映画『フリークス・シティ』の概要:人間、ヴァンパイア、ゾンビが共に暮らす田舎町にエイリアンがやってきたことから起こる騒動を、コミカルに描いたホラー映画。「未体験ゾーンの映画たち2017」で公開された。
映画『フリークス・シティ』の作品情報
上映時間:92分
ジャンル:SF、コメディ、ホラー
監督:ロビー・ピカリング
キャスト:ニコラス・ブラウン、マッケンジー・デイヴィス、ジョーン・キューザック、ヴァネッサ・ハジェンズ etc
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映画『フリークス・シティ』の登場人物(キャスト)
- ダグ(ニコラス・ブラウン)
- ティーンエージャーの冴えない青年。ローレライに片思い中だが、ローレライからは麻薬保管庫扱いされている。友人パーミンダとつるむことが多い。父と母は未だに仲良しで、ダグのことを大切にしている。1ヶ月に15センチ身長が伸びるなど、急激な成長期の真っただ中。6年生の時に、ペトラと地下室に閉じ込められたことがある。
- ペトラ(マッケンジー・デイヴィス)
- ダグの同級生の女の子。6年生の時にダグがついた嘘が原因で、軽い女の子扱いされている。両親はすでに死んでいる。ヴァンパイアのミランと付き合っていて、ヴァンパイアにされるが、ローレライと二股をかけられていた。
- ネッド(ジョッシュ・ファデム)
- ダグの友人。高校に入ってからは距離ができている。秀才だが、学校でも家でも邪魔者扱いされている。リブレットに含まれているTXPにアレルギーを持つ。
- リック(デニス・リアリー)
- リブレット工場の社長。人間を解雇し、賃金が安く済むゾンビを多く雇って、費用削減をしている。外車を乗っていることを自慢している。秘書デイジーと恋人関係にあるようだが、傲慢な態度から、町の住民たちからは嫌われている。工場で作っているリブレットの見た目は、目を覆いたくなるようなもの。
映画『フリークス・シティ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『フリークス・シティ』のあらすじ【起】
ご当地グルメ“リブレット”を売りにしている、ディルフォードの町。
そこでは、ゾンビとヴァンパイアと人間が一緒に暮らしていた。
ダグは、片思い中のローレライとの仲が発展しそうだと浮かれていた。
親友のパーミンダは、ダグが“ローレライのハッパ保管庫”と呼ばれていると教える。
ペトラは、ミランと一緒に行く初めてのヴァンパイア・パーティーに、楽しみ半分、不安半分だった。
秀才のネッドは、教師からも生徒からもいじめられていた。
野球の練習試合中、ダグが投げたボールがネッドの兄、チャズJrの頭に直撃してしまう。
ヴァンパイアパーティーでは、ペトラは流されるようにしてヴァンパイアになった。
兄チャズJrの治療のため、大学進学や夢を諦めるように言う両親に愛想を尽かしたネッドは、家を飛び出した。
そしてゾンビ生活区域に侵入し、自らゾンビになった。
その夜、エイリアンが町にやってきた。
集会を開いた人間は、エイリアンへの対策よりも、ヴァンパイアへの不満を爆発させる。
ヴァンパイアたちの集会では、人間への不満が爆発。
ゾンビの集会では、脳ミソの缶詰めが届かないと発表された。
ネッドは彼らをけしかけ、自分たちの存在を知らしめようとする。
映画『フリークス・シティ』のあらすじ【承】
人間、ヴァンパイア、ゾンビが争いを始める。
まるで世界の終わりのようになり、ローレライから寝ようと誘われたダグ。
ローレライは自分を処女だと言っていたが、ヴァンパイアのミランはローレライと寝ていた。
ミランから、血管目当てだったと教えられたペトラ。
逃げるダグとローレライを追い、ゾンビに襲われたどさくさに紛れてローレライに噛みついた。
逃げ込んだ家の中に残されたのは、ダグとペトラとネッド。
すると、エイリアンの攻撃が始まる。
その家は、ダグのピアノの先生の家だった。
地下室に入れてもらうが、ペトラとネッドはピアノの先生を食べてしまった。
換気口から聞こえていた悲鳴が止まり、ダグは両親のことが心配になる。
ペトラは空腹に耐え切れなくなってきた。
脳ミソを食べなければ、ネッドの頭脳が回復するようだった。
地下室にもエイリアンが来たため、学校に逃げることにした3人。
日光を浴びて灰になりかけたペトラに、自分の服を着せたダグは、エイリアンに捕まりそうになる。
しかしエイリアンは、ダグを素通りした。
映画『フリークス・シティ』のあらすじ【転】
学校で集合した3人。
持ち前の頭脳が戻ったネッドは、エイリアンの目には無機物しか映らないと推理した。
すべてから逃げるためにゾンビになったというネッドと、いじめられたくないからネッドを避けたダグは喧嘩になる。
ボイラーの中に逃げ込んだダグは、ペトラと初体験をしようとするが、不用意な一言が原因でペトラは怒ってしまう。
ネッドは、エイリアンは何かを探していると推測。
ダグの両親を探して町を出るため、3人は全裸になってダグの家に行く。
しかしダグの家にエイリアンが現れ、襲われたネッドは消えた。
悲しむダグとペトラだったが、死んだと思われたネッドは戻ってくる。
エイリアンに捕まっても、殺されるのではなく、別の場所に転送される仕組みだった。
ネッドを捕まえたエイリアンを倒したため、ネッドは予定外の場所に転送されていた。
アレルギー反応が出たことから、エイリアンの目的は、リブレットに使われる化学薬品TXPだとわかる。
工場主のリックに話をつけに行くが、ネッドは、リックの秘書デイジーを食べてしまう。
リックに追い出された3人は、わざとエイリアンに捕まって転送されることにした。
映画『フリークス・シティ』の結末・ラスト(ネタバレ)
転送先で両親と再会したダグ。
ヴァンパイアになったローレライ、ゾンビになったネッドの家族もいた。
しかし、人間、ヴァンパイア、ゾンビを分けるシールドがあった。
本調子ではないネッドだったが、ダグにDOS攻撃をしろと伝える。
その場にいる全員でシールドにぶつかり、負荷をかけて脱出。
工場に立てこもっていたリックを説得にも成功する。
しかし、リブレットの原料を見た町の住民たちは、その見た目に絶句。
生命維持に必要なリブレットを手に入れたエイリアンは、ビリー・ジョエルの曲の歌詞を引用して、上から目線でお礼を言う。
ペトラは文句を言うが、エイリアンが襲ってきた。
アンモニアがエイリアンの弱点だとわかり、ダグたちは反撃。
その隙をついて、ミランはペトラを殺そうとする。
それに気づいたダグはペトラを助けようとするが、反撃される。
そこでダグは覚醒する。
本当は人間ではなく、狼男の家系だったダグは、変身してミランを殺した。
小さくなったエイリアンは、宇宙船に逃げて核融合爆弾を落としてきた。
それをキャッチしたネッド。
そしてダグが、宇宙船まで投げ飛ばした。
ディルフォードの町には平和が戻り、ダグはペトラと付き合い始めた。
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