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映画『キングダム(2019)』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『キングダム(2019)』の概要:累計発行部数3800万部以上の大人気漫画「キングダム」の実写映画である。舞台は紀元前、戦乱の時代であった春秋戦国時代の中国。秦の始皇帝が中華を統一するまでの物語を描いており、映画では漫画単行本の最初の5巻である王弟反乱編を実写化している。

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映画『キングダム』の作品情報

キングダム

製作年:2019年
上映時間:134分
ジャンル:アクション、歴史
監督:佐藤信介
キャスト:山﨑賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈 etc

映画『キングダム』の登場人物(キャスト)

信(山崎賢人)
物語の主人公。戦災孤児であり、漂と共に兄弟のように育つ中で、天下の大将軍になることを夢見ている。漂を失ったことをきっかけに、嬴政の手助けをすることになる。
嬴政 / 漂(吉沢亮)
中華の大国の一つである秦の皇帝。戦乱の世である中華統一という夢を抱いているが、王弟成蟜のクーデターにより立場が危うくなってしまう。
漂は信と共に育った戦争孤児である。秦の皇帝嬴政と顔が瓜二つであったことから嬴政の影武者として王宮に行くこととなる。
楊端和(長澤まさみ)
長年中華のどの国とも関わりを持っていなかった山の民を統べる王。女帝でありながら武闘派であり、圧倒的なカリスマ性で山界の死王と恐れられている。
河了貂(橋本環奈)
信と嬴政が王都に行く道中で追ってからまくことができるように道案内をしてくれる。男の子のような見た目の女の子であり、皇帝の手助けをすることで報酬を獲得しようと行動を共にすることになる。
成蟜(本郷奏多)
嬴政の腹違いの弟。平民の血を引く嬴政が皇帝に就くことを快く思っておらず、クーデターを起こし嬴政を殺害しようと企てる。
昌文君(高嶋政宏)
秦の文官の一人であり、嬴政の筆頭家臣。どんなときも嬴政のことを一番に考えており、文官としても優秀なだけでなく、武も兼ね備えている。
壁(満島真之介)
昌文君の副官であり、少し地味であるが、真面目で常に信と嬴政の味方である。
王騎(大沢たかお)
秦国六大将軍の一人であり、「秦の怪鳥」として中華全土にその名を轟かせた大将軍。前王である昭王に仕え一昔前に中華で猛威を振るっていた。現在では一戦は引き、気まぐれに行動するため何を考えているのかわからないことがある。

映画『キングダム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『キングダム(2019)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『キングダム』のあらすじ【起】

紀元前3世紀、世は戦乱の春秋戦国時代。戦争孤児となった少年信は、下僕として買われた家で同い歳くらいの少年漂と出会う。2人は下僕でありながら天下の大将軍を夢見て剣術の稽古に励んでいた。

そんな時、たまたま2人の稽古を見た王都の文官である昌文君が、漂を買いたいと申し出てくる。漂は信を置いて王都に行くことを悩むが信に背中を押され、王都に向かうことを決意する。

漂が居なくなった後も信は大将軍を夢見て1人で剣術の稽古に励む。漂がいなくなってからしばらく経ったある日の晩、信がいつも通り納屋で眠りにつこうとしていると、漂の声が聞こえて来る。寝床の扉を開けるとそこには血塗れの漂が倒れ込んでいた。瀕死の漂を見てパニックになってしまう信であったが、漂は落ち着いた様子で信にある場所が記されている地図を託し息絶える。信は夢半ばで敗れた漂を救うことができなかった悔しさに涙するも、漂が最後に託した地図の場所へと走っていく。

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映画『キングダム』のあらすじ【承】

地図に記されている場所に向かう道中、信は盗賊に襲われるが幼い頃より漂と共に剣術の稽古に励んでいた信にとって、盗賊を蹴散らすなど容易いことであった。その様子を見ていた河了貂は、密かに信について行く。信は地図に記されている場所にひたすら走り続けた。

