映画『オーバー・ザ・トップ』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「オーバー・ザ・トップ」のネタバレあらすじ結末と感想

オーバー・ザ・トップの概要:妻子を捨て、家を出た男が10年ぶりに息子と再会する。長年の不在を埋め合わせるように全力で息子を導く男は、自らも再起をかけてアームレスリングの大会に挑む。名作『チャンプ』から『リアル・スティール』などに連なる父子の絆の物語。

オーバー・ザ・トップの作品情報

オーバー・ザ・トップ

製作年:1987年
上映時間:94分
ジャンル:ヒューマンドラマ、アクション
監督:メナハム・ゴーラン
キャスト:シルヴェスター・スタローン、デヴィッド・メンデンホール、ロバート・ロジア、スーザン・ブレイクリー etc

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オーバー・ザ・トップの登場人物(キャスト)

リンカーン・ホーク(シルヴェスター・スタローン)
10年前に義父と反目し、妻子を残して家を出る。大型トラックで各地をさまよう生活をしていたが、病気の元妻の頼みで息子に再会する。旅を通して息子の自立に努め、自らもアームレスリングの大会に挑戦する。
マイケル・カトラー(デヴィッド・メンデンホール)
幼少時に父が出て行き、祖父と母のもとで育つ。陸軍幼年学校で寮生活を送っていたが、卒業式の日に再会した父親ホークに連れられ、大型トラックの旅に出る。ひ弱な上流育ちだったが、様々な体験を通して自信を獲得していく。
ジェイソン・カトラー(ロバート・ロジア)
マイケルの祖父。資産家で娘と孫を大事にするあまり、ホークのことを疎んじている。
クリスティーナ・ホーク(スーザン・ブレイクリー)
ホークの元妻でマイケルの母親。重病のため入院している。父子の関係修復を願い、ホークにマイケルを連れて来て欲しいと頼む。
ボブ“ブル”ハーリー(リック・ザムウォルト)
アームレスリング世界選手権大会で5年間無敗の現王者。ホークとの決勝戦に臨む。

オーバー・ザ・トップのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『オーバー・ザ・トップ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

オーバー・ザ・トップのあらすじ【起】

リンカーン・ホークは息子のマイケルを迎えに大型トラックを走らせていた。重病の床にある元妻クリスティーナからの頼みで、父子二人して見舞いに行くためだった。

10年前、ホークは義父との対立から妻子を残して家を出た。トラック運転手をしながら各地を回るホークは、得意のアームレスリングで賞金稼ぎに興じる生活を送ってきた。

海軍幼年学校の卒業式を終えたマイケルは、祖父が寄こした迎えの車に向かった。しかし、校長室へ呼ばれ戻ってみると、そこに父親を名乗るホークがいた。

自分に父親はいないと答えるマイケルに、ホークはクリスティーナとの結婚写真を見せた。ホークはクリスティーナの手術に間に合うよう、カリフォルニアの病院までトラックで向かおうと持ちかけた。

渋々トラックに乗ったマイケルは長年音信不通だった父を責め立て、突然トラックを飛び降りた。ホークは彼のことを嫌いだと拒絶するマイケルに対し、“嫌いならそこから始めよう”と答えるのだった。

オーバー・ザ・トップのあらすじ【承】

マイケルの祖父ジェイソン・カトラーは、ろくでなしのホークによって孫が連れ去られたことに激怒する。ジェイソンは手下に命じ、ホークの後を追わせた。

ドライブインにやって来たマイケルは、荒くれ者がたむろする店内に眉をひそめ、ホークの肉中心の食生活にまで嫌味を言った。ホークは苦笑するしかなかったが、そこにいた男からアームレスリングの賭け試合を挑まれ、見事勝利して賞金を手に入れる。その光景をマイケルは驚きの表情で見入った。

電話口でホークの不平を言うマイケルに、クリスティーナは“ママのためだと思って努力して欲しい”と諭した。病床の母に頼まれればマイケルも旅を続けるより仕方なかった。

路肩に停めたトラックで一夜を明かした父子は再び出発した。道すがら、相変わらず理屈をこねるマイケルにホークはトラックのハンドルを握らせる。マイケルは自分の力で動き出したトラックに興奮し、初めて笑顔を見せていた。ホークも少しずつ打ち解けてきた息子に優しい眼差しを向けた。

