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映画『GODZILLA 怪獣惑星』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『GODZILLA 怪獣惑星』の概要:怪獣「ゴジラ」に襲撃された人類と異星人は、新天地を求めて宇宙を旅しタウ星eを発見する。だが、そこは人が暮らせるような場所ではなかった。ハルオ・サカキ大尉は上層部を脅して、移民計画を止めようとした。

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映画『GODZILLA 怪獣惑星』の作品情報

GODZILLA 怪獣惑星

製作年:2017年
上映時間:89分
ジャンル:SF、アクション、アニメ
監督:静野孔文、瀬下寛之
キャスト:宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、梶裕貴 etc

映画『GODZILLA 怪獣惑星』の登場人物(キャスト)

ハルオ・サカキ(青年期:宮野真守 / 幼少期:洲崎綾)
人間。24歳。軍に所属しており、階級は大尉。幼い頃地球で暮らしていたことがある。両親はゴジラに襲撃され殺されてしまっている。人類を絶望の淵に追い込んだゴジラのことを憎んでいる。
ユウコ・タニ(花澤香菜)
人間。19歳。ハルオの幼馴染。ハルオのことを先輩と呼び慕っている。ダイチ・タニは祖父。
メトフィエス(櫻井孝宏)
異星人「エクシフ」。大司教。神を信じる種族で、教団を運営している。ハルオ・サカキの良き理解者。ハルオのことを認め、信じている。長い間宇宙を彷徨っていた経験から、人間達よりもゴジラのことを詳しく知っている模様。

映画『GODZILLA 怪獣惑星』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『GODZILLA 怪獣惑星』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『GODZILLA 怪獣惑星』のあらすじ【起】

新天地を求めて宇宙を旅していた人類は、タウ星eを発見し、中央委員会は移民計画を進めた。だが、そこは人が暮らせるような場所ではなかった。ハルオ・サカキ大尉は移民計画を止めようと、船の爆破を予告して揚陸艇に籠城した。しかし、それを止めたのは、移民を希望している幼馴染の祖父であるダイチ・タニだった。ダイチを始めとした老人達は、自ら志願してタウ星eに降り立つことを希望していた。新天地を求めて約20年宇宙を彷徨い、疲れ果ててしまっていたのだ。ハルオはダイチの説得を諦め、大人しく捕まって投獄された。窓から老人達が乗った揚陸艇が飛び立つのを見ていたが、途中で爆破してしまう。ハルオは悲痛な叫び声を上げた。

全ての始まりは、20世紀最後の夏のことだった。怪獣が地底から次々と現れ、人類を攻撃した。そして、最後に現れた巨大な怪獣を、国連対策本部は「ゴジラ」と名付けた。ゴジラは人間や怪獣に関係なく、破壊の化身のように全てを焼き尽くしていった。さらに、異星人「エクシフ」と異星人「ビルサルド」が地球に現れる。「エクシフ」は自分達のことを監視者であり預言者であると語り、人類に献身の道を説いた。また、「ビルサルド」は地球への移住を求め、その対価としてゴジラの駆逐を約束した。

人間や異星人達の英知を終結しても、ゴジラを倒すことはできなかった。幼いハルオはよく分からないままダイチに手を引かれ、他の大人達と共に宇宙船に向かっていた。その時、ゴジラが現れる。ハルオの両親が乗った車は、ゴジラに攻撃され爆破してしまった。人々は宇宙船に急いで乗り、宇宙へと旅立った。だが、その宇宙船の中も地獄が待っていた。飢えと渇きと寒さに苛まれる日々が始まったのだ。

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映画『GODZILLA 怪獣惑星』のあらすじ【承】

ハルオは部屋に閉じ込められたまま、自分達に過酷な運命を背負わせたゴジラに憎しみの炎を燃やしていた。ハルオは異星人であるメトフィエスの協力を密かに得て、ゴジラの情報を集めた。人類の手でゴジラを倒すためだった。

