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映画『生きうつしのプリマ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『生きうつしのプリマ』の概要:ドイツで売れない歌手として生活していたゾフィは、ある時父親に呼び出され亡き母に瓜二つのオペラ歌手、カタリーナのネット記事を見せられる。カタリーナの正体と、謎に包まれた母の半生を紐解くため、ゾフィは彼女に会いに行く。

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映画『生きうつしのプリマ』の作品情報

生きうつしのプリマ

製作年:2016年
上映時間:101分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
キャスト:カッチャ・リーマン、バルバラ・スコヴァ、マティアス・ハービッヒ、グンナール・モーラー etc

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映画『生きうつしのプリマ』の登場人物(キャスト)

ゾフィ・クロムベルガー(カッチャ・リーマン)
ドイツで地道に活動する無名の歌手。アルバイトで結婚式のプロデュースをしている。父から亡き母と瓜二つのオペラ歌手、カタリーナの存在を知らされ、彼女に会うためニューヨークへ向かった。
カタリーナ(バルバラ・スコヴァ)
著名なオペラ歌手。2人の息子がいる。ゾフィからの手紙で自分とそっくりなエヴェリンの存在を知り、動揺する。
エヴェリン・クロムベルガー(バルバラ・スコヴァ)
一年前に死去したゾフィの母。実の娘であるゾフィにも自身の半生を語らないまま死去。音楽が好きで、イタリアで声楽のレッスンを受けていた。
パウル・クロムベルガー(マティアス・ハービッヒ)
ゾフィの父。エヴェリンが亡くなってから、彼女の幻覚に悩まされ不眠症になってしまった。ネットニュースの記事にカタリーナの姿を見つけ、彼女とコンタクトを取るためゾフィをニューヨークへ向かわせる。
ラルフ(グンナール・モーラー)
パウルの兄。ゾフィの伯父。パウルとは子供の頃から仲が悪く、現在は独身のままドイツの郊外で一人暮らしをしている。
フィリップ(ロバート・ジーリンガー)
カタリーナのマネージャーであり元恋人。ドイツからカタリーナを訪ねて来たゾフィと恋人関係になる。

映画『生きうつしのプリマ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『生きうつしのプリマ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『生きうつしのプリマ』のあらすじ【起】

ドイツで歌手活動を行うゾフィは、歌だけで生活ができないためアルバイトで結婚式のプロデュースをしていた。昼間は近日結婚式を行うヨハンナ、ニルス夫妻との打ち合わせを行い、夜は本業の歌手活動に精を出す。ところがゾフィは、演奏を行っているバーの店主から突然クビを言い渡されてしまった。ゾフィは、失意のまま父からの連絡を受け実家へと向かう。

実家に戻ったゾフィは、父パウルと共に、去年亡くなった母エヴェリンの墓参りへと赴いた。二人が墓石に近づくと、エヴェリンの墓石の前には新しい花が供えられており、ゾフィはパウルに昨日も来たのかと尋ねるが、父は来ていないと答えた。

パウルは、妻エヴェリンが亡くなってから毎晩彼女の幻覚に悩まされていた。不眠症と共に「ママが復讐に来る」と怯える日々を過ごしていたパウルだったが、ネットニュースでエヴェリンとそっくりなオペラ歌手、カタリーナの存在を知る。パウルは娘であるゾフィに、カタリーナにドイツへ来るよう伝えて欲しいと言い付け、ゾフィを彼女のいるNYへと向かわせた。

映画『生きうつしのプリマ』のあらすじ【承】

父からの願いを受けNYへ到着したゾフィは、カタリーナの姿を見て涙を流した。写真はもとより、実際に近くで見る彼女が母エヴェリンとあまりにも似ていたからだった。感激や緊張で中々本題に入れないゾフィは、なんとか母の写真を同封した手紙だけを渡し、彼女の元を去った。カタリーナのマネージャーであり元恋人のフィリップは、ゾフィを気にかけ声を掛ける。

フィリップはゾフィの目的を聞き協力するが、当のカタリーナはエヴェリンの写真を見て動揺し、関係ないと一蹴する。ゾフィはカタリーナの生い立ちを探るも、はぐらかされてしまう。諦めきれないゾフィは、認知症を患うカタリーナの母ローザが収容されている老人ホームを訪れた。

ゾフィがローザに母の写真を見せると、彼女にはまだ何も打ち明けていないのに「私のエヴェリン」と母の名前を言い当てられた。母を知っているのかと聞くと「私の所に隠れてたのよ」と返された。ゾフィは、彼女に母の死も伝えた。すると、ローザは気が動転してしまい会話ができなくなってしまった。ゾフィは、これ以上ローザを刺激しないようにと職員から追い出されてしまう。

