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映画『ファースト・タイム 素敵な恋の始め方』あらすじネタバレ結末と感想

映画『ファースト・タイム 素敵な恋の始め方』の概要:2012年公開のアメリカ映画。偶然出会った芸術肌の女子高生とコロンビア大学志望の青真面目な青年の誠実で可愛らしく、若さ故のまっすぐな恋愛模様を切なくも可愛らしく描いているラブストーリー。

映画『ファースト・タイム 素敵な恋の始め方』 作品情報

ファースト・タイム 素敵な恋の始め方

  • 製作年:2012年
  • 上映時間:95分
  • ジャンル:ラブストーリー
  • 監督:ジョナサン・カスダン
  • キャスト:ブリット・ロバートソン、ディラン・オブライエン、クレイグ・ロバーツ、ジョシュア・マリーナ etc

映画『ファースト・タイム 素敵な恋の始め方』 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

[miho21]

映画『ファースト・タイム 素敵な恋の始め方』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『ファースト・タイム 素敵な恋の始め方』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『ファースト・タイム 素敵な恋の始め方』 あらすじ【起・承】

パーティー会場の外で知り合ったオブリーとデイヴ。
オブリーには年上のミュージシャンの彼氏がいて、デイヴにも同級生で憧れている女性ジェーンがいた。
たまたま参加していたパーティーが警察に目を付けられ、二人も会場に戻ること無く帰ることにする。
徒歩で帰ることを選んだ二人は、自分たちの自己紹介をしながらただのんびりと会話しながら歩いていた。

オブリーの自宅に到着したとき、彼女は「自宅にSEX無しで寄っていかないか?」と誘った。
童貞のデイヴはそんな勇気も無く、「もちろん」と二つ返事で家の中に入った。
深夜だったため両親はすでに就寝中。
オブリーの部屋はオシャレで居心地の良い空間だった。
その夜、二人はくっついてただ眠った。

翌日、オブリーの親が部屋に入って来そうになり、デイヴは二階の窓から慌てて追い出される。
何もかもがドタバタで結局連絡先の交換は出来なかった。

同級生にこのことを話したデイヴは、彼女と同じ学校の友人に名簿を手に入れてもらった。
しかしそれは自宅の電話番号。
緊張しながらも早速かけてみると父親が出て、オブリーに変わってもらった。
急な電話でびっくりしたオブリーは、よく分からない対応をしてしまう。
デイヴは「夜は空いていないか?」と聞くと映画の予定があると言う。
自分も映画に行くつもりだったと嘘をつき、現地で会えたらと言って電話を切った。

映画館で映画に来ていた友人達と合流したデイヴ。
そこに憧れていた同級生のジェーンもいた。
彼女はデイヴのことを友人として好きで、べったり一緒にいる。
その時彼氏のロニーと来ているオブリーと会ってしまう。
デイヴはショックを受けながらも映画は始まった。

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映画『ファースト・タイム 素敵な恋の始め方』 結末・ラスト(ネタバレ)

映画の後、近くで開催されているパーティーに参加することになったデイヴ達とオブリー達。
そこでジェーンと話すオブリー。
ジェーンはオブリーに「デイヴが好きか?と」と尋ねた。
ジェーンは良き相談相手としてデイヴが好きなのだと言う。
若い男は自分に酔っていて好きじゃ無いのだとも言った。

その頃デイヴはロニーに、オブリーと今夜SEXするつもりだと言われ、動揺する。
それを聞きオブリーと二人だけで話した。
彼はオブリーに「ロニーと寝ないでくれ」と頼んだ。
そして「自分に惚れていないか?」と聞いた。
それをロニーに見られ、暴走した彼と殴り合いになってしまう。
仕方なくオブリーはロニーを連れて帰宅することにした。

オブリーも会場から帰ることに。
すると携帯電話にオブリーから自宅に迎えに来るようにというメールが届いた。
自宅前で彼女をピックアップしたデイヴは、彼女の口からロニーと別れたことを聞かされる。
デイヴは自分を信じてくれと彼女にキスをした。

翌日、オブリーの両親が自宅を空けることになった。
早速デイヴに電話し、家に来ないかと誘う。
その日の夜、理性的な二人だったが、お互いの思いに負けSEXをすることに。
しかし童貞のデイヴはどうして良いかわからない。
最後までいって中断。
二人の空気は気まずく最悪だった。
お互いのせいにして喧嘩状態のまま帰ることにしたデイヴ。

どんなに連絡を待ってもデイヴから電話は来なかった。
オブリーはどうして良いかわからないまま、日にちは過ぎていく。
しかしある日、家の前にデイヴがいた。
どうして良いのかわからないが、君とずっと話していたいのだと正直な気持ちを告げてくれた。
それが嬉しいオブリーは、デイヴに学校まで送らせ人目も憚らずにキスをした。

映画『ファースト・タイム 素敵な恋の始め方』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ファースト・タイム 素敵な恋の始め方』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

ピュアで可愛らしい王道

この手の可愛い映画はまず間違いない。
アメリカ映画のティーネージャー向けの爽やか恋愛映画は、ありきたりでベタベタな設定なのにいつもキュンキュンしてしまうような新鮮さもある。

本作品はデイヴのピュアさと男っぽさの相反するところが魅力的。
SEXに関してだけいえばもちろん童貞で、なにも知らないかもしれない。
しかし彼女を思う気持ちは強く、年上の彼氏にもきちんと自分の意見を言える強さを持ち合わせている。

これがこのジャンルの見所なのだ。
実際にはこんなに格好よくいかないし、年上の彼氏は強いものである。
こんなに簡単に彼女もなびかないだろう。
だが映画だからこその何でもアリな感じが女性に好まれるのだ。

青春のときめきを感じたい人にはもってこいの作品で、時間が空いた夜中にこっそり鑑賞して欲しい映画である。

ヒロインのキャラクターの存在感

このような映画のヒロインは、ものすごく強いか、か弱いかの大体どちらか。
しかし、このオブリーはちょうど良い案配で二つのキャラクターをかねそろえている。
優しく静かなのに、時として酷く熱くなる。
若者らしく嫌いじゃないし、ルックスをとってもまさにヒロイン像にぴったりの女性である。

映画の中のキャラクターとしての存在感も凄い。
彼女一人いれば作品が成り立ってしまうのだ。
まだずっと見ていたいと思う美しい女優である。

ラストシーンのトキメキ

ラストシーンで無駄なことはごちゃごちゃ言わず、とにかくずっと話していたいというデイヴに心打たれるオブリー。
自分から送ってと言わず、送りたい?と聞く辺りがさすがの台詞センスだ。

そして学校につき1度は中にはいろうとするが戻ってきてキス。
これぞ王道、しかしされど王道。
こういう演出が大事である。

映画『ファースト・タイム 素敵な恋の始め方』 まとめ

可愛らしくトキメキをもらえる作品。
最近アメリカの恋愛映画は飽和状態でどれを見ても大体同じだ。
もちろん本作品も他作品とそう変わらない部分ももちろんあるのだが、若さ故のバカさが無くて好感をもつ。
全体的にアーティスト感の強い流れで、やや大人向けにできているのだ。

男性役も真面目で誠実を絵にかいたような人物でお似合い。
可愛さとムードを盛り込んだ雰囲気のある恋愛映画に仕上がっている。

みんなの感想・レビュー

  1. 池田 より:

    すごくよかったです