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映画『子連れじゃダメかしら?』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『子連れじゃダメかしら?』の概要:ローレンは離婚後初めて男性とデートをした。デートの相手のジムもバツイチで、久しぶりのデートだった。レストランで食事をするが、会話も弾まず散々な結果に終わる。しかし、ひょんなところでジムと再会する。

映画『子連れじゃダメかしら?』の作品情報

子連れじゃダメかしら?

製作年:2014年
上映時間:117分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:フランク・コラチ
キャスト:アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア、ケヴィン・ニーロン、テリー・クルーズ etc

映画『子連れじゃダメかしら?』の登場人物(キャスト)

ジム(アダム・サンドラー)
癌で妻を亡くす。前妻はレストラン「フーターズ」の店長だった。3人の娘を育てている。スポーツショップの店長。
ローレン(ドリュー・バリモア)
クローゼットを整理するのが仕事。元夫・マークの浮気が原因で離婚する。2人の息子を育てている。真面目な性格。子供に対しては過保護。

映画『子連れじゃダメかしら?』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『子連れじゃダメかしら?』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『子連れじゃダメかしら?』のあらすじ【起】

ローレンは離婚後初めて男性と、レストラン「フーターズ」でデートを行った。その男性・ジムもバツイチで、ローレンとは久々のデートだった。ジムはローレンの目は見ないのに、ウェイトレスの若い女の子に対しては普通に接していた。ローレンはそんなジムの態度に腹を立てながら、離婚理由を尋ねた。すると、癌で妻を亡くしたと告げられる。気まずい空気が漂う中、ジムの携帯が鳴った。ジムは緊急の用事ができたため、帰っていった。

ローレンは散々だったデートを、友人のジェンに愚痴った。ジェンは恋人ができて幸せそうだった。ジェンはローレンに、気分転換に売り物のおしゃれな服を着ることを勧めた。ローレンは素敵な黒色のドレスを着た。だが、元夫のマークに浮気されたことを思い出して泣いてしまう。子供達は何も知らないため、復縁を望んでいた。ジェンは嘆くローレンを抱き締めた。一方のジムも同僚のニケンズにデートのことを愚痴っていた。服装も含めて、ローレンのことを学校の先生のようにお堅い人だったと話していた。

ジムは3人の娘の父親だった。長女のヒラリーは胸が無く、男っぽいことに悩んでいた。次女のエスプンは、今でも自分の傍に母親が存在しているかのように振る舞っていた。末っ子のルーは明るくはしゃぎながらも、母親を恋しがっていた。

ローレンは息子のタイラーの野球の試合を観戦した。マークも来ることを約束していたが、仕事の都合ですっぽかされてしまう。タイラーは三振してしまい、バッターボックスで叫んで暴れた。それはいつものことだった。

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映画『子連れじゃダメかしら?』のあらすじ【承】

夜、ヒラリーが生理になってしまう。ジムは生理用品を買いに行くが、どれを買えばいいのか分からず困っていた。そんな時、偶然ローレンと再会する。ローレンは長男・ブレンダンの部屋にあった女性の雑誌の切り抜き写真を思わず破ってしまい、同じ物を買おうと探しに来ていた。ローレンは破った切り抜き写真が、どの雑誌の物か分からず困っていた。ジムは切り抜きを見せてもらい、どの雑誌の物か突き止めてあげた。その代わり、ジムはローレンに生理用品を確認してもらった。ジムが男性向けの雑誌を、ローレンが生理用品を購入することになった。しかし、レジでからかわれたのが恥ずかしくて、ジムがローレンの代わりに雑誌を購入していることを店員に暴露してしまう。結局、二人は喧嘩別れした。

クレジットカードが入れ替わっていたため、ジムがローレンの家を訪ねてきた。その時、ジェンが愚痴を言いにローレンの家を訪ねてきた。ジェンは恋人・ディックに5人も子供がいたことを知り、腹を立てていた。その時ディックが、ジムが働くスポーツ用品店のオーナーだと判明する。ジェンはディックと予定していたアフリカ旅行を取りやめるつもりだった。ローレンはジェンに頼み、アフリカ旅行を譲ってもらうことにした。一方、ジムもディックに連絡を取り、旅行を譲ってもらっていた。

映画『子連れじゃダメかしら?』のあらすじ【転】

ジム一家とローレン一家はアフリカで会い、お互い驚く。ジムはディックとして、ローレンはジェンとして旅行に来ていたため、同じ部屋に泊まることになった。ジム一家とローレン一家は食事をしに行った。そこで、エディ・妻のジンジャー・息子のジェイク一家と相席することになる。ヒラリーはカッコいいジェイクに目を奪われた。

ヒラリーは父親とバスケットボールをしていたが、ジェイクに見られているのに気づいていつもの力を発揮することができなかった。ジムは突然女らしい動きをしだしたヒラリーに困惑した。一方、ローレンはタイラーとカートに乗って遊んでいた。タイラーはスピードを出したかったが、母親が怖がって安全第一を進めてきた。

