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映画『ジグソウ ソウ・レガシー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ジグソウ ソウ・レガシー』の概要:新生『ソウ』シリーズ第1作目であり、『ソウ』シリーズの続編でもある。世間を震撼させた連続殺人犯、通称ジグソウであるジョン・クレイマーが亡くなってから10年後、同じ手口で殺害された遺体が発見され、新たなデスゲームが開始される。

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映画『ジグソウ ソウ・レガシー』の作品情報

ジグソウ ソウ・レガシー

製作年:2017年
上映時間:92分
ジャンル:ホラー
監督:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ
キャスト:マット・パスモア、ローラ・ヴァンダーヴォート、カラム・キース・レニー、クレ・ベネット etc

映画『ジグソウ ソウ・レガシー』の登場人物(キャスト)

ローガン・ネルソン(マット・パスモア)
検視官。退役軍人で敵の捕虜となり拷問された過去を持つ。冷静な判断力と優れた医術の腕を持つ。実はインターン時代、うっかりしてカルテを取り違えるという致命的なミスを犯したことがある。
ハロラン(カラム・キース・レニー)
刑事。自身の手柄とするためなら殺人や賄賂など、悪に手を染めることも厭わない悪徳刑事。どこか強権的で傲慢だが、刑事としての手腕は確か。
キース(クレ・ベネット)
刑事。ハロランとペアを組んでいるが、実は内務捜査官でもあり以前から相棒に目をつけ、密かに行動を監視している。
エレノア(ハンナ・エミリー・アンダーソン)
検視官。ローガンの手腕に関心を持ち、彼の元で働きたいと指名してまで検視官となる。ジグソウを信奉しており、過去にゲームで使われた装置や設計図を密かに収集している。
ジグソウ / ジョン・クレイマー(トビン・ベル)
10年前、世間を恐怖で震撼させた殺人犯。末期癌を患い亡くなる。実は初期の受診時、癌が発見されていたものの、カルテの取り違いにより治療が遅れる羽目になる。独特で崇高な使命を持ち、厳格でありながらも人間性を見抜く目を持つ。非常に賢く聡明。

映画『ジグソウ ソウ・レガシー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ジグソウ ソウ・レガシー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ジグソウ ソウ・レガシー』のあらすじ【起】

逃走する容疑者をビルの屋上へ追い詰めた警官達。奴はビルの屋上で何らかの起動スイッチを入手し、それを手に両手を上げ刑事のハロランを呼んで欲しいと要求した。何者かに脅されてでもいるのか、ゲームが始まり5人の人間が死ぬと妙なことを口走っている。
要求に応じて、すぐさまハロラン刑事が呼ばれた。

刑事は相棒のキースを伴い現場に到着。容疑者の説得を行ったが、奴は時間を気にしてスイッチを押してしまう。警官達は威嚇のために銃を発砲。しかし、一発の銃弾が胸部に命中し、容疑者は意識不明の重体に陥ってしまうのだった。

鉄橋の下にバケツを被せられた、下着1枚の男性遺体がぶら下がっているのが発見される。遺体の検死に検視官ローガン・ネルソンと助手のエレノアが呼び出された。バケツを慎重に外すと、遺体の頭部は口の上部から綺麗に切断されており、左の首筋にはパズルのピースを象り皮膚が切除されていた。この手口は10年前に死亡したとされる猟奇殺人犯、通称ジグソウのものと同じだった。

だが、ジグソウと呼ばれた殺人犯ジョン・クレイマーは、すでに病気のせいで亡くなったはずである。更に首筋の傷痕から指先サイズの記録媒体が発見され、中には音声が記録されていた。
歯の治療記録から遺体の身元が判明。更に頭部を切断した凶器が丸鋸であったことが分かる。同時に録音された音声がジョン・クレイマーのものと一致。メッセージによるとゲームが開始され、他にも4名が死に直面しているらしい。

