「のぼる小寺さん」のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

珈琲原作の大人気コミック、『のぼる小寺さん』。感動の青春物語が、2020年とうとうスクリーンに。主演に元モーニング娘。のメンバー、工藤遥を迎え、他にも伊藤健太郎ら人気俳優を起用した期待作。

のぼる小寺さんの作品情報

のぼる小寺さん

タイトル
のぼる小寺さん
原題
なし
製作年
2020年
日本公開日
2020年6月5日(金)
上映時間
100分
ジャンル
青春
監督
古厩智之
脚本
吉田玲子
製作
不明
製作総指揮
岡本東郎
キャスト
工藤遥
伊藤健太郎
鈴木仁
吉川愛
小野花梨
両角周
田中偉登
中村里帆
小林且弥
製作国
日本
配給
ビダーズ・エンド

のぼる小寺さんの作品概要

2015年から2017年にかけて、『good!アフタヌーン』で連載されていたコミック、『のぼる小寺さん』。ボルダリングをこよなく愛する女子高校生、そして、その周囲の人間の関係性を描いたスポーツ青春もの。製作陣も、そんな本作にふさわしい人物ばかり。脚本を担当するのは、『けいおん!』や『聲の形』など、若者の青春をテーマにした作品をこれまで数多く扱ってきた吉田玲子。工藤遥や伊藤健太郎など、まだ年齢が若く高校生としても通用するようなベビーフェイスの持ち主が起用され、学生時代の甘酸っぱい青春を丁寧に描き出す。

のぼる小寺さんの予告動画

のぼる小寺さんの登場人物(キャスト)

小寺(工藤遥)
クライミング部に所属する、ボルダリング大好きな女子高校生。ひたむきに、自分の好きなことと向き合い続けている。
近藤(伊藤健太郎)
卓球部に所属する男子高校生。クライミング部の横で練習をしているうちに、小寺に惹かれるようになる。
ありか(小野花梨)
進路に迷っている女子高校生。実は、こっそりと小寺を写真に収めている。

のぼる小寺さんのあらすじ(ネタバレなし)

小寺は、どこにでもいる普通の女子高校生。そんな彼女には、夢中になっているものがあった。それは、ボルダリング。彼女は壁を見ると登りたくてウズウズしてしまう、生粋のクライマー女子だったのだ。そんな彼女が学校で所属しているのはクライミング部。日々熱心に部活に取り組む小寺。そんな彼女を、思わず目で追ってしまう人物がいた。小寺の横で練習をすることが多い、卓球部の近藤だ。好きなものにひたむきな小寺の姿に、徐々に惹かれていく近藤。しかし、小寺に興味を抱いていたのは近藤だけではなく…?その他にも、小寺と出会ったことで人生が少しずつ変わっていく人たちが次々と現れる。

のぼる小寺さんの感想・評価

元アイドルが初主演

本作の主役、小寺を演じるのは工藤遥。実は彼女、元はあの国民的人気グループ、『モーニング娘。』の第10期メンバーだったのだ。しかも、彼女のグループ加入は11歳の時。長いモーニング娘。の歴史の中で、史上最年少での合格となったのだ。そんな、アイドルとして圧倒的なポテンシャルを持つ彼女も、2017年にグループを卒業。新たな世界へと身を投じることとなった。これまで彼女が女優として出演した作品はそれほど多くない。そんな中、話題作の主演という大抜擢。まだ若干20歳の彼女は、今作をきっかけに女優として大きく羽ばたくことができるのか。アイドル工藤遥としてではなく、女優、工藤遥の真価が問われる一本。

ひたむきな姿勢

本作の主人公は、間違いなくボルダリング大好き小寺さん。しかし、本作の注目すべき点として、小寺さんの周りを固める同級生の存在がある。四条、梨乃、近藤、ありか。この4人は、それぞれの理由から悩みを抱えていた。自分の将来が何も描けず、進路調査票にも何も書くことができない。しかし、そんな4人の人生は、とある出来事をきっかけに少しずつ変わっていくことになる。その出来事こそが、小寺との出会いである。彼らがどのようにして、小寺によって変えられていくのか。悩む若者達の繊細な心の変化を丁寧に切り取った描写にも注目。ただただひたむきな、真摯な姿というものは、必ず誰かの心を動かすのである。

