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映画『コマンドー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『コマンドー』の概要:ジョン・メイトリックスは陸軍の特殊部隊のリーダーだったが、辞職して娘のジェニーと穏やかに暮らしていた。しかし、突然襲撃され、ジェニーを誘拐される。犯人はバルベルデ共和国の元大統領で、ジョンにある仕事を行わせようとしていた。

映画『コマンドー』の作品情報

コマンドー

製作年:1985年
上映時間:89分
ジャンル:アクション、ヒューマンドラマ
監督:マーク・L・レスター
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、レイ・ドーン・チョン、ヴァーノン・ウェルズ、デヴィッド・パトリック・ケリー etc

映画『コマンドー』の登場人物(キャスト)

ジョン・メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)
陸軍の特殊部隊の元リーダー。現在は軍を離れ、娘のジェニーと穏やかな暮らしを送っている。強靭な肉体と豊富な知識があり、高い戦闘能力を持っている。
シンディ(レイ・ドーン・チョン)
騒動に巻き込まれ、ジョンに協力することになる。軽飛行機を操縦することができる。
ベネット(ヴァーノン・ウェルズ)
ジョンの元部下。人を殺し過ぎたことで、ジョンに軍から追放される。ジョンのことを恨んでおり、アリアスに協力する。
アリアス(ダン・ヘダヤ)
バルベルデ共和国の元大統領。拷問によって大勢の人を殺した独裁者。革命により、失脚する。大統領の地位に戻るため、ジョンに現大統領を始末させようと画策する。

映画『コマンドー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『コマンドー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『コマンドー』のあらすじ【起】

ジョン・メイトリックスは陸軍の特殊部隊のリーダーだったが、辞職して娘のジェニーと山荘で暮らしていた。ある日、元上官だったカービーが、陸軍のヘリコプターに乗ってやってくる。ジョンの元部下達が何者かに殺されていたため、危機を知らせにきたのだ。カービーは2名の兵士を護衛としてジョンの家に配置させた。

ジョン達は突然何者かの襲撃を受ける。1人の護衛は銃弾に倒れ、もう1人の護衛は腕を負傷してしまう。ジョンは敵を倒すために武器を取りに行き、ジェーンを寝室に隠した。だが、武器を持って戻ってきたときには、護衛が殺されジェーンが誘拐されてしまっていた。

ジョンは壊されていた車を山の斜面を利用して動かし、敵の車を追いかけた。そして、敵と戦うが、敵の方が人数が多く捕まってしまう。敵の中には、ジョンがかつて追放した元部下のベネットがいた。ジョンは麻酔銃を撃たれ、気を失ってしまう。

ジョン達を誘拐させたのは、バルベルデ共和国の元大統領であるアリアスだった。アリアスは大統領に返り咲くため、自分を失脚させた現大統領のベラスケスを殺すことをジョンに命じた。改革時、ジョンはベラスケスに協力していたため、信頼されていた。ジョンは拒むが、ジェニーの命を盾に取られていたため、強く反発することはできなかった。

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映画『コマンドー』のあらすじ【承】

ジョンはバルベルデ共和国に行くため、見張りの男と共に飛行機に乗せられる。ジョンは見張りの男を倒して眠っているように見せかけると、離陸をしている飛行機から池に落ちて脱出した。バルベルデ共和国に到着するまでは11時間あり、見張りの男の遺体が発見されるまでにはまだ猶予があった。ジョンはその間にジェニーを救出することにした。

ジョンは空港にいたアリアスの仲間のサリーを尾行した。サリーは女好きで、偶然目についた女性(シンディ)に付き纏っていた。サリーはシンディに強く拒否されたため、悪態を吐いて去っていった。ジョンはシンディの車に乗り込み、サリーを追うよう指示した。シンディは突然のことに恐怖し、指示に従った。

サリーはショッピングモールの中に入っていった。ジョンが顔を出すとジェニーが殺されてしまうため、事情を説明してシンディにサリーを自分の元まで連れてきて欲しいと頼んだ。しかし、シンディはジョンの話を信じず、警備の者を呼んだ。

サリーは警備の者と戦っているジョンを目撃し、シンディから財布を奪ってアジトに報告しようとした。それに気づいたジョンは、警備の者と戦いながらサリーの電話を邪魔した。サリーが車に乗って逃走したため、ジョンもシンディと一緒に車に乗って追いかけた。ジョンは車をぶつけ、サリーの車を横転させた。そして、サリーが持っていたモーテルの鍵を奪うと、崖から落として始末した。

