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映画『HACHI 約束の犬』あらすじネタバレ結末と感想

映画『HACHI 約束の犬』の概要:『HACHI 約束の犬』は、日本では最も知られる忠犬のハチ公の物語をリメイクしたアメリカの映画。秋田犬ハチと、ハチを拾って育てたアメリカ人男性の物語を描く。主演はリチャード・ギア。

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映画『HACHI 約束の犬』 作品情報

HACHI 約束の犬

  • 製作年:2008年
  • 上映時間:93分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ
  • 監督:ラッセ・ハルストレム
  • キャスト:リチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマー、ケイリー=ヒロユキ・タガワ etc

映画『HACHI 約束の犬』 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

映画『HACHI 約束の犬』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『HACHI 約束の犬』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『HACHI 約束の犬』 あらすじ【起・承】

アメリカの東海岸のとある郊外にあるベッドリッジ駅で、大学教授をしているパーカー・ウィルソンは偶然子犬を拾う。その犬には、「八」と書かれたプレートが付いていた。迷子のようで、持ち主も見つからず、パーカーはその子犬を連れ帰る。妻のケイトは以前飼っていた犬が亡くなってから、同じように悲しむのが嫌で犬を飼うことを嫌がっていた。そこでパーカーは家の中にこっそりと子犬を入れた。

知り合いの日系人にプレートの文字が漢字の「8」であることを聞き、犬種が秋田犬であることを知ると、響きは同じく「ハチ」と名付けた。

始めは犬を飼うことに反対していたケイトだったが、パーカーが嬉しそうにハチと遊んでいる姿を見て飼うことを認める。こうしてウィルソン家で暮らすことになったハチは、たくさんの愛情を受けて育つ。

秋田犬のハチは、秋田犬としての性格からボール遊びなどはしない。しかし主人への忠誠心は強い。ハチはいつしか、仕事に出かけるパーカーについて駅まで行き、そして帰ってくる頃には迎えに行くようになった。
家族がどれだけハチをつないでおいても全くやめないので、それが習慣になってしまった。この様子を駅の売店の人や、駅員たちも暖かく見守っていた。

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映画『HACHI 約束の犬』 結末・ラスト(ネタバレ)

ハチは成長し、大きくなった。パーカーの娘のアンディはその間に恋人ができ、婚約して結婚し、そして息子が生まれた。娘がいなくなり、家にはパーカーとケイトとハチだけ。ケイトはあれほど反対していたのに、今ではハチを家族として大切に思っていた。

そんな中、パーカーは突然倒れ、亡くなってしまう。悲しみに暮れるケイトは、夫との思い出が詰まった家を手放すことにした。ハチはアンディに引き取られた。
しかし、ハチはいつもの時間になると飛び出すようになる。行先はもちろんベッドリッジ駅だ。ハチにはパーカーが亡くなったことはわからない。駅で待っていれば帰って来ると思っているのだ。
アンディが引きずってもハチは待つのをやめようとはしなかった。アンディは根負けし、ハチをそのまま駅に置くことにした。
駅の人々は毎日毎日パーカーを待ち続けるハチを見守った。売店の店主はそんなハチに毎日餌をやり、駅を利用する人々はハチを邪見にすることなくそっと見守っていた。
季節が移り替わってもハチはそこで待ち続けた。ある日、ケイトは駅にいるハチと再会する。二人がパーカーを思う気持ちは同じだった。

それから長い間ハチは駅で待ち続け、そのまま亡くなった。
この一匹の忠犬の物語は話題になった。アンディの息子・ロニーは、学校でハチのことを語る。

映画『HACHI 約束の犬』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『HACHI 約束の犬』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

日本人なら誰もが知る忠犬ハチ公

ハチ公物語なら結末まで知っているはずなのに、この映画を観るとやはり泣いてしまう。予告だけでも泣けてくる。それだけハチ公の物語は感動的なのである。犬好きなら誰もが涙するだろう。主演のリチャード・ギアはハチ公の物語をこの映画の脚本で初めて知り、脚本を読んで号泣したというが、それは当然だ。
この話で失敗するはずがないし、そうだとしたらよっぽどだろう。日本版の『ハチ公物語』のリメイクだが、これはこれでちゃんと作りこまれた映画だと思う。映像、音楽も素晴らしい。何度観ても泣けるし、思い出しただけでも泣きそうになる。

犬の演技

動物をテーマにすると、難しいのが動物の演技だろう。この映画でも犬とのシーンはかなり苦労したらしい。ハチを演じたのは三頭の秋田犬で、性格に合わせて演じ分けた。
秋田犬は、その性格から特に難しいと思う。忠誠心は強いが、それは認めた相手だけ。リチャード・ギアは愛犬家で、真摯に犬に向き合ったからこそ上手く撮ることができたのだろう。愛情をもって接するからこそ、犬の最高の演技(?)を引き出すことができたのだと思う。

日系人の描き方

パーカーにハチについたプレートの文字を教えるのが、彼の同僚で日系人のケンという男なのだが、どうにも見た目がそれらしくない。演じている俳優は確かに日本人なのに、雰囲気がおかしい。日本人というか中国人。ハリウッド映画にありがちな謎の日本人という感じだった。そういうところはちょっと甘い。


見るまでは日本映画のリメイクって違和感を感じないかなと心配していたのだが、そんな心配は杞憂だった。主演を務めたのが、リチャード・ギアだったのも良かったと思う。物語に深みが出て、どっしりとした気持ちで見ることができた。ハチが本当に可愛いし、ハチと接するパーカーの優しい言動にほっこりする。
亡くなった主人を待ち続けるハチの姿にも胸を打たれるが、ハチを見守る周囲の人々の優しさにも感動する。見終わった後、切ない気持ちと同時に温かい気持ちになれる作品。(女性 30代)

映画『HACHI 約束の犬』 まとめ

飼い犬に対する考え方の違いか、日本のハチ公物語とは少し違って見えた。犬は飼い犬として長い歴史の中人間と暮らしてきたが、日本では愛玩動物として室内で可愛がるなどされ始めたのはここ数十年かもっと短いくらいだろう。ハチ公の時代、20世紀初めころなんて、犬は外で飼うのが当たり前、餌は人間の残り物が当たり前、という時代。愛玩犬というよりも番犬という意味合いが強かったと思う。勿論かわいがりはしただろうが。
そこが、現代に舞台を移し、しかもアメリカで、ということで、かなり印象が違って見えた。秋田犬は遊ぼうとはしないし、人間に媚びたりはしない。しかし、ハチは確かにパーカーの家族だった。その親密さはこちらの方が上のように思えた。

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