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映画『月光の夏』あらすじ&ネタバレ感想。無料視聴できる動画配信は?

第二次世界大戦における特攻隊員の姿を描いたドキュメンタリー小説の実写映画化。タイトルの「月光」はベートーベンが作曲したピアノソナタ「月光」のことを指す。監督は『ハチ公物語』の神山征二郎。

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映画『月光の夏』 作品情報

  • 製作年:1993年
  • 上映時間:112分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ
  • 監督:神山征二郎
  • キャスト:渡辺美佐子、若村麻由美、滝田裕介、田中実、仲代達矢 etc…

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映画『月光の夏』 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

映画『月光の夏』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『月光の夏』のあらすじを紹介します。

昭和20年の夏、当時19歳だった吉岡公子(若村麻由美)は小学校の教師を務めていた。ピアノ係をしていた公子の元にやってきた2人の青年。青年特攻隊員で、死ぬ前にどうしてもピアノを弾きたいという。一人はベートーベンの「月光」を、もうひとりは「海ゆかば」を弾き、満足そうに二人は基地へ帰ってゆく。

この2ヶ月後に戦争は終わり、この話は新聞やラジオで取り上げられ、ピアノは平和の記念碑として保存されることになった。

終戦から半世紀経って、地元ラジオ局に勤める石田りえ(石野真子
)はドキュメンタリー作家の三池と共にピアノを弾いたとされる風間少尉のもとを尋ねるが、風間は何も語ろうとしない。

映画『月光の夏』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『月光の夏』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

風間とのやりとり

特攻を美談として語る某映画とは異なるアプローチの映画ですね。仲代達矢が出演しているので当然といえば当然ではあります。

物語のキーになるのはピアノ。風間がピアノを弾くのがオチなんですが、それにしてはオチまでに引っ張りすぎだと思いました。石田・三池と風間のやりとりにドラマ性を持たせたいのは分かるんですが、物語の進行も遅くなりますし、ピアノはあくまで当時を振り返るための道具として使用し、オチは3人の友情話にでもすればよかったのでは、と。海野が月光を弾いた意味も大したことがないし、目的を優先しすぎて過程がないがしろになっているという印象です。

監督の神山征二郎は反戦映画をいくつか制作しているんですが、どの作品もいまいちツメが甘いというか、手放しには褒められない作品ばかりです。脚本が良くないというのが共通する感想で、大きな目的(反戦メッセージ)を優先しすぎた結果、物語の練りが足りなくなっているような感じ。割と多作な監督なんですが、脚本を何年もかけてじっくりとブラッシュアップすればもっともっと良くなるんじゃないかなぁと思います。


ピアノを弾くということ、「月光」という曲、それは彼らにとってどんな意味があったのか、それを通して何を伝えたかったのかを考えながら鑑賞しましたが、個人的にはそこまで深い意味や理由を感じられず、期待しすぎてしまった印象でした。
あの時ピアノを弾いた人たちは戦死し、その家族に…というようなストーリーはよくありますが、今作は弾いた本人が生きています。だからこそより深く重い、リアルなストーリーを期待したのですが、想像していたものは返ってきませんでした。(女性 30代)

映画『月光の夏』 まとめ

個人的に、神山さんには助監督を勤めた『八甲田山』のような、娯楽色のある作品も手がけてほしいと思うのです。しかし、出自が社会派であるがゆえに出自に囚われすぎているような気がするんです。肩に力が入りすぎているような感じですね。フィルモグラフィを網羅しているわけではないので強くは言えませんが、監督作は面白そうな題材ばかりなので勿体無いという気持ちです。もう岩波ホールはないんだから……。

とは言え、邦画界も右傾化の風潮がありますので、リベラルな立場から鋭い視点で作品を制作してほしいとも思う……という。東京国際映画祭なんてひどい有様でしたからね。カウンターの存在は貴重です。娯楽作もやって欲しいんだけど……。降旗康男監督みたいな感じで。

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