12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』の概要:トランスフォーマー第5作品は、トランスフォーマーたちがなぜ地球へやってくるのかという最大の謎に迫る。オプティマス・ムライプが再び地球へやってくるとき、地球で繰り広げられるオートボットとの戦いの理由が明らかになる。

映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』の作品情報

トランスフォーマー 最後の騎士王

製作年:2017年
上映時間:149分
ジャンル:アクション
監督:マイケル・ベイ
キャスト:マーク・ウォールバーグ、ローラ・ハドック、ジョシュ・デュアメル、イザベラ・モナー etc

映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』の登場人物(キャスト)

ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)
人間と敵対関係になってしまったトランスフォーマーたちを匿い、政府から犯罪者扱いを受ける。
ヴィヴィアン・ウェンブリー(ローラ・ハドック)
イギリスオックスフォード大学の教授。マーリンの最後の子孫であり、マーリンの遺した杖を操れる唯一の人物。
オプティマス・プライム(ピーター・カレン)
オートボットたちのリーダーであり、メガトロンとは宿敵関係にある。サイバトロン星へ帰還したが、創造主のクインテッサに洗脳され、地球を滅ぼす刺客ネメシス・プライムとされてしまう。
バンブルビー(エリック・アーダール)
オプティマス・プライムの古い友人。オプティマスがサイバトロン星へ帰還している間、ケイドと共に地球で暮らす。
メガトロン(フランク・ウェルカー)
オプティマス・プライムの宿敵。敵の総称としてディセプティコンと呼ばれている。クインテッサとは協力関係にある。
クインテッサ(ジーマ・チャン)
生命を司り、トランスフォーマーたちを創造した存在。地球のエネルギーを吸ってサイバトロン星を蘇らせようと画策する。
ユニクロン
サイバトロン星と敵対関係にある大型のトランスフォーマー。地球の正体でもある。

映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』のあらすじ【起】

暗黒時代、今では伝説と言われているアーサー王は、魔法使いマーリンの力を借りて、国を滅亡から救う。マーリンの持つ不思議な杖は、エイリアンから与えられたものであり、その杖はやがて訪れる悪から守るようにと伝えられていた。

1600年後、トランスフォーマーのオプティマス・プライムは創造主を探して地球を去った。トランスフォーマーの存在を危険視した人間は、対トランスフォーマー部隊TRFを結成し、残されたオートボットと人間は敵対関係となった。

かつてトランスフォーマーの戦いに尽力したケイド・イェーガーは、サイバトロン星からやってきていた負傷している古いオートボットを助けようと試みていた。だが、ロボットは助からず、ケイドに騎士の象徴であるタリスマンを渡す。

究極の力を持つと言われている1600年前の遺物、マーリンの杖を手に入れるため、メガトロンは手がかりのタリスマンを探す。そして、タリスマンがケイドの手に渡ったことを知り、全力でタリスマンを確保するよう部下に命ずる。

自身の故郷へ戻ったオプティマスは、荒廃とし、死滅しようとしている故郷を見て嘆く。創造主であるクインテッサと対面すると、クインテッサからメガトロンと起こした戦争について咎められる。そして、滅びゆくサイバトロン星を救うため、1600年人間に渡った杖を取り戻すように命令した。

映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』のあらすじ【承】

メガトロンは、CIA職員を拉致しアメリカ軍に司法取引を持ち込む。地球に想像もできない武器があることを懸念するアメリカ政府は、メガトロンに協力する決断を下す。逮捕され、厳重に管理されていたメガトロンの部下を条件付きで解放し、ケイドを探させ杖を見つけさせる。そして、メガトロンが杖を見つけた後、メガトロンを始末するよう秘密裏に計画が進められた。

解放されたメガトロンと部下たちは、ケイドとオートボットが根城にしている車の廃品工場へ向かう。事態を悟ったケイドとオートボットは急いで廃品工場を抜け出す。

逃げ込んだ無人の町でケイド、サイバトロンとディセプティコンの争いが始まり、そこにTRFも参戦する。TRFのドローンに追われていたケイドは、コグマンという古くから地球にいたトランスフォーマーに助けられる。そして、タリスマンについて詳しく説明すると言い、自身の主であるイギリス貴族エドモンド・バートンの元へケイドを連れて行く。

