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映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』の結末までのストーリー
  • 『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』を見た感想・レビュー
  • 『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』を見た人におすすめの映画5選

映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』の作品情報

ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル

製作年:2011年
上映時間:132分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ブラッド・バード
キャスト:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ポーラ・パットン etc

映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』の登場人物(キャスト)

イーサン・ハント(トム・クルーズ)
IMFに所属する腕利きのエージェント。どんなに不可能と思われるミッションも達成する。
ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)
分析官。実はイーサンに対してある負い目を感じている。
カート・ヘンドリクス(ミカエル・ニクヴィスト)
戦略家。核を用い世界を作りかえようとしている。
サビーヌ・モロー(レア・セドゥ)
女殺し屋。トレヴァーを殺害する。
ジェーン・カーター(ポーラ・パットン)
エージェント。トレヴァーの恋人だった。
トレヴァー・ハナウェイ(ジョシュ・ホロウェイ)
機密ファイルの奪取の際、モローに殺されたエージェント。
ベンジー・ダン(サイモン・ペグ)
IMFのエージェント。情報処理能力に長けている。
ジュリア・ハント(ミシェル・モナハン)
イーサンの妻。死んだと思われていたが……?

映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』のあらすじ【起】

世間には知られていない極秘組織、Impossible Mission Force、通称IMF。その組織には、どんなに不可能なミッションをも可能にする、凄腕のエージェント、イーサン・ハントが所属していた。

しかし、何故か物語はイーサンがロシアの監獄で逮捕されている場面から始まる。大人しく収監されていたイーサンだったが、IMFがイーサンの力が必要となったため、同じくIMFに所属するエージェント、ベンジーがイーサンを誘導し脱獄させる。

本来であればその頃、トレヴァーというスパイが「コバルト」という人物から機密ファイルを盗み出すはずだった。しかし、トレヴァーはモローという殺し屋に殺され、作戦に失敗したのだった。イーサンは、モローに盗まれたこのファイルを取り返すべく招集を受けたのだ。脱獄を果たしたイーサンは任務達成のために動き出すが、なんとその矢先でロシアの宮殿、クレムリンが何者かによって爆破されてしまう。そしてなんと、イーサン達にその容疑がかかるのだった。

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映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』のあらすじ【承】

そんな現状を知ったアメリカ政府は、イーサン達に対して「ゴースト・プロトコル」を言い渡すのだった。「ゴースト・プロトコル」とは、アメリカ政府が作戦に対して一切関与をしないという取り決めのことで、つまりイーサン達はアメリカ政府から見捨てられたのだ。

イーサン達の上司であるIMF長官がそのことを伝えにくるが、なんとその直後、長官が何者かによって車内で殺害されてしまう。このことから、イーサンは国にも上司にも頼れなくなってしまったのだ。仕方なく、イーサンは自分を信じ行動をとることとする。

同じ車に乗っていたブラントという男と共に車から脱出したイーサンは、まずは仲間との合流を図るのだった。そして独自の調査を進めた彼らは、クレムリンを爆破し自分達を陥れた人物こそがコバルトであり、本名はカートという戦略家であることを知るのだった。カートは危険思想の持ち主で、核攻撃で一度この世を浄化することによって、人間は次のステップへ行けると考えているのだ。

映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』のあらすじ【転】

カートがクレムリンを爆破した理由は、彼がクレムリンに潜入したという痕跡を消すためだった。カートは、クレムリン内に保管してあった核兵器発射制御装置を盗み出していたのだ。そして、元々トレヴァーが狙っており、現在モローの手の中にあるファイルには、その装置の起動コードが記されていた。

そして、モローとカートは、その起動コードをネタに取引を行おうとしていた。そのことを聞きつけたイーサン達は、ジェーンというエージェントがモローに変装することで、取引を破綻させようと考えるのだった。実はジェーンは亡くなったトレヴァーの恋人で、彼女はモローを殺しトレヴァーの仇を討つのだった。

そして、計画通り作戦は進むが、最後の最後でカートに逃げられてしまう。そしてその騒動の中、ただの分析官と思っていたブラントが、かなりの手練れであることが発覚するのだった。実はブラントは元諜報部員だった。しかし、以前イーサンの妻、ジュリアを護衛していた際に任務に失敗し、その際ジュリアが命を落としたことを忘れられずにいたのだ。

映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、イーサン達とカートの最後の戦いがムンバイで幕を開く。彼らはムンバイで開かれていたパーティで逃走劇を繰り広げ、とうとうイーサンがカートを捕えるのだった。そして、カートが持っていた核発射装置を取り返すと、その核弾頭を無効にすることに成功する。不発弾となった核は、後に無事に回収された。

そして、再び不可能と思われた任務を達成したイーサン達は、その成功を祝って打ち上げを行なっていた。打ち上げに出席していたブラントは、ぼーっとイーサンの様子を見つめていた。するとイーサンはどこか遠い場所に視線を向けていた。その視線を辿ると、何と死んだと思っていたジュリアがそこに立っていたのだ。