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映画『ジグソウ ソウ・レガシー』のあらすじ【承】

その後、エレノアが遺体から農場によくあるウィルスを発見。これにより場所の特定が容易となったが、そこで新たな遺体が発見される。ビルから飛び降りたと思われる女性は、まるで皮膚が溶けたように右側の顔面から首筋にかけて、酷く破損していた。ローガンの見立てでは薬物による死亡で、飛び降り自殺ではないと言う。早速、女性遺体の検死が行われ、遺体の舌にパズルのピースを象り皮膚を切除した痕が発見される。

ハロランはこれらの遺体やジグソウの手口からまず、ローガンとエレノアの調査を行った。ローガンは今から2年前に妻を亡くし、1人娘との二人暮らし。退役軍人として戦場にいた頃、敵の捕虜となり拷問されたという凄惨な過去を持つ。エレノアは検視官研修中であるが、地方の死体保管所への就職を断った上にジグソウ信奉者が集まる裏サイトへ頻繁にアクセスしているのだった。

最初の被害者の爪から犯人の血液が検出され検査の結果、ジョン・クレイマーのものと一致した。このことで死んだはずのジグソウが復活したと報道され、世間は騒然としている。だが、ハロランは検視官であるローガンとエレノアが怪しいと睨んでいるようだ。

仕事終わりにエレノアとバーで落ち合ったローガンは、彼女が就職口を断った理由を問い質し、秘密のスタジオへ案内してもらう。彼女はジグソウを信奉するあまり、これまでのゲームで実際に使用された装置を密かに収集していた。スタジオは人気のない倉庫にあり、マニアックにも最初のゲームに使用するために考案された大型装置の図面まで手に入れ、自らの手で組み立てていた。

ジグソウは人を責め苛む装置を考案し、緻密な設計図を作成。更にそれらを自ら組み立てている。エレノアはそこに酷く魅力を感じるのだと言うのだった。そんな2人の姿を監視していたキースが激写。証拠としてハロランへ提出してしまう。

映画『ジグソウ ソウ・レガシー』のあらすじ【転】

世間がジグソウ復活の報道で沸く中、警視総監がジョン・クレイマーの遺体を確認したいと言い出す。ハロランはそれらの対応を相棒のキースに全て任せた。そんな時、昏睡状態に陥っていた容疑者が姿を消したという連絡が入る。現場へ急行したハロランだったが、容疑者の行方は要として知れず。
一方、ジョン・クレイマーの墓を暴いたキースは、棺の中に姿を消した容疑者の遺体が収まっているのを発見するのである。

更に刑事達はエレノアのスタジオに突入し、奥の隠し扉から無残な姿となった遺体を発見。
これで発見された遺体は3体。残りはあと2人。追い詰められたハロランとキースは、ローガンを拘束することにした。

ローガンの自宅を訪れ、彼を拘束しようとしたキース。だが、ローガンからハロランが犯人だと言われ考えを改める。キースは内務調査官でもあり、以前からハロランの動向を密かに調査していた。そこで、ジョン・クレイマーの棺から発見された容疑者の遺体を検死し、胸部の弾痕から銃弾を取り出す。銃弾は間違いなくハロランが使用している銃に使用されているものだった。これにより、ハロランが犯人であることが濃厚となる。

自宅待機となったローガンの元へエレノアが姿を現し、ゲームが行われた場所の特定ができたと話す。ローガンは警察に通報しようと話したが、エレノアが自分で確かめると言い張るため、彼女を連れてその場所へ向かった。そして、彼らを監視していたハロランも後を追う。

ゲームが行われた場所は地方の養豚場であり、その農場はかつてジョンの妻ジルの家が所有していたものだった。有害なウィルスが発生し今も尚、閉鎖されたままとなっている。ローガンとエレノアが中へ。その後を密かにハロランも追う。
同じ頃、ハロランの自宅を捜査していたキースは、冷蔵庫からパズルピースを象って切除された皮膚片を発見する。決定的な証拠が出たことで、ハロランが犯人であることが確定した。

映画『ジグソウ ソウ・レガシー』の結末・ラスト(ネタバレ)

