この記事では、映画『感染(2004)』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『感染(2004)』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『感染』の作品情報
上映時間:98分
ジャンル:ホラー
監督:落合正幸
キャスト:佐藤浩市、高嶋政伸、星野真里、真木よう子 etc
映画『感染』の登場人物(キャスト)
- 秋葉清一(佐藤浩市)
- 外科医。意識のなかった筈の患者がベッドから転落し、緊急手術を行った際に看護師に間違った指示を出してしまったことから、地獄のような一夜が訪れる。
- 魚住晴哉(高嶋政伸)
- 内科医。極限状態にある病院に嫌気が差しており、家族とはそれもあってなのか疎遠になっているような描写がある。
- 安積まどか(星野真里)
- 新人看護師で、おどおどとしている。採血の注射でさえ上手くできず、先輩の看護師・桐野からは意地悪く責められることが多い。
- 立花七恵(木村多江)
- 看護師。秋葉の指示に従った結果、患者を死なせてしまいパニックに陥る。反面、秋葉には惚れているような気配も見せる。
- 桐野優子(真木よう子)
- 安積にきつく当たる看護師。何かにつけ、彼女に冷たい言葉を浴びせる。
- 塩崎君江(南果歩)
- 看護婦長。常に冷静な態度を取り。特に備品管理には厳しく、また神経質になっている。
- 中園雪乃(羽田美智子)
- 脳神経外科の女医。痴呆の老人の面倒を見ている。夜勤ではないので、事件当日は不在。
- 赤井潔 (佐野史郎)
- 医師。未知のウイルスで運ばれて来た患者を研究しないかと、秋葉らに持ち掛ける。
映画『感染』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『感染』のあらすじ【起】
患者の数に反して人手も備品・薬品も足りず、給料も3日支払えないという程の経営困難に陥っている総合病院。人間関係もぎすぎすとしており、更には院長と連絡がつかないという有様であった。
そんな中、意識が無く自分では動けない筈の全身大火傷の患者がベッドから転倒してしまう。容体が急変したその患者の処置に当たった際、外科医の秋葉が塩化カルシウムと塩化カリウムを間違えて指示を出してしまう。看護師の立花は言われた通りに投与するが、それが原因で患者を死なせてしまった。担当医の魚住は報告書を改ざんし、ミスを隠蔽しようとする。只でさえ人のいないこの状況で秋葉がいなくなれば、この病院は益々苦しくなってしまうのが目に見えている。立花は考えれば分かることだったと嗚咽し、婦長の塩崎は虚偽の報告はできないと冷静に言うが、魚住は反対する。どうせ延命しても意識が戻るかどうか分からないような患者だったのだから、何より医療ミスが発覚すれば、自分達も仕事を失くし先の行き場を失ってしまう――。看護師の桐野が、婦長にそっと口を挟む。この患者はここへ運ばれて以来、誰も見舞いに来ていない。家族も友人もいない……。死体の腐敗が始まれば、体内の塩化カリウムも流れ出る。そうすれば、ミスを隠すこともできるだろうが、この患者には引き取り手がいない。そのため、市の保健部に渡され、研究解剖に回される可能性がある。細胞が完全に溶けるまでには2日は要するだろうが、死後2日目に報告することはできない。そこで魚住は、遺体を温めて腐敗を促すことを提案する。元々、患者は皮膚に炎症を起こしていたのもあり、それが原因で腐敗の進行が早まったということにすればいい。口裏を合わせた一同は、患者を別室に移動させることに決める。
ヒーターで温めた部屋の中、1号室に患者の遺体を置いた一同。腐らせすぎると却って怪しまれると、秋葉が部屋に残ることとなる。
映画『感染』のあらすじ【承】
全身に謎の発疹のできた、感染症の疑いのある40代の男性が受け入れ先を探して搬送されてくる。秋葉は先の患者の件もあり受け入れを拒否したのだが、隊員達は秋葉達がいない間に患者を置いていなくなっていた。塩崎がそれを見つけ秋葉を呼びに行くが、患者の姿が見当たらない。そこへ、医師の赤井が秋葉を呼ぶ。その途中、謎の緑色の液体が床に滴り落ちているのを不審に思いながらも赤井の元へ向かう。赤井は既に帰った筈だが、と不思議に思う塩崎の問いに、赤井は病室のベッドで眠ってしまったと答える。それを聞いて、先程の医療ミスの件がばれているのではないかと思い、どの病室で眠っていたのか尋ねる塩崎。すると、例の先程の死なせてしまった患者のいた病室のすぐ隣の4号室にいたと答える。