サイバトロン星は地球に近づきつつあり、クインテッサはオプティマスに地球はサイバトロンのかつての古い敵「ユニクロン」であると吹き込む。新たな使命を与えられたオプティマスは、ネメシス・プライムと名を改め、地球にある杖を取り戻す意をクインテッサに示した。

イギリス、オックスフォード大学の教授であるヴィヴィアンは、彼氏や結婚について根掘り葉掘り聞いてくる祖母や母の小言に嫌気が差し大学へ向かう。車に乗り込むと助手席にエドモンド・バートンからお茶会への招待状が置かれており、突然車が自動で運転を始める。

丁度イギリスに到着したケイドと、無理やり連れてこられたヴィヴィアンはエドモンド・バートンが暮らしている城に招かれ、エドモンドはある秘密結社のメンバーで代々昔からトランスフォーマーの地球での歴史について守り通してきたと話す。

エドモンドは、伝説のアーサー王がサクソン人と戦った過去を語る。その中で、ケイドはタリスマンをサイバトロンの戦士から受け継いだ最後の騎士であり、ヴィヴィアンはマーリンの最後の子孫であると同時に、究極の武器であるマーリンの杖を操れる選ばれた人だと説明した。

エドモンドの話に驚いている間もなく、城にMI6とTFRが襲撃にやって来る。ケイドとヴィヴィアンは城から逃げ出し、ヴィヴィアンの自宅へ向かうとヴィヴィアンの父親の書斎で杖についての手がかりを探す。

昔の記憶を掘り返し、マーリンの絵本の中から海軍博物館に杖があることを突き止めた。

映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』のあらすじ【転】

海軍博物館へ向かう途中、追撃してくるTRFを振り切ったエドモンドとケイドたちは、海軍博物館にある潜水艦に乗り込む。ヴィヴィアンが潜水艦の舵に触れると、トランスフォーマーの潜水艦はゆっくりと動き出した。

ケイドとヴィヴィアンを潜水艦まで送り届けたエドモンドは、その足で首相官邸に向かう。トランスフォーマーの秘密を守るウィトウィック騎士団の一員だと話し、サイバトロンとユニクロンの戦いが始まろうとしていることを知らせる。戦いは、ストーンヘンジで行われようとしていた。

潜水艦はケイドたちを海の奥深くに眠るエイリアンの船に連れて行く。暗黒時代から眠り続けているエイリアンの船は、潜水艦に気付くと静かに起動する。

サイバトロン星は太陽の陰から突如現れ、月に激突する。速度は衰えることなく地球へ向かっていた。

ケイドたちは、エイリアンの船マーリンの墓を発見する。中にはマーリンのミイラと、古ぼけた木製の杖が1本入っていた。ヴィヴィアンが杖に触れると杖は力を取り戻し、同時に墓守のトランスフォーマーが杖を持ち出そうとするケイドやヴィヴィアンに襲い掛かる。

ケイドたちを追ってきたTRFと杖の奪い合いをしていると、ネメシス・プライムとなったオプティマスが現れ、TRFを攻撃し、杖を持つヴィヴィアンを脅して杖を奪っていった。ケイドとTRFは協力して杖を取り戻そうとネメシスを追う。

オプティマスは、かつて自身の片腕であったバンブルビーと杖を巡って対峙し、船上で戦いを繰り広げる。古き友人であるオプティマスの目を覚まさせようと、声を無くしていたバンブルビーが必死にオプティマスに呼びかけた。

バンブルビーの声を聴き正気を取り戻したオプティマスだったが、そこへ現れたメガトロンに杖を奪われてしまう。オプティマスは杖を守っていた12人のサイバトロン戦士から咎められるも、タリスマンを持つケイドがオプティマスを守ると、オプティマスと戦士たちは団結して地球を守るためクインテッサを倒す決意を示す。

映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』の結末・ラスト(ネタバレ)

