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映画『炎628』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『炎628』の概要:ドイツ軍に占領された白ロシア。その村に住むフリョーラは、戦場跡で拾った銃を手に、打倒ドイツのためパルチザン部隊の参加を決意する。戦場に一歩踏み込んだ彼は、そこでドイツ軍の蛮行の数々と彼らが起こした悲劇を目の当たりにする。

映画『炎628』の作品情報

炎628

製作年:1985年
上映時間:143分
ジャンル:歴史、戦争
監督:エレム・クリモフ
キャスト:アリョーシャ・クラフチェンコ、オリガ・ミローノワ、U・バグドナス etc

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映画『炎628』の登場人物(キャスト)

フリョーラ(アリョーシャ・クラフチェンコ)
ドイツ軍に占領された村に住む少年。戦場跡から銃を掘り出し、家族の反対を押し切ってパルチザン部隊に参加する。
グラーシャ(オリガ・ミローノフ)
パルチザン部隊に同行していた娘。ドイツ軍に捕まっていたが、隊長に助けられた。

映画『炎628』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『炎628』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『炎628』のあらすじ【起】

ドイツ占領下の白ロシアのとある戦場跡で子供たちが穴を掘っている。家に帰るよう子供たちを叱る村長だが、子供たちはドイツ贔屓の村長に反発して言うことを聞かない。友人と共に穴を掘り続けるフリョーラ。彼らはロシア軍のパルチザン部隊に参加するために、兵士が落とした銃を探していた。遠くから戦車がやって来る音が聞こえると、子供たちは散り散りになって隠れ、やり過ごす。戦車をやり過ごした後、遂に子供たちは兵士たちが落とした銃を見つける。そんな彼らをドイツ軍の観測機が空高くから見下ろしていた。

家に帰るとフリョーラは母親に叱られた。彼がパルチザン部隊に参加しようとしていることを村長が告げ口していたのだ。命を大事にしろと言う母親。友達はみんな戦っているとフリョーラが反論すると、母親は息子に手斧を渡し、どうしても行くと言うのなら自分たちを殺してから行けと訴える。そこにロシア兵が現れ、フリョーラを迎えに来た。荷車に乗せられたフリョーラを見送る村人たち。連れ去られる息子を前に、母親は泣きながら見送るしかできなかった。

映画『炎628』のあらすじ【承】

フリョーラが連れて来られた森では、兵士たちが記念写真の撮影をしていた。彼らは一丸となってファシズムを打ち倒すことを誓う。その夜、フリョーラが見張りをしていると、森の奥からパルチザン隊の隊長と女が現れた。女の迫力に動揺したフリョーラは、正体の解からないその女の通行を許してしまう。夜が明け、フリョーラが釜を掃除していると、昨晩見た女が兵士につきまとわれていた。女は彼に歩み寄り、手にしていた花束を振りまく。

部隊の本隊が出発した後、フリョーラは泣いている女を見つけた。フリョーラは自分の名前を名乗り、女もグラーシャだと自己紹介する。彼女は敵に捕らえられていたところを兵士に救われて隊と同行していた。グラーシャは私を愛せとフリョーラに迫るが、自分は戦いにきたんだと言って、彼はそれを拒む。そんなやり取りの直後、二人の頭上をドイツの観測機が飛び、爆撃をしかけてきた。辛くも逃げ延びた二人は、観測機から降下してきたドイツ軍の兵士たちが進軍するのを隠れてやり過ごす。

映画『炎628』のあらすじ【転】

グラーシャを連れて自分の村を目指したフリョーラ。彼が家に戻ると、そこには誰の姿もなく、部屋中にハエがたかっていた。家族が家にいないのは、きっとドイツ軍たちから逃げたからに違いない。そう信じるフリョーラは、グラーシャを家族がいるはずの場所に案内する。駆け出すフリョーラ。それに続くローザだが、彼を追う途中、家の裏に棄てられた村人の死体の山を目にしてしまう。

フリョーラたちは沼を渡り、島に辿り着くも、そこに家族の姿はない。逃げ延びた村人たちとは再会できたものの、フリョーラの母も妹も既にドイツ軍に殺されていて、村長は全身をガソリンで焼かれ、虫の息だった。死に際に村長は「これはフリョーラたちが銃を掘り起こしたことに対するドイツ軍の報復だ」と言う。現状に絶望し、自殺しようとするフロリアンをグラーシャが止める。無気力になったフリョーラはグラーシャに介抱されながら、村人が泥でヒトラー像を作るのを眺めた。村人たちは恨みを込めて唾を像に吐きかける。

映画『炎628』の結末・ラスト(ネタバレ)

難を逃れた村人たちも、このままでは飢え死にしてしまう。村に惨劇を招いてしまったフリョーラは自責の念に駆られ、有志と共に村人たちの食料の確保に向かった。しかし、道中に仕掛けられた地雷で仲間の一部を失ってしまう。それでも諦めないフリョーラたちは残った者とでドイツ軍に協力的な村から牛を一頭奪うことに成功する。喜んだのも束の間。牛を盗まれたことを察知したドイツ軍が、彼らに銃撃を浴びせた。仲間が殺され、折角手に入れた牛も敵の銃撃で失ったフリョーラは逃走の最中、ドイツ軍が村を襲撃しているところに巻き込まれる。村民たちを馬小屋に押し込め、火をつけて喜ぶドイツ軍にフリョーラは怯えて震える。こめかみに銃口を当てられ、惨めな姿を写真に撮られたフリョーラはその場で気を失った。

後からやってきたロシア軍と合流したフリョーラはドイツ軍を追い、村人の復讐に立ち会う。汚泥に浸かるヒトラーの肖像を見つけたフリョーラは憎しみを込めてそれを撃ち抜いた。

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