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映画『エグゼクティブ・デシジョン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『エグゼクティブ・デシジョン』の概要:これまで主演以外を務めたことがなかったスティーブン・セガールが、初めて脇役に挑戦した作品。セガールが物語の早々に退場してしまうストーリーは、観客の驚きを誘った。テロリストと特殊部隊の激しい戦いが幕を開ける。

映画『エグゼクティブ・デシジョン』の作品情報

エグゼクティブ・デシジョン

製作年:1996年
上映時間:132分
ジャンル:アクション
監督:スチュアート・ベアード
キャスト:カート・ラッセル、スティーヴン・セガール、ハリー・ベリー、ジョン・レグイザモ etc

映画『エグゼクティブ・デシジョン』の登場人物(キャスト)

フィル・デイヴィッド・グラント(カート・ラッセル)
陸軍情報部最高顧問。ナジ・ハッサンらのテロを食い止めるため、トラヴィスらと共に飛行機へと乗り込む。
ジーン(ハル・ベリー)
ハイジャックされた飛行機に乗り合わせていたキャビンアテンダント。ハッサンらに見つかりそうになったグラントを助ける。
オースティン・トラヴィス中佐(スティーブン・セガール)
グリーン・ベレーの隊長。ハッサンを止めるべく部下と共にハイジャックされた飛行機へと向かうが…?
ナジ・ハッサン(デヴィッド・スーシェ)
飛行機をハイジャックしたテロリスト。化学兵器を搭載した飛行機をワシントンD.C.に墜落させようとしている。

映画『エグゼクティブ・デシジョン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『エグゼクティブ・デシジョン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『エグゼクティブ・デシジョン』のあらすじ【起】

グリーン・ベレーの隊長であるオースティン・トラヴィス中佐は、特殊工作部隊を引き連れてとあるテロリストが潜伏していると思われるアジトに踏み込んだ。しかし、作戦が伝わっていたのか、テロの首謀者はそのアジトから既に離脱していた。そして、彼らの作戦は失敗に終わるのだった。

それから少し経った頃、ワシントンD.C.を目指し空を飛んでいた、オーシャニック航空343便が、テロリストによってハイジャックされてしまう事件が発生した。その事件の首謀者はナジ・ハッサンという男性だった。彼の目的は、先日政府に捕まってしまった彼らの組織のリーダーを釈放することだった。

ハッサンらに対抗するため、政府はトラヴィス、陸軍情報部の顧問であるフィル・デイヴィッド・グラント、そして、軍事技術研究部に所属し、飛行機に関する知識に明るいデニス・ケイヒルを招集する。そして、彼らは話し合いの末、ハッサンの目的がリーダーの解放だけではないことを突き止めるのだった。

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映画『エグゼクティブ・デシジョン』のあらすじ【承】

ハッサンの真の目的は、アメリカの主要都市であるワシントンD.C.に攻撃を仕掛け、アメリカを混乱の渦に陥れることだった。なんと、ハッサンは世界一殺傷力が強いとされる化学兵器、『DZ-5』をジェット機の中に忍び込ませていたのである。

そして、飛行機をワシントンD.C.に墜落させることで、その化学兵器を都市に蔓延させようとしていたのだ。そんな未曾有の大惨事を防ぐためには、テロリスト達からジェット機を奪還し、さらに化学兵器も押収する必要があった。

その作戦に、トラヴィス達が参加することとなる。彼らはステルス機に乗り込むと、テロリスト達が占拠しているジェット機にドッキングをした。しかし、その最中彼らは運悪く乱気流に見舞われてしまう。このままでは、部隊ごとの全滅もあり得る。そんな中、トラヴィスが我が身を犠牲にして、他の隊員を救ったのだ。また、ハッサン達が仕掛けたと思われる爆弾を解除するために派遣された、爆発処理担当のキャピーも大怪我を負ってしまうのだった。

