映画『ヒットマンズ・ボディガード』の概要:超一流のボディーガードが凄腕ヒットマンを護衛することに?今をときめく人気俳優ライアン・レイノルズや、サミュエル・L・ジャクソン、ベテラン俳優ゲイリー・オールドマンなど豪華俳優陣が顔を揃えるスタイリッシュ・コメディ。
映画『ヒットマンズ・ボディガード』の作品情報
上映時間:118分
ジャンル:アクション、コメディ、ラブストーリー
監督:パトリック・ヒューズ
キャスト:ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、ゲイリー・オールドマン、サルマ・ハエック etc
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映画『ヒットマンズ・ボディガード』の登場人物(キャスト)
- マイケル・ブライス(ライアン・レイノルズ)
- 超一流のボディーガード。完璧主義で慎重すぎる一面がある。過去の護衛任務失敗により降格し、地位を取り戻すためダリウスの護衛任務を引き受ける。口癖は「退屈が一番」で、アメリアの元カレ。
- ダリウス・キンケイド(サミュエル・L・ジャクソン)
- 凄腕のヒットマン。マイケルとは対照的に自分の気持ちに正直で、妻ソニアを心から愛している。妻の釈放を条件に裁判の証人になり、命を狙われることになる。過去の任務でマイケルと因縁がある。
- アメリア・ルーセル(エロディ・ユン)
- インターポールの捜査官。ダリウスの護衛を担当していたがインターポール内の内通者を探すため、マイケルに彼の護衛を依頼する。マイケルの元カノ。
- ウラディスラフ・デュコビッチ(ゲイリー・オールドマン)
- ベラルーシの元大統領で独裁者。冷酷無比で自分の考えに沿わない国民たちを虐殺した。裁判にかけられた後も、権力を使って証人を脅していた。
- ソニア・キンケイド(サルマ・ハエック)
- 投獄中のダリウスの妻。口ではダリウスに悪態をつくものの、心の底では彼を愛してやまない。ダリウスの証言の見返りとして釈放される。
- ジャン・フーシェ(ジョアム・デ・アルメイダ)
- インターポール副局長でデュコビッチの内通者。インターポールの情報をデュコビッチの手下に報告し、ダリウスを捉えようと暗躍する。
映画『ヒットマンズ・ボディガード』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ヒットマンズ・ボディガード』のあらすじ【起】
超一流のボディーガードであるマイケルは、日本人武器商人クロサワの護衛を請け負っていた。クロサワを無事、空港まで送り届けるが何者かによってクロサワは暗殺されてしまう。それから2年後、マイケルは降格し、ランクの低い護衛任務を遂行していた。
その頃、国際刑事裁判所でベラルーシの元大統領、ウラディスラフ・デュコビッチは大量虐殺の容疑で裁判を受けていた。しかし、彼の権力を恐れた被害者たちは証言を拒否していた。それを見かねたインターポールは収監中の凄腕ヒットマン、ダリウスに彼の妻ソニアの釈放を約束する代わりに裁判で証言するよう交渉する。
条件を受け入れたダリウスだったが、インターポールの副局長で、デュコビッチの内通者であるジャンの手引きによって裁判所に移送される途中で奇襲される。彼を護衛していた捜査官アメリアは、ダリウスと共にセーフルームに身を隠す。そこで彼女はマイケルに助けを求めるのだった。
ダリウスとアメリアに因縁があるマイケルは依頼を断ろうとするが、元の地位に戻るために渋々、依頼を引き受ける。
映画『ヒットマンズ・ボディガード』のあらすじ【承】
ダリウスを探すインターポールはセーフルームが使用されていることに気付き、捜査官を向かわせる。同時に、内通者ジャンの報告によってデュコビッチの手下がセーフルームを襲う。インターポールに内通者がいると考えていたマイケルは、ダリウスを連れてセーフルームから脱出する。
