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映画『ハイジ アルプスの物語』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ハイジ アルプスの物語』の概要:ハイジは山小屋に一人で暮らす、祖父のアルムおんじの元に預けられることになった。始めはぎくしゃくしていた二人だったが、家族として大切に思うようになる。そんなある日、叔母に騙され、ハイジはフランクフルトのお屋敷に引き取られることになった。

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映画『ハイジ アルプスの物語』の作品情報

ハイジ アルプスの物語

製作年:2015年
上映時間:111分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:アラン・グスポーナー
キャスト:アヌーク・シュテフェン、ブルーノ・ガンツ、イザベル・オットマン、クィリン・アグリッピ etc

映画『ハイジ アルプスの物語』の登場人物(キャスト)

ハイジ(アヌーク・シュテフェン)
両親が他界しており、叔母のデーテに育てられていた。デーテが育てられなくなったことで、アルムおんじの元に預けられる。元気で明るい性格。
アルムおんじ(ブルーノ・ガンツ)
ハイジの祖父。人嫌いで、山小屋に一人で暮らしている。頑固者。ぶっきらぼうだが、本当は心優しい人物。
クララ・ゼーゼマン(イザベル・オットマン)
母が他界してから病気になり、足が不自由になった。父は仕事が忙しく、家にほとんどいない。友達がおらず、孤独な日々を送っている。
ペーター(クィリン・アグリッピ)
ヤギ飼いの少年。父は他界しており、母と祖母と一緒に暮らしている。食いしん坊。勉強は苦手。
ロッテンマイヤー(カタリーナ・シュットラー)
ゼーゼマン家の執事兼教育係。厳しい性格で、ちょっとのミスも許さない。教養がないハイジを目の敵にする。

映画『ハイジ アルプスの物語』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ハイジ アルプスの物語』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ハイジ アルプスの物語』のあらすじ【起】

ハイジは両親を失い、叔母のデーテに育てられていた。だが、デーテが新しい仕事に就き育てる余裕がなくなったことから、祖父のアルムおんじに預けられることになる。アルムおんじは人嫌いで、村ではなく山の中で一人生活していた。アルムおんじは引き取ることを拒否するが、デーテはハイジを置いて帰った。

アルムおんじはハイジの引き取り手を斡旋してもらうため、牧師の元を訪ねた。牧師は三日後に町に行く用事があるため、農家を当たってみることを約束した。もしそれで見つからなければ、ハイジは施設に行くことになった。ハイジは施設に行きたくないことを告げるが、アルムおんじは何も言わなかった。

アルムおんじはヤギ飼いの少年・ペーターに、ハイジに山を案内してやって欲しいと頼んだ。ハイジに食事を持たせ、見送った。家から離れた後、ペーター達が休憩していると、ヤギ同士が喧嘩を始めた。喧嘩をするとお乳の出が悪くなってしまうため、ペーターは鞭で叩いてお仕置きをした。ハイジはヤギが痛めつけられることに心を痛め、自分の食事を半分あげる代わりに鞭で叩かないことをペーターに約束させた。

ハイジはペーターから、アルムおんじが人殺しだという噂を聞く。ハイジは激しく動揺した。アルムおんじはいつもと違うハイジの様子を見て、噂を聞いたことに気づく。人殺しであることを否定しなかったが、肯定もしなかった。噂を信じるかどうかは、ハイジの判断に委ねた。ハイジは自分が感じた、不器用だが優しいアルムおんじを信じることにした。

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映画『ハイジ アルプスの物語』のあらすじ【承】

アルムおんじはハイジを育てることを決め、彼女のための椅子を作った。冬の間、ペーターは学校に行かなければいけなかったため、山に行くことはできなかった。牧師はハイジも学校に通うことを勧めるが、アルムおんじは行く必要がないと拒否した。冬に子供一人で村に通わすのは危険だと考えたからだった。

ハイジはペーターもおらず、一人でいることを寂しがっていた。アルムおんじはソリに乗ってハイジをペーターの家まで送り届けた。ペーターの母や祖母はハイジを温かく迎え入れた。ペーターの祖母は歯がなく目が見えなかった。ハイジは学校に通わなくても、歯で物を食べ目で見ることができる自分を幸せ者なのだと感じた。

春が訪れたある日、デーテがハイジを迎えに来た。フランクフルトの大富豪ゼーゼマンが娘
・クララの話し相手を探しており、ハイジを引き取ることになったのだ。ハイジはアルムおんじの元を離れたくなかったため、嫌がった。デーテは嘘を吐いてハイジを無理矢理連れ出し、汽車に乗せた。

ハイジはお屋敷でクララと出会った。クララは足が不自由で、車椅子で生活していた。ハイジとクララはすぐに仲良くなるが、屋敷にはとても厳しい教育係のロッテンマイヤーがいた。ロッテンマイヤーは礼儀作法を知らないハイジに怒りを覚える。

映画『ハイジ アルプスの物語』のあらすじ【転】

ハイジはクララと一緒に、家庭教師の授業を受けることになった。しかし、文字を読むことができなかった。ロッテンマイヤーは教育がないハイジに衝撃を受け、ゼーゼマンが帰宅次第ハイジを山に帰すことにした。