それよりも、赤井はこの患者は何なのかと問いかけてくる。カーテンには緑色の液体が散っており、秋葉と塩崎が患者の様子を見るとあまりの状態に2人ですら眉をひそめ、吐き気を堪える程であった。赤井曰く「溶けて歪んでいる」らしい。秋葉は赤井に「私を見て笑いかけてきました」と言うが、赤井はこれまで見たこともない症例だと述べる。秋葉は衛生局に通報しようとするが、赤井は未知のウイルスの第一発見者になれるかもしれないと言う。
新人看護師の安積は、満足に血液採取の注射を打つこともできず、備品不足の状況にも関わらず自分の腕に刺して練習する等、精神的に追い詰められていた。そんな安積を更に追い込むのは、先輩看護師の桐野だった。安積にきつく当たる桐野は、安積が先程の火傷の患者の件を立ち聞きしていたのに気付いていた。桐野は安積に向かい、あの患者が死んだのは安積が注射も上手く打てずに痛くしたせいだと彼女を責めた。
映画『感染』のあらすじ【転】
魚住も呼び、先程の急患の患者を診るが同じよう戦慄する。赤井はこれをまたとないチャンスだと言う。この患者のウイルスを研究し、発表すれば自分達は功績を残せる。魚住は何の病気かも分からない、あんな状態の患者に触りたくないと言う。思いは同じだったが、秋葉は赤井が4号室で眠っていたことを話し、隠蔽を知られたかどうかは分からないが下手に逆らえる状態ではないと返す。赤井は患者にモニターを繋ぎ、塩崎に診ているようにと言いつける。言われた通りに患者の様子を見ている塩崎だが、冷静だった彼女も、疲労と何よりその凄惨な患者の有様に限界を迎えつつあった。実験器具を持って戻って来た秋葉達だが、塩崎が倒れており、例の患者がいなくなっていた。秋葉は溶けてしまったのではないかと思うが、赤井は逃げた可能性があると言う。見ればダクトの蓋が開いており、そこから患者は逃げ出したのではないかとされた。院内を手分けして探すが見つからず、秋葉は筋肉の組織が溶けているのだから動けるわけがないと思う。だが、魚住はそれ以前の問題で、そもそも自分達は本当にその患者を見たのか、と疑う。混乱していたせいで人の顔と思い込んだだけでちゃんと人間の形をしていたのかと。一方、塩崎は起き上がり、仕事に戻ると立ち上がる。
立花がナースセンターへ戻ると、塩崎が感染症の患者に使って破棄してあった注射器をゴミ箱から持ち出すのを見てしまう。塩崎は手に注射針が刺さっているにも関わらず笑顔を浮かべながら、「消毒すれば使えるじゃない。注射器が増えるわよ」とお湯の中に自分の手ごと入れ、立花は悲鳴を上げる。秋葉達が駆けつけると、塩崎は耳から感染症の患者のように緑色の液体を漏らしながら倒れてしまった。パンデミックを防ぐため塩崎を隔離し袋を被せるが、塩崎は同じように溶け出し内臓が無くなってしまう。パニックに陥った立花は説明を求め秋葉らに泣きつくが、そこへ赤井が戻って来る。衛生局に連絡した方がいいと叫ぶ秋葉に、感染者を出した以上、ウイルスの宿主を探すしかないと赤井は言う。嫌なら1号室から自分が探しに行こうと言う赤井に、慌てて立花が見に行くと言い1号室へ向かう。
一方、安積は塩崎が隔離されていた病室へ向かう。塩崎のいたベッドには緑色の液体が残されており、傍にはナースキャップが落ちている。安積がそれを拾うと、背後には感染した塩崎が佇んでいた。
桐野がナースセンターへ戻ると不気味な笑い声が聞こえてくる。奥の部屋で、安積が煙草を吹かしながら1人で笑っているのだ。桐野が叱り飛ばすと、振り返った安積の腕には何本も注射器が刺さっている。慌てて止める桐野だったが、安積の精神は既に崩れており、自分の身体に注射針を突き刺すと緑の液体を噴出させ死亡したのだった。
映画『感染』の結末・ラスト(ネタバレ)
スタッフ達の疲労はほとんどギリギリの状態で保たれていた。タイムリミットを決め、あと1時間で状況が良くならないなら通報して出て行く、と言う魚住を赤井は彼を責める。口論の末、飛び出した魚住にも感染の兆しが見え始めた。誰もいないベッドに向かい、過去に死なせてしまった患者へ謝罪を繰り返す魚住。秋葉が慌てて様子を見に行くと、魚住は「心に入り込んで、心を壊す」と言いながら顔中から緑色の液体を流し出した。
その頃、安積の緑の液体を浴びてしまった桐野にも感染が広がる。奇行の末、桐野は粘液塗れで天井から逆さで現れる。秋葉は立花を連れ、逃げようとする。立花は1号室で、火傷の患者に向かいぶつぶつと独り言を漏らしていた。立花は火傷患者に自分の血を与えており、その血の色が緑へと変色する。秋葉は、自分と赤井を除いて全員が感染してしまったと1号室を飛び出した。
