映画『クリスマス・クロニクル』の概要:クリスマスイブ。サンタクロースを撮影しようとした子供たちが、サンタのそりに忍び込んでしまう。思わぬハプニングでそりが墜落、プレゼントを配れなくなったサンタは大ピンチに陥る。
映画『クリスマス・クロニクル』の作品情報
上映時間:104分
ジャンル:ファンタジー、コメディ
監督:クレイ・ケイティス
キャスト:カート・ラッセル、ジュダ・ルイス、ダービー・キャンプ、ラモーン・モリス etc
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映画『クリスマス・クロニクル』の登場人物(キャスト)
- サンタクロース(カート・ラッセル)
- よくあるサンタクロースのイメージが、いつも太っていることを心外だと感じている。本物のサンタクロースで、一晩ですべての良い子にプレゼントを配る。
- テディ・ピアース(ジュダ・ルイス)
- 不良との付き合いに片足を突っ込んでしまっている、ピアース家の兄。未だにサンタクロースを信じている妹に呆れている。
- ケイト・ピアース(ダービー・キャンプ)
- 10歳になったが、サンタクロースを信じている。サンタクロースを撮影しようと企む。
映画『クリスマス・クロニクル』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『クリスマス・クロニクル』のあらすじ【起】
クリスマスイブ。ケイトは昔のクリスマスのビデオを見ていた。パパとママ、兄のテディと自分がいて、家族みんなが幸せそうだった。だんだん成長し、去年の映像にたどり着く。でも今年はパパが死んでもういないので、3人でクリスマスを過ごすことになってしまう。
テディと二人で留守番をしていると、テディが外に出かけると言い始めた。ケイトがこっそり後をつけると、なんとテディは悪い友達と会っていた。彼らが車を盗むところをケイトはビデオで撮影した。
家に帰ってきたテディに、ケイトはビデオを突きつける。これをママに見せてやると言うケイトに怒り狂うテディ。ビデオを奪おうとしたところ、ママが家に帰ってきた。何があったのか聞くママに対して、ケイトは嘘を言ってビデオのことを誤魔化し、咄嗟にテディをかばう。
ママとケイトがクリスマスイブの準備を始めるが、電話が鳴った。クリスマスイブだというのに、ママは仕事に出ることになってしまった。
映画『クリスマス・クロニクル』のあらすじ【承】
ママはテディが外へ行かないで、妹と一緒にいるように言いつけて仕事へと出かけて行った。テディは自室へ行ったが、ケイトはまた昔のビデオを見ることにした。
ビデオを見ていたケイトは、ビデオにサンタクロースの手らしきものが映っていることに気付く。驚いたケイトはテディに話しに行くものの、テディは全く信じなかった。はしゃぐケイトの「サンタクロースを撮影する」という作戦に、渋々付き合ってあげることにするのだった。
サンタクロースを撮影するための一通りの準備を終えた二人。疲れて眠っていると、仕掛けておいた鈴の音が鳴った。音で起きたケイトがこっそり確認したところ、サンタクロースの姿がある。テディを起こし、様子を伺っていると、サンタクロースはそりを置いたまま、近所の家に次々にプレゼントを配っていた。
興奮したケイトはサンタの乗っていないそりに忍び込んで隠れる。テディも、妹に続いて慌ててそりへと飛び乗った。
映画『クリスマス・クロニクル』のあらすじ【転】
プレゼントを配って帰ってきたサンタが、そりを操って再び空を飛び始める。二人は必死でしがみついていたものの、やがてサンタに見つかってしまった。サンタが驚いて手綱を引いたためにトナカイとそりが離れて、三人ともが落下した。
トナカイがいないとプレゼントを運ぶことができないと言うサンタクロース。手がかりを探そうとレストランに入った。サンタは全ての客の名前を知っており、また子供の頃のほしかったものも全て知っていた。客たちは訝しむが、彼がサンタであることは信じない。
客が持っていた盗難車をテディが奪った。ケイトはトナカイを見つけてくるように言われる。トナカイを探し出し、空を飛ばせることで追ってきた警察を撒くことに成功したが、サンタクロースの方は留置場に入れられた。
ケイトがサンタクロースのプレゼントの袋を発見し、中を覗く。中は広く、エルフがたくさん住んでいた。子供たちが何を願っているかわかるようになっており、テディの願いには「パパに会いたい」と書かれていた。
映画『クリスマス・クロニクル』の結末・ラスト(ネタバレ)
テディは不良たちに捕まってしまい、サンタの袋を燃やされそうになる。中に妹がいると言いながらパニックになるテディを尻目に、袋からはエルフが飛び出し、不良を撃退してくれた。
留置場のサンタクロースは逮捕されている者たちに楽器を渡し、演奏をさせていた。警官たちは最初、彼をおかしな浮浪者だと思っていたが、彼がいくつもの奇跡を起こしていることに気づいてしまう。
サンタクロースは留置場を出て、テディとケイトに合流した。もう朝までにプレゼントを配り終えるのは無理だと言うサンタに、二人は手伝いをすると申し出る。
なんとか夜明けの直前にプレゼントを配り終えた三人。サンタクロースは二人にプレゼントを渡して、また助けが欲しい時は二人に頼みたいと言って去った。ちょうど、そのあとでママも帰宅する。
部屋に帰ると、まるで昔パパが飾り付けたようなツリーが待っていた。プレゼントとしてもらった飾りをツリーにつけると、パパの顔が映し出されるのだった。
映画『クリスマス・クロニクル』の感想・評価・レビュー
カート・ラッセルのサンタクロースがかなりのはまり役。『ホーム・アローン』のように、クリスマスに子供たちに訪れる試練と愛と夢の描かれる、心温まる王道物語。
クリスマスは子供たちのものだけではなく、かつて子供だった大人たちにも訪れるものである。良き人間になりたいと願う人間であるならば、誰にでも起きる奇跡である。という、誰の立場でも楽しい映画に仕上がっている。クリスマス映画として今後、語り継ぎたい一作。(MIHOシネマ編集部)
カート・ラッセルの演じるサンタクロースは私たちが思い描いているサンタクロースのイメージと少し違うかもしれませんが、子供だけでなく大人にも夢や希望を与えてくれる素敵な存在でした。
カート・ラッセルと言うと渋い役どころが多いですが、今作では良い子にプレゼントを配る本物のサンタクロースを演じています。悪ガキたちのせいでプレゼントを配ることが出来なくなってしまいますが、そのピンチの切り抜け方も流石サンタクロースと言うべき展開で、見ていてとても楽しかったです。(女性 30代)
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