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映画『マイティ・ソー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『マイティ・ソー』の概要:アベンジャーズの主要メンバーであるソーを主役に描いたアクション超大作。後に映画『アベンジャーズ』でも大暴れをするロキからも目が離せない。

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映画『マイティ・ソー』の作品情報

マイティ・ソー

製作年:2011年
上映時間:115分
ジャンル:アクション
監督:ケネス・ブラナー
キャスト:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、ステラン・スカルスガルド etc

映画『マイティ・ソー』の登場人物(キャスト)

ソー(クリス・ヘムズワース)
神々の国、アスガルドの王位継承候補者。とある軽率な行動が父の怒りに触れ、地球へと追放される。
ジェーン・フォスター(ナタリー・ポートマン)
地球に追放されたばかりのソーと出会った若き天文学者。眉目秀麗。
ロキ(トム・ヒドルストン)
ソーの弟で、魔術を用いる。自身の出自を知ったことで、アスガルドへの復讐を誓う。
オーディン(アンソニー・ホプキンス)
ソーの父親で、現在アスガルドを治める王。
ラウフェイ(コルム・フィオール)
ヨトゥンヘイムを治める人物。実は、彼とロキの間にはとある関係性があった。

映画『マイティ・ソー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『マイティ・ソー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『マイティ・ソー』のあらすじ【起】

時代は遡り、西暦965年のことである。この世のどこかに、神々が住まうアスガルドという国が存在した。その国を治めていたのはオーディンという男性で、ある日、彼はヨトゥンヘイムとの全面戦争を開始する。ヨトゥンヘイムは、アスガルドが守護しているミッドガルド(地球)に危険を及ぼしていたのだ。

ヨトゥンヘイムを率いていたラウフェイという人物にオーディンらは苦戦をしいられるが、なんとか勝利をものにする。そして、戦利品として、ヨトゥンヘイムがその力の源としていたとある箱を持ち帰るのだった。

そして、時代は流れ、オーディンにソーという子供が誕生した。年老いたオーディンに代わり、ソーがアスガルドの国王として着任することになった継承式の日。突如として事件が起こった。何年も前に彼らが倒したはずの、ヨトゥンヘイムの民が攻撃をしかけてきたのだった。彼らの狙いは、かつてオーディンらが持ち去った例の箱だった。しかし、アスガルドの民は強く、彼らを見事退けてみせるのだった。

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映画『マイティ・ソー』のあらすじ【承】

しかし、敵を追い返しても尚、納得のいかない人物がいた。自分の継承式を滅茶苦茶にされたソーである。ソーはなんと、弟のロキ、そして、優秀な戦士であるシフとヴォルスタッグ、ホーガン、ファンドラルを引き連れると、自らヨトゥンヘイムへと乗り込んで行ったのである。

そして、彼らはヨトゥンヘイムで大暴れをする。しかし、敵の本拠地で、多勢に無勢、ソーらは敗北を喫しアスガルドへなんとか逃げ戻るのだった。それに激怒したのはオーディンだった。ソーのした行為は再びヨトゥンヘイムとアスガルドの間で戦争を勃発させかねない危険なもので、一国の王として相応しくないというのだ。そして、なんとオーディンは、ソーから神の力を奪い、彼をミッドガルドへと追放したのだった。

ソーが降り立ったのは、アメリカのニューメキシコ州だった。ミッドガルドの勝手が全く分からず苦心するソーを見つけたのは、若き天才天文学者であるジェーン・フォスター、助手のダーシー、そして、エリック・セルヴィグ博士だった。

映画『マイティ・ソー』のあらすじ【転】

一方、今まで幾度も世界の滅亡を救ってきた、国家組織S.H.I.E.L.D.が、とあるものを発見していた。それは、ソーとともに地球上に落とされたムジョルニアという魔法のハンマーだった。ムジョルニアは、高潔な魂を持つ人間のみが持ち上げることができると言われており、ソーにとってはとても大切なものだった。

ソーはS.H.I.E.L.D.が管理する建物に一人乗り込んでいくが、なぜかムジョルニアを持ち上げることができなくなっていた。S.H.I.E.L.D.に捕まってしまったソーだったが、再びジェーンらと出会い、彼女たちと当分行動を共にすることにする。

一方、アスガルドでは事件が起こっていた。ソーの弟、ロキが自らの出自を知ったのだ。なんと、ロキはオーディンの息子ではなく、ラウフェイの息子だったのだ。例の大戦の後、オーディンがロキをアスガルドへと連れて帰ったのだ。ロキはそのことに深いショックを受け、オーディン、そしてアスガルドへの復讐を誓う。そして、ロキはかつてオーディンがヨトゥンヘイムから持ち帰った例の箱を盗み出し、ヨトゥンヘイムと手を組んだのだ。

映画『マイティ・ソー』の結末・ラスト(ネタバレ)

一方、ソーの友人らは昔から、ロキに対して不信感を持っていた。彼らはソーこそがアスガルドの王として相応しいと思い、ソーを取り戻すためにミッドガルドへと向かうのだった。しかし、それを望まないロキはミッドガルドに刺客を送り込む。

神の力を失っているソーは絶体絶命の状況に陥るが、ミッドガルドにいる人々、そして、ジェーンを守りたいという強い気持ちがソーの内から湧いてきた。そんなソーの心の変化を感じたムジョルニアは、ソーが自分を持つに相応しい人物であると認め、ソーの神としての力を復活させたのだ。