やがて、赤井が姿を見せるが、秋葉は赤井が故意にウイルスを持ち込んだのではないかと疑問をぶつけた。赤井は鼻先で笑い、秋葉達が火傷患者を死なせた時のことを話し始める。赤井はあの時、傍にいて全てを知っていた。秋葉はそれとこれと何の関係があるのか問い、あれは事故だったと弁護する。赤井は死んでしまったのは仕方が無いが、問題はそれを隠そうとしたことにあると言う。それから、このウイルスは意識に感染するとも言った。秋葉は赤井を非難するが、その時、出勤してきた中園に誰と話していたのかと呼びかけられる。秋葉が赤井の名を出すと、中園は不思議そうに顔をしかめ、そこには誰もいないと言う。秋葉が改めて赤井のいた方を見ると、そこには鏡があり自分が映っていた。その時、中園が悲鳴を上げたので秋葉が向かうと看護師達の惨殺遺体が見つかる。どこにも緑の液体など無く、中園は全て秋葉の仕業だと警察を呼ぼうとするが、秋葉は全て感染症のせいだと訴える。警察を恐れた秋葉はとにかく火傷の患者を元の場所に戻さねばと焦り5号室のベッドへと移すが、その時、患者のネームプレートに『赤井』と書かれているのを見てしまう。まさか、と患者の顔の包帯を外すと赤井の顔がそこにはあった。……ウイルスというのはきっと、罪悪感から生まれたものなのだろう。最後まで秋葉が感染しなかったのも、彼が火傷の患者を死なせてしまったことを自身のせいだと認めなかったからではないだろうか?
悪夢のような一夜が明け、ニュースでは病院内で起きた惨殺事件だと取り上げられる。犯人は秋葉だとされており、現在行方不明になっている。ニュースでは救命士がインタビューに応じており、秋葉は急患を運んだ時から落ち着きがなかったと言い、「あんな所に患者を預けなくて良かった」と話す。一連の報道を眺めていた中園は、腑に落ちないように立ち上がる。しかし、中園は救急口で緑色に光る救急車を見つける。怯えた中園が引き返すと、院内には緑色が広がり、中園自身も緑の血を流し始めていた……。
映画『感染』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
『世にも奇妙な物語』の中の一編をリメイクした作品。ホラー特有の急に驚かせるような演出は無く、幽霊もいないので、怖い・怖くないで意見が分かれそう。個人的にはジメっとした薄気味悪さで、和製ホラー本来の不気味さが味わえた。夜の病院の閉鎖感や、感染者の「溶けながら笑っている顔」を一切見せないのもいい。「ウイルスの正体=罪悪感」というオチも視聴者任せだけど悪くないし、隠蔽された患者視点で観ると非常に怖い。醜悪な人間の方が恐ろしくて卑しい。(MIHOシネマ編集部)
医療ミスを「隠蔽」しようとした病院内で起こる不可解な現象。謎のウイルスや奇妙な行動をしだす看護師たちはとても不気味で恐怖を感じました。
『世にも奇妙な物語』のストーリーを映画化させた今作は、流石と言わざるを得ない『世にも奇妙な物語』ならではの独特の雰囲気を醸し出していて、幽霊やホラーとは違った「人間」の奥底に潜む「闇」を表しているような気がしました。
ラストは見る人によって捉え方が変わると思います。最後の最後まで見逃せません。(女性 30代)
医療ミスを隠そうとしたことで、病院全体が恐怖と狂気に飲み込まれていく過程が恐ろしくもリアルだった。特に緑色の体液を流す謎の患者が登場してから、現実と幻覚の境界が曖昧になっていく演出にゾクッとした。ラストで全てが妄想だったと明かされる展開には鳥肌。正統派の国産ホラーとして見応え十分。(20代 男性)
静かな恐怖がじわじわと迫ってくるような作品。派手なジャンプスケアではなく、登場人物の精神が壊れていく過程を丁寧に描いていて、終始不安が胸に残った。特に、他の看護師たちも正気を失っていく描写は、本当に自分も感染しているような錯覚を覚えた。ホラーとしてかなり完成度が高い。(30代 女性)
感染症というテーマながら、単なるパニック映画ではなく“心の病”や“罪悪感の連鎖”を描いているのが深かった。医療の現場という日常的な場所で起こる非日常の恐怖がリアルで、怖さの質が一味違う。主人公が罪から逃げようとすればするほど深みにハマる展開は、見ていて苦しいほどだった。(40代 男性)
医療現場で働く身として、最初は興味本位で見たけれど、途中から完全に引き込まれた。特に、ミスを隠蔽することの重さや、それによって精神が壊れていく描写が非常に生々しい。実際の医療現場でもあり得るかもしれない…と考えると他人事じゃない恐怖を感じた。静かで重い、でも忘れられない映画。(50代 女性)
