映画『ジュマンジ ネクスト・レベル』の概要:ジュマンジをクリアしてから2年後。スペンサーは冴えない大学生活に嫌気が差し、再びブレイブストーンになろうとゲーム機を修理してゲームの中へ入った。しかし、ゲームはバグに侵されており、クリアの難易度もさらに上がっていた。
映画『ジュマンジ ネクスト・レベル』の作品情報
上映時間:123分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:ジェイク・カスダン
キャスト:ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン etc
映画『ジュマンジ ネクスト・レベル』の登場人物(キャスト)
- スペンサー(アレックス・ウルフ)
- ニューヨークで冴えない大学生活を送っている主人公。マーサと遠距離恋愛をしていたが、インスタに楽しそうな大学生活の写真をアップしている彼女を見て自分に自信が持てず、一方的に冷却期間に突入した。前回のようにブレイブストーンになりきり勇敢な気分を味わうため、再びジュマンジをプレイする。
- マーサ(モーガン・ターナー)
- スペンサーの恋人。スペンサーからの連絡が無く、不安な日々を送っていた。スペンサーがジュマンジの中に入ってしまったと気付き、フリッジやマーサと共に再びゲームに挑む。
- フリッジ(サーダリウス・ブレイン)
- スペンサーの友人。幼い頃、スペンサーの祖父が経営していたレストラン“エディ&マイロ”に通っていた。現在は週に4日ジムに通い、体を鍛えている。
- ベサニー(マディソン・アイズマン)
- スペンサーの友人。マーサやフリッジと共に、スペンサーを助けるべくジュマンジに入ろうとしたが、一人だけ現実の世界に取り残されてしまった。
- エディおじいちゃん(ダニー・デヴィート)
- スペンサーの祖父。年のせいで体が思うように動かない。15年前、自身が経営するレストラン“エディ&マイロ”を、共同経営者のマイロに勝手に売り払われてしまって以来、彼とは絶縁状態になっている。体を心配するスペンサーの母と一時的に同居している。
- マイロ・ウォーカー(ダニー・グローヴァー)
- エディの親友だった老人。二人でレストランを経営していたが、体力の衰えを感じ独断で店を売り払った。エディには何度も話し合うため電話を掛けているが、無視され続けている。
- アレックス(コリン・ハンクス)
- かつて、20年間ジュマンジの中に閉じ込められていた男性。取り残されたベサニーから助けを求められ、共にゲームの中へと入る。
- スモルダー・ブレイブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)
- ジュマンジの主人公。勇敢で屈強な冒険家。特技はキメ顔。今回は、新たに「スイッチブレイド」という弱点か追加された。プレイヤーはエディおじいちゃん。
- シェリー・オベロン教授(ジャック・ブラック)
- 唯一地図が読めるキャラクター。弱点として砂、太陽、暑さ、持久力が追加されていた。プレイヤーはフリッジ。
- ムース・フィンバー(ケヴィン・ハート)
- 動物学者。新たな特技に言語学が追加され動物と会話できるようになった。プレイヤーはマイロ。
- ルビー・ラウンドハウス(カレン・ギラン)
- ゲームの紅一点。悩殺ギャル。新しい特技はヌンチャク。プレイヤーは、前回に引き続きマーサ。
- ミン・フリートフット(オークワフィナ)
- 新たに登場した小柄なアジア系の女性キャラクター。特技は窃盗やスリで、弱点は花粉。プレイヤーはスペンサー。
映画『ジュマンジ ネクスト・レベル』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ジュマンジ ネクスト・レベル』のあらすじ【起】
スペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニーの四人は、それぞれ大学に進学し離れて暮らしていた。スペンサーはニューヨークの大学へ入学したが、ジュマンジと出会う前のように冴えない日々を送っていた。
バケーションで実家に戻ったスペンサーは、一時的に同居している祖父のエディと同室になった。母は空いていたスペンサーの部屋をエディに貸していたのだ。思うように体を動かせなくなったエディは、「年を取るのは最低だ」と繰り返し文句を言っていた。
