映画『エクソシスト2』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「エクソシスト2」のネタバレあらすじ結末と感想

エクソシスト2の概要:1973年『エクソシスト』の続編。教会からの要請で、ラモント神父は悪魔祓いで命を落としたメリン神父の調査に乗り出すも、リーガンの中にまだ悪魔パズズが潜んでいることを知る。パズズを倒す手段を見出し、ラモント神父とパズズとの最終決戦となるも…。

エクソシスト2の作品情報

エクソシスト2

製作年:1977年
上映時間:118分
ジャンル:ホラー、SF
監督:ジョン・ブアマン
キャスト:リンダ・ブレア、リチャード・バートン、ルイーズ・フレッチャー、マックス・フォン・シドー etc

エクソシスト2の登場人物(キャスト)

リーガン・マクニール(リンダ・ブレア)
12歳の時に悪魔祓いを受けたが、現在は何も覚えていないため、精神病院に通ってカウンセリングを受けている。しかし、ラモント神父がリーガンの潜在意識に触れたせいで、潜んでいた悪魔パズズが暴れだす。
ラモント神父(リチャード・バートン)
教会からの依頼を受けて、前回の悪魔祓い中に死亡したメリン神父の死因調査を行う。その過程でリーガンの中にまだパズズが潜んでいることを知り、彼女を助けようと奮闘する。
ジーン・タスキン医師(ルイーズ・フレッチャー)
精神病院の医師でリーガンの担当医。リーガン自身が悪魔祓いについて何も覚えていないため、シンクロナイザーを用いて潜在記憶を呼び起こそうとする。
シャロン・スペンサー(キティ・ウィン)
リーガンの家庭教師。女優業で忙しいリーガンの母の代わりに、彼女の面倒を見ている。実は悪魔パズズに魅了されていた。
ランカスター・メリン神父(マックス・フォン・シドー)
二度悪魔祓いの経験がある故人。一度目はアフリカでコクモという少年に、二度目はリーガンをであったが、悪魔祓いの途中で謎の死を遂げた。死後もリーガンの夢の中に度々出てくる。
コクモ(大人:ジェームズ・アール・ジョーンズ)
メリン神父によって過去に悪魔祓いを受けた、アフリカの科学者。パズズが取り憑いていた頃は、害虫であるイナゴを操る能力を持っていたが、現在はイナゴ対策の研究をしている。

エクソシスト2のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『エクソシスト2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

エクソシスト2のあらすじ【起】

ラモント神父はスペイン語圏のとある修道院にいた。そこでは女性が周囲に押さえつけられながら暴れていた。彼女は善人であるがゆえにパズズに取り憑かれていた。「ポルケ(なぜ私に取り憑くのか)?」と繰り返し泣き叫ぶが、急に表情を変えて周囲の蝋燭をなぎ倒し、不敵な笑みを浮かべながら自ら燃え尽きた。

精神病院に通うリーガンは、いつものようにタスキン医師とカウンセリングをしていた。悪魔祓い当時の出来事について聞かれるも、リーガンはまるで何も覚えていない。タスキンは催眠術を応用したシンクロナイザーを用意し、リーガンと潜在的な記憶を共有しようと試みるも、リーガンはそれを拒否した。

ラモント神父は、教会からメリン神父の死について調査してほしいと依頼されていた。悪魔祓い中に死んだメリン神父は、悪魔によって返り討ちにされたという、教会側にとって不都合な噂が広まっており、その真相を明らかにしてほしいとのことであった。

調査をすべく、リーガンがいる精神病院を訪れるラモント神父。タスキン医師は、リーガンはトラウマのせいで記憶を押しとどめているだけだと説明する。それに対し、ラモント神父は邪悪な霊が関係していると主張し、両者の言い分は対立する。そこへリーガンがやってきて、シンクロナイザーを試したいと言い出した。

エクソシスト2のあらすじ【承】

翌日、リーガン、ラモント神父、タスキン医師とその助手の四人は、シンクロナイザーを使う。装置のしくみは、使用者二人を催眠状態にした後、脳波を同期することにより、一方から他方に対して潜在記憶の共有を行うというものであった。まずはリーガンが催眠状態に掛かり、そこにタスキン医師が加わった。

