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映画『ネクロノミカン』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ネクロノミカン』の概要:小説家・ラヴクラフトは『死者の書(ネクロノミカン)』を探し、密教の寺院を訪れる。死者の書に記されていたのは、蘇生・延命・誕生といずれも死に繋がる3つの物語。それぞれクリストフ・ガンズ、金子修介、ブライアン=ユズナが監督を務めるオムニバス。

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映画『ネクロノミカン』の作品情報

ネクロノミカン

製作年:1993年
上映時間:97分
ジャンル:ホラー
監督:ブライアン・ユズナ、クリストフ・ガンズ、金子修介
キャスト:ジェフリー・コムズ、ブルース・ペイン、リチャード・リンチ、ベリンダ・バウアー etc

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映画『ネクロノミカン』の登場人物(キャスト)

H.P.ラヴクラフト(ジェフリー・コムズ)
本作ではストーリーテラーの役割を担う、クトゥルフ神話を生み出したことでお馴染みのホラー小説家。死者の書・ネクロノミカン(本来は『ネクロノミコン』と表記されることが多いが、便宜上ネクロノミカンで統一する)が封印されているという密教団体の僧院へ向かい、死者の書に書かれた物語を読む。

映画『ネクロノミカン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ネクロノミカン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ネクロノミカン』のあらすじ【起】

作家のラヴクラフトは、死者の書(ネクロノミカン)が保管されているという密教の僧侶達が集まる寺院へ訪れる。その強大な魔力は人類の未来を左右する程のもので、彼はその事実を探るため、鍵を盗み怪しげな地下室へと向かう。奥深くに死者の書は封印されており、ラヴクラフトは早速それを読み解いていく。中には、3つの物語が書かれていた――。

第1章目『The drownd』

岬にある古ホテルの相続権を得たエドワード。壊れけたこのホテルに、エドワードは遺産相続と共に、別の目的のため訪れた。地下には海水でできた洞窟があるというホテルからは奇怪な音が響く。そして、このホテルにはこんな話が語り継がれていた。エドワードの伯母、エマとその息子ヨンは船が座礁し亡くなってしまった。伯父のジェスロだけは生存したが、結局、彼は彼女達の後を追いこのホテルから海に身を投げた。エドワードはジェスロからの手紙を受け取ると、その晩に1人でそれを読み始める――「ペンを持つ手が震える。私は今夜、自ら命を絶つ。苦悩に耐えられない。救い無き今、死による忘却に縋るしかない……」

ジェスロは海難事故の際、絶望のあまり神に対し怒りを覚え、聖書を暖炉に捨てる。その後、ジェスロの元へ現れたのは水棲生物のような顔をした、人かどうかも定かではない不気味な生物だった。そいつは、ジェスロに死者の書を渡し去って行く。死者の書に記されていたのは、暗黒の神による蘇生術。ジェスロは早速それを実行するが、生き返ったのは妻と子の姿をした、心を持たぬ怪物だった――手紙を読み終えたエドワードだったが、彼もまた妻・クララを失っていた。そして、エドワードはエマの肖像画の裏に死者の書を見つけ、またジェスロが使った魔法陣も発見し、儀式を執り行う。その晩、エドワードの元に海水に塗れたクララが現れるが、正体は粘液塗れの触手を持つ怪物であった。同時に、エドワードは地下に眠っていた、巨大な烏賊のようなクリーチャーまで目覚めさせてしまう。エドワードはシャンデリアを伝い天井のステンドグラスを割り、日光を浴びせ怪物達を葬る。

映画『ネクロノミカン』のあらすじ【承】

第2章目『The cold』

とあるボストンのアパートへ訪れた、記者のデイル。アパートにいたエイミーという女性に話を聞き込みに来たようだ。それは、エイミーの近隣住人が40年もの間で11人、連続して死亡しているという件についての調査であった。通されたエイミーの部屋は異常に冷たく、病気により日光に当たれない彼女は常に冷気に包まれているらしい。出されたコーヒーを飲みながら話を続けるデイル。この土地の登録は80年前にマデンという名の医師のものだが、年齢を考えれば彼は死んでいる筈だが死亡届けが無く存命していることになっている。デイルはその件を記事にすれば警察沙汰になると脅し、エイミーに話をさせる。

エイミーの母・エミリーがこのアパートへやってきたのは22年前。当時はリナという大家が独り暮らしをしており、エミリーは2階の空き部屋を借りた。3階には例のマデンが住んでいた。エミリーは義父の性的虐待から逃れるためここへやって来たようだが、すぐに場所がばれ、義父は直接乗り込んでくる。襲い掛かってきた義父からエミリーを助けたのは、3階のマデンだった。マデンは、抵抗の際に頭を打ち気絶したエミリーを自分の部屋で治療してやるが、その部屋は非常に寒い。マデンは特殊な皮膚病のようで病状が悪化しないよう、室温を下げているとのこと。エミリーは礼を言い部屋へと戻るが、眠っていると顔に何かが落ちてくる。目を開けると、天井から血液が染み出していた。驚いて3階へと上がり、マデンの部屋を覗くと、義父がマデンとリナによりドリルで身体に穴を開けられていた。その光景に失神するエミリーだったが、翌朝2人からは夢でも見たのだろうとはぐらかされる。

