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映画『フライトナイト 恐怖の夜』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『フライトナイト 恐怖の夜』の概要:1985年「フライトナイト」のリメイク・ホラー作品。元オタクの高校生チャーリーは、隣の家に越して来たセクシー男がヴァンパイアだと気付く。敵に果敢に立ち向かう中、恋人に魔の手が忍び寄る。

映画『フライトナイト 恐怖の夜』の作品情報

フライトナイト 恐怖の夜

製作年:2011年
上映時間:106分
ジャンル:コメディ、ホラー
監督:クレイグ・ギレスピー
キャスト:アントン・イェルチン、コリン・ファレル、クリストファー・ミンツ=プラッセ、デヴィッド・テナント etc

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映画『フライトナイト 恐怖の夜』の登場人物(キャスト)

チャーリー・ブリュースター(アントン・イェルチン)
ラスベガス郊外の新興住宅街に住む普通の高校生。元オタクで学校一の美女エイミーと付き合い始めたばかり。隣の家に越して来たジェリーが吸血鬼ではないかと疑う。母ジェーンと2人暮らし。
ジェリー・ダンドリッジ(コリン・ファレル)
チャーリーの家の隣に引っ越して来たセクシー男。親切な隣人を振る舞うが、実は400年生き続けるヴァンパイア。地域の住人を次々と殺していた。チャーリーに嗅ぎまわれ、罰を与えようとする。住人に招待されない限り、その家に入ることができない。聖水にも弱い。
ジェーン・ブリュースター(トニ・コレット)
チャーリーの母。バツイチ。隣に越して来たジェリーに好感を持つ。ジェリーと会って以来、おかしな行動ばかり起こす息子を心配する。
ピーター・ヴィンセント(デイヴィッド・テナント)
ラスベガスでヴァンパイア・ハンター・ショー「フライトナイト」を主宰しているイリュージョニスト。世界中のヴァンパイア撃退グッズを収集している。酒を手放せないアル中男。口うるさい秘書の恋人と住んでいる。
エイミー・ペーターソン(イモージェン・プーツ)
チャーリーのガールフレンド。彼の母ジェーンにも公認のラブラブカップル。彼と早く体験を済ませたいと積極的に迫っている。
エド・リー(クリストファー・ミンツ=プラッセ)
チャーリーのオタク友達だったが、最近避けられていると感じ、密かに恨んでいる。クラスメートのアダムが失踪した事件の犯人がジェリーでないかと疑い、チャーリーに教えようとする。

映画『フライトナイト 恐怖の夜』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『フライトナイト 恐怖の夜』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『フライトナイト 恐怖の夜』のあらすじ【起】

ラスベガス郊外の住宅街に住むチャーリーは、元オタクの普通の高校生。学園一の美女エイミーとは恋人同士で親も認める間柄だ。一方で、オタク時代の友人エドとはすっかり疎遠になっていた。チャーリーは学校から帰宅後、隣に引っ越したばかりのセクシーな独身男、ジェリーと初対面する。庭のスプリンクラーを修理してくれたお礼に、母は彼に自宅に招くと約束した。

チャーリーはエドに呼び出され、ジェリーの正体はヴァンパイアで、友人のアダムが失踪した事件に関わっていると聞かされる。チャーリーは本気にしなかった。エドは帰宅中にジェリーに遭遇し、本当の自分を目覚めさせてやると言われて首筋に噛みつかれる。

失踪したエドを心配するチャーリーは、彼のパソコンにある動画を見つける。それは、映っているはずのジェリーの姿が映っていない、奇妙な映像だった。

ジェリーがビールを分けてくれとやって来る。チャーリーは緊張しながらビールを手渡しした。部屋ではエイミーがそろそろ恋人関係になろうと迫るが、チャーリーはジェリーのことで頭がいっぱい。エイミーは呆れて帰ってしまう。

映画『フライトナイト 恐怖の夜』のあらすじ【承】

チャーリーはジェリーが不在中に家に侵入。魔術の道具、警官の制服など怪しいものを見つけた後、監禁女性を発見。女性は帰宅したジェリーに首を噛まれた。チャーリーは女性を逃がそうとしたが、女性は朝日を浴びた瞬間に灰になり、砕け散ってしまう。

