映画『恋するレシピ 理想のオトコの作り方』の概要:2006年のアメリカ映画。SATCのサラ・ジェシカパーカーをヒロインに、30過ぎても親元に暮らす男性を自立させるための仕事をした彼女が、クライアントと恋に落ちてしまうという王道ラブストーリー。
映画『恋するレシピ 理想のオトコの作り方』 作品情報
- 製作年:2006年
- 上映時間:96分
- ジャンル:ラブストーリー、コメディ
- 監督:トム・デイ
- キャスト:マシュー・マコノヒー、サラ・ジェシカ・パーカー、ゾーイ・デシャネル、ジャスティン・バーサ etc
映画『恋するレシピ 理想のオトコの作り方』 評価
- 点数:70点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『恋するレシピ 理想のオトコの作り方』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)
映画『恋するレシピ 理想のオトコの作り方』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『恋するレシピ 理想のオトコの作り方』 あらすじ【起・承】
トリップ(マシュー・マコノヒー)は35歳。
現在もまだ自立せず、両親と同居している。
大概の女性はそのことに嫌悪感を抱くため、別れたい時には自宅にわざと自宅に招待する。
両親はそのことを困り、ある策を練る。
それは自立支援を手伝うビジネスをしているポーラ(サラ・ジェシカパーカー)を雇い、息子を自立させようと決めた。
ある日、家族で椅子を買いに家具屋へ出かけたトリップ達。
そこで美しい女性に出会う。
まさに偶然を装って出会いを仕掛けてきた彼女こそがポーラである。
恋愛関係に持っていき、何とか親元を離れさせようという魂胆である。
彼女はその分野においてスペシャリストであった。
まずはデート。
ボート販売の仕事をしているトリップとは海辺でデートをした。
仕事だということを忘れてしまうほどチャーミングなトリップに、次第にポーラも惹かれていく。
そして実家に来ないかと誘われたポーラは、両親と初めての初めて対面する降りをしてお邪魔する。
だがトリップのいないところで、別れる前に家に連れてくるから捨てられると脅された。
映画『恋するレシピ 理想のオトコの作り方』 結末・ラスト(ネタバレ)
クライアントとは寝ないというのがポーラの仕事の掟。
しかし、両親から言われた言葉で焦ったポーラはその夜実家で一夜を共にしてしまう。
その後も関係を続けているポーラとトリップ。
しかしカフェで別の男性の仕事をしているところを、トリップの友人に見つかってしまう。
彼はポーラと同居している友人を紹介してくれたら、秘密にすると言い、実際彼女を紹介したことで秘密にしてくれていた。
だが、別の友人にもそのことがばれてしまった。
そしてポーラにあることを告げる。
それはトリップが大事にしている甥っ子が、実は元婚約者の連れ子だということである。
6年前に彼女は他界し、その後はトリップが友人のように、親のように大事にしているのだと言う。
そのことを聞いたポーラはショックを受けた。
またその友人が、今度はトリップにポーラのことを話に行く。
実は自立させるために両親が雇ったビジネスマンであることを。
愕然とするトリップ。
両親にもポーラにも腹を立てた彼は出て行くことにする。
誤解を解きたいポーラに聞く耳を持たないトリップ。
それを見かねた友人たちが無理やり仕組んだ仕掛け。
それはポーラを友人が連れ出し、部屋に閉じ込める。
その部屋のクローゼットには口にガムテープをして腕を椅子に縛り付けられたトリップがいた。
その様子をライヴで見ている友人たち。
最初はお互い気まずく、伏し目がち。
しかしポーラは勇気を出して謝罪する。
それを許したトリップ。
さらにポーラは告白をしてみた。
トリップもそれを受け入れる。
ライヴで見ているオーディエンス達も笑顔で大騒ぎだった。
映画『恋するレシピ 理想のオトコの作り方』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『恋するレシピ 理想のオトコの作り方』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
面白い職業の発想
全体的な物語の内容としては、見たことのある構成である。
仕事上での付き合いの男女が、本当に恋をしてしまったというものである。
だが、男性を自立させるための仕事という発想が面白いのだ。
しかも親元で暮らす男たちばかりを取り上げているのも面白い。
結局は親も寂しいからそんなことをしているのだということも段々とわかってくる。
マシューの良い男ぶり
彼はキラキラしている俳優である。
以前はさほど注目されていなかったが、最近は昔のヒュー・グラントの立ち位置で人気がある若手のイケメンだ。
ラブコメを得意とし、ドタバタした後にくっつくタイプの典型的なものに多く出演している。
最近はヒューマン映画にも出演するため、その端正な顔立ちと演技力が評価されてきている。
何故彼の名前の知名度がこんなに低いのかわからないほどである。
この映画では彼の魅力が存分に楽しめる。
それも海やカフェをバックにプロモーションビデオ並みである。
サラのキュートさ
SATCのイメージが強いサラ。
オシャレでハイセンスな感覚を持ち合わせている彼女は、何をしても様になる。
胸元を少し出しているようなTシャツも彼女が着ると嫌らしくなく、美しく感じるから不思議である。
大人可愛いという言葉がまさにぴったりの彼女。
歩くだけでもキュートな彼女の仕草には、女子も夢中である。
本作品では男性に自立の仕方を教える先生役。
こんな素敵な女性になら誰もが惚れてしまうだろうと思える女性だ。
日本人には理解できない職業だろうなと思いながらも、他の作品では見たことの無いような展開ですごく面白かったです。何よりサラ・ジェシカ・パーカーとマシュー・マコノヒーの二人の相性が抜群すぎて、なんの違和感もありませんでした。
独身実家暮らし彼女なし。別に悪いことではありませんが、親はやっぱり心配なのだろうなと感じました。お節介かも知れませんが、日本にもこういうサービスがあればかなりヒットするかも知れません。(女性 30代)
映画『恋するレシピ 理想のオトコの作り方』 まとめ
気軽に見ることが出来るカジュアルラブコメの王道である。
時間も1時間半と短く、夜にふらっと何か明るい映画をみたくなった時もお任せである。
ラブコメにシリアスな表現やシーンは不必要。
どんなに驚くようなショックなニュースでも、常に明るく話を流していないとうけない。
最近はそれを難しいと感じてしまう。
自分が出来ないからこそ人に求めてしまう。
サラの魅力を楽しむことだけでも良いのでぜひ見てほしい。
明るくて心がほだされるのがわかるベテラン社員だ。
みんなの感想・レビュー