マーサとの遠距離恋愛がうまくいっていなかったスペンサーは、再びブレイブストーン博士になり勇敢な気分を味わおうと、地下室にあったゲーム機を修理し始めた。
地元に帰って来たマーサとフリッジ、ベサニーは、レストラン“ノラ’s”で待ち合わせをした。そこは、かつてエディの祖父とその親友が経営していた“エディ&マイロ”という店だったが、現在は経営者が変わりメニューも一変していた。
三人は、一向に店へ現れないスペンサーを家まで迎えに行った。
マイロは、15年ぶりにエディの元を訪れていた。彼は、エディときちんと店を売った理由について話し合いたかったのだ。何度も電話をしたのに繋がらないというマイロに、エディは悪態をつき続けた。
そこへ、スペンサーを迎えに来た三人が訪れた。エディは彼らを迎え入れ、マイロも挨拶を交わした。しばらくすると、地下室から太鼓の音が聞こえてきたため、フリッジとマーサ、ベサニーは、慌てて音のする地下室へと向かった。
地下室には、修理されたゲーム機に入れられたジュマンジのソフトと、スペンサーの携帯が置かれていた。マーサは、彼がゲームの中に入ってしまったのだと気付き、皆で助けに行こうと提案。3人はゲーム機のスタートボタンに触れた。マーサとフリッジは再びゲームの中へと入ったが、ベサニーだけが現実の世界に取り残されてしまった。彼女は、アレックスへ助けを求めに向かった。
映画『ジュマンジ ネクスト・レベル』のあらすじ【承】
キャラクターを選択せずゲームの中に吸い込まれたマーサは、前回同様ルビーになっていた。辺りを見渡すとブレイブストーンが立っていたため、マーサは「スペンサー!」と呼び掛けたが、彼はなんとエディおじいちゃんだった。
マーサは、次に現れたムースに「フリッジ!」と呼び掛けた。しかし、彼はマイロだった。フリッジは、最後に降って来たオベロン教授になっていたのである。フリッジは折角鍛えた体を失い「デブメガネは嫌だ」と叫んだ。
マーサとフリッジは、エディとマイロへゲームの中に入ったことを説明したが、老人である彼らはいくら説明を受けても状況を理解できなかった。
彼らはスペンサーを見つけるため、案内役のNPC、ナイジェルと接触した。ナイジェルは、復活した暴虐王ユルゲンが長老の宝石を奪ったことでジュマンジが荒廃していると言い、宝石を取り戻して世界を救ってくれと彼らに頼んだ。
ユルゲンが向かったという北を目指す一行は、人喰いダチョウの群れから逃れオアシスに辿り着いた。彼らがスモークスタックという酒場に入ると、丁度フリートフットというキャラクターが宝石の入った箱の鍵をユルゲンから奪い、処刑されるところだった。命乞いをするフリートフットは過呼吸を起こしかけ吸入剤を求めており、それを聞いたマーサは彼女がスペンサーだと気付いた。
スペンサーと合流したマーサ達は、スイッチブレイドという悪党の妻でありブレイブストーンの元恋人という人物からヒントを得て、ジュマンジ・ベリーとラクダを手に入れた。彼女によると、ユルゲンはカビバック兄弟に宝石を渡し同盟を組もうとしているらしい。それを止めるため、一行はユルゲンのいる要塞を目指した。
映画『ジュマンジ ネクスト・レベル』のあらすじ【転】
ラクダ達は、動物と話せるムース(マイロ)に要塞の場所を伝えると、吊り橋の前に彼らを降ろし去って行った。そこは人喰いマンドリルの巣であった。一行は吊り橋を渡りきったが、対岸でマンドリルの群れに囲まれてしまった。そこへ、黒い馬に乗ったシープレーンが現れ彼らを助けた。ベサニーに言われゲームの中へ入ったアレックスは、再びシープレーンになっていたのだ。黒い馬、サイクロンは、ベサニーであった。
かつての仲間が揃い、いよいよ最終ステージの要塞へ向かおうと一致団結している時、エディはマイロへ、何故15年経って突然家へ来たのかと訊ねた。マイロが閉口する様子を見て「病気か」と察したエディは、黙って彼の肩を抱いた。マイロは、自らの死期を悟っていたのだった。
フリッジは最終ステージを前に、まだ自分がオベロン教授であることへ文句を言っていたが、彼は要塞の麓に流れている緑色の川を見つけた。そこに入るとゲームのバグでプレイヤーが入れ替わると知った彼らは川へ飛び込み、スペンサーはブレイブストーンに、フリッジはムースに、ベサニーはオベロン教授に戻ったのだった。エディはフリートフットになり、マイロはサイクロンに姿を変えていた。しかし、エディとマイロはユルゲンの手下に見つかり要塞へ連れて行かれてしまった。