インターポールとデュコビッチの両方から逃亡することになった二人は、車で逃亡するが口喧嘩ばかり。ダリウスはマイケルの完璧主義で慎重すぎる性格を指摘し、マイケルはダリウスの向こう見ずな性格に嫌気が差していた。
そんな中、ダリウスがデュコビッチの手下の携帯電話を持っていたため居場所が特定され、奇襲を受ける。銃撃戦で車が壊れてしまい徒歩で裁判所へ向かうことになる。
道中、ダリウスはマイケルが心ではアメリアと復縁したがっていることを悟ると、自分と妻のソニアの馴れ初めを話し、少しずつ友情を深めていくのだった。
その後二人は、一時的に身を隠すためにアムステルダムに向かう。
映画『ヒットマンズ・ボディガード』のあらすじ【転】
裁判所では、ダリウスが失踪したことを受けて証人尋問を4時間延期し、それでも現れなければ証言を中止する決定が下される。町ではインターポールと手下たちがダリウスを待ち構えていたのだった。
無事、隠れ家にたどり着いたマイケルだったが油断した隙にダリウスに逃亡されてしまう。
ダリウスは愛のため、投獄されている妻ソニアにメッセージを伝えに行くのだった。
なんとかダリウスを確保したマイケルは、自分が過去に失敗し、降格する原因となった護衛任務について語る。それを聞いたダリウスは大笑い。過去の任務でクライアントを殺したのは自分であると告げる。少しずつ芽生えていた友情は崩れ去り、激怒したマイケルは護衛任務を放棄。
一人で逃亡することになったダリウスは、敵に見つかり逃走劇を繰り広げる。冷静になり任務を全うすることを決意したマイケルはダリウスを追う。敵に追い詰められ、あと少しのところで殺されそうになるダリウスだったが、マイケルの援護によって無事に逃げ切る。
しかし、マイケルがデュコビッチの手下に捕らえられ、人質になってしまう。マイケルは拷問を受けても情報を渡さず、必死に耐える。すると、ダリウスが居場所を突き止めマイケルを助け出したのだった。
ダリウスがマイケルに謝罪するとマイケルも心を開き、アメリアへの気持ちを再確認し、互いに協力することを誓う。
映画『ヒットマンズ・ボディガード』の結末・ラスト(ネタバレ)
タイムリミットが迫る中、二人は再び裁判所に向かうがデュコビッチの手下に見つかってしまう。マイケルとダリウスは、二手に分かれ、それぞれ追手を振り切ると急いで裁判所に向かう。
ボロボロになりながらも裁判所にたどり着くと、ダリウスは証人尋問でデュコビッチの大量虐殺を告発する。彼しか知らないデータベースには、デュコビッチの大量虐殺の証拠が残されていたのだった。後がないデュコビッチは手下を使い、裁判所を爆破する。騒ぎの中で殺されそうになったダリウスを庇い、マイケルは負傷してしまう。
その後、マイケルからデュコビッチを追うよう頼まれたダリウスはデュコビッチを追い詰め、仇を打つのだった。
一方、副局長のジャンが内通者だと気づいたアメリアは彼を追うが、逆に殺されそうになってしまう。マイケルは負傷しながらも彼女を助け、気持ちを伝え復縁する。
その後、収監されるはずだったダリウスは逃亡。ソニアと共に二人が恋に落ちたバーで愛を確かめ合うのだった。
映画『ヒットマンズ・ボディガード』の感想・評価・レビュー
ライアン・レイノルズといえば、過去に『デンジャラス・ラン(2012)』でボディーガードの役を演じていたが、今作ではコメディの側面が強くなっている。
全体として、アクションとコメディ、人物描写がメリハリのある描かれ方をしているため、見ていて退屈することなく爽快だった。
また、今作は悪役を倒すというメインストーリーと主人公が自分の過去に向き合うというサブストーリーで構成されているため、非常にバランスの良い映画だった。(MIHOシネマ編集部)
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