「はなればなれに(2012)」のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

はなればなれに(2012)の概要:目の前の状況に躓いてしまった3人の男女の交流を追う群像劇。名匠・小津安二郎の研究に勤しんだ下手大輔監督が初めて手掛けた長編デビュー作。第25回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門出品作品。

はなればなれにの作品情報

はなればなれに

製作年:2012年
上映時間:86分
ジャンル:ファンタジー、コメディ、ヒューマンドラマ
監督:下手大輔
キャスト:城戸愛莉、斉藤悠、中泉英雄、松本若菜 etc

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はなればなれにの登場人物(キャスト)

植木クロ(城戸愛莉)
パン職人を目指し勤めていたが、一向に何も学べない環境に嫌気がさしていた。突発的に仕事を辞め、偶然出会った豪と客で会った英斗と共同生活を始める。
鈴木英斗(斉藤悠)
クールなカメラマン。恋人にも固執しすぎないタイプで、婚約届を提出し忘れ大げんかになってしまう。叔父の経営していた廃旅館で奇妙な共同生活が始まる。
木村豪(中泉英雄)
調子のいい脚本家。若い女性に目がなく、次々と声をかけるため恋人である主演女優に愛想をつかされてしまう。手書きの脚本にこだわりがあり、プライドを持って仕事をしている。
橋本ナナ(松本若菜)
英斗の恋人。英斗が仕事として撮影する写真がとても好きだが、恋人として至らない部分が多いため不満を多く抱いている。ひょんなことから誤認逮捕されてしまう。

はなればなれにのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『はなればなれに(2012)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

はなればなれにのあらすじ【起】

暗室でネガを確認する英斗。店主の目を盗んでたばこを吸う少女・クロ。主演女優であり恋人のレイの誤解を解こうと必死に食い下がる豪。この物語は3者3様の若者たちを追っていく。

パン屋で見習いをしているクロは、仕事中によくつまみ食いをしている。そのパン屋に初めて入った英斗。「昼間はいつもこう?」と目もあわせないクロに話しかけた。おすすめを聞いても、接客する気のないクロの様子に呆れた英斗。がさつな対応に驚きながら店を出た。

豪とレイは仕事仲間でもある。脚本家として撮影現場を仕切る豪は、男性スタッフには雑な対応をするが若い女性スタッフには色目を使うのである。その様子に嫉妬するレイはあからさまに態度に出すのだった。気分を損ねたレイは仕事を放棄すると言い出し、現場を出て行ってしまった。

英斗の恋人・ナナは自分の誕生日に婚姻届を出すという約束を破られ、朝から怒っていた。冷静な様子でなだめる英斗の態度が、ナナの怒りを盛り立てる。つい怒りに任せて、英斗の商売道具であるカメラを床に投げつけてしまうのだった。必死に修理してくれる店を探すナナ。唯一一件だけ、対応してくれる修理店に巡り合い安堵するのだった。

はなればなれにのあらすじ【承】

つまみ食いがバレたクロは、仕事をクビになってしまった。することもなく街中でボーっとしているクロに、「女優にならない?」と話しかけてきたのは豪である。レイの代わりとなる女優が必要なのだ。不審な男の言葉など信じるわけもなく、ふらふらとし始めるクロ。洋服店でたくさん試着し、隙を見て逃げ出したり、路上ライブをするミュージシャンのお金を持ち去ったり。挙句の果てには、声をかけてきた男性とホテルに行き、シャワーを浴びている間に金を持ち逃げするのだった。行く当てのないクロは証明写真の機械の中で眠りについた。

翌朝、ミュージシャン達や声をかけてきた男に見つかり追われる身となったクロ。偶然再会した豪は車に乗せ助けてあげるのだった。しばらく走った先で、車がエンストしてしまい困っている英斗と遭遇する。目的地まで乗せてあげることにした豪。英斗の目的地とは、伯父が経営していた廃墟と化した旅館である。送り届けた豪とクロも面白がって、中に入るのだった。

英斗のカメラの修理が終わり、ほっとするナナ。人気のないバス停にたどり着いた時、ナナの前にバス停に居た女性と勘違いされ、スーツを来た2人の男性に確保されてしまった。

はなればなれにのあらすじ【転】

電気をつけていないと寝られない豪。二人は鬱陶しく思いながらも、何気ないやり取りを楽しむのであった。翌朝、クロはサーフボードを見つけ海に出ると言い出した。しかしその日はなかなか見ないほど波が高い日であった。引き留める英斗の声など聞こえないように、真っすぐ海に向かったクロだったが、案の定ボロボロになって戻ってくるのだった。そんな様子を見ていた豪だったが突然、「エビを見つけた」と言い出した。そして本当に3匹の大きなエビを捕まえてきたのである。その日の夕食は豪華なエビのスープだった。

天気予報で晴天だと聞いた日。豪は山に登ろうと二人に提案した。乗り気ではないクロと英斗。一度は断られるも、結局は豪に付き合ってくれた。霧がかかった山道でヒールを履いてきたクロは不機嫌になる。しまいには霧で富士山など見えない状況だったのだ。その日の夜から、突如豪は脚本を書き始める。クロを主演として作品のインスピレーションを得たというのだ。

はなればなれにの結末・ラスト(ネタバレ)

変わらず一緒に過ごす3人。クロは豪から「女優をやってみないか?」と誘われ続けるも「向いていない」と乗り気にはなれなかった。その頃、捕まってしまったナナは誤認逮捕であると証明されようやく保釈された。

のんびりと釣りをしていた3人の前で、海に飛び込んだ一人の少女が居た。身分証から「山本モモ」という名前はわかったものの、何を聞いても全く話さない少女を受け入れた3人。音楽を聞いて踊り明かしたり、日中から一緒にゲームをしたりして過ごしたのである。

モモを見送った後、ナナからの連絡に気付いた英斗。一大事だというのに連絡すらつかない英斗に、ナナは激怒していた。全く自分のことを離さない英斗にしびれをきらしたナナは、別れを告げ去っていった。後日、クロの思い出の地に向かった3人。懸命に脚本を書く豪の姿に感化され、クロは女優を目指しながら旅館を小さなカフェにリノベーションしたいという夢を持った。そして英斗への恋心にも気づき始めていた。しかし英斗はクロの真っすぐな気持ちを受け止めきれずにいた。

ようやく豪の脚本が書きあがった。一番にクロへ報告した豪だったが、英斗との関係に夢中になっているクロにはもう関係がないことであった。ギクシャクとした英斗との距離にしびれをきらしたクロは、旅館を出ていってしまう。翌朝、波打ち際には豪の脚本が捨て去られていた。

それぞれの日常に戻った3人。クロはパン屋に戻り、英斗はナナと住んだ家を離れ新たな一歩を踏み出すこととなった。

はなればなれにの感想・評価・レビュー

数々の印象的なロケーションと日常音が溢れているが、実に感想がまとまりにくい物語であった。全体的に静かでオマージュ元を良く理解してこそ、良さに浸れるともいえる。しかし、感じ取れた成長が実に少ない。3人に対して掴み所と共感がないのである。散らばったように見える要素は、タイトルである「はなればなれ」に集約され物語は幕を下ろすが、見る時・状況で感じ方が大きく変わってくるであろう一作だった。(MIHOシネマ編集部)

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