リーガンの記憶が共有された途端、タスキン医師の様態が悪くなる。そこへラモント神父が、彼女を助けようとリーガンの代わりに装置をはめる。催眠状態になったラモント神父は、タスキン経由で間接的にリーガンの記憶を共有し、悪魔に取り憑かれたリーガンとメリン神父の姿を見た。ラモント神父が意識の中で悪魔を追い払い、タスキン医師はなんとか助かる。しかし、実験後に消去するはずであったリーガンの潜在記憶は、ラモント神父に残ってしまっていた。

その後間もなく、病院内で放火があった。幸い大事には至らなかったが、これはリーガンの心の中に触れたことに対する、悪魔からの警告であった。リーガンの心の奥にはまだ悪魔パズズが潜んでいたのだ。そのことに勘付いたラモント神父は、彼女を救い出そうと決心する。

その後も、シンクロナイザーを用いて潜在意識の共有を行うリーガンとラモント神父。リーガンが見るという夢の中では、まだ若いメリン神父がアフリカでとある少年の調査をしていた。善人であるその少年にパズズが取り憑いたため、偉大な善には悪魔が取り憑くのだと、メリン神父は考えていた。メリン神父は悪魔祓いを行ってその少年を救出した。

夢の中でパズズと会話するラモント神父は、アフリカの少年がまだ生きているということ、そして悪魔に打ち勝った彼がパズズの強敵であるということを悟り、彼を捜しに行くことにする。彼はコクモという名前であった。

エクソシスト2のあらすじ【転】

教会からの反対を押し切って、コクモを捜しにアフリカに飛んだラモント神父。なかなか見つからず苦労していたが、それと同じ頃、リーガンの中でパズズが暴れだしていた。病院のベッドで寝かされていたリーガンは、アフリカにいるラモント神父と意識の交信をする。

ラモントは自分でも知らぬ間にコクモのもとに辿り着いていた。現在は科学者としてイナゴ対策の研究をしているコクモは、突然変異で生まれたメスの「良いイナゴ」を増やして、害虫問題を解決しようとしていた。

じっとしていられなくなったリーガンは、病院を飛び出してラモント神父を捜しに行く。アフリカから帰ったばかりのラモント神父と博物館で会い、ホテルに移ってシンクロナイザーを使う。リーガンとの潜在記憶の共有により、メリン神父の霊から、リーガンを救えとのメッセージを受けたラモント神父は、ワシントンのジョージタウンへ向かう。心配になったリーガンは、彼女を捜しているタスキン医師とシャロンに電話をかけ、ラモント神父とジョージタウンに向かうことを伝える。ジョージタウンには、かつてメリン神父がリーガンに悪魔祓いを行った家が残っていた。

エクソシスト2の結末・ラスト(ネタバレ)

後を追うタスキン医師とシャロンより先に、ジョージタウンの家に着いたラモント神父とリーガン。ラモント神父がかつてのリーガンの部屋に入ろうとすると、中から大量のイナゴが飛び出した。リーガンが部屋に入ると、そこにはもう一人リーガンがいた。彼女の中身は完全にパズズであった。

タスキン医師とシャロンもタクシーでジョージタウンの家に向かう。しかしタクシーが突風に襲われ、制御が利かなくなり家の門に突っ込む。大破したタクシーからシャロンは難なく抜け出すも、タスキン医師を助けようとしない。彼女は悪魔に魅了され、その力に服従していた。タスキン医師を家に入れまいとするシャロンは、車から漏れたガソリンを利用し炎を燃え上がらせ、自分もろとも周囲を火の海にする。

ラモント神父は、パズズに操られて本物のリーガンを殺そうとする。抵抗するリーガンだが、突然彼女に、今までパズズが取り憑いてきた「善人」の魂が乗り移る。「ポルケ?」という彼女の発言に、修道院の女を思い出したラモント神父は我を取り戻す。そして本物のリーガンからパズズの心臓をえぐり取れという命令を受け、パズズに襲い掛かる。揉み合いのさなか、家全体が大量のイナゴと暴風に見舞われ崩壊する。

なんとかパズズから心臓をえぐり取ったラモント神父だったが、イナゴの襲撃は止まない。叫ぶリーガンだったが、コクモの魂が乗り移り、頭上で腕を振り回し始めると、次第にイナゴの大群は消え去った。

事態は終息するも、全身を火傷したシャロンは息を引き取る。タスキン医師も悪魔の存在を認め、リーガンに謝罪する。その場を後にするリーガンとラモント神父。すぐに野次馬や警察がやってきて、タスキン医師に事情を聞こうとするも、彼女はただ一点を見つめるだけだった。

関連作品

次作 エクソシスト3
前作 エクソシスト

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