農場内へ入った2人は、その場所で確かにゲームが行われたことを確認する。ローガンは、ジグソウは死んだと言うが、エレノアはジグソウの思想とその名前は受け継がれると言う。そこで彼は彼女が全て仕組んだことなのかと疑うも、そこへハロランが現れローガンと揉み合いになる。ローガンは咄嗟にエレノアを逃がし、自らも建物内へと逃走した。
逃げたローガンを探すハロランだったが、何者かに背後から薬物を注射され意識を失ってしまう。

覚醒すると、首に装置を設置され拘束されていた。正面には同じ装置を設置されたローガンがいる。意識を取り戻した彼によると、首の装置は手術で使用されるレーザーカッターであるらしい。2人の間にはボタンが2つ並んだ台が置かれている。

そこへジグソウの声で放送が流れた。どうやら5人の内、最後の2人はローガンとハロランだったらしい。自らの罪を告白しろというものだったが、ハロランは命惜しさにローガンの装置を起動させてしまう。慌てたローガンは研修医当時、自らが犯した罪を告白したが、装置が止まることはなくレーザーカッターの餌食となってしまう。その姿を目にしたハロランは、自分の装置が起動したことで必死にこれまでの罪を明かした。

すると、寸前で装置が停止。ほっとした彼はローガン側の天井にレーザーカッターの跡が無いことに気付く。餌食となったはずのローガンが起き上がり、驚愕するハロラン。装置を外したローガンは、自分がジグソウの後継者だと明かすのである。

10年前、同じ場所で最初のゲームが行われた。選ばれた人間は5人。ローガンはその中の1人だった。彼はジョンのレントゲン写真を間違えた罪で捕らわれたが、犯した罪に悪意がなかったと認められ始まりの段階で許されたのだった。

そして10年後、ローガンはジョンに生かされたことで、彼の思想を受け継ぎハロランを罰するため、最初のゲームを模倣したのである。なぜなら、凶悪犯を見逃し続けたハロランのせいで、ローガンの妻が被害者となり亡くなったためだ。彼にとってこれは復讐であり、ジョンの思想である死者の代弁者という遺勲を刻む第一歩でもあった。

そうして、ローガンはハロランの装置を起動し、彼を殺害。ゲームを終わらせその場を去った。

映画『ジグソウ ソウ・レガシー』の感想・評価・レビュー

『ソウ』シリーズが完結してから、10年後を描いた新生『ソウ』。ジグソウであるジョン・クレイマーは、死者の代弁者として罪を犯した人々に改心の機会を与える。それが『ソウ』シリーズであったが、新生『ソウ』では正当なる彼の後継者として、最初のゲームに参加し生かされた医師がゲームを開始させる。

シリーズでは1回目のゲームの様子は描かれていないため、今回が初の公開となる。一番の見どころはやはり、緻密に計算されたデスゲームの内容であり、それに伴う警察の捜査だろう。今後、新生『ソウ』がどのような展開を折り成していくのか、続編に期待が高まる。(MIHOシネマ編集部)


本作は、人気サイコスリラーの新シリーズで、連続殺人犯の通称ジグソウことジョン・クレイマーが死んでから10年後を描いたホラー作品。
グロテスクで痛々しくて目を瞑りたくなるシーンが本作の特徴。
物語が進むにつれて点と点が繋がっていくような感覚で非常に引き込まれた。
最後まで犯人が分からず、ジグソウが生きていたのかと思った。
先が読めない展開と、時系列を操ったストーリーの見せ方で、予備知識がなくても面白く飽きずに楽しめる作品。(女性 20代)


このシリーズを見ていなくても『ソウ』という作品の知名度は絶大で、グロテスクで過激な描写が多いことを知っている方も少なくないでしょう。今作はソウシリーズを始めたジョン・クレイマーが亡くなってから10年後。ジョンの後継者が新たなゲームを始めるストーリーです。
ジョン・クレイマーが始めたゲームは参加者となる人達には何らかの罪があり、それを悔い改めさせるのがゲームの理念となっていました。今作は「復讐」の要素がかなり強め。今後さらに続編が登場するのか期待してしまいます。(女性 30代)

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