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映画『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』の概要:リング・スノーストームはタイムパトロールを行っている最中に、日本の戦国時代で不審な気配を感知する。調査を行おうとした瞬間、時間魚雷が襲ってきた。何とかその場から脱出するが、タイムマシーンが壊れて地中に埋まってしまう。

映画『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』の作品情報

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望

製作年:1995年
上映時間:96分
ジャンル:コメディ、アドベンチャー、アニメ
監督:本郷みつる
キャスト:矢島晶子、浦和めぐみ、真柴摩利、ならはしみき etc

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映画『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』の登場人物(キャスト)

野原しんのすけ(矢島晶子)
5歳。幼稚園児。やんちゃな行動をしては、よく母のみさえに怒られている。元気一杯の男の子。父の名はひろし。
リング・スノーストーム(佐久間レイ)
タイムパトロール隊員。30世紀の世界からやって来た。
春日吹雪丸(浦和めぐみ)
15歳。愛馬の名はエンジ。本当は女の子なのだが、春日兵部守秀綱の嫡男として育てられる。
雲黒斎 / ヒエール・ジョコマン(雲黒斎 / 加藤精三:ヒエール /富山敬)
30世紀の歴史マニア。世界四次元アートディレクター協会の会員。歴史改変を行う。

映画『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』のあらすじ【起】

タイムパトロールのリング・スノーストームは、1570年頃の戦国時代の日本で、不審な気配を感知する。犯罪の予感がしたため本部に連絡を入れるが、なぜか応答がなかった。リングはとりあえず現場に向かうことにした。すると、バンク・コーポレーション製の時間魚雷が襲ってきた。リングは機体を操縦して避けようとするが、エンジン部分が被弾してしまう。

リングは何とか生きていたが、タイムマシーンは壊れていて動かなかった。しかも、地中に埋まってしまっていた。リングはマイクロ・マシンと緊急キットという装置を使い、外にいた哺乳動物と意思を繋げた。だが、繋がった哺乳動物は犬だった。リングは餌を持ってきた飼い主の男の子に事情を説明することにした。犬の名前はシロで、飼い主の名前は野原しんのすけだった。

しんのすけがまともに話を聞いてくれないため、リングはしんのすけの両親のみさえとひろしに事情を全て説明した。そして、一緒に戦国時代に行って欲しいと頼んだ。だが、ひろしは会社の出勤時間を気にして嫌がった。そこで、リングは戦国時代から戻ってきたときに、現実的には5分しか経っていないことを説明した。さらに、放っておくと世界全体に大異変が起こり、みさえ達の存在すら危うくなることを訴えた。しんのすけが協力すると声を上げたため、ひろしとみさえもしんのすけのためにリングに協力することを決める。

リングは緊急用タイムマシーンを呼び出した。そして、タイムスーツをみさえ達に着用してもらった。それは、タイムトリップすれば、その時代に合わせた衣服に変化する機能を備えていた。さらに、しんのすけが着た服は特別で、3回お助け機能が付いた優れものだった。使いたいときは「タスケテケスタ」と叫ぶのだ。みさえ達は狭いタイムマシーンに乗って過去に移動した。それは、片道しか使えない物だった。現代に戻るには、過去を変えようとしている原因を突き止めて、元に戻すしか方法がなかった。みさえ達は失敗したらどうするのだと困惑して騒いだ。

映画『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』のあらすじ【承】

みさえ達は16世紀後半の戦国時代にタイムトリップした。武蔵の国の春日部城に着いたはずが、焼け落ちた城跡しか残っていなかった。みさえ達が話していると、カスタネットを鳴らしながら、不気味な黒子集団が現れる。黒子達に襲われそうになるが、正体不明の武士に助けられる。黒子はみさえのバックを奪って逃げて行った。助けてくれた武士は、今は亡き春日部城の主、春日兵部守秀綱の嫡男である春日吹雪丸だった。吹雪丸は代々語り継がれている、「3人と1匹の勇士」がみさえ達のことだと思っていた。リングはその話に乗っかり、吹雪丸の協力を得ることにした。