ストーンヘンジに到着していたエドモンドは、同じく到着した杖を持つメガトロンを間近で狙撃する。だがメガトロンの反撃に遭い、エドモンドは命を落とす。

メガトロンは、クインテッサにオプティマスから奪った杖を渡す。クインテッサが力を込めると、崩れかけていたサイバトロン星が地球の熱を吸収し再生を始める。

正気を取り戻したオプティマス・プライムの元へ、サイバトロンの騎士が次々と集まる。ストーンヘンジに到着したケイドとヴィヴィアンは、TRFと協力して杖の奪還に向かい、イギリス軍が加勢に入る。ディセプティコンからの猛攻を受けながらも、ケイドたちは標高1万2000m上空の星の中心地チャンバーへ向かう。

チャンバーではクインテッサが杖を操り、地球から熱を奪っていた。イギリス軍のミサイル攻撃で、チャンバーを支えている蔓が破壊される。爆撃や大砲の飛び交うロボット同士の壮絶な戦いから、TRFは撤退命令を受ける。一度はチャンバーから脱出しようとしたヴィヴィアンとケイドだが、2人は覚悟を決めて踏み留まる。崩れ落ちるチャンバーの中へ戻り、クインテッサから杖を奪い返す。

ヴィヴィアンを止めようとするクインテッサとメガトロンを、オプティマスとバンブルビーが力を合わせて破壊する。

杖を無くしたことでサイバトロン星は動きを止め、地球の破壊は阻止される。人間と信頼関係を取り戻したオプティマス・プライムは、仲間のオートボットを連れて、サイバトロン星へ帰還した。

だが地球には、まだ解明されていない謎が残る。オプティマスからの攻撃を受けたクインテッサは、人間に変装し地球に潜んでいるユニクロンの元へ向かっていた。

映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』の感想・評価・レビュー

話すことができ、また命を持っているロボットと人間との、戦いのストーリーである。とても迫力があり、はっと息を飲むシーンが多々あった。また緊張感を持ちながら見れる映画であり、画面から目が離せなかった映画でもある。戦争の規模も大きく、仲間たちとの思いやそれぞれの気持ちも出ていたため、様々な角度から楽しめた。力を持つ杖を巡って、裏切り合いや協力していくシーンも見所である。最後は地球を救うことができ、サイバトロン星へ帰っていくが、謎は残ったままであるため、少しもやっとしてしまう気持ちと、続きがあるのか気になる気持ちが重なった。(女性 20代)


マイケル・ベイ監督によるSFアクション作品、第5弾。地球の存亡を巡り、トランスフォーマーの創造主「クインテッサ」との対決する姿を描く。

これまで触れてこなかった過去の人類とトランスフォーマーの関わりを描くことから始まり、なぜ、地球にトランスフォーマーたちが飛来してきたのかを謎解く作品。
本作のラストはこれまでのシリーズとは異なり、次作を意識した演出になっており、それに向け、様々な布石を残している。(男性 20代)


トランスフォーマーシリーズ第5弾目となり、人間とオートボットの関係性の再構築や、メガトロンとの闘いの終焉など、シリーズの節目的な内容となっている。本作品では、オプティマスが一時人間と敵対する存在となってしまうのだが、仲間達に戒められるという展開がある。正義感の強いリーダー的な扱いだっただけに衝撃的な流れであった。ラストでは、続編を匂わせるようなシーンがあり、また続編の製作の話もあったようだが、現在中止となっているので、残念である。(男性 30代)


ストーリーを重視する人は観ない方がいいのではないだろうかと思ってしまうほど、映像に特化した作品である。もはや大迫力の映像作品といっても過言ではない。続編が製作されるにつれCGがどんどん進化していった。その影響で観る前から映像には期待してしまうのだが、今回も相変わらず度肝を抜かれるほど素晴らしい迫力だった。この映画の観賞後は遊園地のアトラクションに乗った後の気分に似ている。若干の放心状態で「楽しかった」と思えるあの感覚はそっくりである。(男性 20代)

関連作品

前作 トランスフォーマー ロストエイジ

みんなの感想・レビュー