「2/デュオ」のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

2/デュオの概要:俳優という夢に翻弄される圭と堅実に働きながら支える恋人の優。一緒に暮らす二人は、乱れた心も共有していく。役者の即興芝居に委ねながら、言葉にし難い心模様を綴っていく一作。

2/デュオの作品情報

2/デュオ

製作年:1997年
上映時間:95分
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ
監督:諏訪敦彦
キャスト:柳愛里、西島秀俊、渡辺真起子、中村久美 etc

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2/デュオの登場人物(キャスト)

優(柳愛里)
ブティックの店員として勤めながら、俳優として成功を目指す恋人・圭を支えている。唐突に切り出された結婚に動揺しながら、圭の不安定さに呑まれていってしまう。
圭(西島秀俊)
優の恋人。俳優として名を上げようとしているが、うまくいかない現実に葛藤している。ほぼヒモ状態でありながら、優に当たり散らすようになり、心の乱れが表立ってくる。
ユキ(渡辺真紀子)
優の友人。キャリアウーマンとして自立している女性。優の相談を受けていたが、異変には気づいていなかった。圭の異様な空気に、優に起こったことを察する。

2/デュオのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『2/デュオ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

2/デュオのあらすじ【起】

ひたすらに逃げた先に大きな3つの仏像が立っていて、その先には奇妙な部屋があるという不思議な夢に連日うなされ熟睡できずにいると言う圭。そんな取り留めのない話もしっかり聞く恋人の優は「疲れたでしょう?」と声をかけた。仕事に行く優を見送る圭。まだ駆け出しの俳優である圭は、経済的にも優に依存している。お金をもらって時間を潰し、仕事帰りの優にお菓子を買わせるような日々を繰り返していた。

ブティックで働く優は、完璧な仕事ぶりで後輩からも慕われていた。その日も後輩の相談を聞きながらも、きちんと仕事をこなしていく。一方で圭は、出演シーンがカットされてしまい、ようやく掴んだ小さな役すらも去っていく虚しさに襲われていた。本当は仕事などなかったのに、帰宅した優に役の話をしながら、夕食を作ってもらう圭。ちょっとした優の遊びに機嫌を損ねた圭は、ふてくされて勝手に寝てしまう。そんな関係でも二人にはこれが幸せであったのだ。

2/デュオのあらすじ【承】

朝から姿が見えない圭。優が仕事に行く準備をしていると、圭から昼休みにデートしようと連絡があった。時計を持っていない圭は20分もの遅刻をしてきて、唐突に「結婚しよう」とプロポーズをしてきた。突然のことに驚く優は、何かのセリフ練習かと聞くが圭はいたって真剣だった。優は店に戻るが、「よくわからなかった」と圭が結婚したい理由を探そうとしていた。

優が帰宅すると、圭はベランダで寝てしまっていた。一緒に洗濯物を取り込みながら、以前行った海にまた行きたいと優が思い出に浸ると、圭は突然暴力的になった。訳が分からない優は、結婚についてもう一度問い掛ける。しかし圭は話し合うことを拒絶し、大声を上げて話を断ち切るのだった。

気晴らしも兼ねて友人・ユキに会いに行った優。キャリアウーマンとして自立するユキは、仕事でイタリアに行くと言う。ユキがトイレに立ったとき、一人になった優に見知らぬ女性が話しけてきた。優に対抗心をぶつけてくるこの女性は、「あんたのどこがいいのか」と不満をぶつけ、去っていった。その店の常連だというキョウコという女性はよく男性トラブルで揉めているいわくつきの存在であった。

2/デュオのあらすじ【転】

再び夜のうちに圭が姿を消した。朝になり、大声を上げたことの謝罪電話をしてきた圭はどこにいるのかわからないというのだ。仕事にも身が入らない優。夜になると優しい圭が戻ってきているが、結婚について聞こうとするとねじが外れたように一方的に話し始める。しまいには、家の物を壊し始め手が付けられなくなってしまう。ふと我に返った圭は何度も謝る。
「俳優以外でも仕事はある」と優がなだめようとすると、圭は再び怒り始め金を奪って家を出ていくのだった。

翌朝もどこにいるのかわからないという圭から連絡があった。精神的に疲弊し始めている優は、圭を繋ぎとめるためにも「結婚しよう」と返し居場所を作ろうとするのだった。

家に友人を招くため、準備をする二人。その頃の優は、圭のちょっとした言葉にも気が狂いそうになるほど神経質になっていた。友人たちの前では平然を装うが、圭は優を気遣い帰ってもらうように諭す。ぼそっと「結婚するんだ」と呟いた優は、友人たちを見送ることなく泣き出すのだった。

2/デュオの結末・ラスト(ネタバレ)

仕事に全く身が入らない優。休みの日には突然断捨離を始め、圭にお使いを頼んだまま部屋から姿を消してしまう。大きなヒビが入った全身鏡を見て、圭は途方に暮れるのだった。

優が居なくなって10日ほど経った。職場には退職の連絡をしていたが、実家にも戻ってはおらず、行く当ては想像がつかなかった。ユキを頼るも連絡はないという。金も底をついた圭は、ユキからコーヒー代を借り、「何かわかったら連絡して」と投げやりに言った。圭の異様な空気感に威圧されながらも、ユキは「連絡するね、でしょ」と圭の存在を正しい道に戻そうとしてくれるのだった。

仕事を始めた圭。出先で偶然にも優を見かけ、居場所を突き止めることができた。出ていった理由を聞く圭に対して、優は弱々しく「消えたかった」と答える。就職して変わったと話す圭は「一緒に帰ろう」と優しく声をかけた。しかし優は元には戻れないことを伝え、以前のように圭を気遣うのだった。

それぞれの時間を歩み始めた二人。優は、「人に頼られ、思われている自分が好きだった」と振り返り、圭もまた二人で住んだ家を出ようとしていた。しかし、片づけをする圭の元を訪ねて来た優。圭への気持ちが残っている優は、自ら選択をしようとしている。

2/デュオの感想・評価・レビュー

夢と憧れは時に挫折へと形を変えて人を崩壊させるという証明をこの物語は果たしている。当作は演者に流れを任せた実験的な95分であるがゆえに、時折入るインタビューシーンが生々しさを誇張する。気づいていながら見過ごそうとしてしまう感情は、当然見る者にも伝わり、緊張を走らせる。恋人とは言え、他人の焦燥する姿にここまで影響を受けるというプロットはいつできたんだろうか。8度にも渡る推敲を重ねた脚本を振り出しに戻し、その瞬間を圭と優として生きた二人の熱量に圧倒される一作であった。(MIHOシネマ編集部)

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