宇宙船内で、異星人「エクシフ」と異星人「ビルサルド」と人類による話し合いが行われた。タウ星eよりも好条件の星が見つからず、移住先が決まっていなかったのだ。しかも、船内の物資不足も切実で、あと8年もすればライフラインが維持できないところまできていた。さらに、揚陸艇が爆破した際の人心に及ぼした影響も大きく、人々の不快指数は増すばかりだった。話し合いの結果、地球への帰還が検討されることになった。

上層部以外の者達の間でも、地球への帰還について噂されるようになった。それと合わせて、匿名でゴジラについての論文(「対ゴジラ戦術」)が投稿されていた。それはハルオの仕業だった。上層部は急いで論文を削除するが、既に多くの者がその論文を見ていた。

映画『GODZILLA 怪獣惑星』のあらすじ【転】

亜空間航行により、宇宙船は地球に帰還した。まず初めに地球が着陸できる環境にあるか、無人偵察機によって確認が行われた。それにより、地球では約1万年の時が経過していることが判明した。亜空間航行の影響だった。さらに、ゴジラがまだいることが判明する。メトフィエスは上層部にハルオの保釈と、「対ゴジラ戦術」の決行を認めさせた。

ハルオは上層部に対してゴジラの説明を行った。ゴジラは全身の細胞を強力な電磁石として機能させることで高周波電磁パルスを発生させ、非対称性透過シールドを展開していた。つまり、そのシールドが物理干渉を不能にしているのだ。僅か1万分の1秒の間隔でノイズが発生しているので、そこを干渉波攻撃によって拡大させて隙間を作り、物理攻撃を可能にする必要があった。ハルオは高周波電磁パルスを増幅している器官があると予測していたが、現状の資料ではそれがどこにあるかまでは特定できていなかった。まずはゴジラに近づいて観測し、電磁波の発生パターンを調べる必要があった。

ゴジラを倒すための地球降下作戦が行われることになり、エリオット・リーランド大佐が総司令を務めることになった。宇宙船には人類と異星人合わせて総勢約4000人の者しかいなかったが、ハルオの提案により600名の者が精鋭部隊として進撃することになった。

各部隊は地球上に降り立った。そして、ゴジラの行方を捜すための偵察隊と、現在の地球を確認するための調査隊が派遣されることになった。ハルオも自ら志願して調査隊として加わり、保釈中のハルオの見張り役としてユウコ・タニ曹長がついた。ハルオは幼馴染のユウコが部隊のメンバーに加わっていることに驚いた。実は、ユウコはハルオに聞きたいことがあってこの部隊に志願していた。揚陸艇の爆破事故はハルオが設置した爆弾が残っていたせいではないかと噂されていた。だが、ユウコは保安部に爆弾は全て撤去した後だったと話を聞いていた。そのため、中央委員会が移民団を戻ってこないようにするために、揚陸艇に細工をしたのではないかと考えていた。ハルオもそれについて全く考えなかったわけではなかったが、同朋を疑いたくないという気持ちの方が強かった。

映画『GODZILLA 怪獣惑星』の結末・ラスト(ネタバレ)

部隊が残っているキャンプ地が、怪獣(セルヴァム)のような生物に襲撃された。殲滅して確認してみると、記録にある地球原産生物のいずれにも該当せず、突然変異で生まれたことしか分からなかった。そんな中、調査隊が森の植物を採取して調べたことにより、地球上で約1万9200年の時が経過していることが分かった。マーティン・ラッザリ環境生物学者はセルヴァムと植物をより詳しく調べ、両方とも金属に極めて近い特性と強い磁気を発生させていることを知る。それは、ゴジラと同じ特性だった。リーランド大佐は部隊を守るために撤退を決めるが、揚陸艇が4隻も破壊されていたので母体に戻ることができなかった。キャンプ地にいる部隊は他の部隊に合流するため、ゴジラの出没予測エリアを通過しなくてはいけなくなる。

リーランド大佐が引き連れた部隊の前にゴジラが現れる。他の者達が逃げ惑う中、ハルオはホバーバイク(空飛ぶバイク)に乗って攻撃を仕掛けた。ゴジラの非対称性透過シールドが発生する瞬間を記録するためだった。しかし、ホバーバイクでは攻撃火力が弱すぎてシールドが発生しなかった。ハルオがゴジラに突っ込んで攻撃をしようとしたとき、リーランド大佐がパワードスーツ(ロボット)で攻撃を仕掛けた。リーランド大佐はゴジラに攻撃され死んでしまうが、非対称性透過シールドが発生する瞬間を記録することに成功する。そして、シールドの発生源が判明する。それは、背びれだった。

