映画『ブルース・オールマイティ』の概要:ニューヨークはバッファローで恋人と暮らすブルース。冴えないテレビ・レポーターの彼は、パッとしない人生に限界を感じていた。そんなある日、神に呼ばれて全能の力を授かる。トム・シャドヤック監督とジム・キャリーによる王道爆笑コメディ。
映画『ブルース・オールマイティ』の作品情報
上映時間:101分
ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ
監督:トム・シャドヤック
キャスト:ジム・キャリー、モーガン・フリーマン、ジェニファー・アニストン、フィリップ・ベイカー・ホール etc
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映画『ブルース・オールマイティ』の登場人物(キャスト)
- ブルース・ノーラン(ジム・キャリー)
- 冴えないテレビ・レポーター。ある日神から全能の力を授かり、思う存分その能力を使うも、そのツケを払うことに。
- 神(モーガン・フリーマン)
- バカンスに行くという理由で、ブルースに神の能力を与え仕事を任せる。実はブルースに一目置いていた。
- グレース(ジェニファー・アニストン)
- ブルースと同棲する恋人。神の力を得て調子に乗ったブルースと一度別れるも、最後によりを戻す。
- エヴァン(スティーヴン・カレル)
- ブルースと同じくレポーターで彼のライバル。報道番組のアンカーマンを任されるも、神の力を得たブルースに邪魔される。
- ジャック(フィリップ・ベイカー・ホール)
- ブルースとエヴァンの上司。一度はブルースをクビにするも、文字通り神がかり的な仕事ぶりを評価し、彼をレポーターに復帰させる。
映画『ブルース・オールマイティ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ブルース・オールマイティ』のあらすじ【起】
地元テレビ局のレポーターとして冴えない人生を送るブルース。彼は恋人のグレースと同棲中。いつも通りグレースを車で勤務先の保育園まで送り、自身が勤務するテレビ局へと向かうブルース。道路渋滞のせいで会議には遅れるが、生放送のレポーターの仕事を任される。しかしその生放送中に、ライバルであるエヴァンが報道番組の次期アンカーマンに抜擢されたことを知り、自分も欲していたポジションだっただけに呆然とする。そして、彼は放送中にメチャクチャなレポートをする。
当然クビになったブルースは、家でグレースに八つ当たりし、神にまで当てこすりをする始末。家を飛び出しイライラしながら車でドライブ中、神に向かって合図をくださいと祈る。その瞬間、電子掲示板に「前方に注意」と表示されるが、ブルースは気付かない。そのまま車を走らせると、前方不注意でポールにぶつかり車が潰れる。自身にケガはなかったものの、かんしゃくが治まらない彼は、すべては神のせいだと神を罵る。その後ポケベルが鳴るが、知らない番号だったのでそのまま無視していた。
映画『ブルース・オールマイティ』のあらすじ【承】
翌朝、ブルースはポケベルの音で目が覚める。故障と決めつけた彼は、窓から道路に向かってポケベルを投げた。いつものように、言うことを聞かないペットの犬を外に出すと、車に潰されたポケベルが鳴りだした。気になってその番号にかけ直すと、ある男からここに来るようにと場所を伝えられる。
そこに着くと、建物には万能社と書いてあった。中に入ると清掃員が床のモップ掛けを行っており、オフィスは7階だと教えてくれる。ブルースが7階にたどり着くと、さっきと同じ老人が出てきた。自分を神だと言い切る彼は、それを信じないブルースに対し、神としての能力を見せつける。この建物を出たら神としての能力を授けると言う彼に、ブルースは怖くなって建物から逃げ出す。
その場から逃げたブルースは、自分の言動や思考がすべて現実になることに気付く。そこに神が現れ、状況の説明をする。ブルースは彼が本物の神であると認めるが、神はバカンスにいくという理由で、人々の祈りに答えるという神の仕事をブルースに任せる。
自分が神の力を手に入れたと有頂天になったブルースは、全能の力を思う存分楽しむ。すべてを自分の欲望のままに操るブルースは、その力を発揮してレポーターとしての仕事にも復帰。その後も特大ニュースをレポートし続け、ミスター・特ダネと世間でもてはやされるほど一躍時の人となる。仕舞には放送中のエヴァンにヘマをさせ、彼からアンカーマンのポジションを奪ってしまう。
映画『ブルース・オールマイティ』のあらすじ【転】