実は別の任務を達成するために、ジュリアは死んだという設定にする必要があったのだ。ジュリアを救えなかったという罪の意識に囚われていたブラントだったが、この事実を知ったことによりその意識から解放される。そして、ブラントは笑顔でイーサンと酒を交わすのだった。

映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

オープニングからアクション炸裂ですぐに引き込まれた。予測のつかないストーリー展開と次々に出てくるガジェット類にテンションが上がりっぱなしな分、最後の静かな語り合いが余計に心に響く。

舞台がブダペスト、ロシア、ドバイ、インドと大移動して、各国の特徴を活かしたエピソードがうまかった。パーティーシーンも豪華でイーサンやジェーンのドレスアップした姿も決まっていて、戦闘シーンとのギャップがあって楽しめる。トム・クルーズの筋肉がますます鍛え上げられ、動きを完全にコントロールする身体能力の高さにも感嘆した。次作を予感させる終わり方も期待が膨らんでよかった。(女性 40代)


周りを固める面々を含め、キャストは最高です。ただし、ミッションインポッシブルという一大シリーズものとして観ると、どうにも既視感が否めませんでした。
過去作が良かっただけに期待値が上回ってしまったようです。おそらく、普通に観ればクールなアクション映画として面白いかと思います。一度頭を白紙に戻して鑑賞することをオススメします。
音楽は相変わらずカッコいいです。(女性 20代)


シリーズの中でもまた新しい展開で、今回はミッションを行った時のミスによりクレムリンでの爆破事件の犯人とされてしまう。なぜそこにから始まるんだと驚かされるオープニングから、高層ビルのアクションまで引き寄せられるシーンばかりでさすがだと思った。

今回は新キャラクターブラントがとても魅力的で、高いところから飛び降りなければいけない場面での準備運動がすごく可愛かった。(女性 20代)


何回見ても面白い‼クレムリンの爆破に始まり、ずっとハラハラドキドキしっぱなし。特にドバイの高層タワーをよじ登るところは冷や汗もの、他のメンバーたちも大忙しでとにかく目が離せません。お笑い要素のベンジー、イケメンのブラント、美しくタフなジェーンのチームワークもバッチリでこのメンバーが一番しっくりきて好きです。一難去ってまた一難、そしていつもギリギリ、始めから最後までアクションシーンの連続で全く飽きが来ません。敵役のレア・セドゥも美しくとても良かったです。シリーズの中で一番派手で見せ場だらけで見応えがあると思います。(女性 30代)


現時点で6作ある人気シリーズの4作目。アクションシーンについては今のところこの作品が一番印象に残っている。ドバイの世界一高いビル、ブルジュ・ハリファをよじ登るシーンは高所恐怖症の人なら観ているだけでも目眩がするのではなかろうか。そして終盤の巨大立体駐車場のシーン。ここでの3次元アクションは見応え十分だ。例によって筋はそれほど重要ではないが、最後の元妻の遠景はこれまでの作品を観ていた人には嬉しいシーン。そしてベンジーがもたらすテンポがシリーズをアップデートしている。(男性 40代)


今作で個性的な仲間が勢ぞろいし、チームメンバーとのやり取りだけで楽しい。やはりスパイ映画はチームとの連携がしっくりくる。ひとりひとりのキャラクターの感情表現も繊細に描写され好感が持てた。とくにジェレミー・レナーの役がかっこよくて大好きだ。

アクションシーンも迫力があり、高所での場面は見ているこちらが冷や冷やするくらいだった。これをCGなしでこなしているのだから、トム・クルーズの役者魂には感服させられる。(男性 30代)


ドバイの超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」を登るシーンは、映画史に残るスリルでした。トム・クルーズが実際にスタントをこなしていると知って、緊張感が倍増。IMFが解体された状態で任務に挑む設定も斬新で、チームとしての団結力が前作以上に感じられました。ラストで奥さんが生きていることが明かされるシーンも印象的でした。(30代 男性)


アクションが派手なだけでなく、チームの人間関係にもしっかり焦点が当てられていて好感が持てました。とくに新加入のウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)が、イーサンの妻に関わる過去を抱えていたという設定は、物語に深みを与えていたと思います。女性としても楽しめるアクション映画でした。(20代 女性)


シリーズの中でも特にエンタメ性が高く、初心者でも楽しめる一本だと思いました。物語のテンポが良く、ロシアからインドまで舞台を移しながら展開されるミッションが飽きさせません。最終的にブラントが自分の過去を告白するシーンは胸にくるものがあり、イーサンの優しさも光っていました。(40代 男性)


アクション映画が得意ではない私でも、終始楽しめました。ブルジュ・ハリファのシーンは手汗が止まらず、スクリーンに引き込まれました。女性キャラの活躍も目立ち、ジェーン(ポーラ・パットン)が敵を討つ場面はかっこよかったです。イーサンの人間味ある表情も垣間見られて感情移入できました。(30代 女性)

映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ミッション:インポッシブル4/ゴースト・プロトコル』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

007 スカイフォール

この映画を一言で表すと?

