10代の頃から舞台俳優としても活躍し、映画版『デスノート』では夜神月役を熱演して話題となり、一躍有名になった演技派俳優、藤原竜也が出演するおすすめ映画を5つピックアップしてご紹介します。
藤原竜也が出演するおすすめ映画5選
藤原竜也は、舞台俳優としてデビューし、蜷川幸雄の演出による舞台で主演をはる演技力の持ち主です。弱冠15歳にしてその演技は絶賛され、話題となりました。映画では、『バトル・ロワイアル』でのデビュー以来、数多くの作品に出演し、その度に演技力は高く評価されてきました。大河ドラマ『新撰組!』では結核で若くして亡くなる美少年というイメージがある沖田総司を演じるなど、役の幅も広い俳優です。『デスノート』以降の出演作では、変わった設定の作品が多く、また演じるキャラクターの濃さも話題となっています。
デスノート the Last name
注目ポイント&見所
原作の人気も根強く、未だにドラマがリメイクされるなど、衰えない作品です。藤原竜也演じる夜神月は優秀な頭脳を持った大学生で、自分なりの正義感の元で警察やLと対立します。本作で注目したいのは、やはりLとの頭脳戦。デスノートを手放して記憶を失う場面は、まるで人が変わったかのようです。そしてラスト、追いつめられた月が、父親やLに感情をむき出しにして自分の信じる正義を語り、最後まで現在の社会を否定しつつ生にすがる姿は鬼気迫るものがあります。
るろうに剣心 京都大火編
注目ポイント&見所
大人気コミックの実写映画第二作で、前作に続きアクションシーンが一番の見どころです。今回、主人公剣心の最大の敵として登場するのが藤原竜也演じる志々雄真実です。人斬りを辞めた剣心の代わりとして、二代目「抜刀斎」を務めた過去を持ち、国と剣心に激しい恨みを抱く人物です。
最強最悪の敵、志々雄もさることながら、今回他にも多くのキャラクターが新たに登場するのも注目ポイントです。
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バトル・ロワイアル
注目ポイント&見所
中学生が無人島で殺し合いをするストーリー。原作も問題作としてかなり話題になりました。暴力的な描写もポイントではありますが、死を前にした人間の汚さや、弱さを描いているところが一番の見どころです。
また、大物ビートたけしの出演、そして今では有名になった俳優たちが数多く生徒役で出演しており、今では観ることのできない俳優の共演を観ることができるというキャストの豪華さもポイントです。
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藁の楯 わらのたて
注目ポイント&見所
少女を惨殺した殺人鬼の命を狙う人々から守り抜くストーリーです。最大の魅力はやはり藤原竜也演じる殺人鬼の清丸国秀でしょう。藤原竜也はクズの役が多いことでも有名ですが、この清丸のキャラクターは他の作品のキャラクターを凌駕するほどのクズです。
その演技は三池監督に、「演技ではなく素でやっている」と言われるほど。
これほどの悪人の命を守り抜くことが果たして正しいのか、善悪を考えさせるテーマを持った作品です。
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カイジ 人生逆転ゲーム
注目ポイント&見所
借金を抱えた男が、命を懸けたゲームに参加して一攫千金を狙うストーリー。激しい心理戦が繰り広げられ、豪華俳優陣による迫力の演技は見物です。
始めから終わりまでハラハラドキドキしっぱなしで、気を緩める隙も無いスリルを味わうことができるでしょう。
『デスノート』でライバルとして共演した松山ケンイチと再び共演することでも話題になりました。
ただ、原作と比較すると見劣りする、という感想を持つ人も多いので、観るなら原作を読む前、もしくは映画だけと割り切って観るのをすすめます。
詳細 カイジ 人生逆転ゲーム
まとめ
藤原竜也というと、最近では特に強烈なキャラクターのイメージが定着しています。舞台俳優出身というだけあって、演技は「大げさ」と感じることもあり、台詞でよく叫ぶ印象も強いのではないでしょうか。舞台での演技をそのまま映像作品でも、というのに抵抗がある人もいるかもしれません。
しかし、その演技力でイメージを確立させたのは一つの才能ともいえます。今や、キャラクター:藤原竜也と言ってもいいほどで、そのキャラクターは多くの映画で求められ、引っ張りだこ。広く認められた証拠と言えるでしょう。
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