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映画『ナポレオン』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

『ジョーカー』で近年再度高い評価を得ているホアキン・フェニックスの新作が誕生。彼が今回演じるのは、歴史上で重要な役割を果たすナポレオン。一体ナポレオンは、救世主か暴君か。

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映画『ナポレオン』の作品情報

ナポレオン

タイトル
ナポレオン
原題
Napoleon
製作年
2023年
日本公開日
2023年12月1日(金)
上映時間
158分
ジャンル
ヒューマンドラマ
監督
リドリー・スコット
脚本
デビッド・スカルパ
製作
ケビン・J・ウォッシュ
マーク・ハフマン
ホアキン・フェニックス
リドリー・スコット
製作総指揮
レイモンド・カーク
エイダン・エリオット
マイケル・プラス
キャスト
ホアキン・フェニックス
バネッサ・カービー
タハール・ラヒム
マーク・ボナール
パート・エベレット
ユーセフ・カーコア
製作国
アメリカ
配給
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画『ナポレオン』の作品概要

本作の監督を務めるのは、数多くの名作を世に発表しているリドリー・スコット。これまで彼が撮影してきた数多くの作品、演じてきた役者の中でも、彼が最も印象に残っている役者の1人がホアキン・フェニックスだという。その両者が再度タッグを組んで挑むのが本作。かつて『グラディエーター』という名作で華々しく人々の記憶に残った両者がテーマとして選んだのがナポレオン。結局叶うことはなかったものの、かつてはあのスタンリー・キューブリックも彼の伝記作品を制作することを夢見ていたという著名な人物である。一体ナポレオンとはどういった人物であったのか。軍人としての彼だけではなく、彼の『人間』の部分にも迫るヒューマンドラマ。

映画『ナポレオン』の予告動画

映画『ナポレオン』の登場人物(キャスト)

ナポレオン・ボナパルト(ホアキン・フェニックス)
フランスの皇帝となった革命家。ジョセフィーヌに強い愛情を示す。
ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ(バネッサ・カービー)
ナポレオンの妻。人妻でありながら他の男性とも関係を持つ奔放な人物。

映画『ナポレオン』のあらすじ(ネタバレなし)

フランス全土は混乱の渦に陥っていた。18世紀末、革命が生じ、王女として君臨していたマリー・アントワネットが処刑された。そんな時代に破竹の勢いで頭角を表した人物がいる。それこそが軍人、ナポレオンである。若き軍人であった彼は勇気とその類稀なる知性を持って軍内での地位を上げていく。軍の総司令官に任命されたナポレオンであったが、ある日彼は1人の女性と恋に落ちる。その女性は、未亡人ジョセフィーヌ。ナポレオンは彼女に深い愛情を注ぐものの、奔放な彼女は他の男性とも関係を持っていた。ナポレオンのジョセフィーヌに対する感情は愛憎渦巻くものとなっていく。一方、ナポレオンは着実に功績を重ねとうとう皇帝の地位まで上り詰め…?

映画『ナポレオン』の感想・評価

ナポレオンという人物

ナポレオン、歴史を語る上で彼の名を避けては通れないだろう。それだけ、ナポレオンという存在は世界中に知られている。『吾輩の辞書に、不可能の文字はない』、そんな名言でも知られるナポレオン。その言葉通り、彼は破竹の勢いで主に1800年代のフランスを駆け巡っていた。注目すべきはその戦術。類稀なるその戦術で、圧倒的不利と思われる戦況も次々と覆してみせた。しかし、その作戦は時には非道で、中には彼を悪魔と呼ぶ者もいたほど。本作では、そんなナポレオンの軍人との人生を語る上でも欠かせない、ワーテルローの戦いとアウステルリッツの戦いにもフィーチャー。一体彼は英雄なのか、はたまたぼうくんなのか。

妻、ジョセフィーヌ

本作ではそんなナポレオンの一生に迫ると共に、もう1人の人物にも着目している。それこそがナポレオンの妻であるジョセフィーヌである。ナポレオンは生涯2人の妻を娶っているが、ジョセフィーヌはその1人目。互いに最期の言葉がそれぞれの名前であったと言われるほど深い絆で繋がれた両者。これまでにナポレオンを主役に据えた映画は数多くあれど、ジョセフィーヌをフィーチャーした作品はあまりなかったのではないだろうか。彼女の視点から時代を見つめることで、これまで知られなかったナポレオンの新たな一面も見つかるはず。ナポレオンという規格外の人物の妻になるのであれば、並大抵の器では務まらない。非常に肝の据わった、まさに豪胆とも呼ぶべき彼女の人生にも注目したい。