映画『コマンドー』のあらすじ【転】

ジョンは迷惑をかけたことを謝罪し、改めてきちんとシンディに事情を説明した。ジョンの話を信じたシンディは、協力することを決意する。2人はサリーが泊まっていたモーテルに行き、部屋の中を確認した。そこに、サリーの仲間のクックが訪ねてくる。ジョンはシンディにドアを開けさせ、クックを油断させた。そして、クックと激しい戦いを繰り広げた。クックのお腹に木材が刺さってしまい、アジトの場所を聞き出す間もなく亡くなってしまう。

ジョン達は手がかりを求め、クックの車を調べた。そして、飛行機の給油所の明細を発見する。そこには倉庫街の住所が書かれていた。飛行機を隠すために使われているのだ。ジョン達はクックの車に乗り、住所の場所に向かった。辿り着いたのは、ジョンが閉じ込められていた建物だった。

ジョン達は建物の中を確認するが、飛行機は無くアリアスも見つけることができなかった。ジョン達は机の上にあった地図を確認し、アリアス達が孤島に向かったことに気づく。その孤島に行くまでの距離と、給油所の明細に書かれていた燃料の量は一致していた。

映画『コマンドー』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジョン達は軍放出品販売所に侵入し、大量の武器を奪った。しかし、店員に銃を突きつけられ、ジョンは警察に逮捕されてしまう。シンディは先に店を出ていたため無事だった。シンディは車で後を追いかけ、奪ったロケットで護送車を爆破させた。そして、ジョンと共に逃げた。

ジョン達は飛行機(水陸両用)を盗み、孤島に向かった。軍放出品販売所の件を知ったカービーは、ジョンの行方を追った。その頃、ジョンはシンディを飛行機に残し、ボートを使って島に上陸していた。

バルベルデ共和国に飛行機が到着し、遺体が発見されたことからジョンが逃げ出したことがバレてしまう。ジョンは様々な武器を使いながらアリアスの仲間を倒していった。ベネットはジェーンを始末しに行くが、ジェーンは閉じ込められていた部屋から逃げ出していた。シンディは無線機を使い、カービーに助けを求めた。

ジョンはアリアスを倒し、ジェニーのことを探した。ジェニーはベネットに見つかり、人質に取られていた。ジョンはベネットを挑発し、一対一で戦った。そして、ベネットを倒して無事にジェニーを救出した。助けにきたカービーはジョンに、隊に復帰してくれと頼んだ。しかし、ジョンは断り、ジェニーとシンディと飛行機に乗り込んだ。

映画『コマンドー』の感想・評価・レビュー

若かりし頃のアーノルド・シュワルツェネッガーが、主人公のジョンを演じている。派手な戦闘シーンが豊富にあり、見応えがある作品だった。ジョンはとてつもなく強い人物で、バッサバッサと敵を倒していくところは爽快感があった。ジョンの娘のジェニーがとても可愛くて、父のことを深く愛し、信頼しているのがきちんと描かれているのが良かった。騒動に巻き込まれたシンディが、恐怖に怯えながらもジョンに協力する姿は好感が持てた。(MIHOシネマ編集部)


主人公がやたら強く、敵をばっさばっさとなぎ倒していく姿は爽快感があり、爆撃のシーンや戦闘シーンは迫力と驚きがあった。王道のアクション映画で安心して見られる作品だと思う。最後もハッピーエンドなのが良かった。
始め、騒動に巻き込まれたシンディのことを可哀そうだと思っていた。でも、逮捕されたジョンを救うために護送車を爆破したシーンを見て、なかなか肝の据わった女性だなと感じた。か弱くてなにもできない女性よりも、好感が持てる。(女性 30代)


主演のアーノルド・シュワルツェネッガーは、『ターミネーター』での無機質な悪役から一転、元軍人の一児の父が、娘を助けるべく奔走するヒーローを演じた。
改めてみると突っ込みどころ満載な本作だが、人並外れたセンスと知恵で刺客を蹴散らし、最後は敵アジトにて完全武装し、一人で組織を圧倒するシュワちゃんがただただ格好良く、ド派手なアクション、小粋なセリフ群が、「理屈なんて知るか!」と言わんばかりに、輝きを放つ。(男性 20代)


アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作とも言えるこの『コマンドー』凄腕の元軍人が娘を助けるために、たった1人で組織を倒しに行くストーリーはかなり無茶な設定ですが、アーノルド・シュワルツェネッガーだからこそ成り立つストーリーだと思います。彼の演じるジョンはとにかく強く、勇敢な男で彼がいれば何も怖くないと思えるほど信頼出来る男でした。
巻き込まれてしまったシンディが怯えながらも一生懸命頑張る姿が、健気で可愛らしかったです。(女性 30代)

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