ローザの元を後にしたゾフィは、謎が深まるばかりで解決の兆しが見えないため帰国の途に就こうとした。そこへ、カタリーナからローザが興奮したままで大変だと連絡が入る。ゾフィとカタリーナがローザの元を訪れると、ローザはカタリーナを「エヴェリン」と呼んだ。

映画『生きうつしのプリマ』のあらすじ【転】

カタリーナは、母ローザの反応を目の当たりにしても尚エヴェリンとは何の関係もないと主張した。痺れを切らしたゾフィは「私の母はあなたの母親よ」と確信に触れる。その一言をきっかけに、カタリーナは幼少期の思い出を振り返る。18歳の頃、ローザが本当の母親ではないような気がして鬱になってしまったことや、ローザの認知症が進行するにつれて「お母様は元気?」と聞かれるようになったことを抑圧していたのだという。

カタリーナと自分が父親違いの姉妹であると分かったゾフィは、ドイツに帰国。父パウルに「カタリーナの父は誰?」と問い詰めた。パウルは動揺したが、カタリーナが結婚前に妊娠していたことを告白。当時ドイツでは中絶が禁止されていたため、旅費を渡してオランダへ行かせたという。浮気相手については、心当たりはあるがよく知らないそうだ。その心当たりの間男はダンサーをしていたオルロフという男で、ゾフィは彼が経営するダンス教室を訪ねたが、エヴェリンについては見覚えがないと言われてしまった。

ゾフィがオルロフからの返答を父へ伝えると、彼は「やっぱりな」と呟いた。

映画『生きうつしのプリマ』の結末・ラスト(ネタバレ)

パウルの兄ラルフは、弟のものをなんでも奪いたがる性格だった。恋人も例外ではない。ラルフは、弟が結婚を視野に入れ交際しているエヴェリンを奪おうとしたのだ。その結果、エヴェリンはカタリーナを妊娠した。パウルは、エヴェリンと兄の関係を昔から怪しんでいたという。父からそれを聞かされたゾフィは、最初から自分で調べればよかったのにと激昂したが、彼と共にラルフの元を訪れ改めて伯父と母の関係を明らかにした。エヴェリンは、嫉妬深い夫パウルから想い人のラルフを守るため、パウルと添い遂げたのだ。

一方でNYのカタリーナは、ローザの死をきっかけにフィリップと共にドイツへ向かった。本当の母であるエヴェリンの墓の前でカタリーナとラルフは対面したが、ラルフは泣きながら彼女の前から逃げ去ってしまった。カタリーナは初めて会った父親を追わず、NYへと帰る。

その後ゾフィは、伯父を伴ってNYを訪れた。ゾフィとカタリーナ、ラルフ、フィリップ、そして、カタリーナの子供達が食卓を囲む。彼らは、家族として過去も未来を受け入れようと乾杯した。ところが、ドイツにいるパウルだけは、夢枕に立つ妻エヴェリンの亡霊に悩まされ続けていた。エヴェリンは苦しそうに呻くパウルを見下ろして、暗闇の中で妖しく微笑むのだった。

映画『生きうつしのプリマ』の感想・評価・レビュー

パウルやラルフは初老の子供や孫がいても違和感のない貫禄を持っていたが、カタリーナとエヴェリンだけでなく、ゾフィやローザの見た目年齢が同じなので関係性が分かりづらい。ストーリー自体は非常に興味を掻き立てられる構成なので最後まで目を離せないのだが、登場する女性達の年齢が近いので、肝心の「謎の解明」がスッキリしない結果となった。中でも、ゾフィがローザにエヴェリンの写真を見せた際「私のエヴェリン」と言い放ち、彼女の死を伝えると「娘が死んだ」と悲しむ場面に混乱した。

さらに言うなれば「母とそっくりなカタリーナとは何者なのか?」という疑問は、予想通りの答えで味気ない。パウルが隠していた過去を紐解くことを主軸とした方が分かりやすかったのではないだろうか。(MIHOシネマ編集部)


知らなくていいことってありますよね。知らなければ幸せに暮らせたのに…とか知らなければトラブルに巻き込まれなかったのにってこと。今作で描かれているのは「知らなくてもよかった話」で、それが良いか悪いかの判断は観客に委ねられています。
結論から言ってしまうと、かなり無理な展開ですがストーリーとしては楽しめました。死んだ母親とテレビに出ていたプリマが瓜二つ。なぜ?調べなきゃ!と躍起になる父と娘。サスペンスかと思いきや、思いっきり人間ドラマでした。(女性 30代)

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