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映画『マイル22』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

監督ピーター・バーグ、主演マーク・ウォールバーグのタッグが『ローン・サバイバー』『バーニング・オーシャン』『パトリオット・デイ』に続き、4度目の映画に挑む。CIAでも存在を知られていないトップクラスのエージェントが、国家重要参考人を国外へ退去させるための22マイル(約35km)を護衛する。

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映画『マイル22』の作品情報

マイル22

タイトル
マイル22
原題
Mile 22
製作年
2018年
日本公開日
2019年1月18日(金)
上映時間
95分
ジャンル
アクション
監督
ピーター・バーグ
脚本
リー・カーペンター
製作
ピーター・バーグ
マーク・ウォールバーグ
スティーブン・レビンソン
製作総指揮
スチュアート・M・ベッサー
ジョン・ローガン・ピアソン
クレアム・ローランド
ドナルド・タン
ジョナサン・グレイ
マシュー・ローズ
ジャド・ペイン
ランドール・エメット
デレク・コリソン
サム・スレイター
スコット・カーメル
デビッド・バーノン
ワン・チョンジュン
ワン・チョンレイ
フェリス・ビー
ロバート・シモンズ
アダム・フォーゲルソン
キャスト
マーク・ウォールバーグ
ローレン・コーハン
イコ・ウワイス
ロンダ・ラウジー
ジョン・マルコビッチ
製作国
アメリカ
配給
クロックワークス

映画『マイル22』の作品概要

“最強の地上特殊部隊”と“完璧な頭脳チーム”がCIA史上究極のミッションに挑む。盗まれた世界を揺るがす危険な“物質”の行方を知る、唯一の重要参考人を国外へ亡命させる22マイルを超えるために、アメリカ最高機密「オーバーウォッチ」作戦が始動する。『トランスフォーマー』や『ローン・サバイバー』などでハードなアクションをこなし、『テッド』などのコミカライズな役もこなすマーク・ウォールバーグを主演に迎える。監督とは、マーク・ウォールバーグと4度目のタッグとなるピーター・バーグ監督。

映画『マイル22』の予告動画

映画『マイル22』の登場人物(キャスト)

ジェームズ・シルヴァ(マーク・ウォールバーグ)
CIAでもトップクラスの能力を持つエージェントで、極秘部隊に所属しているため存在を知っているものは少ない。
リー・ノアー(イコ・ウワイス)
ある物質の行方を知る唯一の人物。重要参考人として政府に保護され、亡命を待っている。

映画『マイル22』のあらすじ(ネタバレなし)

アメリカ政府の保護下にあるリー・ノアーは、その日を待っていた。CIAの最強地上特殊部隊と完璧な頭脳チームが組んだ、アメリカの最高機密「オーバーウォッチ」作戦が始動されるのを。そして、その作戦が始動されたとき、リー・ノアーは22マイル先の国外へ亡命できる。

CIAエージェントのジェームズ・シルヴァは、そのオーバーウォッチ作戦に参加していた。ジェームズは、CIAが誇るトップクラスの能力を持つエージェントで、その存在はCIA内でも極秘扱いとされている実力の持ち主。

そのジェームズが、オーバーウォッチ作戦でリー・ノアーを護衛しながら、潜伏先のインドネシアにあるアメリカ大使館から空港への22マイルを護送する。世界を揺るがすほど危険とされている“ある物資”が盗まれたことで、唯一その行方を知っているリー・ノアーと護衛隊のジェームズたちは、1マイル進むごとに行く手を阻まれ、次々と訪れる修羅場をかいくぐる。

映画『マイル22』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?
映画『マイル22』のネタバレあらすじと感想。ストーリーを結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載。

映画『マイル22』の感想・評価

アクション映画界の名優たちが勢揃い

マーク・ウォールバーグと言えば、『トランスフォーマー ロストエイジ』や『トランスフォーマー 最後の騎士王』、『パトリオット・デイ』など、多くのアクション映画に出演していることで知られている。更に、今回の『マイル22』には、マーク・ウォールバーグの他に、『スター・ウォーズ フォースの覚醒』のイコ・ウワイス、『ウォーキングデッド』のローレン・コーハンも出演する。

更に、『ワイルド・スピード SKY MISSION』で最後に予想できなかった演技を見せた、初代UFC世界女子バンダム級王座のロンダ・ラウジーや、『RED リターンズ』、『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』などに出演しているジョン・マルコビッチも登場する。

アクション映画界を賑わせている俳優陣が揃い、22マイルの道のりで次々と激しい攻防戦を見せる。

最強の地上特殊部隊×完璧な頭脳チーム

『マイル22』で登場する「オーバーウォッチ作戦」自体は、映画の独自の架空組織である。だが、実在する軍人によって構成された緊急対応部隊がモデルになっている。QRFと言われる即応対処チームで、日本でも陸上自衛隊が国連平和維持活動に従事する際、必要に応じて40~50人のチームを編成する。

