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映画『移動都市 モータル・エンジン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『移動都市 モータル・エンジン』の概要:荒廃した世界で生きる人々は移動型の都市を作り、他の都市を取り込んで勢力を拡大していた。中でも一大勢力を誇るロンドンは、新たなエネルギー開発に邁進。しかし、ある少女がロンドンの権力者サディアスへ復讐しようとしていた。

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映画『移動都市 モータル・エンジン』の作品情報

移動都市 モータル・エンジン

製作年:2018年
上映時間:129分
ジャンル:SF、アクション
監督:クリスチャン・リヴァーズ
キャスト:ヒューゴ・ウィーヴィング、ヘラ・ヒルマー、ロバート・シーアン、ジヘ etc

映画『移動都市 モータル・エンジン』の登場人物(キャスト)

トム・ナッツワーシー(ロバート・シーアン)
飛行士を目指していた史学士で、60分戦争によって滅んだ古代の技術を研究、復元している。遅刻癖がある。
ヘスター・ショウ(ヘラ・ヒルマー)
移動都市“ロンドン”に忍び込み、サディアスを殺害しようと企てる謎の少女。母、パンドラが発見した60分戦争についての有力な情報を託されている。
サディアス・ヴァレンタイン(ヒューゴ・ウィーヴィング)
“ロンドン”における史学の権威。60分戦争の歴史を専門に扱い、当時の技術を収集して新しいエネルギーの開発に尽力している。反移動主義者と対立している。ヘスターが自分の命を狙っていると知ると、強引な手段で彼女を殺そうと動く。
キャサリン“ケイト”・ヴァレンタイン(レイラ・ジョージ)
サディアスの娘で、父やトムと同じ史学士。今の世界のあり方や父の振る舞いに何の疑問も抱かず暮らしてきたが、サディアスが何かを隠していると知り秘密を暴こうとする。
アナ・ファン(ジヘ)
移動都市思想に対する反移動主義者達のトップ。指名手配犯。サディアスがエネルギー開発にかこつけ悪事を企てていると睨む。

映画『移動都市 モータル・エンジン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『移動都市 モータル・エンジン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『移動都市 モータル・エンジン』のあらすじ【起】

古代人が起こした60分戦争により世界は荒廃し、生き残った人々は移動式の都市に暮らし他の移動都市を捕食しながら生活を維持していた。

トムは、ロンドンの博物館で60分戦争によって滅んだ古代文明の研究をしていた。彼は博物館の視察に訪れたケイトへ自らが集め復元した古代の技術、オールドテクを見せる。さらに、最近工学史にオールドテクを盗まれて困っていると明かし、重要なオールドテクをしまっている金庫を開けて見せた。しかし、トムはその瞬間をライバルであるハーバードに目撃されてしまっていた。

トムは、捕獲した移動都市、ザルツハーケンから引き揚げられたガラクタの中にオールドテクを見つけるため、ケイトと共にゴミ処理場へと向かった。2人は途中でトムの友人、ベヴィスと出会うが、彼はカーストの「第一層」出身であるケイトを見ると、「第四層」出身の自らを卑下し早足に去って行った。

捕獲したザルツハーケンの民で溢れ返るゴミ処理場で、トムはケイトの父で史学の権威であるサディアスと会った。彼もまたオールドテクを探しに来ていたのだ。エネルギー開発の主任でもあるサディアスは、ゴミの中からフージョン・インバーターを見つけ持ち帰ろうとした。そこへ、ザルツハーケンの民に紛れ込んだ少女がナイフを手に現れ、サディアスの腹部を刺した。トムはサディアスと少女を突き離すと、逃げる彼女の後を追った。

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映画『移動都市 モータル・エンジン』のあらすじ【承】

トムは、ゴミを移動都市の外部に排出する機関まで少女を追い詰めた。しかし、彼女は「サディアスにヘスターのことを聞け」と言い残し自ら身を投げる。負傷しながらもトムに追いついたサディアスへこのことを告げると、サディアスはなんとトムを突き落とした。ベヴィスは、その一部始終を目撃していた。

ケイトは、傷の手当てが済んだ父にあの少女は誰なのかと聞く。恐らく反移動主義の一派ではないかとはぐらかすサディアスだったが、市長から実績が出ていないエネルギー開発の是非を問われると、この開発は市長にもヘスターにも止めさせないと言い放った。

サディアスによってロンドンの外へ放り出されたトムは、外の世界で生きる知恵が無いため謎の少女と行動を共にする。彼女の名はヘスターと言った。

サディアスは、自分を狙っているヘスターに先手を打とうと、刑務所に収監されている“復活者”シュライクを解き放った。シュライクは機械仕掛けの元人間で、ヘスターが約束を破ったと言い彼女の命を狙っていたのだ。自由を得たシュライクは、ヘスターの居場所を探しはじめる。

ヘスターは、トムにサディアスへの復讐について語った。彼女の母、パンドラは、かつてサディアスと共にオールドテクの研究をしていた。ある時パンドラが「滅びしアメリカ」の中からペンダントを発見すると、サディアスはそれを奪うためヘスターの目の前でパンドラを殺したのだという。ペンダントを何に使うのかは、ヘスターにも分からなかった。さらに、そのペンダントは紛失してしまっていた。