春日部城を滅ぼしたのは、怪しい術を使う雲黒斎という人物だった。雲黒斎のせいで、吹雪丸の両親は死に、妹は連れ去られてしまっていた。吹雪丸はみさえ達の力を借り、妹を救い出して両親の敵を討つ決心をする。その時、みさえは盗られた鞄の中に実印と預金通帳を入れていたことを思い出す。先程の黒子は雲黒斎の手下だった。

しんのすけは何だかよく分からないまま、みさえとひろしは不安を抱きながら、吹雪丸と共に雲黒斎の元に向かって出発した。道中、しんのすけが見知らぬ武士にちょっかいを出し、怒らせてしまう。武士は迷惑料として銀1両を求めた。みさえとひろしが武士に平謝りする中、吹雪丸がその武士の髭を刀で切りつけ追い返した。吹雪丸が勇者であるみさえ達が卑屈な態度を取ったことに疑問を抱いたため、ひろしは大事にしないためだと誤魔化した。吹雪丸はその意見に納得した。

吹雪丸は襲撃に備え、ここ1年ほど座って眠っていた。しかし、みさえ達から説得され、横になって眠ることになる。みさえの傍で眠っていると、幼い頃の母との記憶が蘇った。吹雪丸が目を覚ますと、みさえやひろし達に囲まれていた。吹雪丸は外に出ると、刀を抜いて素振りをした。すると、清々しい気持ちになった。

映画『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』のあらすじ【転】

吹雪丸とみさえは仲良く話すようになっていた。ひろしは嫉妬し、不貞腐れた。しんのすけはそんな父をからかった。すると、そこに不審な武士が現れる。雲黒斎の手下のまたたび猫ノ進だった。吹雪丸は猫ノ進と戦うが、押されてしまう。猫ノ進は吹雪丸の母を斬ったのが自分であることを告げた。怒った吹雪丸が刀を振るう中、お助け機能を使ってしんのすけがゴキブリに変身する。しんのすけは吹雪丸を乗せて移動した。吹雪丸は花畑に身を隠し、隙を突いて猫ノ進を斬りつけて倒した。吹雪丸が疲労で動けなくなっている中、ひろし達の前に雲黒斎の手下のお銀が現れる。お銀はみさえとひろしを玉の中に封じ込め、姿を消した。

しんのすけは夜中吹雪丸がこっそり部屋を抜け出して温泉に向かったことに気づき、後をつけた。吹雪丸の裸を見て、女性だったことを確信する、吹雪丸はそれに気づき、しんのすけに真実を打ち明けることにした。吹雪丸には男兄弟がいなかったため、跡を継ぐため男として育てられたのだ。しかも、みさえ達と同じように、妹の雪乃は玉に封じ込められていた。リングとしんのすけは、改めて「3人と1匹の勇士」の話を聞くことにした。春日家危急存亡の折には「3人と1匹の勇士」が現れる。当家の生き残りはその者達と力を合わせ、玉と護り刀の「第七沈々丸」を持って災いに立ち向かえという話だった。

吹雪丸達の前に、雲黒斎の手下のフリードキン珠死朗と黒子達が現れる。しんのすけはお助け機能を使い、カエルに変身した。そして、吹雪丸を背中に乗せ、黒子達を倒すのを助けた。吹雪丸は珠死朗と戦うが、鍔迫り合いから動くことができなかった。しんのすけはその隙に機関銃を持っていた黒子を倒し、その機関銃を使って珠死朗を背後から撃った。

映画『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』の結末・ラスト(ネタバレ)

吹雪丸達は待ち構えていた兵士達の間を掻い潜り、雲黒斎の城内へと進んでいった。敵の攻撃が本気でないことから、罠であることは明らかだった。吹雪丸はそのことを承知の上で進んでいた。リングは不安に駆られるが、吹雪丸を止めることはできなかった。

吹雪丸の前にお銀が立ちはだかった。お銀の衣は刃物で切れず、力が強かった。吹雪丸はそれでも向かって行くが、刀を折られ髪を掴まれてしまう。吹雪丸は腰に差していた「第七沈々丸」で髪を切り、お銀に止めを刺した。お銀はガスを吹雪丸に吹き付け、抵抗した。吹雪丸がお銀を投げ飛ばして倒すと、お銀の体はバラバラになった。お銀は人形だった。吹雪丸はお銀のガスのせいで体が動かなかったため、しんのすけに「第七沈々丸」と雪乃の玉を託した。

