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映画『クランプス 魔物の儀式』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『クランプス 魔物の儀式』の概要:ヨーロッパに伝わる空想上の生き物クランプスをモデルに、クリスマスに起こる最悪な出来事を描いたホラー映画。「スーパーマン リターンズ」などの脚本を手掛けた、マイケル・ドハティがメガホンを取った。

映画『クランプス 魔物の儀式』の作品情報

クランプス 魔物の儀式

製作年:2015年
上映時間:98分
ジャンル:ホラー、ファンタジー
監督:マイケル・ドハティ
キャスト:アダム・スコット、トニ・コレット、デヴィッド・ケックナー、アリソン・トルマン etc

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映画『クランプス 魔物の儀式』の登場人物(キャスト)

マックス(エムジェイ・アンソニー)
毎年クリスマスにサンタへの手紙を送っている、純粋な少年。オミになついている。いとこのジャクソン、スティーヴィー姉妹にからかわれてばかり。友達が少ない。
ベス(ステファニア・ラヴィー・オーウェン)
マックスの姉。最低なイタズラばかりのハワード家の滞在を嫌がっている。近所に住むデレクという彼氏がいる。
サラ(トニ・コレット)
マックスの母でリンダの姉。体系も神経も細め。ハワード家の滞在に安定剤が手放せない。
トム(アダム・スコット)
マックスの父。出張が多く、サラとの関係は悪くなりつつある。いざという時、頼りになる。
オミ(クリスタ・シュタートラー)
マックスの祖母でトムの母。マックス家族と一緒に住んでいるが、ほとんど英語では話さない。クリスマスになると不安定になる。クランプスに襲われ、唯一生き残ったという過去を持つ。
ハワード(デヴィッド・ケックナー)
リンダの夫。体系も神経も太い。横暴なところがある。狩猟経験者で銃を持つことは大切だと考えている。車にルシンダという名前を付けている。
リンダ(アリソン・トルマン)
サラの妹。ハワードとの間に、肥満気味の男の子ハウィー(ハワード・ジュニア)、眼鏡をかけた女の子スティーヴィー、力自慢の女の子ジョーダン、女の子の赤ちゃんクリッシーの4人の子供がいる。
ドロシー(コンチャータ・フェレル)
サラとリンダのおばさん。お酒ばかり飲んでいる。今回のクリスマスは、招待していないのに勝手にハワードたちについてきた。肝が据わっている。

映画『クランプス 魔物の儀式』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『クランプス 魔物の儀式』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『クランプス 魔物の儀式』のあらすじ【起】

12月24日。
サンタを信じるマックスの家では、毎年親戚たちと過ごす事になっていた。
そしてマックスの母サラの妹一家と、ドロシーおばさんがやって来る。
しかし、仲が悪い親戚たちの態度に我慢の限界だった、マックスと家族たち。

そしてその夜、はじめてマックスはサンタへ願い事をしなかった。

翌朝、外は大雪で家は停電。
電話もつながらない。
連絡が取れないボーイフレンドのデレクの事が気になるベスは、ついでに近所の様子を見てくると言って、デレクの家に向かう。
しかしベスは、得体の知れない何かに襲われてしまった。

帰ってこないベスを心配し、ハワードの運転するトラックで様子を見に行くトム。
町の様子がおかしい事に気付き、トラックに積んでいた銃を手にデレクの家に向かうが、そこには誰もいなかった。
家の外に出ると、ハワードは雪の下にいた何かに噛みつかれ、トラックは壊されていた。

やっとのことで家に戻ったトムとハワード。
そして彼らは家に立てこもる事になる。
オミは、暖炉の火を絶やしてはいけないと忠告する。

映画『クランプス 魔物の儀式』のあらすじ【承】

その日の夜。
火が消えかけた暖炉に落ちてきたお菓子に釣られ、ハワードの息子ハウィーが連れ去られてしまう。

そして暖炉に火をつけたオミは話し始める。
オミが子供の頃のクリスマス。
町は荒れ、家族の仲も冷え切っていた。
そしてオミは、サンタに願い事をするのをやめて不幸を願った。
その晩、サンタクロースの陰の存在クランプスが、魔物を連れてやってきた。
クランプスは多くのものを奪い、オミだけが残されたのだという。

トムは助けを呼びに行くことを思いつき、サラとリンダ、ハワードに計画を話す。
スティーヴィーとジョーダン姉妹はトイレに行く途中で、上の階からベスに呼ばれる。
しかしそこで、プレゼントにまぎれ込んでいたピエロの怪物に襲われてしまう。