オーバー・ザ・トップのあらすじ【転】

コロラドのドライブインに立ち寄ったホークは、そこにいた年上の少年にマイケルとのアームレスリングの勝負を持ちかける。突然の振りに狼狽えたマイケルは、あっさり負けて逃げ出してしまう。恥をかかされたと泣くマイケルにホークは“欲しいものは自分で勝ち取っていけ”と言って励ます。マイケルは勝負に戻り、今度は諦めずに相手を打ち負かす。

嬉しくてたまらないマイケルは、早速クリスティーナに報告した。しかし、ホークが通話中にマイケルはジェイソンの手下によって連れ去られてしまう。ホークはすぐさまトラックに乗って追跡した。敵を駐車場に追いこんだホークはマイケルを奪還する。

父子は病院へ向かった。車中ホークは、ラスベガスで開かれるアームレスリングの大会に勝って、その賞金で会社を始めたいと語って聞かせる。けれども病院に到着した二人を待っていたのは、クリスティーナの死の知らせだった。絶望したマイケルはホークの元を去り、祖父の屋敷に戻ってしまう。

マイケルを連れ戻すためにジェイソンの屋敷を訪れたホークは門前払いを受け、トラックごと屋敷に突入した。駆けつけた警官に取り押さえられたホークは、マイケルが見ている前で逮捕される。

留置所に送られたホークの前にジェイソンの秘書が現れ、取引を持ちかけた。マイケルから再び拒絶されたホークは州を出る条件を受け入れ、告訴を免れる。

オーバー・ザ・トップの結末・ラスト(ネタバレ)

ひとりラスベガスへ向かったホークはトラックを売り払い、アームレスリング世界選手権大会に出場した。

その頃、マイケルは母の遺品の中から自分宛てに書かれたホークの手紙を見つけ、ホークの思いを知る。祖父の家を抜け出したマイケルはガレージの車に乗り込み、ラスベガスを目指すべく空港へ向かった。

世界各国から集まった強豪たちを相手に初出場のホークは奮闘し、順調に勝ち進んだ。一方、5大会無敗の現チャンピオン、“ブル”・ハーリーも予想通り無敵の強さを見せつけていた。

マイケルを追って自家用機でラスベガスに乗り込んだジェイソンは、休憩中のホークをホテルの部屋に呼びつけた。ジェイソンは50万ドルの小切手と新車のトラックをチラつかせ、改めてマイケルから手を引くよう迫った。ホークは拒絶し、再び会場へ戻って行った。

決勝に勝ち進んだホークは、会場に来たマイケルと再会した。マイケルは自分の翻意を詫び、ドライブインで自分を救ってくれたあの言葉をかけてホークを励ました。

ハーリーとの決勝戦。挑発を繰り返すハーリーに喰らいつくホーク。マイケルの声援を受けたホークは苦闘の末、遂に勝利する。無名の新人の奇跡に会場が沸く。ホークに抱き上げられたマイケルはトロフィーを掲げた。父子の固い結束を見たジェイソンも諦めるしかなかった。

翌朝、賞金を手にホテルを出て来た父子の前には、副賞の新車トラックが停まっていた。二人は運送会社を開く計画を語りながら、トラックに乗り込み出発した。

オーバー・ザ・トップの感想・評価・レビュー

公開当時、海の向こうでは腕相撲が立派な格闘技になりえることに驚いた人も多かったのではないか。見どころは、やはりラストのアームレスリング大会で、丁寧なカットバック編集が緊迫感を盛り上げている。とはいえ、今この映画を見ると前半の父子の葛藤にこそ惹きつけられる。坊ちゃん育ちの息子を懸命に後押しして自信を与えていく父の姿に共感してしまう。作りは確かに大ざっぱで凡庸だが、スタローン=単なるマッチョ映画とするには勿体無い。(MIHOシネマ編集部)

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