そして目的地に到着するとそこには薄汚い納屋があった。そこで信を待っていたのは漂に瓜二つの少年であった。長い時を共に過ごした信でさえ漂と見間違えるほどそっくりの見た目をしていた。その少年は自らを秦の皇帝嬴政と名乗り、王弟成蟜のクーデターにより追われている身であることを話す。また、信は漂がこの嬴政の替玉として殺されたことを知り、嬴政に対して敵意を剥き出しにする。

そこに嬴政の首を取りに来た刺客が現れる。この刺客を嬴政と共に返り討ちにすることに成功した信は、漂と大将軍になると誓った約束のために嬴政に付いて行こうと決意する。ここで先ほどから隠れていた河了貂が現れ、安全に通れる道を案内してもらうことになり、河了貂も行動を共にすることとなった。

映画『キングダム』のあらすじ【転】

嬴政の偉そうな態度や、身代わりになった漂のことを考えるとやはり納得できない信。しかしながら、漂は自ら身代わりになることを誇りに思っていたという話を聞き、嬴政に付いて行くと決意を新たにした。

昌文君との合流地点まで3人で移動する間またもや刺客に襲われるが、信がこの刺客を返り討ちにする。しかしながら、その際信は毒を受けて動けなくなってしまう。動けなくなった信を嬴政は背負って歩き始めた。

その後、3人は昔の王国の楼閣で昌文君と合流することに成功する。そこで信は、嬴政の母親が平民であり、それにより成蟜にクーデターを起こされたことや、13歳という若さで王位についた過酷さなどを聞く。また、王宮から脱出する際、漂が自らお取りになった姿が逞しく本物の王のようであったという話を聞き、信は最後まで立派に戦った漂の行動に感銘を受けた。

王都の奪還のためには圧倒的に戦力が足りないことを知っていた嬴政は、かつて秦と交流があった山の民に助けを求めると決めた。しかしながら、昔秦が山の民を迫害していた事実があるので危険であると昌文君や壁は考えていた。山の民に会いに山に入った一同であったが、山の民に捕まり山の王楊端和と対面することになる。嬴政は楊端和に過去の過ちを謝罪したが山の民は聞く耳を持たず、嬴政は首をはねられそうになる。しかし、信が熱く説得し、信の言葉に胸を打たれた楊端和は仮面を取った。それは美しい女性であった。楊端和はそのカリスマ性と武力で恐れられている女帝であったのだ。これにより山の民は味方となり、王都に奪還に向け嬴政と信達は動き出した。

映画『キングダム』の結末・ラスト(ネタバレ)

秦の王都咸陽は大国秦の王都だけあって難攻不落の都である。楊端和率いる山の民は秦に和睦を申し入れるという形で堂々正面からと入り込む。嬴政を追い詰めるのに後一歩及ばない成蟜は山の民の加勢など願ったり叶ったりであったので疑うことなく咸陽に招き入れてしまう。山の民の中に仮面をつけた嬴政が紛れ込んでいるとは知る由もなかった。

咸陽の奥深くまで堂々と入り込んだ山の民と嬴政達は、そこで正体を表し戦いが始まる。一方その頃、信と壁達別働隊は、抜け道を使い成蟜のいる玉座の間へと急ぐ。その道中様々な敵に襲われるも、なんとか玉座の間に到着する。そこで最後の敵も倒した信たちは成蟜を追い詰め、追い詰められた成蟜は逃げ出してしまう。

その頃、山の王と嬴政達は広間で戦っていたが、多勢に無勢の状況で苦戦を強いられていた。そこに天下の大将軍である王騎が、軍を連れてなだれ込んでくる。どちらの味方なのかわからない王騎軍の進軍に戸惑う嬴政達であったが、王騎は嬴政に目指している王について尋ねる。その問いに嬴政は迷うことなく「中華の唯一王」と答える。その答えを聞いた王騎は満足気に微笑み反乱軍を瞬く間に鎮圧する。

そこに逃げ出した成蟜が現れるがもう誰も味方はおらず、嬴政に殴り倒され完全にクーデターは鎮圧され完全勝利を収める。信は、漂との天下の大将軍になるという約束を果たすため、これからも嬴政についていくと決めたのであった。