映画『移動都市 モータル・エンジン』のあらすじ【転】

南の街に着いたトムとヘスターは、人間オークションにかけられてしまった。ヘスターが食材として競り落とされそうになったところへ、指名手配犯のアナ・ファンが助けにやって来た。彼女はパンドラの友人で、反移動主義の仲間達と共にずっとヘスターを探していてくれたのだ。トムとヘスターは、アナ・ファンと共に飛行機で逃げようとしたが、そこへシュライクが現れる。

シュライクから逃げ切った3人は、アナ・ファンの仲間がいるエア・ヘイブンを目指した。

ヘスターは、自分を追って来たシュライクについて語った。彼女は母と死に別れた後、行き倒れたところをシュライクに拾われ育てられたと言う。シュライクの中に僅かに残る人間の部分に触れたヘスターは、彼と本当の家族のように暮らしたが、悲しみを消すため機械の体に変えてやるという彼の約束に恐怖を覚え逃げ出したのだ。

一方ハーバードは、自身の昇進と引き換えにトムが集めたオールドテクの在処をサディアスに密告していた。

ケイトは父の挙動を怪しみ、ロンドンからトムが消えた日のことをベヴィスに問い質した。彼は見たことを全て話し、ケイトは父がトムを突き落としただけでなく、エネルギー開発に見せかけ民衆を騙し、良からぬ企みをしていると知る。ケイトとベヴィスが博物館を訪れると、トムの研究室からオールドテクが全て盗まれてしまっていた。ケイトは、父の研究施設へと向かう。

映画『移動都市 モータル・エンジン』の結末・ラスト(ネタバレ)

エア・ヘイブンに着いたトムとヘスターは、アナ・ファンの仲間達からパンドラが見つけた物について質問を受けた。サディアスが半年前からフージョン・インバーターを買い漁っていることと、ヘスターのペンダントに何か関係があるのではないかと議論している内に、トムは、サディアスは量子兵器の制御装置を作っているのではないかと提言する。

同じ頃、サディアスの研究施設へ忍び込んだケイトは、かつて60分戦争で文明を破壊した兵器、メデューサが起動する瞬間を目撃していた。これを停止させるには、クラッシュ・ドライブという鍵が必要だった。

サディアスはメデューサを復元しているのかもしれないという結論に至ったトム達だったが、そこへシュライクが襲来。エア・ヘイブンは陥落してしまった。ヘスターは、身を挺して自分を庇い怪我をしたトムに涙した。それを見たシュライクは最後の人間の心を取り戻すと、彼女にペンダントを返し機能が停止した。そのペンダントこそ、クラッシュ・ドライブだったのだ。

エア・ヘイブンから、彼らの本拠地であるシャングオに戻ったトムやヘスター、アナ・ファンは、メデューサを止めるためロンドンに乗り込んだ。アナ・ファンがサディアスと応戦している隙にヘスターがクラッシュ・ドライブを差し込み、無事にメデューサを停止させた。

移動する動力を失ったロンドンの市民は敵対していたシャングオの人々に助けられ、自然豊かな地で新しい暮らしを始めようとする。

映画『移動都市 モータル・エンジン』の感想・評価・レビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード』と『ファンタスティック・ビースト』を足した『ハウルの動く城』のような映画だった。

トムは終始使い物にならず腹が立ち、ヘスターはキーマンと呼ぶにはあまりに何も知らないただの少女だった。設定は奇抜だが、登場人物達の役割が不明瞭な作品だ。

映画の冒頭に、アメリカの古代神としてミニオンの像が恭しく祀られているシーンがあったが、ボケが薄くて笑いどころとして微妙だった。画面の割れたiPhoneやトースターをありがたがる場面をもっと濃密に描けば、より面白かったかと思う。(MIHOシネマ編集部)


酷い言い方かもしれませんが、予告編で全て見せてしまっているような残念な作品でした。劇場でこの作品の予告編を見た時、まるで『ハウルの動く城』を彷彿とさせるような世界観に『スターウォーズ』を感じさせる映像美に、とても惹かれたのを覚えています。
配信されてから期待をして鑑賞しましたが、あまり説得力のないストーリーに暗く、荒廃した世界は面白いと感じるものではありませんでした。
映像はとても綺麗で、さすがお金をかけて撮っているだけあるなという感じです。(女性 30代)


都市が煙を撒き散らしながら走る姿に大いに興奮しました。導入部から見どころ満載で、瞬きを忘れる程です。小都市が大都市に出くわしてしまい、危険を感じ隠れるシーンにときめきました。映像や世界観は壮大で、完璧だと思います。ストーリーをさらに掘り下げて、続編を出したら大ヒットするのではないでしょうか。主人公等、登場人物全員の印象が薄い点が気になりました。また、反移動都市派の人々のことをもっと知りたいと思いました。(女性 30代)


この作品でとても良いのが世界観だ。「男子ってこういうのがいいんでしょ?」というのが山盛りになっていて、正直ワクワクする。3Dでの視聴では、冒頭のシーンだけでもうお腹いっぱいになるくらいの満足度。

けれど、あとは惰性。キャラクター達のこの行動がどうしてそんな選択をしたのかよくわからないし、イマイチ主人公たちの魅力が伝わってこない。最初の一口が最高で、あとはハテナマークを頭に浮かべながら視聴する、「二郎系ラーメン」みたいな作品だった。(男性 30代)

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