しんのすけは不安に駆られるが、リングに励まされ、雲黒斎の元に向かった。雲黒斎の正体は30世紀の歴史マニアであるヒエール・ジョコマンだった。リングはヒエールに自首を求めるが、拒まれてしまう。その時、「第七沈々丸」に彫られた家門が光り出した。しんのすけが刀を抜くと巨大化したため、重くて持つことができなかった。しんのすけはお助け機能を使い、大人に変身した。そして、ヒエールを倒した。

しんのすけの前に、人間の姿に戻ったリングが現れる。みさえ達も玉から無事に解放された。しんのすけは美しい雪乃にトキメクが、雪乃は男だった。生まれながらに、雪乃は自分のことを女だと思い込んでいた。そこで、春日兵部守秀綱が吹雪丸のことを男として育てることにしたのだ。しんのすけ達は吹雪丸達に別れを告げ、タイムマシーンに乗り込んだ。吹雪丸が目を覚ますと、母親が立っていた。吹雪丸は何だか長い夢を見ていたような気がした。

リングはしんのすけ達を現代に送り届けた後、伝説と「第七沈々丸」を持って吹雪丸の先祖のところに向かうことにした。実は、春日家に伝わる伝説を最初に伝えたのは、リングだったのだ。しんのすけ達は現代に戻った。だが、突然服や家が和風に変わった。みさえ達は訳が分からず戸惑った。テレビを見ると、ヒエール・ジョコマンが日本のトップに君臨していることが分かった。しかも、しんのすけ達は指名手配されていた。

しんのすけ達は黒子に襲われそうになるが、リングに助けられる。リングは現在起こっている出来事をしんのすけ達に説明した。ヒエールは戦国時代から逃げ、現在の時代で再び歴史を変えていた。みさえ達は3日間戦国時代で過ごしたため、時間の波が来るのにズレが生じ、記憶を保ったままでいられるのだ。リングは30世紀の道具としんのすけ達の力を合わせ、ヒエールを倒した。

しんのすけ達は無事に現代に戻った。庭ではしんのすけ達がタイムマシーンに乗り込んでいるところが見えた。それを見送った後、しんのすけ達は日常へと戻っていった。

映画『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』の感想・評価・レビュー

タイムパトロール隊員のリング・スノーストームは、有能だけれどもちょっと間抜けなところが可愛い女性だと思う。意思を繋げた相手がシロ(犬)だったり、しんのすけに事情を説明邸も分かってもらえなかったところがおもしろかった。

嫡男として育てられた春日吹雪丸は、本当は女の子だけれども並の男に負けないぐらい強くてカッコいい。普段もしっかりしており、弱った部分を見せようとはしない。でも、亡くなったお母さんを思い出して、みさえに近づいて眠る場面はちょっと切なくもあり可愛くもあった。(女性 20代)


クレしん映画の戦国物といえば、アッパレ!戦国大合戦が有名なのだが、
隠れた名作といえば、この雲黒斎の野望である。
戦闘シーンなどのクオリティはかなり良く出来ており、一度平和になったと見せかけてのオチはなかなか秀逸。
又、冒頭でみさえとしんのすけがテレビゲームをやるシーンがあるのだが、これがまさか最後の戦いで活きてくる演出はなかなか凝っている。
吹雪丸という剣士のキャラクターも元々は漫画に登場していたキャラクターであり、実は女の子という設定。
それにちなんで、ついニヤニヤしてしまうようなシーンも盛り込まれている。(男性 30代)

みんなの感想・レビュー

  1. 隈さん より:

    しんのすけ初の戦国映画第1弾!
    子どもの頃にVHSをビデオショップで借りて何度も見ていたが、大人になった今見てもぶっ続けで見てしまう作品!

    ”タイムトラベル”や”戦国時代”と子供にはとっつきにくい単語が多いが全くそうではなくクレしんならではの世界観で魅了されてしまう。←クレしんて(笑)

    ケツ顔マンとミサリンの絡み、クライマックスのひろし・みさえを救うべく沈々丸をひっさげのバトルシーンは等見どころ満載!これでめでたしめでたしからの実は・・・(笑)

    見てない人は見てみてください( *´艸`)