映画『エグゼクティブ・デシジョン』のあらすじ【転】

部隊の要であるトラヴィスの死に、部隊は大きな悲しみに包まれる。さらに、作戦に必要不可欠なキャピーも傷を負ってしまった今、部隊はまさに絶体絶命の状況にあった。しかし、命をかけて自分たちを救ってくれたトラヴィスのためにも、自分たちの誇りのためにも、彼らは自分達だけでテロリストに対峙する覚悟を決めるのだった。

ジェット機の乗客400人、そして、ワシントンD.C.で暮らす多くの人々の命は、彼らに託されたのだった。テロリストに見つからないように、グラントは機内を移動していた。しかし、危うくハッサンに見つかりそうになってしまう。そんなハッサンを助けたのは、ジェット機に乗り込んでいたキャビンアテンダントのジーンだった。

グラントは、表立ってテロリストとして活動しているメンバー以外にも、乗客に紛れて化学兵器を操作しているメンバーがいることを推測する。そして、グラントはジーンに協力を要請すると、その隠れたテロリストを見つけ出そうとするのだった。

映画『エグゼクティブ・デシジョン』の結末・ラスト(ネタバレ)

しかし、とうとうハッサン側も、トラヴィスの部下達がジェット機内に乗り込んできたことに勘付いた。加えて、ここで一行にさらなるピンチが襲いかかる。トラヴィスと連絡が取れなくなってしまったため、政府が隊は全滅したものだと思ってしまったのだ。そして、彼らは多くの国民を守るため、ジェット機を撃墜する作戦に打って出るのだった。

しかし、なんとかグラント達がモールス信号で自分達の生存を伝えることに成功し、彼らは一命を取り留めるのだった。そして、とうとうテロリスト達との最後の戦いが始まる。彼らは一般人に紛れていたテロリスト達を見つけ出すと、なんとか爆発物を解除することに成功するのだった。

そして、機内で銃撃戦が始まってしまう。しかし、なんとテロリストがパイロットを殺害してしまったため、ジェット機はみるみる堕ちていく。操縦桿を握ったのは、小型飛行機を操縦したことがあるグラントだった。ジーンの協力もあり、なんとか飛行機は無事に着陸したのだった。

映画『エグゼクティブ・デシジョン』の感想・評価・レビュー

スティーブン・セガールが主人公ではないことは、念頭に置いて見たほうが良い。登場シーンが多いことを期待していると、ガッカリするかもしれない。
いつ墜落してもおかしくないジェット機の中のやり取りは、緊迫感があってハラハラさせられた。ただ、テロリスト達が少しだけ間抜けに思えた。あんまり細かいところを突っ込んだらダメなのかもしれないが、あんなに分かりやすく動かなくても、グラントの隙を突いて機械を操作することはできたと思う。(女性 30代)


カート・ラッセルにスティーブン・セガール、そしてハル・ベリー。豪華なキャストですが、いつもと違うのは主演がカート・ラッセルだということ。今作では『沈黙』シリーズの大スター、スティーブン・セガールはあくまで「脇役」で登場シーンも多くありません。なのにも関わらず、このパッケージのカート・ラッセルとスティーブン・セガールの二大巨頭は制作側の作戦でしょう。
今では温厚で優しい役が多いイメージのカート・ラッセルですが、今作では激しいアクションをこなし、とてもかっこよかったです。(女性 30代)

みんなの感想・レビュー

  1. toikun より:

    影山さん、こんばんは。
    スティーヴン・セガールはあんなに簡単に死ぬわけがないです!!!
    きっとパラシュートかなんかで、降下しているはずでうす!

    カート・ラッセルは『消防士の』ドラマから一方的に惹かれてラブラブ!
    奥さん離婚、無念、、、って婚姻関係にはなかったかな?

    もういとつ、アレクサンダー・ラエ・ボールドウェイとキム・ベイシンガーの離婚はホントにホントにショックでした。数々の作品で共演してきたものですね。

    最後に、アレック、痩せてくれ…90年代をもう一度…。