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映画『サークル・オブ・フレンズ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『サークル・オブ・フレンズ』の概要:田舎町で育った純朴な少女が、大学へ入り初めての恋に戸惑いながら成長していく。大柄で屈託のない主人公を「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」で注目を集めたミニー・ドライヴァーが演じている。1995年公開のアメリカ・アイルランドの合作映画。

映画『サークル・オブ・フレンズ』の作品情報

サークル・オブ・フレンズ

製作年:1995年
上映時間:102分
ジャンル:ラブストーリー、青春、コメディ
監督:パット・オコナー
キャスト:クリス・オドネル、ミニー・ドライヴァー、ジェラルディン・オロウ、サフロン・バロウズ etc

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映画『サークル・オブ・フレンズ』の登場人物(キャスト)

ベニー(ミニー・ドライヴァー)
アイルランドの田舎町にある実家からバスでダブリンの大学まで通学している。父親は小さな紳士服店を営んでいる。敬虔なカトリック教徒の両親の一人娘として大事に育てられた。大柄で明るく、純粋な心の持ち主。
イヴ(ジェラルディン・オラウ)
ベニーの親友。幼い頃に両親を亡くして孤児となり、修道院で育てられた。現在はダブリンの修道院からベニーと同じ大学へ通っている。
ナン(サフロン・バローズ)
ベニーの幼なじみ。子供時代に一家でダブリンへ引っ越し、大学でベニーとイヴに再会した。玉の輿を狙う美人で野心家の女。
ジャック(クリス・オドネル)
ベニーと同じ大学の医学部の学生。医者の父親から将来を期待されているが、血を見るのが苦手。ラグビー選手でもあり、ハンサム。
ショーン(アラン・カミング)
ベニーの父親の店で住み込みの従業員として働いている。店とベニーを狙っている。気持ち悪い男だが、ベニーの両親からは気に入られている。
サイモン(コリン・ファース)
ベニーが暮らす町の大地主ウエストワード家の若旦那。イヴの父がこの家の庭師をしており、屋敷の外れのコテージで暮らしていた。すでに中年だが未婚。

映画『サークル・オブ・フレンズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『サークル・オブ・フレンズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『サークル・オブ・フレンズ』のあらすじ【起】

1949年のアイルランド。ベニーとイヴとナンの仲良し3人組は教会で洗礼を受ける。ベニーとナンはその後もずっと一緒だったが、ナンの一家はダブリンへ引っ越していった。

それから8年後。高校を卒業したベニーとイヴはダブリンにある同じ大学へ合格する。地元の町からダブリンまでは不便なバス通学をしなければならなかったが、ベニーの両親は実家から通うことを条件に大学進学を許していた。イヴはダブリンの修道院で暮らすことになる。

入学初日。ベニーとイヴはナンと再会する。もともと美人だったナンはすっかり垢抜けて大人っぽくなっていた。ベニーはナンの知り合いのジャックという医学部生に一目惚れする。田舎育ちの純朴なベニーにとってジャックは眩しい存在だった。

しかしベニーの両親は従業員のショーンと娘を結婚させ、店を継がせるつもりでいた。ショーンは根暗なスケベ男で、ベニーはショーンが大嫌いだった。それでもベニーはショーンのことで両親を恨んでしまうと教会へ懺悔に行くようなまっすぐな心を持っていた。

映画『サークル・オブ・フレンズ』のあらすじ【承】

ある日、ベニーは地元でジャックと出会う。知人の治療へ来たジャックの父親を待つ間、ベニーはジャックの時間つぶしに付き合ってあげる。ジャックは素直で話しやすいベニーに好感を持ち、ダンスパーティーへ誘ってくれる。

ベニーはナンにアドバイスしてもらいおしゃれしてパーティーへ行くが、ジャックはなかなかダンスに誘ってくれない。ベニーが帰ろうとした時、やっとジャックが声をかけてくる。ジャックは傷つけたことを謝ってくれ、チークダンスを踊りながら2人はキスをする。

