とは何か”“自分はどこまで許されるのか”というテーマが、ボーンの葛藤と重なる部分が多い。アクションよりも心理的圧迫と緊張の積み重ねが中心で、デンゼル・ワシントンの怪演が作品を圧倒的なレベルへ引き上げている。善悪の境界が揺らぐ物語が好きなら見逃せない。
トータル・リコール(Total Recall)
この映画を一言で表すと?
“記憶を巡る“自分探し”が、壮大な陰謀と暴走するSFアクション。”
どんな話?
平凡な男クエイドは、記憶を操作するサービスを利用したことがきっかけで、突然「自分は秘密エージェントだった」という可能性に直面する。現実と偽りの境界があいまいな世界で、彼は自分の記憶の真相と陰謀の核心へ迫っていく。アクションとSF要素が見事に融合した大作。
ここがおすすめ!
ボーンと同じく“記憶喪失”を軸にしたストーリーでありながら、SF世界を舞台にした壮大な設定が魅力。記憶・アイデンティティ・陰謀という要素が強烈に絡み合い、終盤に向けて怒涛の展開が続く。世界観の作り込みが秀逸で、硬派なアクションを求める人にも刺さる作品。
ヒート(Heat)
この映画を一言で表すと?
“犯罪者と刑事、二人の男の生き方が激しくぶつかり合う緊迫のクライムアクション。”
どんな話?
プロの犯罪集団を率いるニールと、彼を執念で追う刑事ハンナ。互いに優れた能力を持つ二人は、犯罪と捜査の狭間で激しい心理戦を繰り広げる。圧巻の銃撃戦と静かな緊張感を併せ持ち、犯罪者でありながら魅力的なキャラクターを深掘りする濃密な犯罪ドラマとして高く評価されている作品。
ここがおすすめ!
“プロフェッショナルな男同士の対峙”という点で、ボーンの知的スリルを好む人に最適。アクションの迫力、心理戦の緊張、そして二人の生き様が交錯するドラマの深みが圧倒的。銃撃戦のリアルさも突出しており、クライム映画の頂点とも言える完成度を持つ。






みんなの感想・レビュー
20世紀を代表するスパイ映画の主人公となったジェイソン・ボーン。彼の様なスパイが支持される理由は何があるだろうか?素晴らしい能力を持ちながら生かす場所が見つからない。そういう人たちが生かす場所を見つける為に自分探しをする。その様が劇中でジェイソン・ボーンが迷走する様と似ていて共感を呼ぶのではないかと思う。ただ格好がいいスパイヒーローではなく共感できるスパイ像を作り上げた事が、この映画の成功モデルだろう。
①時代を反映したスパイ映画、主人公
今までのスパイ映画の主役といえば、キャラクターが判りやすく主義主張がはっきりしているというのが特徴だった。映画冒頭5分で、観客が主役がどの様な人物であるか容易に判断出来るかという事が、ある種『売れるスパイ映画』の定番になっていたのだと思う。
この映画が売れた理由は、あえてその定石を破った事にある。今までスパイ映画未経験の俳優を配置し、なおかつ主役は、自分がCIA最強のスパイである事どころか、何者かさえも判らない。自分探しの旅をし続ける間に、臨まれぬ犠牲者が次々に出る事で初めて自分が何者か悟る。
追うCIA側は、ボーンが自我に目覚める事こそ、最も恐れている事だ。これこそ今までのスパイ映画定石を逆手に取りヒットした要因でもある。
それだけではない、ジェイソン・ボーンシリーズが公開された時期は20世紀から21世紀に跨っている。企業や上司に抑圧され逆らえない人々がボーンの様に自由を求めたいという気持ちも反映されヒットしたとも言える。
②映画の終わりは、新たなる幕開け
ボーンはCIAの暗殺者・プロフェッサー(クライブ・オーウェン)と対峙し、ようやく自分も彼と同じCIAに作り上げられた暗殺者だったという事に気づき始めます。
不本意にも関わらせてしまったマリーを安全な場所に移動させ、ボーンは、プロフェッサーを倒した後、コンクリンの居場所をつきとめ、彼から真相を突き止める。
ボーンは、諸外国の要人を秘密裏に抹殺する『トレッドストーン計画』の暗殺者だった。各地域に『置石』の様におかれた暗殺者は、その土地のターゲットをしとめなければいけない。ボーンは『なんらか』の理由でしくじった。その結果が嵐の海に弾丸をうけて浮かんでいたという結末だったのだ。
コンクリンは、この後暗殺者マンハイムに殺され、ボーンは一時期マリーの元にのがれるが、それが彼が本当の『自由への切符』ではなく『新たなる戦い』への幕開けである事が判る。
③マット・ディモンを一躍有名にした作品
主演のマット・ディモン自身『棚からぼた餅』と呼んでいるシリーズがこのシリーズだ。この役で、マット・ディモンの印象や人間性は多いに変わったといっても過言ではない。1作目で29歳、シリーズ3作目のときには36歳である。
それまでの彼の作品は『すべての美しい馬』や『パカーヴァンスの伝説』などドラマが多かった。もし次に選んだ作品が『ヒアアフター』だったなら大コケしていたかもしれない。
しかしここで批評家の予想を裏切り『ボーンアイデンティティ』を選び正解だったという事になる。この作品以前は、殆どエージェントの電話はならなかったマットが忙しくなったのも、この作品のおかげだろう。