自分勝手な振る舞いをするブルースはディナーの席でグレースと喧嘩をしてしまう。それからというもの、町中の人の祈りが聞こえるようになる。それは今まで神として祈りを無視してきたツケだ、と神に言われる。あまりにも多い祈りを整理するため、ブルースは自分のパソコンにデータファイルとして人々の祈りを記録することにした。面倒になった彼は、その祈りすべてにYESという回答を送り付けるのだった。
自身のアンカーマン就任パーティーに出席したブルース。パーティー会場の人々は上機嫌。それもそのはず。全員神への祈りが叶い、株価が上昇したり宝くじが当たったりしたのだ。そんな中ブルースは、番組で共演予定のキャスター、スーザンに言い寄られてキスをしているところを、たまたまグレースに目撃され彼女に愛想をつかされてしまう。
ブルースのアンカーマンとしての初仕事の日。本番直前に、地元ホッケーチームのセイバーズが優勝したとの知らせが入り、スタジオも良い雰囲気。しかし、いざ本番となると停電が重なり放送はそのたびに中断。さらに、お祭りモードの町では暴動が始まる。責任を感じたブルースは本番中にも関わらずスタジオを飛び出し、町の惨劇を目の当たりにする。神に力を貸してもらおうと万能社へ瞬間移動すると、清掃員姿の神が現れる。過去に交わした神との約束通り、床掃除を手伝った後、助けてほしいと頼むブルース。そんな彼に神は、奇跡は願うものではなく自分で起こすものだ、と諭す。
映画『ブルース・オールマイティ』の結末・ラスト(ネタバレ)
奇跡を起こすかどうかは自分次第だと気づいたブルースは、他人のために行動し皆が協力し合えば、奇跡は起きるのだと考えた。ブルースは町で困っている人を助け、アンカーマンとしての仕事もエヴァンに譲り、自身はレポーターとしてお茶の間を賑やかにすることにする。ある日、グレースの姉が妹の荷物を引き取りにブルースの家を訪問する。彼女は帰り際に、妹が毎晩ブルースのことを想って祈っているということを彼に伝える。
グレースが自分のもとを離れても、毎日自分のことを想ってくれていると知ったブルース。罪悪感から自暴自棄になった彼は、高速道路にひざまずき、その身を神に託す。見事にトラックにはねられると、天国で神に会う。そこで世界平和とグレースの幸せを祈ったブルースは、神に認められて生き返る。意識を戻し病院のベッドで横になっていたブルースのもとに、グレースが見舞いに来る。二人はお互いの愛を確認し、よりを戻す。
ブルースは仕事に復帰し、レポーターとして快調な仕事ぶりを発揮する。その場にいたグレースとも仲睦まじい様子。同じくその場にいたホームレスの老人は「世界の終わりはどこかに消えた(原文:ARMAGEDON OUTTA HERE)というボードを抱えている。彼は密かに神としての正体を現す。
映画『ブルース・オールマイティ』の感想・評価・レビュー
さすがジム・キャリーの映画は名作が多いな!と感じます。
自分の立場に悲観していた彼が、神の力を手に入れて自由奔放に好き勝手やっている所はちょっと笑ってしまったりもしたけれど、最終的には人として大切なことにちゃんと気づくことが出来て、自分ではなく人のためにその力を使うラストは心にじーんと沁みました。
いつも通りジム・キャリーの変顔も炸裂してるし、誰にでもオススメできる笑いあり、涙ありのコメディ映画です。(女性 20代)
地方テレビ局のレポーターのブルースは、仕事や恋人に不満があり、神に悪態をつく。
すると目の前に神が出現し、「私の仕事に不満があるなら君がやれ」とブルースが全能の存在となる話。
神になれるという大役のわりには、そこまで派手さやスケールがなくて平凡なところもまた良い。沢山笑える箇所があり、改めてコメディー俳優としてのジム・キャリーの素晴らしさを知れた。
奇跡を信じるのではなく、まず行動を起こせ!と背中を押してくれ、勇気をもらえる作品。(女性 20代)
「神様、お願いです」と何かをお願いしたこと、誰でも一度はありますよね。ジム・キャリー演じるブルースはイマイチ冴えないニュースキャスター。仕事が上手くいかないことを神様のせいにしたところ、目の前に神様が現れ、神の力を授かってしまうというなんともファンタジーで夢のあるお話。
きっと神様が見てるってそんな迷信じみたこと、考えてしまうことありますよね。そんな神様が身近に感じるストーリー。本当に面白くて何度も観てしまいます。
神様も大変だなあと思いつつ、これからも神頼みしてしまうだろうなと感じました。(女性 30代)
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