部隊には任務によって、武装隊員の他に医師などが加わることもある。今回の『マイル22』登場する「オーバーウォッチ作戦」では、22マイルの護衛なので武装隊員を中心に編成された特務チーム。

アメリカで有名なQRFは、2005年のアフガニスタンの山岳地帯において、アメリカ海軍の特殊部隊Navy SEALsが行ったレッド・ウィング作戦である。

映画では、他にも本物のCIAエージェントやPCのエキスパートなどを呼び、映画に登場するキャラクターたちに近い職業や経験を持つ人たちを集め、映画の制作をしている。

映画『マイル22』の公開前に見ておきたい映画

映画『マイル22』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『マイル22』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

ローン・サバイバー

『マイル22』で、ピーター・バーグ監督とマーク・ウォールバーグが初めてタッグを組んだアクション映画。アメリカが誇るアメリカ海軍の特殊部隊Navy SEALsによる、アフガニスタンで行ったレッド・ウィング作戦をモチーフにしている。

レッド・ウィング作戦で、唯一1人だけ生存し帰還した元隊員マーカス・ラトレルの手記を元に制作され、主演のマーク・ウォールバーグは生還したマーカス・ラトレル一等兵曹を演じている。

物語は、2005年6月のアフガニスタンの山岳地帯。現地の武装夫集団を率いていたタリバンの排除を目的とした、アメリカ海軍特殊部隊Navy SEALsによる、レッド・ウィング作戦が実行される。

足場の悪い山岳地帯で繰り広げられる、タリバンとNavy SEALsとの激しい攻防戦。5名の偵察部隊の一員であったマーカス。100名を超えるタリバンの兵士たちに囲まれ、仲間は次々と凶弾に倒れていく。マーカスも負傷し、現地の村人にたちに助けられながら、なおも任務遂行のために命を懸ける。

詳細 ローン・サバイバー

バーニング・オーシャン

アメリカの監督ピーター・バーグと、アクション映画俳優マーク・ウォールバーグが2度目のタッグを組んだ、災害パニック映画。2010年に起きたメキシコ湾原油流出事故をモチーフにし、流出した原油が原因で大爆発を起こし、126名が取り残された石油掘削施設ディープウォーター・ホライゾンが舞台。

利益優先で掘削を進めていたディープウォーター・ホライゾンの幹部たちは、事故を隠蔽しようとし作業員を置いて逃げ出す。取り残された作業員は、被害の拡大を防ぐために人々を助けながら脱出を試みる。

主演のマーク・ウォールバーグは、ディープウォーター・ホライゾンを管理しているトランスオーシャン社に雇われているエンジニアである。愛する家族と別れ、ディープウォーター・ホライゾンで3週間電気技師として、最先端の巨大施設に隠された山積みの問題を、頭を抱えながら取り組む。そして、その間に巻き込まれた大爆発から、生還のための道を探す。

詳細 バーニング・オーシャン

パトリオット・デイ

アメリカのマサチューセッツ州、メイン州、ウィスコンシン州の3つの州に4月の第3月曜日に設定されている祝日「パトリオット・デイ」。毎年、ボストンマラソンが開催される祝日で、2013年、マラソン開催中に爆弾テロ事件が勃発。その後、およそ102時間で犯人逮捕に至るまでの顛末を描いたサスペンス映画。監督はピーター・バーグ、主演は『ローン・サバイバー』や『バーニング・オーシャン』でタッグを組んだマーク・ウォールバーグ。

ボストン警察の巡査部長・トミー・サンダース役を熱演するマーク・ウォールバーグは、ボストン市警の殺人課に所属しており、マラソン開催当日は会場の警備に当たっていた。爆弾テロ事件が発生すると、警察無線で状況を報告し合いながら仲間たちと必死に救助活動を行う。

やがてFBIが事件解明に乗り出し紆余曲折しながらも犯人を追い詰めていく。FBIに続きSWATも出動し、住宅街で銃撃戦や手榴弾を使っての攻防が繰り広げられる。愛国者の日に起きた50万人の観衆を巻き込んだ壮絶な事件を、リアルに描く。

詳細 パトリオット・デイ

映画『マイル22』の評判・口コミ・レビュー

映画『マイル22』のまとめ

映画監督ピーター・バーグ氏の作品には、小型カメラで撮影するドキュメンタリースタイルが有名であるが、『マイル22』でもその手法は健在であった。撮影チームは多くの幅広い種類のカメラを取り揃え、町中で繰り広げられるアクションシーンや走行シーンをくまなく撮影した。そのおかげで映画は、躍動感と臨場感溢れる作品に仕上がったのである。この映画には、撮影のためにエキスパートを集めたり、武器の輸送に多くの時間と手間を掛けたり、カメラワークへの細かな配慮など、ピーター・バーグ監督のこだわりがとことん込められているのだ。

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