スパイ映画に革新をもたらした、孤高のボンドの再起物語!

どんな話?

過去の任務の失敗と組織の機密漏洩により追い詰められるMI6。ボンドは心身共に傷を負いながらも、国家の危機に立ち向かう。敵は元エージェントであり、復讐に燃えるサイバー犯罪の天才。スパイ映画の原点にして進化形。

ここがおすすめ!

『ゴースト・プロトコル』と同じく、組織が機能停止する状況下での単独行動、そして主人公の過去に踏み込んだ深いドラマが魅力です。映像美や主題歌も一級品で、スパイ映画ファンなら必ず楽しめる一本です。

ボーン・アルティメイタム

この映画を一言で表すと?

記憶を失った男がCIAの陰謀に挑む、知性と肉体の極限バトル!

どんな話?

自らの正体と過去を求める元CIA工作員ジェイソン・ボーン。追われる立場から反撃に転じた彼は、ヨーロッパ各地を転戦しながら、自分を追う巨大な陰謀を暴こうとする。リアルなアクションと心理戦が緊張感を生む。

ここがおすすめ!

『ゴースト・プロトコル』のような国際的な舞台と手に汗握る展開、そしてミッション失敗=命の危機という極限状況が共通しています。スパイ映画でありながらリアリズムに徹した映像も高評価です。

キングスマン

この映画を一言で表すと?

スーツに身を包んだ英国紳士が魅せる、爽快で型破りなスパイアクション!

どんな話?

英国の秘密組織「キングスマン」は、優雅さと戦闘力を兼ね備えたスパイ集団。新入りの若者エグジーが試験と訓練を乗り越え、世界的なテロ計画を阻止するために立ち上がる。ユーモアとスタイリッシュさが融合した新感覚スパイ映画。

ここがおすすめ!

アクション、ガジェット、ユーモアすべてが高水準!『ゴースト・プロトコル』に魅了された方には、アクロバティックでスタイリッシュなアクションと、“選ばれし者”の成長物語が共鳴するはず。カジュアルに楽しめる一本です。

ザ・レイド GOKUDO

この映画を一言で表すと?

極限までリアルな肉弾戦が炸裂する、アジア発ノンストップアクション!

どんな話?

警官ラマは、犯罪組織に潜入し、組織の崩壊を狙うミッションに挑む。しかし、次第に事態は泥沼化し、味方も敵も誰を信じてよいか分からない展開に。生き残るためには己の拳で道を切り開くしかない。

ここがおすすめ!

『ミッション:インポッシブル』シリーズに比べて泥臭さが魅力ですが、スリルと緊張感は同等以上。閉鎖空間での格闘が主体で、派手さはなくとも、アクションのリアリティと没入感は一級品です。

ナイト&デイ

この映画を一言で表すと?

トム・クルーズが魅せる、笑って撃って逃げまくる痛快アクション・コメディ!

どんな話?

普通の女性ジューンは、空港で出会った男ロイに巻き込まれ、命を狙われる事態に。実はロイは元CIAの超有能エージェントで、彼の秘密と陰謀に迫るスパイ・ロマンスが世界を舞台に繰り広げられる。

ここがおすすめ!

『ゴースト・プロトコル』で見せたトム・クルーズのアクションと機転を、もっと軽快に楽しめる作品です。カーチェイスや銃撃戦に加えて、トム&キャメロンの息ぴったりな掛け合いも見どころ。デートにもおすすめの1本。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    私が興奮したのはトム・クルーズが使用するアイテムたち。カメラ機能付きのコンタクトレンズやら、CG背景偽造装置やら、やたらと高性能なスマートフォンやら……。これ、『007』じゃないですか!主役級のアイテムはないものの、それぞれを駆使しなければミッションは達成できない。どういう使い方をするのか、どう魅せてくれるのか?という点に注目してみると、本作はなかなかいい感じでした。

  2. 匿名 より:

    トム・クルーズはあんまり好きじゃないんですけど、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』での演技が気に入り、過去作も観てみようかなぁ……と思ったんですよね。良質なアクション映画に出会うことができて幸せです。やっぱり、食わず嫌いはいけませんね。これからは超人マット・デイモンの映画もガンガン観ていこうと思っています。
    ところで、本作の制作に名を連ねているのは『スター・トレック』でお馴染みのJ.J.エイブラムス。彼の映画は見た目重視で中身がからっぽ、中盤がダレる傾向があるように思うのですが、本作はそうでもありませんでした。ブラッド・バードが上手くコントロールしたんでしょうかね。