エミリーはある日、仕事を探しに街へと出るが、その先でマデンはもう100歳を超えている筈だと聞かされる。それから、偶然目にした新聞で義父の死亡記事を見てしまい慌ててマデンの元へと走る。マデンは義父を殺したことを否定せず、また彼が何らかの研究に勤しんでいることが分かる。マデンは死者の書から得た知識で「生命を維持する」ための方法を用いて、自身を延命させているのだった。マデンは謎の液体が入った注射を枯れた薔薇に投与し復活させて見せ、エミリーは驚く。エミリーは薄々リナがマデンを愛しているのに気付きながらマデンに惹かれてしまい、彼の研究が行われている屋上で関係を持つ。リナはそれを目撃し傷つき、結局はエミリーが身を引く形で彼女はアパートを出て行く。

映画『ネクロノミカン』のあらすじ【転】

だが、結局マデンを忘れられず再び戻って来たエミリー。マデンの部屋から悲鳴が聞こえ急いで向かうと、リナとマデンが人を殺そうとしている場面に遭遇する。エミリーが止めに入ると、リナはエミリーを口封じのために殺すべきだと言いマデンと揉め、その際に実験器具を落としたことで火事が起こる。マデンは火の熱で皮膚に損傷を受け、リナが慌てて消火する。マデンが注入していたのは人間の脊髄液で、これを打たないと感覚が失われてしまう。そのため、定期的に誰かを殺し奪っていたようだ。マデンはやがて溶けてしまい、骨だけに朽ち果てる。リナは猟銃でエミリーを撃ち、まだ息の合った彼女を殺害しようとしたが、エミリーがマデンの子を妊娠していることを知り、殺すのを止めた。

結果、生まれたのが自分だとエイミーは語り終える。デイルはある推測をする。エイミーがエミリー自身であり、本当はマデンと寝た際に病気を移された。そのせいで、今も若いままなのではないかと。デイルの指摘にエイミー――いや、エミリーはあっさりとその通りだと述べた。撃たれた時にエミリーは死んだが、マデンから伝染した病により生き延びた。デイルはコーヒーに何かを入れられたのか、ふらつきながら朦朧とする意識の中で注射器を持って歩いてくる女の姿を見る。エミリーは「お腹の中の子がずっと生まれないのよ。ねえ、リナ」と笑いかけ、倒れたデイルを見下ろしていた。

第3章目『The whisper』

婦人警官のサラは、同僚で恋人のポールを助手席に乗せたまま犯人をパトカーで追っていた。妊娠中だった彼女は情緒不安定気味で、過度にスピードを出してしまい事故を起こす。その際、ポールが誰かに引きずられていくのを見てサラは満身創痍になりながら車から這い出る。無線で本部に救援を呼びかけるが、無線からは不気味な囁き声が聞こえてくる。サラはとにかくポールを探すため、血の跡を辿り古びたビルに辿り着く。

映画『ネクロノミカン』の結末・ラスト(ネタバレ)

ビルの中で、サラは怪しげな中年男に会う。男はビルの持ち主であり、ポールを連れ去ったのは「ブッチャー」という存在らしい。ならば、ブッチャーの元へ案内しろとサラは言い、地下へと降りる。すると、突如猟銃で撃ってくる中年の女がいた。女は「ブッチャーがまた現れた。あいつだと思った」と言う。男も男なら、この女も女で揃って挙動が怪しげである。2人についていくが、ブッチャーはトンネルからやってくると益々不審なことを言い出した。女はブッチャーの正体はエイリアンだと言い、サラは混乱しながらも男についていきトンネルへ通される。やがて、深い穴の前へと辿り着くがサラは男が靴を履き替えた際に、ポールを連れ去った時に見た物と同じだと気付く。ブッチャーの正体は男ではないのかと猟銃を突きつけたが、女が松明を投げてきたせいで穴の中へ落ちてしまう。

穴の中には大量の遺体や骨が転がっており、また壁からは奇妙な怪物達が飛び交う。サラはポールを見つけるが、ポールは既に身体の半分を奪われ半壊していた。やがて、サラは2人に腕を切断され髄液を吸い出される――と、ここでサラは目を覚ます。どこかの病室のベッドの上だ。サラは事故で数日間、昏睡状態にあったらしい。医者はあの男で、女はサラの母だった。母はサラを心配するが、お腹の子供は守るべきだったと言う。様子が何やらおかしくなり、サラはポールの容態を尋ねる。医者が隣のベッドを見せると、脳を失くし、崩れたポールがいた。サラの母は「子供は死んだとは言っていない。私達の種の保存に必要なのよ」と自分の腹を見せる。母の身体は骨しかなく、腹部の膜に胎児の姿が見えた。ここで場面は再びあの穴の中へと戻る。男と女はサラの四肢を切断し、そこから髄液を鋸のような舌で吸う。やがてサラは精神崩壊し、笑い出すのだった。

全ての話を読み終えたラヴクラフトだったが、死者の書が怪しく光り出し、僧侶に見つかる。僧侶は人間ではなく、悪魔が来ると言い襲い掛かる。ラヴクラフトが反撃し、死者の書によって召喚された悪魔は僧侶を食らい消え去る。ラヴクラフトは寺院を去るが、その手には死者の書が握られていた……。

映画『ネクロノミカン』の感想・評価・レビュー

クトゥルフ神話を知る人には語らずとも有名な架空の書物・ネクロノミカンを題材にし、原作者のラヴクラフト本人が登場するという斬新な設定に驚くが、肝心のネクロノミカンと物語の関連が薄いのが残念。化け物の造形もクトゥルフらしく、特に1章目は雰囲気も良いのだが……ちなみに、各話はラヴクラフトの話を基に作られているがほぼ改変されている。熱心なファン程、お奨めできない。同じクトゥルフ関連ならば『DAGON』、『マウス・オブ・マッドネス』の方が良作だ。(MIHOシネマ編集部)

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