Jホラーの中でもかなり異質な作品。呪いとか霊ではなく、「人間の罪」が引き起こす恐怖。現実にあってもおかしくない舞台設定だからこそ、より身近に感じて怖かった。終盤、主人公が緑の液体を見て錯乱していく描写は圧巻。心の“感染”が全員に伝播していく演出が見事だった。(30代 男性)
怖いというより、不気味で不安な映画。登場人物たちが次第に正気を失っていく姿がリアルで、観ていて精神的に疲れる作品だった。でも、その演出こそが狙いなんだと思う。医療という信頼される空間が壊れていくことで感じる、安心の喪失が最大のホラーだった。すごく考えさせられた。(20代 女性)
物語が進むにつれて現実と妄想の区別がつかなくなる演出は秀逸で、特に主人公の視点が完全に歪んでいく後半は鳥肌もの。どこまでが現実だったのか観終わっても答えが出ない感覚が逆に良かった。BGMや効果音も不快感を演出するのに効果的で、五感を刺激されるホラー映画だった。(40代 男性)
スプラッター要素はほとんどないけど、じわじわと精神を追い詰める怖さがクセになる。特に「感染」という言葉がウイルスだけでなく、罪悪感や恐怖、狂気までも含んでいるのがうまい。看護師たちの異常行動が連鎖していく様子に、人間の脆さが見えた。Jホラーの良さが詰まっている一作。(30代 女性)
映画『感染』を見た人におすすめの映画5選
回路(2001)
この映画を一言で表すと?
ネットと死がつながる世界で、人間の孤独と存在の不安が交錯する心理ホラー。
どんな話?
ある日突然、知人が消息を絶ったことをきっかけに、若者たちはインターネットを通じて“死者の世界”とつながっていく異常現象に巻き込まれる。やがて、世界中に広がる“死の感染”に恐怖が増していく。
ここがおすすめ!
『感染』同様、漠然とした不安と静けさが恐怖をかき立てる。特に「死が広がる=人が消えていく」という描写の不気味さは唯一無二。説明の少なさも逆に不気味さを増幅し、じわじわと精神に侵食するホラーです。
CURE(1997)
この映画を一言で表すと?
“記憶”と“暗示”が人を殺す…日常の中に潜む狂気が描かれた傑作サイコスリラー。
どんな話?
動機も接点もない連続殺人事件が次々と発生。捜査を進めるうちに、記憶障害を持つ謎の男が浮かび上がる。犯人の正体と彼の持つ“力”を追う刑事が、次第に精神を蝕まれていく。
ここがおすすめ!
黒沢清監督による名作で、観る者の精神をじわじわと追い詰めてくる構成が見事。『感染』が描いた曖昧な現実感と精神崩壊の恐怖が好きなら、絶対に観ておくべき一作。衝撃のラストも印象的です。
仄暗い水の底から(2002)
この映画を一言で表すと?
水音の奥から忍び寄る、母と娘を包む静かで切ない恐怖。
どんな話?
離婚後、新たな生活を始めた母と娘の元に、謎の赤いバッグや水漏れの異変が続発。やがて2人は、ある少女の存在と、建物に潜む過去の事件へと導かれていく。
ここがおすすめ!
不穏な空気と母娘の絆が交錯する、情感豊かなJホラー。『感染』同様、静けさの中に潜む不安と、“見えない何か”に侵されていく感覚を丁寧に描いています。悲しみを伴った怖さが、心に残る作品です。
感染列島(2009)
この映画を一言で表すと?
未知のウイルスが広がる混乱の中、人間の“本性”がむき出しになる医療パニックドラマ。
どんな話?
突如として日本各地に拡大し始めた正体不明のウイルスに、医師や看護師たちが命をかけて立ち向かう。国家レベルの危機に、人々の恐怖・混乱・責任感が交差する。
ここがおすすめ!
『感染(2004)』とは違い、より社会的スケールで感染を描いた作品。パニックと医療倫理が絡み合い、現実のパンデミックと重ねても刺さる内容。医療現場での人間ドラマに引き込まれます。
リミット(2010)
この映画を一言で表すと?
目覚めたら“棺の中”──閉所で進行する、極限の心理スリラー。
どんな話?
目を覚ますと土に埋められた棺の中だった。ライターと携帯だけを手に、閉じ込められた男が必死に脱出を試みるが、時間は刻一刻と迫ってくる。
ここがおすすめ!
『感染』のように視点が限定され、不安と混乱に満ちた状況の中で精神が崩れていく様子を描く。わずか90分、舞台は“棺桶の中”のみ。極限のシチュエーションがもたらす圧倒的な没入感を体験できます。
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