映画『キングダム』の感想・評価・レビュー

『キングダム』は大人気漫画が原作ということで原作ファンも多いと思う。この映画はそんな原作ファンでも満足できる内容になっている。まず登場人物の再現性が高く、特に吉沢亮演じる嬴政はぴったりと役がハマっていると感じた。また、この映画は漫画の単行本で言うと、最初の5巻程度とまだまだ序章に過ぎない部分のみで構成されており、詰め込み過ぎないことで、よく映画にありがちな急展開がなく完成度も高く、原作ファンも原作を知らない人も楽しめる内容になっているのではないかと感じた。(MIHOシネマ編集部)


CMで流れていた「ONE OK ROCK」の曲。気持ちを高ぶらせる、作品の素晴らしい世界観を感じ、原作を読んだことは一度もありませんが劇場で鑑賞しました。
結論から言うと、ものすごく楽しめました。原作を知らなくても全く問題ないストーリー展開で、それぞれキャラクターについてとても細かく丁寧に描かれています。そしてやはり、「ONE OK ROCK」の曲の影響はとても大きいものだと感じました。少し違和感を感じてしまうような山崎賢人のセリフや言葉遣いも、最高の音楽で無かったことになります。
続編を期待してしまうようなラストで楽しみになりました。(女性 30代)


原作は漫画家・原泰久の人気同名漫画。脚本の執筆に原作者自らが参加し、アレンジを施している。キャラクター再現のクオリティが高く、原作ファンも納得の出来である。
かく言う自分も原作ファンでTVアニメも視聴しているが、劇場版映画での吉沢亮の仕上がりが最も素晴らしい。山崎賢人演じる主人公、信が霞むくらいである。ラストシーンで今後、信にとっても師となる大将軍、王騎がようやくの登場を果たすが、演じるのが大沢たかおである。今作への出演を自分では役不足だと何度も断ったらしいが、そんなことはない。流石の威厳だった。思わずニヤついてしまったほどである。衣装やセットなども原作にほぼ忠実に作り込まれており、それらを見るだけでも満足ができる壮大な作品になっている。(女性 40代)


兄弟のように一緒に育った親友の漂を失った信。必ず敵を討つと誓い、漂が殺された理由を探る旅に出る。そこで出会った漂にそっくりの王、突然現れた不思議な道案内人の少女、そして仲間に山の民を迎え入れ、少ない勢力で戦いに挑む。とても迫力のある仲間達に、豪華なキャスト、エネルギーを感じる作品になっている。命をかけた戦いでありながらも、和ませてくれるような雰囲気のキャラクター達がとても心地いい。続きがすぐにでも観たくなってしまうだろう。(女性 30代)


“オールスターか!”というくらい豪華な俳優陣、“日本映画もここまで出来たのか”と驚くほどの壮大なアクション&映像、作品の雰囲気に寄り添い、かつアーティストとしての魅力も存分に発揮している主題歌、どれをとってもめちゃくちゃレベルが高い。
正直、近年のやたらと漫画を実写化する流れはあまり好きではなかったが、これだけのクオリティでやってくれるなら全然許せる!…と、原作ファンによる謎の上から目線になってしまったが、第二弾もぜひこのクオリティを保って頑張ってほしい。絶対に劇場で観る。(女性 30代)


漫画原作映画化の、希望の光を見せてくれた作品だった。何故なら、原作のイメージを損なわず、限られた予算で精いっぱい迫力あるシーンを提供してくれたからだ。

原作のエピソードの中では比較的大規模な合戦シーンが少ないこともあり、作りやすかったこともあったのだろうが、ハリウッドの大作を見た後のような満足感を感じることができた。見せ方次第でこんなに見ごたえある映像になるのか、という感想だ。

役者に関しては「原作再現できるのか」と思われた大沢たかお演じる王騎がはまり役だった。(男性 30代)


原作漫画のファンが多く、面白いという評判をよく聞いていたので、楽しみにしていました。劇場で観ましたが、スケールが大きく映像の迫力もあり、大きなスクリーンで観るのにピッタリだと感じました。
原作未読ですが、アクション任せでなくストーリーも丁寧に進められているように感じたので、原作ファンの方も十分楽しめるのではないでしょうか。
るろうに剣心のように、時間をかけてシリーズを続ける大作になるのかなと予想しています。
続きも楽しみです。(女性 20代)

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