圧倒的スケール

様々な戦場を渡り歩いてきたナポレオン。彼の人生を描く上で戦争シーンは欠かすことができないであろう。戦争シーンを撮影する上で重要となるのは、圧倒的な迫力と希望など一切ない非常な現実。本作もその例に漏れず、非常に大掛かりな撮影が行われている。なんと、本作のために集結したエキストラの数は8000人にものぼるという。さらに撮影用カメラも11台投入し、あらゆる角度から硝煙立ち込める厳しい戦場を切り取った。圧倒的なスケールと没入感に、思わず息を飲み込むはず。そのスケールを感じるためにも、是非劇場で楽しみたいところ。

映画『ナポレオン』の公開前に見ておきたい映画

映画『ナポレオン』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『ナポレオン』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

ジョーカー

ホアキン・フェニックス、これまでアカデミー賞やゴールデングローブ賞、カンヌ国際映画祭などあらゆる賞で主演男優賞を総なめにしている名優である。既に名優として知られていた彼ではあるが、そんな彼の地位を確固たるものとした作品こそ本作だろう。主人公は誰もが知る『バットマン』の仇敵、ジョーカー。これまで何人もの俳優が演じてきたキャラクターではあるが、その中でも記憶にも記録にも残る名演となった。常に笑みを浮かべたピエロのメイクで、少しずつバットマンを追い詰めていく悪のカリスマ、ジョーカー。そんなジョーカーはいかにして生まれたのか。これまで語られることのなかったジョーカーの素顔に迫る。

詳細 ジョーカー

グラディエーター

先述したように、最新作の監督であるリドリー・スコットとホアキン・フェニックスがタッグを組むのはこれが初めてではない。2000年に公開された名作、『グラディエーター』でも両者は大ヒットを残しているのだ。本作ではホアキン・フェニックスが演じるのは、ラッセル・クロウ演じる主人公マキシマスを失脚させるローマ皇帝。この作品におけるラスボスである。作品の最後に見せるホアキンとラッセル・クロウの熱戦は見もの。実はこのグラディエーターも、監督と主役を同じくして2024年に続編の公開が決定している。24年ぶりの新作に、ファンの期待も高まるばかり。本作を皮切りに、リドリー・スコットの時代が再びやってくる。

詳細 グラディエーター

ワーテルロー(1969)

最新作同様、著名な人物であるナポレオンを主役として据えた映画は数多く存在する。本作では、ナポレオンにとって最後の戦場となる『ワーテルローの戦い』を描いている。本作の凄まじい点は、実際の軍隊が撮影に協力しているというところ。当時のソ連軍が本作の製作に全面協力した結果、なんと20万もの大軍を合成なしに撮影してみせたのだ。ナポレオン関連の映画は数あれど、スケール感で言えば本作に並ぶものはないかもしれない。また、当時の人気俳優も数多く出演。ソ連軍が総力を上げた、大規模な作品となった。数多くの戦場を駆けてきたナポレオン、そんな彼の最後とは一体どんなものであったのだろうか。

詳細 ワーテルロー(1969)

映画『ナポレオン』の評判・口コミ・レビュー

映画『ナポレオン』のまとめ

時折、非常に上映時間の長い作品が存在する。ただただ蛇足のような場面が続き、内容が薄くなってしまっているものも存在する。しかし、『ゴッドファーザー』、『風と共に去りぬ』、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』。これらはいずれも上映時間が3時間を超えるという驚きの長編作品であるが、これらが名作であることは今更語るまでもないだろう。最新作の上映時間は158分という、やや長めではあるが平均的。しかし、本作にはもう一つの知られざる『ナポレオン』が存在する。それこそが、元々監督が予定しており一度は制作が完了しているものの、長すぎて泣く泣くカットを施したという、いわばオリジナル作品。なんと、そちらのバージョンは4時間半にも及ぶという史上稀に見る長さの大作なのだ。158分バージョンのヒットによっては、その幻のバージョンもお披露目される機会もあるかもしれない。

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