映画『ジュマンジ ネクスト・レベル』の結末・ラスト(ネタバレ)
フリッジとベサニーはカバビック兄弟のフリをし、正面から要塞へ侵入した。アレックスも彼らの後に続きマイロのいる馬舎へと潜入、2つのライフを失いながらも彼を助けた。その際、サイクロンのスキルを見て驚いていた。
マーサとスペンサーは氷の壁を登り、エディを救出した。エディは宝石の入った箱を見つけて鍵を開けたが、すでに宝石はユンゲルによって持ち出されていた。
ユンゲルの前に連れて来られたフリッジとベサニーだったが、嘘を見破られ正体がバレてしまった。マーサが助けに入ったものの、ユンゲルは飛行船へと移動。スペンサーは彼の後を追って飛行船へと飛び乗った。
スペンサーは、ユルゲンの弱点であるジュマンジ・ベリーを投げつけ宝石を奪うと、彼と共に飛行船から落ちてしまった。サイクロンに乗ったエディが落ちていくスペンサー目がけて空へ飛び出すと、サイクロンからは翼が生えスペンサーを助けた。サイクロンはペガサスだった。着地したスペンサーは宝石をエディへと投げ渡し、エディは太陽の光が届く雲の上まで出ると「ジュマンジ」と叫んだ。彼らはゲームをクリアしたのだった。
現実の世界へ戻ろうとした一行だったが、サイクロンになったマイロはジュマンジの中に留まると言った。エディは彼の気持ちを理解し、二人は別れを告げた。
ジュマンジから戻ったスペンサーは、マーサ、フリッジ、ベサニーとノラ’sで食事をしていた。しかし、スペンサーの家のヒーターを修理しに来た業者がゲーム機に触れてしまったため、どこからともなく太鼓の音が聞こえてきた。彼らが窓の外を覗くと、ダチョウの群れが街中を疾走していた。
映画『ジュマンジ ネクスト・レベル』の感想・評価・レビュー
さらに続編がありそうなラストにわくわくした。三度ジャック・ブラックによる女子学生の演技が見られるかと思うと、楽しみで仕方ない。
おじいちゃん風のドウェイン・ジョンソンとケヴィン・ハートの演技には笑った。序盤は少しオーバーな気もしたが、ジャック・ブラック並みにふざける彼らの演技はとても貴重だ。
前作の『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』と同様、一番かっこいいシーンでガンズが流れるのも痺れる演出だった。(MIHOシネマ編集部)
前作『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』で偶然入り込んでしまったゲームの世界から見事抜け出した、あの出来事から2年後が今作の舞台です。主人公スペンサーは新しい生活に慣れず、恋愛も上手くいかずにもやもや。スリルがあって楽しかったあの出来事を思い出し、破壊したゲーム「ジャングル」を修理し再びゲームの世界に入り込んでしまいます。
現実の世界ではいまいち冴えないスペンサー。ゲームの世界ではドウェイン・ジョンソンだったのは前回までのお話。今作では予想と違う展開に思わず笑ってしまいました。ハラハラドキドキ、スリル満点で最後まで飽きずに楽しめました。(女性 30代)
ジュマンジがパワーアップして帰って来ました!今回は前作のメンバーに加え、おじいちゃんたちが参戦。大学生になった主人公たちが成長していて、特にベサニーがめちゃくちゃ良い子になっていて感動しました。カンフー美女のルビーのキレッキレのアクションに、オネエのオベロン教授に、キメ顔のブレイブストーン博士、ケーキで爆発するフィンバーたちが相変わらず笑わせてくれ、前作同様にスカッとできる作品です。とても面白かったですが、個人的には前作が最高に面白かったので、物足りない所もありましたが、何も考えずに頭を空っぽにして見れるので家族皆で楽しめます。(女性 30代)
前作から、ゲームの設定も人物も増えていて、ダチョウやマントヒヒの大群に追われるなど、前作に増してジャングルでのサバイバル感を体感できる。また、主人公の祖父とその友人が登場したことにより、人生のメッセージ性も伝わってくる物語となっていた。文字通り、前作を上回る規模の作品であった。
最後にダチョウの大群が、ゲームから現実世界に出てきて、猛進しているところで終わるのだが、これは次作を期待しても良いということだろうか。(女性 20代)
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