リーランド大佐に変わり、メトフィエスが指揮官の座を引き継ぐことになった。だが、メトフィエスはその座をハルオに託した。それを受け、ハルオはゴジラを倒すための作戦を各部隊に指示した。

ゴジラの背びれを狙うため、攻撃しやすいようにゴジラを誘導することになった。ホバーバイクに乗った部隊が攻撃を行った。途中セルヴァムの襲撃に遭いながらも、ゴジラへの攻撃の手を止めなかった。だが、攻撃の火力が弱すぎてゴジラの誘導に時間がかかってしまっていた。ハルオは時間を短縮するため、揚陸艇を全て出すことを決める。それは、もし揚陸艇が撃墜されれば、母体に帰る術が無くなってしまう危険な作戦だった。

ハルオの作戦はうまくいき、ゴジラを倒すことに成功する。皆が安堵する中、マーティンは約2万年前に存在したゴジラとは別の個体ではないのかという見解を示した。つまり、ハルオ達が倒したのは、約2万年前に存在したゴジラの子孫ではないのかということだった。それは、他にも「ゴジラ」が存在している可能性があるということだった。ハルオ達がそのことについて話していると、地面が揺れハルオ達が倒したものよりも遥かに巨大なゴジラが現れた。それは、約2万年の間に成長し続けたゴジラだった。ハルオは緊急退避を命じた。しかし、ゴジラに攻撃されてしまう。吹き飛ばされたハルオは、身動きの取れない状況でゴジラへの憎しみを募らせた。

映画『GODZILLA 怪獣惑星』の感想・評価・レビュー

アニメーション版のゴジラ作品であるが、従来のものと比べるとかなりSFライクな展開となっている。人類の活動領域が宇宙となっており、ガーディアンギャラクシーのように異星人と人類が交錯し、ゴジラと対峙するといった内容。本作品でのゴジラは非常に恐ろしい存在として認識されており、また苦戦を強いられたゴジラは唯一の個体ではなく、さらに巨大なゴジラが現れるという展開が待っている。コードギアスや甲殻機動隊などが好きな方にはオススメといえるだろう。(男性 30代)


コアなSFファンにはたまらない内容なのだろうが、ゴジラ映画があまり作られない時代にわざわざやる内容がコレ。全く落胆させてくれる。監督はこういう作風の人らしいので彼の責任というよりは規格の段階で間違えている。こうした作品が作られること自体はコンテンツの厚みの為にもいいだろうが、ゴジラで一儲けするのならばもう少しコンテンツの特徴を見極めて制作するべきだろう。興行不振。当たり前の話だ。(男性 30代)


このゴジラはバリバリのSFスタイルとフルCGでかなり新しい感じがする作品だ。迫力のあるバトルシーンと壮大なスケールの戦いで、よく知るゴジラ映画という感じはしない。約2万年後の日本に降り立つところも面白いし、植生や環境なんかがガラリと変わってジャングルみたいになってるところもなんだかワクワクする。

だが、ストーリー自体は「まぁ、そうなるだろうな」といった感じの読める展開の連続と、よくあるSFなストーリーで目新しさがないのは残念だ。
ただ出てくる物や景色、使っている機械などこれまでとは違った感じは面白いと思った。(女性 20代)


本作品はSF映画としては面白いのだろう。だが、敢えてゴジラというテーマでやる意味はあったのだろうか。

ゴジラと聞いて観客が聞くのは町を破壊する大迫力のシーン、他の怪獣とゴジラの壮絶なバトルではないだろうか。ゴジラと銘打ったからには、もう少し観客の望むものを提供してほしいと思ってしまう。

制作の都合で、ゴジラを名乗った方が売り上げを見込めると思ったのだろうか。もしタイトルがゴジラでなかったなら、もう少し世間の評価は高かったろう。そう思ってやまない。

繰り返すようだが、SFとしては面白い。(男性 30代)

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