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映画『ハロウィン(1978)』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ハロウィン(1978)』の概要:ハロウィンの日に現れる伝説の悪の化身ブギーマン。精神病院を抜け出した彼は、15年前に姉を刺し殺した故郷へと向かう。ハロウィンで賑わう中、町に住む人達が次々にブギーマンに襲われていく。

映画『ハロウィン』の作品情報

ハロウィン

製作年:1978年
上映時間:90分
ジャンル:サスペンス、ホラー
監督:ジョン・カーペンター
キャスト:ドナルド・プレザンス、ジェイミー・リー・カーティス、ナンシー・キーズ、チャールズ・サイファーズ etc

映画『ハロウィン』の登場人物(キャスト)

マイケル・マイヤーズ(大人:トニー・モラン / 幼少時代:ニック・キャッスル)
6歳のハロウィンの日に、姉を刺した男。ハロウィンの日にだけ現れる伝説の悪の化身ブギーマンでもある。精神病院を逃げ出し、故郷の町で暴れまわる。
サム・ルーミス(ドナルド・プレザンス)
医者。マイケルの担当医で、マイケルがブギーマンだということに気づく。被害を拡大させないため、マイケルを殺す覚悟を決める。勘が良い。
ローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)
女学生。マイケルのターゲットにされてしまう。友人が殺されているのを知り、マイケルから逃げ回る。恋愛に対してはうぶなところがある。
リー・ブラケット(チャールズ・サイファーズ)
警官。アニーの父。ルーミスに頼まれて、マイケル捜索の手伝いをさせられる。半ばブギーマンのことは信じていない。
アニー・ブラケット(ナンシー・ルーミス)
女学生で、ローリーの友人。お調子者で、男のことばかり考えている。恋人のもとへと向かおうと乗り込んだ車で、マイケルに殺される。
リンダ(P・J・ソールズ)
ローリーとアニーの友人。恋人と、アニーが子守をしている家に忍び込んで抱き合う。その現場にマイケルが現れ、殺されてしまう。

映画『ハロウィン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ハロウィン(1978)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ハロウィン』のあらすじ【起】

1963年10月31日のハロウィンの日。イリノイ州に住んでいた6歳のマイケルは、両親の外出中に彼氏を連れ込んでいた姉が二人で部屋に入っていくのを見る。しばらくして、彼氏が服を着ながら部屋を出る。その部屋にマイケルが入ると、姉が上半身裸で鏡の前に座っていた。マイケルは持っていた肉切り包丁で姉のことを刺す。

1978年10月31日。医者のルーミスが、看護師が運転する車に乗って精神病院へと向かっている。彼はマイケルの担当医で、彼を精神病院から裁判所へと移送しなければならなかった。マイケルは、逮捕されてからの15年間何も喋ることはなかった。ルーミスは、裁判が始まる前に精神安定剤を飲ませる役目も負っていた。

精神病院へと着いた二人。夜中で雨が降っている中、そこの患者たちは柵の中の庭をブラブラと徘徊している。ゲートの前で停車し、ルーミスが車を降りる。すると、柵を乗り越えたマイケルが看護婦を襲って車を奪ってしまう。マイケルはその車で、そのまま闇の中へと消え去ってしまう。

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映画『ハロウィン』のあらすじ【承】

マイケルの生家マイヤー家は、ハンドフィールドにあった。売りに出されているその家は、肝試しの場として知られるほどボロボロになっていた。

ルーミスは、マイケルがハンドフィールドにやってくることを確信していた。彼は、マイケルが精神異常者ではなく、ハロウィンの夜に現れる伝説の悪霊の化身ブギーマンなのだと確信していた。

学校の帰り道、学生のアニーと彼女の同級生であるローリーが道を歩いていた。ローリーは、潅木の陰にマスクを被った男を見かける。それをアニーに伝えるが、すでに男はいなくなっていた。

部屋へと戻ったローリーは、そこでも庭にマスクの男がいるのを見かける。しかし、すぐに男は消えてしまう。

ルーミスは、マイヤー家のお墓を訪れる。しかし、何者かによってお墓は掘り起こされていた。その後、アニーの父親で警官のブラケットのもとを訪れる。

アニーとブラケットが、ベビーシッターの仕事のためそれぞれの家へと向かう。その頃ルーミスは、ブラケットを連れてマイヤー家を訪れていた。

映画『ハロウィン』のあらすじ【転】

家の中を捜索するルーミスとブラケット。彼らはそこで、犬が絞め殺されているのを発見する。さらに、窓ガラスが突然割れたりもする。怯えるルーミスは、ブラケットにマイケルの話をする。

恋人からの誘いがあったアニーは、向かいの家にいたローリーに子供を預けて車で恋人のもとへと向かうことにする。

車に乗り込んだアニーは、マスクを被ったマイケルに襲われて殺されてしまう。ローリーが子守をしていたトミーは、マイケルがアニーを運んでいるのを見てしまう。そして、ブギーマンを見たと叫び出す。

ルーミスは、マイヤー家の前でマイケルが来るのをずっと待っていた。時々子供達が肝試しにやってくるのを追い払い、半ば信じていないブラケットに付き合ってもらいながら、ルーミスはマイケルがやって来るのを確信していた。

アニーとローリーの友人であるリンダが、恋人のボブを連れてアニーが子守をしている家へと向かう。彼らは、その家の両親がいないことをいいことに、そこをホテル代わりに使おうとしていたのだ。

映画『ハロウィン』の結末・ラスト(ネタバレ)

家に入ったリンダとボブだが、家の中は真っ暗だった。アニーもいないことがわかり、二人は早速ベッドルームに行って抱き合う。行為が終わったあと、ボブがビールを取りに行った台所でマイケルに刺し殺されてしまう。

ボブを待っていたリンダ。彼女も、アニーに電話をかけている時に電話線を使ってマイケルに絞め殺されてしまう。

ローリーは不審に思い、子供達を寝かしつけてリンダのもとへと向かう。家に入ったローリーは、暗い中を歩いてリンダのことを探す。しかし彼女がそこで見つけたのは、リンダとボブとアニーの死体だった。

驚き、泣き叫ぶローリーをマイケルが襲う。傷をつけられたローリーは、どうにか家の外に逃げ出す。

ローリーは助け求めて叫ぶが、誰にも気づいてもらえない。どうにかトミーの家に逃げ込んだローリー。しかし、電話線はすでに切られており、窓も開いていた。

再びローリーに襲いかかるマイケル。一度は包丁を奪い、マイケルの心臓を刺すも、マイケルはなんども襲ってくる。そこへ、マイケルの車を追ってきたルーミスが現れてマイケルを銃で撃つ。二階から落ちたマイケルは死亡するが、死体はすぐに消えてしまうのだった。

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