クララの足が不自由になったのは、母が亡くなった後病気になったからだった。父はクララのことを心配していたが、仕事でほとんど家にいなかった。クララは屋敷の中で、孤独に耐えていた。

ハイジはアルムおんじと暮らしていた山を恋しがっていた。屋敷からは見ることができなかったため、高い塔に上るためにクララと一緒に町へと出かけた。クララは階段を上ることができなかったため、ハイジ一人で塔に上った。ハイジは見晴らしのいい場所で山を探すが、見つけることができなかった。

ハイジ達が屋敷を抜け出したことがバレ、騒動になっていた。ロッテンマイヤーはハイジを強く非難した。罰として、ハイジに食事を与えなかった。ハイジは屋敷での窮屈な生活に嫌気が差していた。山に帰ろうとするが、ロッテンマイヤーに止められる。そして、ペーターの祖母のために集めておいた柔らかいパンを奪われてしまう。

ハイジしか友達がいないクララは、ずっと傍にいて欲しいとお願いした。山を恋しがるハイジは勉強に身が入らず、本来の元気で明るい性格も失ってしまう。そんな時、ゼーゼマンがクララの祖母(おばあさま)を連れて帰ってくる。

映画『ハイジ アルプスの物語』の結末・ラスト(ネタバレ)

ロッテンマイヤーはハイジのダメなところをゼーゼマンとおばあさまに報告した。おばあさまはロッテンマイヤーの話を鵜呑みにせず、自分の目でハイジを見て判断することにした。おばあさまは羊飼いの物語をハイジに途中まで読み聞かせた。そして、続きが気になるのなら字を覚えるよう、優しく諭した。

おばあさまはハイジと接し、優しい子だと感じていた。そして、ここでの生活に合わず、窮屈な思いをしていることを見抜く。あばあさまはそのことをゼーゼマンに話した。しかし、クララがハイジのお陰で明るくなっていたため、ゼーゼマンはハイジを山に返すのを嫌がった。

ハイジは文字が読めるようになったが、その表情は明るくなかった。あばあさまはハイジを心配しながらも、屋敷を出て帰っていった。そんな時、ハイジが夢遊病を発症していることが発覚する。山を恋しがっており、心が参っていることが原因だった。医師はハイジを山に返すべきだとゼーゼマンに伝えた。悩んだ末、ゼーゼマンはハイジを返すことにした。クララは寂しさからハイジに辛く当たり、部屋に籠ってしまう。

ハイジはいつか山にクララを連れて来て欲しいとゼーゼマンにお願いし、山へと帰っていった。ハイジはペーターの家に行き、柔らかいパンやソーセージをお土産として渡した。そして、家に帰ると、アルムおんじと抱き合って再会を喜んだ。ハイジは本来の明るい性格を取り戻し、ペーターと一緒に山を登った。

ハイジは冬の間学校に通うため、アルムおんじと一緒に村に引っ越した。ハイジは作家になるという夢を抱いていた。クララに手紙を書き、返事を待った。春のある日、クララとおばあさまがアルムおんじの家を訪ねてくる。ハイジは再会を喜んだ。クララはハイジと一緒にしばらく生活することになった。ハイジが帰って元気を失くしていたクララは、明るさを取り戻す。

ペーターはハイジとクララが仲良くしていることに拗ね、クララの車椅子を壊してしまう。アルムおんじはそのことに気づく。クララを背負ってハイジと一緒に山を登ると、ペーターに二人のことを任せた。

クララは立ち上がれるようになり、ペーターとハイジに支えてもらいながら歩いた。クララを迎えに来たおばあさまとゼーゼマンは、歩いているクララを見て驚く。おばあさまは物語を書くためのノートをハイジにプレゼントした。クララはハイジに別れを告げ、おばあさま達と帰っていった。

映画『ハイジ アルプスの物語』の感想・評価・レビュー

実写映画だが、アニメのアルプスの少女ハイジと雰囲気が変わらず楽しめた。むしろ、壮大な自然やハイジの自然な明るさと可愛い笑顔が見られて、個人的には実写映画の方が好きだなと思った。屋敷から山に戻ったハイジが、アルムおんじと再会する場面は思わず泣いてしまった。二人のお互いを大切に思う気持ちが伝わってきて素敵だった。登場人物の中で、特にクララのおばあさまの性格が好きだった。人の意見に惑わされず自分の目で見たことを信じるところは、参考にしたいと思う。(MIHOシネマ編集部)


再放送か何かでアニメ版の『アルプスの少女ハイジ』を見たことがあるが、この実写映画版はアニメ版の雰囲気を損なうことのない素晴らしい作品だった。むしろ、実写版の方が自然豊かな森の風景を楽しめて良かった。子供と一緒に大人もワクワクした気持ちになると思う。ハイジ役を演じたアヌーク・シュテフェンの笑顔がとにかく可愛かった。天真爛漫なハイジそのままで感動した。見ていると、明るい気持ちが沸き上がってくる作品だと思う。(女性 30代)

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