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映画『評決』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『評決』の概要:かつて一流弁護士であった主人公は、今や落ちぶれ酒に溺れる毎日を送っていた。そんなある日、親友の弁護士から医療ミス事件の案件を託され、大病院との裁判へと臨むことにする。正義と真実を取り戻す弁護士の物語。

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映画『評決』の作品情報

評決

製作年:1982年
上映時間:129分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:シドニー・ルメット
キャスト:ポール・ニューマン、シャーロット・ランプリング、ジェームズ・メイソン、ジャック・ウォーデン etc

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映画『評決』の登場人物(キャスト)

フランク・ギャルヴィン(ポール・ニューマン)
中年の落ちぶれた弁護士でアルコール依存症。3年半前、有名事務所に所属していたが、裁判にて不正を行い失脚。妻とも離婚している。医療ミス事件の依頼を受け、正義と真実の心を取り戻す。
ローラ・フィッシャー(シャーロット・ランプリング)
フランクが行きつけのバーで出会った女性。実はコンキャノンから差し向けられたスパイのような存在。フランクの仕事の手伝いや彼の支えとなる。
ミッキー・モリッシー(ジャック・ウォーデン)
フランクの長年の友人で先輩弁護士。友情に厚い人物で、フランクから頼み込まれて手伝いをすることになる。
エド・コンキャノン(ジェームズ・メイスン)
一流弁護士。病院側の依頼にて、裁判に臨む。使えるものは利用し勝訴を得る敏腕。ローラをスパイとしてフランクの元へ差し向ける。
ケイトリン・コステロ(リンゼイ・クローズ)
事件があった夜、受付係をしていた看護師。現在は結婚してNYに在住。保育所に勤務している。医師から脅迫され、問診票の偽証をしてしまう。

映画『評決』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『評決』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『評決』のあらすじ【起】

落ちぶれた中年弁護士でその上、アルコール依存症のフランク・ギャルヴィン。彼は酒を水のように飲み毎日、新聞のお悔やみ欄をチェックしては、葬儀へ向かい名刺を渡すという屈辱的な営業に歩いていた。大抵は失意のあまり言葉少なに名刺を受け取ってくれるが、中には逆切れしてくる人もいて、それだけで神経が擦り減ってしまう。その日も逆切れされ落ち込んで帰った彼は、行きつけのバーで浴びるように酒を飲んだ。

翌朝、長年の友人である弁護士のミッキー・モリッシーが、フランクの個人事務所へ訪れ呆れ果てて彼の世話を焼く。ミッキーは友人のよしみでフランクへ実入りが良く、比較的簡単な依頼を流してやったが、友人は資料にさえ目を通しおらず、まるっきりやる気を感じない。いい加減に疲れ果てたミッキーは、友人としての縁を切るとまで言い出し、フランクへ発破をかけるのであった。

親友にそこまで言わせてしまったフランクは、気を取り直して資料に目を通し依頼人と会う。事件は4年前。妊婦が運び込まれた病院で、医師が麻酔の量を間違い意識不明の植物状態にしてしまったという案件だ。依頼人は妊婦の姉夫婦で4年もの間、植物状態となった妹の世話をしていた。
医療ミスをした医師が所属する病院は、教会が経営しており大病院である。しかも、医療ミスをしたのは、世界的にも有名な2名の医師であった。

明らかに病院側に過失のある事件であったため、裁判にて確実な証言があれば、勝てるはずだ。当然、病院側も大事にしたくないため、21万ドルの大金を提示し示談を申し込んでくる。だが、フランクは再起をかけて示談を断り、裁判を希望することにした。

映画『評決』のあらすじ【承】

フランクは裁判へ向けて準備するべく、ミッキーを説得して協力を依頼。証言をしてくれる医師とも約束を取り付けることができ、全てが良い方向へと向かっているかのように思えた。病院側は一流弁護士、エド・コンキャノンを雇ったようである。コンキャノンは報道を上手く利用し、世論を味方に付ける戦法を展開。

第1回目の審理が行われる前日、フランクは行きつけのバーでローラ・フィッシャーという女性と出会い、良い仲になる。彼女を心の支えに、フランクとミッキーは1回目の審理へと臨んだ。

しかし、裁判から遠のいて3年半のブランクがあるフランクは、過去の勘を取り戻せず審理は不利な状態で終了。依頼人の姉夫婦からはクレームが入り、追い詰められてしまう。
次の審理は数日後である。フランクは証言の了承を得ていた医師と打ち合わせる約束をしていたが、医師と連絡が取れず。自宅を訪ねると海外へ旅行に行ったと言われる。それも、帰国は1週間後。フランクは夜遅くにも関わらず、裁判長を訪ね審理の延期を願い出たが、すげなく断られてしまうのであった。

そこで、フランクは今更ながら示談を願い出ようとしたが、それも叶わない。恐らくは逃げ道をなくすためにコンキャノンが圧力をかけているのだ。追い詰められながらも、とにかく証言をしてくれる医師を探した。すると、急場凌ぎではあるものの、証言をしてくれる医師を発見。どうにかこれで、審理を乗り越えられるだろう。