トム、サラ、リンダが助けに向かうが、動き出したおもちゃに襲われる。
反撃し、スティーヴィーだけは助け出した。

1階に残ったハワードは、ハウィーを襲った生きたクッキーたちに襲われる。
連れてきた犬ロジャーに助けられた。

映画『クランプス 魔物の儀式』のあらすじ【転】

ジェイソンを飲み込んで換気口から逃げ出そうとしたピエロの怪物が、全員が揃った1階に落ちてくる。
そして、動くおもちゃやぬいぐるみが襲い掛かってきた。

危機に陥るが、銃を手にしたドロシーおばさんが反撃に出る。
ピエロの怪物を倒そうとした時、ふさいだ窓を突き破って、オミがエルフと呼ぶものたちが襲ってくる。
そして末っ子クリッシーとドロシーおばさん、ハワードが攫われてしまった。

残ったトムやサラたちにも襲い掛かるが、突然退いていった。
そして家にクランプスがやって来る。

トム、サラ、リンダ、マックス、スティーヴィーは、キーがささったままの除雪車まで逃げようとする。
しかしオミは、ひとり家に残ることを選択した。
そしてクランプスと対面したオミは、動くおもちゃの餌食となってしまった。

吹雪の中、ベスを探した時に見かけた除雪車までの道を急ぐトムたち。
しかしトムは怪物に襲われ、サラやマックスたちを助けるためにその場に残って命を落とした。

映画『クランプス 魔物の儀式』の結末・ラスト(ネタバレ)

除雪車までたどり着いたサラ、リンダ、マックス、スティーヴィー。
しかし、除雪車の目の前でリンダは怪物に捕まってしまう。
マックスとスティーヴィーを除雪車に乗せたサラも、怪物に捕まって消えてしまった。

除雪車を運転して逃げようとするマックスとスティーヴィーだったが、運転の方法がわからない。
そしてスティーヴィーも怪物に攫われてしまった。

残されたマックスの前にクランプスが現れ、ひとつのベルを残して去っていった。

なんとかしてスティーヴィーの居場所を見つけ出したマックスは、願いを取り下げるとクランプスと魔物たちに告げ、ベルを返す。
しかしマックスの涙と、自分が代わりになるという言葉を聞いたクランプスたちは、突然開いた穴にスティーヴィーを落とした。
そしてマックスも、その穴に落とされてしまった。

25日、マックスはベッドの中で目が覚めた。
死んだはずの家族たちは、全員生きていた。
マックスがプレゼントを開けると、クランプスのベルが入っていた。
それを見た途端、全員が微妙な表情になった。

映画『クランプス 魔物の儀式』の感想・評価・レビュー

親戚で集まることが苦行だと感じることは、アメリカでも共通なのだと思いました。クランプスは、名前だけ聞いても何か分かりませんが、映画を観て、日本で言う所のなまはげ的な存在なのだと感じました。
登場人物達は皆それぞれ欠点を抱えていますが、良い面もあり、そこが人間臭くて好きです。伝統的な行事を蔑ろにする傾向は、世界中で見られますが、もしクランプスの様な魔物が家に来たら、「行事を大切にするべきだった」と後悔しそうです。しかし、この作品は、怖いだけではなく、伝統を尊重する精神と家族を大切にする心を思い出させてくれる作品でもあり、お気に入りの一作です。(女性 20代)


子供向けに作られていると思わせるような雰囲気だが、子供が見ると多分トラウマになるレベルで怖いので、あまり小さい子にはおすすめ出来ない作品になっている。幸せなはずのクリスマスをホラー映画にしてしまうという設定は斬新で、そのギャップが面白いと思った。

部屋が停電している設定になっていて終始画面が薄暗いので、観にくく感じてしまい少し残念に思ったが、モンスターが登場するたびに驚くことができたのでホラー映画としては良かったのかなと思う。(女性 20代)


本作は、クリスマスを信じなくなった子どもを凝らしめる化け物「クランプス」を題材としたファンタジーホラー作品。
怖いだけでなく、襲ってくる化け物たちがお菓子だったりおもちゃだったりと、ユーモアでおとぎ話や『ホーム・アローン』のようなどこか懐かしい雰囲気を感じた。
また、CGを使っていない特殊メイクを駆使した化け物の作り込まれた世界観にワクワクした。
ハッピーエンドじゃない終わり方も教訓的で学べる要素も多く、クリスマスに子どもたちと見たい作品。(女性 20代)


元旦に親戚一同が集まり、朝から晩までお酒を飲む毎年恒例のあの会が大嫌いな私。どうにか理由をつけて拒否することは出来ないかと考えますが、結局親戚に気を遣いながら酒を酌み交わし、お勝手を手伝い…と言うのが新年の始まりです。今作で描かれていたのは、そんな親戚の集まりを面倒だと思っている家族のクリスマスのお話でした。
クリスマスのお祈りをしなかったせいで、クランプスと呼ばれる魔物に襲われてしまう親戚たち。結構ひどい目に遭うので、こういう作品を見ると親戚の集まりは疎かにしてはいけないなと感じるかもしれません。(女性 30代)

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