スポーツ女子の魅力

スポーツと言えば、男子のイメージを持っている人も多いのではないだろうか。実際に、人気のスポーツ漫画を見てみると男性が主役のものが多い。しかし、当然のことながらスポーツの世界で活躍するのは男性だけではない。本作でテーマになっているスポーツはボルダリング。ボルダリングとは、近年注目度が上がっているスポーツ。そして、実際に世界でもトップレベルで通用するボルダリング女子選手が日本には在籍しているのだ。スポーツの世界には男女の差はないが、やはりスポーツに打ち込む女性が魅力的に見えることは事実。本作をきっかけにスポーツ女子の魅力を改めて理解して、待ち受けているオリンピックで全力で選手を応援しよう。

のぼる小寺さんの公開前に見ておきたい映画

映画『のぼる小寺さん』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。『のぼる小寺さん』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

スウィングガールズ

部活、それは、青春時代を彩る大きな要因の一つ。部活に捧げた時間と思い出、部活を通して出会った友人らは、自分の中で一生の宝となる。最新作の主人公は、クライミング部に所属し、登ることに全身全霊をかけている女子高校生が主人公。そして、本作ではジャズバンドに青春を捧げる女子高校生達が活躍。怠惰な毎日を過ごし、落ちこぼれ学生だった鈴木友子ら。そんな彼女達は、とある偶然からジャズバンドを始めることになる。最初は半ば強制的に始めたそれだったが、次第に彼女達は演奏の魅力に目覚めていき…?本作のヒットを受け、全国で管楽器の売り上げが急増するなど、社会的ブームを引き起こした。上野樹里の出世作でもある。

詳細 スウィングガールズ

ズートピア

前述したように、ひたむきな姿は時に誰かの心を大きく動かすもの。そういった作品で思い浮かぶのが本作。世界が誇るウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの第55作品目となるタイトル。タイトルにもなっているズートピアとは、肉食動物も草食動物も共に暮らす大都会の名前。そんなズートピアに、一匹のウサギが田舎からやってきた。彼女の名前はジュディ。小さな身体に大きな正義の心を抱いた、ウサギ初の警察官である。そんなジュディは、ズートピアで一匹のキツネ、ニックと出会う。キツネというだけで幼少期から迫害を受け、詐欺師となってしまったニック。まるで正反対な二人が、バディを組んでズートピアで起こる大事件を解決する。常に一生懸命なジュディに徐々に感化され、ほだされていってしまうニックとの関係性にも注目。

詳細 ズートピア

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film

アイドル出身で、まだ女優としてのキャリアはそれほど長くない工藤遥。しかし、そんな彼女もこれまで幾つかの映画作品に出演している。工藤の記念すべき映画初出演であるのか本作。元々は、2018年から2019年にかけて放送されていた『スーパー戦隊シリーズ』の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』。本作は、その記念すべき単独映画作品なのだ。工藤遥は、ルパンイエローとして声優を担当している。全体的なクオリティが高く、過去5年間の中でスーパー戦隊シリーズとして興行収入No.1を獲得するなど高い人気を得た。映画初主演の工藤遥の初々しい演技にも注目。そして、最新作で彼女がどのように進化を遂げたのかにも注目。

詳細 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film

のぼる小寺さんの評判・口コミ・レビュー

随時更新予定

のぼる小寺さんのまとめ

好きなことを貫き通す、というのは簡単なようで案外難しい。周囲の目であったり、人生で待ち受ける様々な出来事が、それを簡単には許してくれない。本当に好きなことに全てを捧げられる、それは最早、一つの才能なのだ。また、常に努力を怠らない、継続こそ力なりとは言うが、それができるのもまた才能の一つ。やっている本人からすれば、それは当然のことで賞賛されるべきとは考えていないかもしれない。しかし、やはりそれは、誰もができることではないのだ。そして、それは見ている周囲の人間の心を必ず動かすのだ。がんばるあなたに送る一本。

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