映画『評決』のあらすじ【転】

その頃、コンキャノンは医療ミスをした有名医師に、簡潔な証言の仕方を教授。彼らはチームを組んで裁判に臨んでいる。当然、準備は万端だった。
翌日、証言してくれる医師を迎えたフランクは、次に看護師長の元へ。しかし、自宅を訪ね証言を頼もうとしても、看護師長は頑なに証言を断る。彼女は誰かを庇っているらしく、弁護士は誰もが意地汚い娼婦のようだと罵るのであった。

事務所へ戻り、医師と証言の打ち合わせをしたフランクとミッキー。その様子を見たフランクは八方塞がりの現状を憂い、自信を無くしてしまう。このままでは敗訴だ。そこで彼はローラを訪ね慰めを得ようとしたが、彼女は慰めるどころかフランクを追い詰めるような言葉ばかりを吐く。彼は精神的に追い詰められてしまい、バスルームへ立て籠もってしまうのだった。

翌日、2回目の審理が開始。こちらの証人は医師がたった1人だけ。今回は被害者に投与された麻酔によって、心肺停止に陥り脳死に至るまでの時間について追求が行われたが、フランクの証人審問になって裁判長が弁護士を差し置いて審問し、フランクへ更なる不条理を押し付けてくる。審理終了後、裁判長へと意義を唱えたフランクは、宣戦布告を申し立てた。

午後の部が再開。フランクは有名医師へ記録の不備があったと追求したが、形勢逆転にまでは至らなかった。肩を落とすフランクとミッキー。彼らにはもう証人がいない。どうしたら良いのか悩み尽くす。そうして、翌日。分娩室にいなかった受付係の看護師ケイトリン・コステロの存在に行き当たる。カルテには食事は9時間前と書かれていたが、姉の証言では被害者は1時間前に食事を摂っていた。この食い違いは、受付係が原因なのではないだろうか。

映画『評決』の結末・ラスト(ネタバレ)

フランクは看護師長を訪ねカマをかけた。すると、ケイトリンが現在、NYに住んでいることが分かる。フランクとミッキーは唯一の望みをかけ、ケイトリンの捜索を行った。そのことをフランクの傍にいて見聞きしていたローラ。実は、彼女はコンキャノンの息がかかったスパイだった。新たな動きがあった場合、電話で密告をしていたが、誠実に裁判へ挑もうとするフランクを思い、今回は密告しないことにするのだった。

一向にケイトリンの所在が分からないため、フランクは少々手荒な方法で彼女の連絡先を入手。その足でNYへ向かう。一旦、事務所へ連絡を入れるとローラも用事があるため、NYへ向かうと言う。彼女が電話で話している間、ミッキーは彼女がコンキャノンと通じている証拠を目にしてしまう。

NYにてケイトリンと会うことができたフランクは、彼女へと協力を依頼。その後、ローラと合流したが、事前にミッキーからローラの素性を知らされていたため、無言で彼女の頬を叩いてしまうのだった。

そうして、3回目の審理。麻酔医である有名医師に麻酔をかける場合において、食事時間の確認をしたフランク。次に、証人としてケイトリンを場内へ招き入れる。当時、受付係だったケイトリンは、被害者から確かな食事時間を聞いていた。だが、カルテには9時間前だと記載されている。

コンキャノンに偽証罪を疑われたケイトリンだったが、彼女は当時、医師から脅迫され問診票を書き直すよう命令されたことを告白。故にケイトリンは正しい問診票のコピーを作成していたのだった。ところが、証拠品においてコピーは認められず、原則オリジナルが効力を持つ。そのため、裁判長はケイトリンの証言を記録から抹消することにし、陪審員へもそのように通告した。

そうして、審理は終了し最終弁論がやってくる。フランクは正義と真実を求め、陪審員に向かい良心を持って正当な評決を下すよう切々と訴えた。
そうして、評決の時。陪審員は被害者の訴えを聞き、病院側と医師2人に倍以上の補償金を払うよう審判を下すのである。圧力や不条理に負けず、正義を貫いたフランクとミッキーは、その評決を聞いた時、肩の荷が下り深く安堵するのであった。

映画『評決』の感想・評価・レビュー

落ちぶれていた弁護士が、医療ミス事件の被害者側から依頼を受け、再起をかけて勝訴を目指すという話。相手は教会経営の大病院で、しかもミスを犯したのは有名医師。当然、事件を大事にしたくない病院側は圧力をかけたり、逃げ道を奪ったりする。

主人公は過去、有名事務所に所属し一流の弁護士であったが、嘘と偽りに塗れ勝訴に拘り不正を行ってしまう。そのせいで人生を棒に振り、転落人生を歩んでいた。故に、最終弁論での演説がとても胸を打つ。主演のポール・ニューマンの演技が絶賛される秀逸で素晴らしい作品。(MIHOシネマ編集部)

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