ナンの家は兄弟も多く貧乏で、彼女はそんな暮らしから抜け出したいと思っていた。彼女が狙っているのは大地主の若旦那サイモンで、ナンは巧みにサイモンへ近づく。一方、ベニーとジャックも恋人同士となり、親密な関係になっていく。ショーンにプロポーズされたベニーは“好きな人がいる”と告白し、ショーンを拒絶する。

イヴは幼い頃に暮らしていたコテージを修繕し、週末をここで過ごすことにする。イヴにもエイダンというボーイフレンドができており、ベニーたちはジャックや友人を招いてここでパーティーを開く。その様子をショーンが暗闇からのぞいていた。

映画『サークル・オブ・フレンズ』のあらすじ【転】

ナンはサイモンの特別な女になるため、彼に処女を捧げる。ベニーはジャックとなら愛し合いたいと思うようになっていたが、カトリックの教えを気にして一線を越えられないでいた。ナンはサイモンとの逢引にイヴのコテージを勝手に使う。そしてその様子をショーンが見ていた。

ベニーは両親にダブリンに下宿したいと言ってみる。訝しがる両親にジャックのことを愛していると打ち明け、一緒に過ごす時間が欲しいということも正直に話す。しかし両親は理解してくれず、ベニーは反抗的な態度をとる。父親は激怒し、翌日突然倒れて帰らぬ人となってしまう。

ベニーは自分のしたことを深く後悔し、葬儀の時も泣き続けていた。そんなベニーをジャックは優しく慰めてくれる。ベニーは母親と店が落ち着くまで、しばらく大学を休むことにする。ジャックと会えなくなるのは寂しいけれど、ベニーは2人の愛を信じていた。

ベニーは店の帳簿を調べ、不審な赤字に気づく。ベニーはショーンが店の売り上げを勝手にくすねていたのだと説明するが、母親はまだショーンの味方だった。

映画『サークル・オブ・フレンズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ナンは病院で妊娠2ヶ月と診断される。ナンはサイモンが自分と結婚してくれるものだと信じていたが、サイモンは貧乏な家の娘のナンと結婚するつもりなど全くなかった。中絶するよう小切手を渡されたナンは、傷つきながらもすぐに次の行動に移る。

ナンはベニーと会えずに寂しい思いをしているジャックに目をつけ、酔っ払ったジャックを誘惑して関係を持つ。そして妊娠をジャックのせいにしてしまう。真面目なジャックは責任を取ってナンとの結婚を決める。それを聞いたベニーはボロボロに傷つく。

しかしイヴはナンの妊娠を不審に思っていた。そしてナンとサイモンの関係に気づき、コテージでのパーティーに顔を出したナンにつめ寄る。その後ナンは全てを打ち明け、イギリスへ旅立って行く。

ベニーは店の2階でショーンに襲われそうになり、暴れた際にショーンが隠し持っていた店の売り上げを見つける。悪事がバレてしまったショーンはベニーに追い出される。

ジャックはベニーの店へ行き“許してくれるなら結婚したい”とプロポーズする。ベニーはプロポーズをすぐに受ける気にはなれなかったが、その後2人の愛は復活し、ベニーは幸せな日々を取り戻すのだった。

映画『サークル・オブ・フレンズ』の感想・評価・レビュー

ベニーの純粋さと真面目な心が眩しく感じる作品でした。嘘をついたり自分だけがいい思いをしようと画策したり…そんな行動の1つや2つ経験したことがありませんか?ベニーはそんな考えを一切知らない女の子。世間知らずと言われてしまうかもしれませんが、彼女の人生も平坦な道のりではありませんでした。
親に反対されたり、友人に裏切られたり、悲しいことがあっても明るく前向きだったベニー。最後は幸せになれた彼女の姿に勇気を貰いました。(女性 30代)

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