チャーリーは吸血鬼を退治する方法を聞くため、ヴァンパイア・ハンター・ショー「フライトナイト」を主宰しているピーター・ヴィンセントを訪問。ピーターの家には世界各地のヴァンパイア撃退グッズがずらりと並んでいた。しかし、ピーター自身は「フライトナイト」はショーであり、ヴァンパイアなど信じていないと鼻で笑う。チャーリーはジェリーというヴァンパイアが実在するとしつこく訴えて、追い出されてしまった。

チャーリーは呆れる母をよそに、家中にニンニクと十字架を取り付けた。エミリーが訪れ、彼のおかしな行動を心配する。そこへ突然、ジェリーが訪問。吸血鬼は住民が招かないと中に入れないため、彼は外に立ったまま。しばらくすると、シャベルで庭に穴を掘り始め、ガス管に火を点けて家を爆発させてしまう。家は原形を無くしたため、ジェリーは容易に入れる状態となった。

映画『フライトナイト 恐怖の夜』のあらすじ【転】

チャーリーと母とエイミーは車に乗り、砂漠のハイウェイをひたすら走った。ジェリーの車が猛追し、あっという間に衝突される。ジェリーは車の底にしがみ付いて離れず、チャーリーたちは絶体絶命のピンチに。通りすがりの運転手を巻き込みながら、チャーリーとジェリーの激しい対決となった。ジェリーの体に杭を刺し、3人はその場を逃れるが、ジェリーは不死身の体であるため、間もなく回復する。

母は怪我で入院となった。チャーリーはエドの話を信じなかったことが原因だと後悔する。そこにピーターから電話が入り、チャーリーとエイミーは彼の家へ向かう。ピーターの話によると、そのヴァンパイアは地下に巣を作る種族であり、人間を襲っては仲間を増やしていると言う。軍隊でない限り勝ち目はないと言い切った。そこに宅配業者が訪問したため、ピーターの恋人が部屋に招き入れた。その宅配業者はヴァンパイアと化したエドだった。ジェリーの手下となったエドは、お前のせいでこうなったとチャーリーに襲いかかる。

エドと対決するチャーリーたち。腕がちぎれ首が切れかけても、エドは復活。心臓に杭を刺すとようやく死んだ。エドの体は灰となった。

映画『フライトナイト 恐怖の夜』の結末・ラスト(ネタバレ)

エイミーはクラブに逃げてジェリーに捕まり、首を噛まれて連れ去られる。チャーリーはピーターに救出方法を相談。するとピーターは、子供の頃に吸血鬼に親を殺され、自分は隠れて助かったという過去を告白し、聖なる杭をチャーリーに渡した。それはヴァンパイアを倒せる上に、噛まれた者を人間に戻す力があるものだった。

武装したチャーリーとピーターはジェリーの家へ。ジェリーはピーターに、お前の親を殺したのは俺だと告げる。ピーターは親の仇を討とうと挑むが、地下で眠る吸血鬼たちに首を噛まれてしまう。

チャーリーはヴァンパイアと化したエイミーに襲われた。ジェリーはエイミーを手懐け、チャーリーの目の前で激しい口づけをする。チャーリーは涙を流しながら、反撃のチャンスを伺った。耐火性の自分の服に火を点けて、ジェリーにしがみ付いて炎上させる。朝日が差し込んだ瞬間に聖なる杭を心臓に打ち込むと、ジェリーは灰となって消滅した。エイミーとピーターは無事、元の人間に戻る。

こうして全てが終了。チャーリーはピーターの豪邸を借りて、エイミーと念願の初体験を始めようとするのだった。

映画『フライトナイト 恐怖の夜』の感想・評価・レビュー

1985年「フライトナイト」のリメイク作品。オリジナル版はコメディ色の強いものだったが、本作はコリン・ファレルが凶悪かつセクシーなヴァンパイアを怪演し、シリアス要素も加わった上質ホラーに仕上がっている。冒頭から隣人がヴァンパイアだと疑われるので、それ以降の展開もテンポよく進んでいた。映像技術がパワーアップしたことで、変身シーンやアクションシーンも見応えがあった。今は亡きアントン・イェルチンと美しいイモージェン・プーツのカップルが実に爽やかで、後味の良いホラーだった。(MIHOシネマ編集部)

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