そして、ソーは駆けつけた仲間と共に、ロキと対峙するためアスガルドへと舞い戻る。強力な魔術を使うロキに対し、ソーは苦戦を強いられる。しかし、激しい戦いの末、ソーが勝利を収めるのだった。オーディンはソーを王として認めるが、しかし、ソーは自分はまだ王として相応しくないと王位継承の話を保留にするのだった。しかし、ソーに倒されたと思われたロキは、密かにミッドガルドにて生き延びていたのだった。

映画『マイティ・ソー』の感想・評価・レビュー

ヘラクレスやゼウスなど、北欧神話に出てくる有名な神の一人オーディンの息子であるソーに狙いを定めた作品。知ってのとおり、アベンジャーズのメンバーであり、戦闘能力は神だけあり、ズバ抜けている。本作品では弟であり、狡猾な頭脳を持つロキが自国への復讐を行うといった内容。ロキはアベンジャーズ作品にも登場しており、基本的に信用ならない立場にいる為、逆に目が離せないのである。ソーシリーズだけではなく、アベンジャーズへも繋がる作品なので、一度は見ておくと良い。(男性 30代)


今までに沢山の神に関する映画を観てきましたが、この映画は映像がとても綺麗で天国と言う場所があるならこんな場所ならいいなと思いました。神様が、アベンジャーズの一員になる新鮮な展開にも驚きました。

ソーと弟の関係には目が離せないところがあり、やはり兄弟とは何処かで嫉妬や尊敬があるんじゃないかと感じました。(女性 30代)


最初に見たソーが出てくる作品がアベンジャーズだったため、ソーとは結構、協力的な人と思っていました。しかしアベンジャーズよりも前の時間軸になるこの作品を見るとそうではなかったことを知りました。
なぜソーが地球に来たことがあったのか。その理由が彼の傲慢さで向こう見ずな性格にあったと言うが実に意外でした。
そんなソーが大きく成長し、ソーを貶めようとしていたロキにすら謝る寛大な心を身につけるまでに変貌していく様子は、すっきりした気持ちになる展開でした。(男性 40代)


流石マーベルの映画だ。何一つ不満もなく面白かった。クリス・ヘムズワースのファンで観た映画なのだが、主人公が地球に追放され、文化の違いがあるのにも関わらずドタバタ暴れる姿がとても面白い。脚本が素晴らしく退屈なシーンがないうえ、マーベルが各作品で魅せるジョークもクスッと笑える。最後の方のシーンでソーが覚醒して、敵を圧倒するシーンはとてつもなくかっこいいとしか言いようがない。マーベルユニバース初心者には間違いなくオススメの作品だ。(男性 20代)


ストーリーに既視感はあるが、設定や世界観はマーベルシリーズの中でかなり異色である。この世界観は成功しているように感じた。アベンジャーズの中で見てもキャラ立ちしていて、バランスを見ても欠かせない存在となっている。
最近のヒーロー映画はやたらと派手な戦闘シーンが多いが、今作は無骨で格好良い。ヒーロー映画でこのような戦闘シーンを作ることは勇気がいると思う。結果的に映画の雰囲気にぴったり合っていて、大正解だった。(男性 20代)


MCUシリーズだから欠かせない作品ではあるが、単品ではそれほど良い映画かと言われると評価が難しい作品だ。

まず、キャラクターの魅力が描き切れておらず、感情の移り変わりも唐突に感じられて脚本に踊らされているように思える。ホークアイも何のために出てきたのか謎だし。ファンサービスだろうか。アクションもシリーズの中ではおとなしめ。オリジンはどうしてもそうなりがちだから仕方ないが。

だがシリーズを通しての評価になると、ソーやロキのキャラクター紹介や伏線が散りばめられているのでやはり外せない作品だ。(男性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    主人公はソーなのですが兄弟のロキの存在がとても大きかったです。二転三転するロキの行動がなかなか理解できなくて困った部分もありますがそれこそがトリックスターと呼ばれる所以なのでしょう。養父であるオーディンを裏切って実父である氷の巨人をオーディンの寝室に招き入れたと思えば実父を殺して信頼を勝ち取ろうとしたりソーとの戦いに敗れて死んだと思いきや・・・など最初から最後までロキから目が離せません。えっとこれはソーのお話しだったよなと途中でハッと思いだす始末。

    ラストのキューブをシードの長官から見せられたダニエルの横に映る人影はロキ、これは次回作に繋がる伏線なのでしょう。これからあのキューブがどうなるのか気になって仕方がありません。

  2. 匿名 より:

    ①ソーとトール

    最近日本でもゲームなどで北欧神話が取り上げられることが多くなってきたので神話に登場する神の名前が広く認知されています。ソーとは英語読みでThorつまりトールのことを指します。トールはオーディンの息子で性格は豪胆、しかも怒りやすくて単純ですぐ腕力にうったえます。さらに相当な大食漢なので物語の中でもジェーンにどうしてそんなに食べ物が体の中に入るのかしらと呆れられています。

    シードが厳戒態勢で調査していたソーの武器“ムジョルニア(ミョルニル)”には面白い逸話があります。ある日ムジョルニアが巨人に盗まれます、返してもらうように交渉しますが交換条件として女神フレイアを嫁に欲しいと言われてしまいます。おそるおそるその条件をフレイアに話したところ案の定大激怒されてしまいました。あまりの剣幕にそれ以上頼めず困ったトールは周りの意見をしぶしぶ聞き入れ自分が女装して(びっくりすることにものすごく綺麗だったらしいです)巨人の国に乗り込みます。ちなみにその時侍女としてロキも女装していったとか。実は映画の中でロキはソーとは義兄弟でソーの事を妬んでいて排除しようとしていましたが神話の中でロキはオーディンの義兄弟でソーとは一番仲が良かったというのです。