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映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

2023年の第95回アカデミー賞で主演のミシェル・ヨーがアジア系女性として初めて主演女優賞にノミネートされ話題になっている『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。今期アカデミー賞は3月12日に発表され、本作品は作品賞、監督賞、主演女優賞など7部門を受賞した。

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の作品情報

タイトル
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
原題
Everything Everywhere All at Once
製作年
2022年
日本公開日
2023年3月3日(金)
上映時間
132分
ジャンル
コメディ・SF
監督
ダニエル・クワン
ダニエル・シャイナート
脚本
ダニエル・クワン
ダニエル・シャイナート
製作
アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
マイク・ラロッカ
ダニエル・クワン
ダニエル・シャイナート
ジョナサン・ワン
製作総指揮
不明
キャスト
ミシェル・ヨー
キー・ホイ・クァン
ステファニー・スー
ジェニー・スレイト
ハリー・シャム・ジュニア
ジェームズ・ホン
ジェイミー・リー・カーティス
製作国
アメリカ
配給
A24

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の作品概要

コインランドリーを経営する中国系アメリカ人家族が繰り広げるSFファンタジーコメディ。世界にはいくつもの別の並行世界(マルチバース)があり、人生の数多くの決断で今の自分とは違った「自分」が存在している。平凡な主婦がマルチバースの世界を救う壮大SFコメディ。

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の予告動画

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の登場人物(キャスト)

エヴリン・ワン・クワン(ミシェル・ヨー)
夫と共にコインランドリーを経営する女性。マルチバースの別の並行世界では、女優、シェフ、カンフーの達人など今の彼女とは全く違ったエヴリンが存在する。ある日突然、マルチバース世界の危機から人類を救えるのは、コインラインドリーのエヴリンだけだと言われる。
ウェイモンド・ワン(キー・ホイ・クァン)
エヴリンの夫。普段はおっとりして抜けている所もある。ある日突然、別世界のウェイモンドがエヴリンを訪れ、世界を救うのは彼女だと告げる。
ジョイ・ワン / ジョブ・トゥパキ(ステファニー・スー)
エヴリンとウェイモンドの娘。エヴリンとは衝突もあり、言い合うことも多い。別世界でマルチバース破滅の危機に関わっている。

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のあらすじ(ネタバレなし)

アメリカで破産寸前のコインランドリーを家族で経営する中国系移民のエヴリン。頼りにならない夫と反抗ばかりする娘、税金関係の書類などは山積みで頭の痛い日々。毎日休みのなく忙しくも平凡な日々を送る彼女だが、ある日突然、世界には多くの別並行世界(マルチバース)が存在し、マルチバース破滅の危機から世界を救うのは彼女だと告げられる。

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
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映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のネタバレあらすじ結末と感想
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のネタバレあらすじと感想。ストーリーを結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載。

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の鑑賞後に見ておきたい映画

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が気に入った人にオススメの映画3本をピックアップ。エヴリン役、ミシェル・ヨーの過去作品2本と、本作監督の過去作品を紹介していきます。

007 トゥモロー・ネバー・ダイ

言わずと知れた大作「ジェームズボンド」シリーズの18作目。ミシェル・ヨーがアジア人として初のボンド・ガールを務め、本作で彼女はハリウッドデビューを果たす。本作は中国や日本を舞台にボンドが敵と戦うアクションスパイ映画。トゥモロー・ネバー・ダイ後も25作目まで続く世界的人気シリーズだ。ミシェル・ヨーの代表作の一つであり、本作でもアクションシーンを披露しています。彼女のファンなら一度は観ておきたい作品。

詳細 007 トゥモロー・ネバー・ダイ

クレイジー・リッチ!

ハリウッドで主要キャストがアジア人を占めた映画として世界的に注目、大ヒットしたラブコメ作品。中国系アメリカ人のレイチェル(コンスタンス・ウー)と彼女の恋人でシンガポールの超裕福家庭出身のニック(ヘンリー・ゴールディング)のロマンスと、シンガポールのセレブの世界を描く。ミシェル・ヨーはニックの母親で、レイチェルを良く思っていないエレノア役。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』とは全く違った彼女の魅力が観られる一本。

詳細 クレイジー・リッチ!

スイス・アーミー・マン

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の作風が気に入った人は同監督作品の本作を試してみては。ハリー・ポッターシリーズのハリー役で知られるダニエル・ラドクリフ主演のサバイバルコメディ作品。ポール・ダノ演じる青年は助けが来ない無人島で絶望していた、そんな時にダニエル・ラドクリフ演じるメニーの死体が漂流してくる。そこから始まる二人のサバイバル生活と友情とは。死体がメインキャラクターという設定は、奇想天外なこれまでにない世界観を楽しめる。

詳細 スイス・アーミー・マン

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の評判・口コミ・レビュー

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のまとめ

移民やアジア系がハリウッド作品に出演する機会は近年で一気に増えたが、メインキャストを占め、さらに壮大なSF作品として大ヒットしたことは本作の快挙だ。SFコメディ作品としてだけでなく、アジア系移民の葛藤や障害、新しい男性像やクイア表象も描かれた2023年に相応しい内容も、ヒットの要因だろう。第95回アカデミー賞は本作以外にも「西部戦線異状なし」や「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」など名作が並びどれから観るか迷っている人も多いだろう。そんな人には「映画診断」で自分に合った作品を見つけることをお勧めする。ミシェル・ヨーやキー・ホイ・クァンのアクションシーンも見どころで、多くの人が楽しめる作品である。

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