タイラーのヘルメットの紐をきつく締めすぎて、取れなくなってしまう。困っていると、偶然会ったジムに助けられる。その時、ジムと一緒にいたルーが、ローレンと一緒にトイレに行きたいと言い出した。ローレンは快く一緒に行くことを承諾した。その間、ジムがタイラーを見ていることになった。ローレンがルーを連れて戻ると、ジムとタイラーはダチョウに乗って遊んでいた。ローレンはタイラーが落ちないか心配し、危険なことをやらせたジムに腹を立てた。しかし、タイラーがとても嬉しそうにしていたため、怒れなくなる。

ローレンはヒラリーの様子を見て、ジェイクに思いを寄せていることに気づく。ヒラリーは自分の男っぽい見た目を気にして、声すらかけられずにいた。ローレンはヒラリーを連れてサロンに行くことにした。その時、ヒラリーに教えられ、ジムの元妻がフーターズの店長だったことを知る。ジムにとってフーターズは大切な場所だった。

食事の席に、美しい姿に変わったヒラリーが現れる。ジェイクはヒラリーに目を奪われ、一緒に食事を取りに行った。ジムは突然のヒラリーの変化に戸惑い、ローレンを怒ってしまう。だが、ヒラリーが女らしくなりたがっていることを訴えられ、怒ったことを謝罪した。ヒラリーも過保護だった自分を受け入れ、タイラーの件で怒ったことを謝罪した。

映画『子連れじゃダメかしら?』の結末・ラスト(ネタバレ)

ローレンとジムはマッサージに行った。すると、そこはカップルでマッサージをし合う場所だった。ジム達は戸惑いながら、お互いの体をマッサージし合った。始めはぎこちなかったが、やっている内に笑い合うほど打ち解け合った。マッサージ後、ローレンはルーに頼まれ、ベッドの傍で歌を歌うことになった。ローレンが歌を、ヒラリーもエスプンもジムも聞いていた。

ジムはタイラーに野球を教えた。タイラーが打てなくてバットに当たると、ジムは叱った。タイラーはジムの指導の元、ボールを打ち返すことに成功する。ジムはブレンダンから弟に余計なことをするなと叱られる。ブレンダンは初めて会ったときから、ジムに辛辣な態度を取っていた。母親にふさわしくないと思ったからだった。ジムはブレンダンとボクシングを行い、親睦を深めた。

ローレンは黒色のドレスが荷物に紛れ込んでいたことに気づく。それは、ジェンからのプレゼントだった。ローレンは涙ぐんで喜び、そのドレスを着て夕食の席に向かった。ジムは美しいローレンの姿に目を奪われた。ジムは初デートをやり直すため、星空が見える素敵な場所でローレンと食事をした。2人は良い雰囲気になりキスしそうになるが、ジムが無理だと言って途中で止めてしまう。

旅行から帰り、ローレンはキスされなかったショックな気持ちを、ジェンに打ち明けた。一方、ジムは亡き妻や子供達のことを考えてローレンにキスすることができなかったが、ヒラリー達と話しているときにローレンのことを深く愛していることに気づく。ジムは告白するためにローレンの家に向かった。すると、マークがおり、ローレンと復縁を考えていると告げられる。ジムは肩を落としながら帰った。その後、マークはローレンに復縁を迫るが断られてしまう。

野球の試合当日。ジェンはディックと復縁し、彼の子供と一緒に観戦した。タイラーはバッターボックスに立つが、父であるマークは現れなかった。ローレンはそのことに腹を立てる。すると、ジムが娘達を連れて応援に駆けつける。ジムはタイラーにアドバイスした。タイラーはボールを打ち返し、ホームまで走って1点を勝ち取った。ジムはローレンにキスをし、子供達は幸せそうな両親の姿を仲良く見ていた。

映画『子連れじゃダメかしら?』の感想・評価・レビュー

アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの二人が共演していることもあり、最高におもしろい作品だった。ジムとローレンはお互い足りない部分を補うような性格をしており、言い争っている姿すら微笑ましかった。再婚してもこの二人なら毎日が楽しそうである。ジムの子供達はローレンを、ローレンの子供達はジムを自然と頼りにしており、その関係性が素敵だなと思った。基本的には笑って楽しめる作品なのだが、感動的なシーンもあり、また見たいと思わせてくれる映画だった。(女性 30代)


『50回目のファースト・キス』のアダム・サンドラーとドリュー・バリモアの共演ということで、かなり期待して鑑賞しましたが、期待を超える面白さで大満足の作品でした。
2人ともコメディ要素のある作品に数多く出演していますが、今作でも笑えるシーンが沢山あり、終始笑顔で見ることができました。2人の関係や、それを見守る子供たちの姿がとても微笑ましくて温かい気持ちになれる作品です。
甘すぎず、コメディ要素もちょうどいいのでとても見やすい作品でしょう。(女性 30代)

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